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« ガンディーニのクアトロポルテ(その38:エキゾーストシステムの話) | トップページ | 先週(1/19〜1/23)のコメンテーター諸兄におくる感謝と伝言 »

2009年1月23日 (金)

ガンディーニのクアトロポルテ(その39:ブレーキシステムの話)

はい、午後から、ようやく東京は晴れてまいりました。
今日のガンディーニのクアトロポルテ、ブレーキ関係の話をしてまいりましょう。

このシリーズのブレーキ周りは大別して・・・、
①:最初期型・前期型のV6
②:エボ前後期型〜エボのV6・V8全部
に分かれます。

①の時期はローターがブレンボ(伊)製、キャリパーがAte(独)製です。キャリパーにはクロメートメッキ(薄い金色)で表面処理がしてあるのが特徴です。

②の時期はローターがドリルド(放熱穴あき)ローターとなり、キャリパーも変更されます。ローター、キャリパーともにブレンボ製になってます。
基本的にキャリパー色はツヤあり黒で、「Maserati」の筆記体書体のロゴが入ります。エボの中でも、コーンズセリエスペチアーレ仕様では、新車オーダー時にカラードキャリパーオプションがありましたので、色とリどりのカラーバリエーションがあり得ます。

また、全型を通じて、ABSは標準装備ですが、①時期と②時期ではユニットの互換性はありません。メルセデスなどにも採用されてきたボッシュのユニットですから、430後期型についていた「Ateユニット」のようなトラブル(ABSセンサーが汚れやすく、たびたびABS警告灯が点く)は絶無で、非常に信頼性は高いと云えます。

①時期のものは、ABSを除いては基本的に222時代の理念を継承するもので、根は「BMW用」と思ってください。信頼性、部品価格ともに、リーズナブルで、ブレーキの鳴きも少ないです。

②時期のものは、見た目は派手でカッコいいのですが、制動性能はともかくとして、ブレーキの鳴き音に悩まされる場合があります。これは、ブレンボ製ブレーキのまさに「泣き所」とも云える特性で、基本的にはあきらめて欲しいところです(それでも、当店では、可能な限り音が出ないよう、パッドの面取り加工などを施す場合があります)。また、消耗品のローター&パッドは現在高騰中です。
そもそもベンチレーテッドディスク(ローター中心部より、円周方向に向って放射状に放熱孔が逃がしてある構造)である上に、ドリルドローター(パッドの当たり面から裏側に貫通するように、幾つもの孔があけてある構造)ですから、ローター表面研磨も一回しかできないでしょう。基本的には、新品交換が好ましいです。

倍力装置(サーボ)であり、ブレーキ系統油圧の心臓部であるところの、マスターシリンダーやマスターバッグは、デ・トマソ期の「Ate」製に較べますと、耐久性が向上しているように感じられますが、経年が進んでいるので、そろそろ問題が出てくるかもしれませんね。

制動力はどれも、申し分ないレベルだと思います。タッチも悪くありません。

蛇足ながら、V8車には、ブレーキシステムにディーラーリコールが出ている模様です。当店以外でクアトロポルテをお買い求めで、未対策の方はディーラーさんにご相談をしてみるといいでしょう。

それじゃー、また。

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コメント

こんにちは、毎回本当に楽しいです。
エボは、大きくなったホイールからのぞく穴あきディスクがなんともたまりませんね(笑)
僕はブレーキの鳴きは好きだったりします(笑)
「パッド換えてるなっ」て感じでいいです。
ドリルドディスクは普通のより長く使えないんですね。勉強になります。

クアトロのブレーキ、確かにタッチは悪くないです。
鳴きもほぼなかったですし。
制動力も大事ですが、停止時に前にGを出さずにスッと止まれるかは
結構大事なので、クアトロは合格。
かつての「あろはろめお166」は最後にサーボがカクッと効く感じで
自分が下手みたいに思われて嫌でしたね。

ATがドライブレンジで停止状態のブレーキ保持がクアトロは
他車よりやや踏力を必要とします。
アイドル高いしトルクあるんで…
時速40キロ位の流れだったらあんまりアクセル踏まなくても
スルスルと車が前に行く感じ。

そういえば、あんまりマジマジとキャリパーを見たこと無かったなぁ。
それにエボ以前のホイールからは殆どみえませんし。
私的には、何だかオリエンタルなデザインのエボ以前のホイールデザインが好みです。
まぁ、ここは好みの分かれるところでしょう。
乗ってた時はフルブレーキングはしたこと無いので(する気になれない)
ABSのフィーリングは分かりません。介入は遅い方か?

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