ビトルボのキャブレターってあんまり見たことないでしょ。
はい、こんにちは!今日の東京はハッキリしない天気です。作業の方はと云えば、来る日も来る日も「怒涛の大進撃(笑)」。忙しくさせて頂いております。さて、本日のお題は、なぜかキャブのビトルボ。只今継続車検のために整備中の「ビトルボE君」に、その珍しい風景を見せてもらいましょう。
おそらく、キャブレター搭載のビトルボとしては、国内屈指のコンディション車だと思います。
これがキャブレターの側面。サージタンクをはずすと、中にはこういったカタチで、ダウンドラフト(タテ型)キャブレターが装着されております。フューエルホースの定期的交換や、キャブレターの土台にあたる部分のベースパッキン交換などを行ない、キャブレターを調整して、サージタンクを付けますが、まあ、一発でキャブ調がキマることは珍しいものです。
上から覗くとスロットルバタフライが開いているのが分かります。「WEBER」の文字がまぶしいですね(笑)。
・・・さてさて、いささかとーとつに「ビトルボネタ」をフッたのには、理由があります。来る5月16日(日)に皆さんが待ち望んでいた「ビトルボ系マセラティの祭典」が静岡県の日本平において挙行されるのを伺い、オリジナルビトルボに敬意を表して、このようなハナシをのせてみました。多くの皆さんがお乗りのインジェクション搭載車も、オリジナルビトルボの延長線上にあるわけです。例えばそれが3200GTであったとしても。
当店でも、この「祭典」を盛り上げるべく、今後も情報提供や、参加ご希望の方のご相談などが出来る体制を整えております。「四角いマセラティ」、カッチョいいじゃないですか。皆さんで見に行きましょう!詳細や続報は当ブログと当店ホームページにて逐次お知らせしてまいります。しばらくビトルボから、目が離せなくなりそうですね(喜)。