登米と石巻で石ノ森章太郎を堪能した夏(その1)
3月の大震災では、地震の被害が大きかったと報道されていた「登米」ですが、実はワタシ、昨年の夏休みに訪れておりまして、その時に撮影していた写真の中から、「石ノ森章太郎ふるさと記念館http://www.city.tome.miyagi.jp/kinenkan/」に行った時のものを公開してみようと思います。震災直後は、やはりショックでちょっと往時の風景を写真で見るのがツラかったのですが、ようやく落ち着いて見られるようになってきました。
例によってナビを持たないワタシたちは、案内看板だけが頼りの綱。・・・いやー、極めてわかりやすいぞ!田んぼの中にいきなりのサイクロン号。
ふむふむ、ここを左折っと。5キロないのね。期待に胸はふくらみます。「いけー!サイクロン、とおー!!」
その途中で発見した、ふっるーいガソリンスタンド跡。ミュージアムによく置いてある、昔の計量タンクが野ざらし状態でブン投げてある。今どきこういうのがフツーに街の中にあるから地方都市巡りはヤメられないのよねー。
これも、そのもう半分。昔の「シェル」ロゴマークがいい感じに色褪せて、えも云われぬ風情があります。時代の合わないクルマが気分をブチ壊してはいますが(笑)。
ようやく到着!東京からは、ずーっと「した道」で行きましたので、相当遠かったです。なんか、御団子屋さんみたい。和風なのね。
で、いきなりの記念撮影は島村ジョー(009)君と。
近頃この手のミュージアムは、内部が写真撮影禁止になっているので、あとは「行ってみてね!」というしかないのが、ブログネタ的には困りますね。
たまたま、昨夏来訪時の特別企画展示は「ヒロイン展」でした。あこがれの「ミレーヌ・ホフマン」ちゃん(009-1)の等身大人形に逢えるかもと期待は高まりましたが・・・居なかった(笑)。でも、原画で逢うことが出来ました。もっとも、こっち(原画)の方が貴重に決まっていますが。モモレンジャー、フランソワーズ(003)、月ひかる先生、エッちゃん、ロビンちゃん&ロビーナちゃん・・・ヒロインだけでも御大の幅の広さを感じます。やっぱ、天才ってスゴいな。
中庭では偉大な「萬画家」がほほえみます。それを見つめるように立つ「ジュン」さんの像。
庭園も美しく整備されていました。弁当持って一日ぼーっとしに行きたいですね。このスポットが石神井公園あたりにでも有ってくれればいいのに。
記念館前の自治会のお知らせ板も「ライダー」だったりする。町全体が、瓦屋根ばかりのゆったりしたいいところでしたが、地震の被害でどこまで残っているのかなあと思うと、いささかの寂しさを禁じえません。なんとか、復旧・復興をと願います。この続き、明日もヤリます。
« 土曜日の夜はやっぱりいいな、昔も今も。 | トップページ | 登米と石巻で石ノ森章太郎を堪能した夏(その2) »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
サイクロン号にライダー像、いい感じ。
町全体が石ノ森氏を盛り立てているのが分かります。
地震に負けず、復興で元気を取り戻してほしいですね。
投稿: Wさま | 2011年5月24日 (火) 00時01分