画竜点睛?
昨日ウインドーレギュレーターを闘ってたクアトロポルテなんですが、ようやく作業が終了してドアの内張りもキレイにしつらえて、さあ、準備万端、あとは外装の仕上げだけと思っておりましたら、ドアを閉めてタイマーが切れても室内灯がボンヤリと点きっ放しになる症状が・・・。あーあ、配線図が出てきちゃったヨと思ったら、絡んでるリレー系統がダッシュボードのメータークラスターの裏に一つ。ドアの中のドア灯&室内灯を制御するマイクロスイッチあたりもアヤシイ。トランクルームの中のヒューズボックスにもなんかある。そもそも当の後部室内灯のハーネスがすんごく短くて(専門用語では、「配線の余長が短い」という)なんとか引っ張り出せないかなあ。あ、Cピラーの内張りはずそ!などなどの種々のご要望により(泣笑)またまた、ぜーんぶバラしましたよ、ホントにもう!うー、拷問だ、まさしく、こりゃ。昔、どっかの国で捕虜に朝から晩まで地面に穴を掘らせて、さんざん掘れたなと思うとこんどはそれを埋めろと命じる拷問があったと何かの本で読んだことがありましたが、これは、肉体的な責め苦よりも、精神的にマイるそうです。その労働になんの意味もないから達成感もなく、来る日も来る日も同じシゴト。コイツは効きますヨ(泣)。それを思えば、我々はまだ楽。もうかんないけど、毎日襲い来る万難を一つづつ脱して納車に1ミリでも近付ければ「達成感」だけは毎日味わえるもんな。で、昨日のうちに室内灯問題も無事解決!今日は写真のように仕上がりつつあるクルマのヘッドライトをはずしてレンズの裏表や本体をキレイに仕上げてます。クアトロポルテやギブリなどのヘッドライトレンズはメルセデスのように簡単にバラせる構造にはなってません(例によって:笑)。クリップはなんとなくハマってるダケ。本体とレンズの接合は、シリコンシーラントをゴッテリ塗りこんでとめてあります。そのシーラントをレンズを割らないように取り除くのは、まさに至難の業。ウチでは「ルーティン」ですけどね(泣)。お相撲でいう蹲踞(そんきょ)の姿勢(ヒラたくいうとウ○コずわり:あー、お下品!)で、片側2〜3時間かけてシーラーをホジくりだします。ああ、コシが痛てえ!ヒザが伸びねえ!でも、ここは本当の戦場とは違って、家に帰れば「今日の達成感」を肴にビール(ホントはその他の雑酒②だけど:笑)も待ってる。有難いことではありませんか。ともあれ、お待たせしました。納車のメド立ちましたヨ!