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2008年8月 2日 (土)

クアトロポルテと暮らしてみませんか〜ガンディーニの疾駆するオブジェ(その4だよーんのおじさん:笑)


QP6bb001.jpg(前回のつづき)
 さて、フィアットの傘下にされてから開発されたクアトロポルテは、それ以前の430(ビトルボ系4ドア車)と一切の互換性が絶たれたかの様にうつります。もうこれは、はっきりと、デ・トマソ時期のものとは切り離されているわけです。ボディの内外板、プラットフォーム、内装の組み方、全部違う。しかし、どのような理由か、マセラティ社はこの段階でクアトロポルテを大きくはしませんでした。430に較べて幅で8cm、長さで16cmしか拡大してない。ここで発揮されたのが天才ガンディーニの手腕なんです。「パースのマジック」としか我々凡人には形容のしようがありませんが、とにかく「品の良い押し出し」といったようなものがある。クアトロポルテ、実に小さいんです。全長4.55m×全幅1.81m、ね。ビトルボ系のコンパクトな良さはしっかりと守られました。さりとて、現物を目の前にいたしますと、これが非常に威厳がありつつも、モダンである。バンパーやボディ各部のチリなんか一つも合っていませんが(大笑)、チリが合ってなくても、チットモお安く見えない不思議な造形体なんです。
皆さんは、我が愛車を真横からご覧になったこと、ありますか。実はこのボディを「真横から見る」シチュエーションって、そのクルマの持ち主には、ほとんど無いんです。ガンディーニのクアトロポルテを一度(お願いだから:笑)真横からご覧になってみてください。ウエストラインは、物の見事に超ウエッジシェイプ(くさび型)、イタリア人にはサルーンを選ぶ条件に「ゴルフバッグが5個入る」なんて項目がないから、トランクはバッサリと裁ち落とされ、その主題の上に乗っかるキャビンは異様に曲率の大きなフロントウインドーに始まり、のびのびとルーフラインを描き、なだらかにリアエンドに収斂していきます。そして、そのリアホイールアーチに目をやれば、ガンディーニの特許(冗談)、「カウンタックカット」が・・・そう、あのカウンタックLP400のリアアーチと同じモチーフのアーチカットなんです。それが、全く違和感なくドア中段のプレスラインと溶け込みつつ、そのカットの上辺は、なんと遠く離れたフロントフェンダーと平行線を形成し、とかく曲面構成でハイデッキ(ボディの後ろへいくほどウエストラインが厚みを増す形状)のデザインにはありがちな「鈍重さ」をも、たくみに逃げているのです。フロントに回れば、コンパクトなV6(若しくはV8)を低ーい位置に搭載したおかげで先端部は適度に薄い造形。マセラティ伝統のモチーフによるセンターグリル枠の両端からV字型にのびのびと伸びるプレスライン。そして前述のボディ後方に向かって厚みを増すサイドのウエストラインと相まって、斜め前方から俯瞰でみると、本当に大きく威厳タップリのクルマに見えます。でも、昨今の高級車達によくある「ふんぞりかえった偉そうさ」のような「オラオラ感(笑)」は微塵もなく、お目目はキリッとしつつも若干タレ気味で、あたかもハンサム君が微笑む様。見るヒトに余計な気苦労をさせず、安心感さえ感じられます。(以下次回へつづく)
QP6bb002.jpg

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コメント

クワッ!すごすぎ怒涛の更新。

上品な威厳、これ大事です。
これを満たす車は少ない〜。
個人的にはクアトロポルテ、ALFA166(ん、乗ったような気が…)
ランチアテーマあたりは程度の差こそありますが、
いいんではないかと。

この記事へのコメントは終了しました。

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