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2011年1月25日 (火)

エスプリの分かる爺でありたい

いやー、昨日久しぶりにブログをアップしたら、皆さんからの温かいコメントが寄せられまして、本当にいよいよ有難いものだと思っております。今日は、すこぶる寒い東京ですが、当店前の路地には北風が直撃です。そのような中、430を見に来てくださるというお客さんたちのために、軽くチェックをと思って持ってきたところ、左のフロントウインカーが点かないわけです(笑)。いつものように「バンパースッぱたき(笑)」をしてみたところ、やっぱダメ(泣)。で、スモールAssy交換が決定!みるみるバラされる430のフロント周り。ついにはバンパーもはずれて・・・、電球一個ちゃんとつくようにするのにバンパーの脱着が必要なクルマなんです。

そんなこんなで作業も終わったところに、とある広告代理店より電話が掛かってまいりました。「前に御送りしていた資料の方、ご覧になって頂けましたでしょうか」とのこと。「知らネー」とワタシ。あっ、あったあった。ふむふむ、カー○ガの特別企画に広告をとの奨めだねえ、コリャ。「ヴィンテージ○ーマガジン」とある。表紙は皆さん良くご存じのB画伯(御無沙汰しております、お元気ですかあ)によるすてきなイラストでいつもの感じ。第一特集の見出しに目をやると、「100万円でドロ沼」改め100万円で至福のカーライフ!」と大書してある。皆さん!どーよ、コレ。ワタシは「これも時代が悪いせい」と即座に思いましたよ。

「100ドロ」・・・、なんという甘美な響きでありましょうか。この「ドロ沼」という言葉のもつ、ある種自虐的な、だけども、優越感や余裕さえ感じられるエスプリに満ちた奥深い響きが、現代人にはついに、嗚呼なんとしたことか、ついに届かなくなってしまったのかと思うと、「わびさびの国じゃなかったのか、この日本は!」とつい熱くなってしまうのでした。

「至福のカーライフ」、こんな薄っぺらい言葉から、いったいどのような「クルマ道楽」の姿が見えてくるというのでありましょう。プリ○スにエアロくっつけてシャコタンにしてるの図が思い浮かんでしまいます。でも、編集さんたちが一生懸命リサーチして考え抜いた新しい提案は、世間の鏡と見るべきなんでしょうね。

「ドロ沼」の本当の意味が分かる大人のお客さん!私たちと語り合いませんか?ワタシは少なくともそういうジジイになりたいと思っています。

 初めて、このブログをお読みになり、マセラティ車とマセラティ専門店のマイクロ・デポにご興味を持ったあなたは、こちらから、本家ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」http://www.microdepot.co.jp/に行ってみてください。

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コメント

100ドロ、何冊か持っています(最近は買っていません)が、2000年の文章が好きで、時々読み返したりしています。
100万円というのは、代価というよりはドロ沼へのきっかけということなのでしょう。
思い切って落ちてみたくもあり、やっぱり恐くもあり、というあたりが魅力です。

お久しぶりです。Peugeot 205に癒されまくっております(^^ゞ
お陰様で大きなもトラブルもなく、205が最初に我が家にやって来てからもうすぐ1年になります。まだまだ1年ですので、ドロ沼というのはよく分かりません(これから!?)が、205と同世代くらいまでのクルマにしか興味が持てないという意味ではアタマの中はドロ沼に入り始めているのでしょうか。。。(笑)

ほら~、ひとたび重い腰を上げ更新すれば、あれよと反響が!
お願いしますよ。(忙しいのは重々承知)
ひいては御社の売り上げアップにも?
いいですな。「100ドロ」。現在も実践中。かな…?
偶然見た他社中古店サイトの話で申し訳ありませんが。
社長の一言がいたく気に入ったのであえて紹介します。
「何時の頃からか、世の中は使い捨ての時代になってしまいました。
どんなに良い物でも古くなれば価値が失せ、直しながら大切に愛用する習慣が消えてしまったようです。
電池の賞味期限が切れたプリウスはとっとと捨てちまうに限りますが、丹念に作り込まれた高級車は大切に保存されるべきです」と。
エスプリの分かる頑固ジジイでしょうかね。
こんな店があるのは嬉しい限り。
時代はエスプリの分かる頑固ジジイだ!(頑固な若者も歓迎)

2月号のカーマ○本誌の特集もその薄っぺらいタイトルでしたよね。私はそもそも百ドロ的企画そのものが終わるんじゃないかと思ってたので、コンセプトが残っただけで喜んでその号買っちゃいましたけど。で、3月号の予告にロータスエリーゼ特集って出てたから、それ見てから、次のクルマ何にするか考えようとおもってたのに、雑誌の発売日を待つことなく…w

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