マイクロ・デポ株式会社”公式ウェブサイト”「マセラティに乗りませんか・・・」

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー

無料ブログはココログ

« ガンディーニのクアトロポルテ(その13:エンジンの③) | トップページ | ガンディーニのクアトロポルテ(その15:エンジンの⑤) »

2008年8月27日 (水)

ガンディーニのクアトロポルテ(その14:エンジンの④)

続きましては、
冷却系のキモ④:各ヒーターホースとその継手(アルミ継手の腐食、ホース交換困難)
いってみましょうね。

このヒーターホースとかウオーターホースとかの題名がついた「水ホース関係」は大小長短併せて十数本ありますが、ここでは、主にエンジンシリンダーヘッド(Vバンク)の谷間、インジェクションユニットの下にある、通常、外からは見えにくい位置のホース類とその継手関係のお話です。新車より5年程度の間では通常は問題ないと思われますが、使用頻度に「波がある」使われ方(数ヶ月乗らなかったかと思うと、いきなり遠出の旅行に高速をカッ飛ばして使ったり)をすると、ホースと継手の接合部分から冷却水が滲んだりしてきます。アルミ製の継手(ゴムホースも)は、国産車などの品質に較べてその精度、面相度、工作が格段に劣り、加えて腐食耐性も低いので、長時間乗らずに放置しますと、ホースの裏では継手が「虫喰い状」に腐食してまいります。目に見える、ラジエターのアッパー&ロワーホースは、ホース、継手ともにかなり肉厚ですから、まあ、メッタなことでは「逝き」ません。が管径が細く肉厚も薄い、ここでの主役ヒーターホース類には、もっともハードに水圧が掛かるためソコから滲むというわけです。
エボ前V6の場合、デ・トマソビトルボ由来の後述するラジエターサブタンクが膨らんじゃってダメになってると、車検時などに交換されますが、ここがちゃんと直ったことにより、ホース継手部から漏れが始まることもあります。ある意味、「ダメな」サブタンクは冷却系の「ヒューズ」みたいな意味が(結果論ですが:笑)あるんですね。ですからこのサブタンクがキチンとした(膨らまない)V8&エボ系は経年の進んだ今、かえってヒーターホースには気を使った方がいいでしょう。
自動車には、内部を液体が循環する経路がいろいろとありますね。この冷却系統もその一つ。人間の体の循環器系統の老化や生活習慣病と理屈はほぼ一緒なんです。但し、マシンですから、自然治癒力は何かの偶然が起こらぬ限り、やっぱり期待できません。しかも患者(患車か?:笑)はもの云わぬ、気高きマセラティさま。こちらでいろいろと予防策を考えてあげないといけません。本当は、一番ダメに見えるところだけを直すのはマシンが新しいうちはいいのですが、全体的に老化が進んだものには、有効ではないのです。つまり、マシンにとっての「アンチエイジング」とは、一つの系統ごとに老化箇所を「全とっかえ」するということです。電車も、船も、航空機も皆そうやっているから、いっけん何事も無く、数十年の酷使に耐えている様に見えるんです。
余談ですが、数年前にネット上のある書き込みに、「マイクロ・デポは部品交換しすぎなのではないか」といった主旨の非難をされていたことがありました。ワタシはじっとこらえました。マセラティや旧いフェラーリなどの大規模な部品交換や整備は、ハッキリ云って「ハマるのを覚悟の上」で行なうものなんです。すべては当店を支えてくださるユーザーのため、納車時整備では、部品は原価、われわれの工賃は殆どなしで精一杯施しております。全国の旧いマシンを愛するユーザーさん、そのすべてに、弊社の理念がご理解頂ける日がいつの日にか来ないものかと念願いたしておりますよ。

追伸:自動車ブログランキングがついに5位まできました。本当に感謝感激です。今日も右のスイッチをクリックしていってくださいね。宜しく!

« ガンディーニのクアトロポルテ(その13:エンジンの③) | トップページ | ガンディーニのクアトロポルテ(その15:エンジンの⑤) »

コメント

本当にいつもご苦労様です。
『部品交換しすぎ』なる非難があったこと、知りませんでした。
そーゆー時は言って下さいね!!
捕まえて血が出るまで説教しますんで(少しウソ)。
工業製品業界の方達はこのような部品交換整備に関する
予備知識は持たれているかと思いますがそうでない方達に理解を
求めるのは難しいのかもしれません。
しかし、本当に自分の車が大好きであれば学ぼうとするはずです。
そーゆーコメントをしてしまうとは本当の事があまり見えておらず
かつ自分の車が大好きではないのかなと感じます。

本当にマイクロ・デポさんはお客様がその車をもっともっと大好きに
なるように車作りを一生懸命していらっしゃると痛感致します。

それが理念を理解するに至っていない方達には大げさに見える
かもしれませんが、いえいえどうして私の車達もそのお蔭でいつも
元気一杯でその元気を乗り手の私に譲ってもらっています。

その車がものすごく好きだったらマイクロ・デポさんの行っている
ことはウソじゃねーよに気づき、感動するはずです。
ラテン車に乗ることの不安をいつもこの方達が努力と根性で
軽減してくれてます。

私は営業でもなんでもないですが好きな車がある時はこの方達
に縁を作ってもらうのが吉(末吉または大吉)と考えます。
(縁ができたらプラモをつくろう!!)

ホース、継手類、この辺は「キモ度」かなり高いと感じます。
注:キモイ(キモチワルイ)度合いではありません。念のため…

人間見えにくいものには、手を掛けたがらない
言い換えれば、金を掛けたくないのが心情と言うもの。
が、ことマセラテイに関しては、特にこの辺に手が入ってるか否かで
安心度は勿論、実際のトラブル回避度合いが格段にアップでしょう。

この辺を触りたがる販売店は少ないかとは思いますが…
数年前、近所の国産中古軽専門店に間違って(笑)
430が並んでたのですが、話を伺うと
「現状動くし怖いのでどこも触らない(解らない)」との事。
また、普通の輸入車店でもそんなに事情は変らない様です。

マイクロ・デポはパーツの交換しすぎ云々は
「壊れたら直す」か「予防整備か」で考え方の違いも
あるでしょうから、良い悪いという事でもないかも知れません。

ただ乗りっぱなしのマセラティは経験的には「爆弾」ですね(笑)
人によっては、それはそれで楽しいか?

ただただ頭が下がります。ご苦労様です。
写真を載せて欲しい!!さらなる労苦を科してしまうことを承知でお願いいたします、写真を載せてください!だって写真があると楽しいじゃないか。

現在4位!お疲れ様。

私の1クリックなんて大勢に変化は無いんだが・・

1位 2位 3位  5位と前後するブログは、クリックできない小心者です。

同じクルマで1年で半年動かないのと丸々1年きっちり動いてくれるの

では価格差が倍あって当たり前だと思いませんか?そう考えると絶対

にデポさん割安だとおもいますっ!

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ガンディーニのクアトロポルテ(その14:エンジンの④):

« ガンディーニのクアトロポルテ(その13:エンジンの③) | トップページ | ガンディーニのクアトロポルテ(その15:エンジンの⑤) »