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2008年8月26日 (火)

ガンディーニのクアトロポルテ(その13:エンジンの③)

えー、前回スッカリ忘れておりましたのが、電動ファンユニットの変遷に関するご説明。基本的に3種類あるようです。
①:前期型〜後期型までのV6用
②:エボ前V8用
③:エボV6&V8用

それぞれの特徴
①:デ・トマソビトルボ時代から使われてきたユニット。動作開始時に大きく電圧変動があり、その動作音(風切音:ブーン)と水温の振幅(75〜90℃の間、ファンの動作・停止に伴い比較的大きく振れる)がかなり大きいのが特徴。ファンユニットそれ自体の信頼性は高く、カプラー部の改造により安心できる。
②:ファンプロペラ部の形状変更により、このモデルから風切音が著しく激減。ファンの動作タイミングが①より若干遅いのが特徴だが、心配は要らない。
③:ラジエター本体の全面的変更に伴い、ファンユニットも筐体ごと大改変。シュラウド状の空気導入ダクトが装備され、さらに改良されたプロペラにより、動作音も静粛になり、水温計90℃でピタっと安定するのが特徴。上記①装備車に長年のっていたユーザーにとっては、ファンの動作音が聞こえない上、水温が高め安定なので、夏場などはかえって心配になる(笑)。
V8車では(マセラティ車)禁断の100℃近くを指すこともあり得る。大丈夫だけどね(笑)。各カプラーの造りも現代的なものになっており、安心感は抜群です。但し、ラジエター本体とオイルクーラーが「合体メカ」化されているので、この辺をはずす場合は根性が必要になっちゃった。「また、余計なコトを・・・」感も我々的にはひとしおです。

さあ、今日の本題冷却系のキモ②:サーモスタット(新品品質の不安定による、短寿命。寿命予測は不可能)
にまいりましょう。

これは、V6車とV8車で大きく違う部分です。
V6車は(エボ前もエボも)例によって、デ・トマソビトルボ由来のサーモスタットを採用しており、その交換時にはサーモスタットハウジングのガスケットも含めて、各部のOリング交換が必要になります。サーモスタットの耐久性もさることながら、このハウジング周りの腐食や劣化により、その交換を困難にしているケースが多いです。だから後述のヒーターホースとともに、新車時から一度も手をつけてきていない(ハマりそうだから、逃げてきている)中古車の個体は大変多いと思われる項目です。各部の点検により、サーモ不良と断定した場合は、まず一旦分解の上、サーモスタットをお湯を入れたナベに入れ、「煮沸」します。73℃で開けばOKなのですが、ダメになってるものは、ここで開かないか、開きが甘いんです。交換後一年未満で、パーになった(しかも真冬に)ことがあるため、新品パーツにも問題がありそうです。そうかと思うと、10年なんでもないモノもありますので、パ−ツ個体差も多そうです。

V8車においては、エボ前モデルもエボもV6用とは全く造りが違います。サーモスタットがアルミケースの中に封入されているタイプで、メッタなコトでは交換を要しません。

よく、「旧車の心得」みたいな本の中で、オーバーヒート時は、「エアコンを切って、ヒーターに切り替えろ、エンジンは止めずにアイドリングで様子を伺え」などといった記述がありますが、マセラティにはその方法論がどれも当てはまらないように思います。オーバーヒートの原因は色々とありますので、「水温に異変(通常より高くなってる)を感じたら、即クルマを脇に寄せ、エンジン停止」これが、「マセラティ乗り」用の心得です。そのために、通常の水温が他の一般的な欧州車に較べて20℃近くも低く設定してあるのですから。マセラティのエンジン冷却に関する思想はちょっと独特なものがありますね。ものすごく熱を発するエンジンをありとあらゆる手段を講じて「ムリヤリ早めに冷やす」ということでしょう。その反動が各部電気周り、とりわけバッテリーやオルタネーター(発電機)の寿命に影響しているというわけです。

ハナシはそれましたが、真冬なのにオーバーヒートして乗れないし、ヒーターの効きが悪い方は一度サーモスタットを始めとした、冷却系統を徹底的に叩く必要がありそうですね。
(冷却系のキモ④につづく)

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コメント

①の電動ファンしか知りませんが、

子供の頃、扇風機の前で「あ〜〜」って言って遊んだ時の

郷愁を誘う風切音です。

①とスパイダーザガートを比べると①のファン音のほうが少し小さめに感じました(個体差か?)あの大きめのファン音はその昔横川軽井沢間を走っていたEF63という電気機関車の音に大変似ており音の大きさは全然気になりません^^;←完全にアホです
でもバッテリ弱っている時にエンジン止めたと同時に回り出しちゃったのには冷や汗かきました。

私の222 4Vは①ですね。相当うるさいです。でもオーヴァーヒートする心配はしていません。乗れば乗るほど壊れそうな気がするけど、その点だけはぜんぜん心配していません。何でかな?
それにしてもファンだけでこれほどのことを書けるあんたは何もん?
絶対に本にしてください。ギブリのことも書いてください。息切れしないでください。自費出版でもいいから、本にしましょう。

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