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2011年4月 6日 (水)

クアトロポルテのドア内張りを張り替える

 いやー、久しぶりに「本線のネタ」御送りします。このブログが「マセラティでイッてみよう!」ですからね、というコトがイヤでも分かるヤツいきます。

 後期型クアトロポルテ(このクルマはV8ですが、後期型V6も同様です。ちなみに、エボ系もこの理念の設計です。前期型V6は全く違いますので御注意ください。)各ドアのアルカンタラ部を張り替える工程を、ご覧になってください。コレがあまた有るアルカンタラの張替作業の中では、全ビトルボ中一番簡単なもの(職人芸がいらないという意味で。気合いと根性は要りますからね:笑)一つです。劣化した内装のクルマを御持ちの方は、DIYにトライしてみてもいいかもしれません(が、やり方詳細をメールで質問して来ないでね:笑)。

Photo

オリジナルのアルカンタラとウレタンフォームを剥がすとこんな具合です。・・・ハッキリ云って「タダのアルミ板(笑)」金工バサミでじょきじょき切って、ドリルでどりゅどりゅ穴を開け、出ちゃったバリはサンダーでぶーぶー削る、と。いつも思うがすごいなあ、イタリア人。どういう部品図面なんだか、ぜひ一度拝見したいものではあります。

Photo_2

これが、裏側。マジックでなにやら暗号が書かれています。微妙な「R面」にみえるところ(例えばドアインナーノブ開口部周りなど)は「なんとなく」プライヤーの先を使ってコジり出して成形してあります。うーん、エラい。

Photo_3

新しいウレタンフォームを全面に接着剤をスプレーして、アルミベース板に貼り付け、はみ出したところを切除します。

Photo_4

新品生地よりアルカンタラを切り出して、接着剤で全面的にしっかりと接着します。このドア部材は全面接着が基本ですが、リアトレーや、ダッシュボード上部などは、端面だけに接着剤を入れ、微妙にテンションを掛けながら馴染ませていく貼り方をします(ダルい、ふんわり感が出る→味)。

Photo_5

各取付穴をそれぞれ全部貫通させ、各皮革部を組み付けていきます。ひとつひとつを一気に締めつけず、全体の雰囲気を見ながら「妥協点」を見出したのち、徐々に取付ネジを締めこんで各部材をバランスよく取りつけます。

Photo_6

で、完成したフロントのドア内張り。車輛本体に組み付けられるまでの間、ビニールカバーで包んで保管します。

Photo_7

こちらは、リア内張り。分解した状態で、すべての皮革部を徹底的にクリーニング(見えないドアポケット裏や取っ手の裏まで)してありますから、こうして組み立てると新品のようになります。

 昨日までに、上記同様にして仕上げ直したリアトレーとダッシュボードの搭載を終えましたので、このクアトロポルテもようやくカタチになってきました。 喜んで頂けると嬉しいなと思っております。

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コメント

クワトロポルテの内張り下地はベニヤではなかったのですね。
アルミは腐らない以外に、扱いやすいとか軽いとかいったメリットがあったのでしょうか。

それにしてもいつもながら恐れ入る職人芸ではあります。
仕事柄、大工さんの職人技には感心させられることがよくありますが、クルマの場合、大工さんが概ね木のみを扱うのと違って、多種多様な素材の扱いからそれらの取り合いにいたるまで、更にはあちこちをちゃんと動かすメカニズムにいたるまで、職人芸を要求されるのですからまあ大変なことです。
「人間」がつくってる、或いは「人間にしか」つくれない、という感じがひしひしとします。

もーめちゃくちゃよろこんでます!
妻にも見せてます♪ あわてずにゆっくり作って下さい

これはすごい。手間隙かかってます。
単なる程度極上品とは一味違います。
大事に、大事に乗りたいものです。

「134」いとをかし(笑)。

アルミ板、205の灰皿のところにPNDをつけたときを思い出します。
アルミ板の工作だけならなんとかなりそうですが、皮、木、さらには全体のバランスを取りながらの組み立てというのは経験と勘が無いとできそうにないですね。
ドアの内張だけでも欲しいです(笑)

職人芸ですよね!
こういうのを拝見するとワタシのクワトロポルテも何とか維持しようという気持ちになります。
当面の課題のアシクルマを何とかせねば^^;

6チャンの特番を見つつ夫婦で合唱大会をしつつ書いています。
昨日のネタに戻りますが昭和の歌は良いですねぇ!

 うーん、すごい、まさに工房。こんなのを待ってました、きっと私のクルマもすごいんでしょうね、楽しみ。
 昨日E34のM5に乗ったんですが「もう終わってる」感じでした、現オーナーさんは大事にしていらっしゃるので、それ以前に足として酷使されたのか?、やっぱりクルマは愛情を持って接したいものです。

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