いきなり、マンホール!
皆さん、今日も一日御苦労さまでした。なんだか雨が降ったり止んだりのはっきりしない天候でした。とーとつですが、本日はワタシが今読んでいる本をご紹介いたします。
・・・たかがマンホール、されどマンホール。マンホールは下水道の蓋と、道路の一部という2つの特性を併せ持っており、それゆえに、耐久性、耐圧性、耐荷重性、耐摩耗性、表面摩擦特性など、およそ工業製品としての成り立ちにおいて、幾多の分野で高度な技術水準を必要とするものであることが分かりました。「ダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)」に行きつくまでには幾多の試行錯誤が繰り広げられてきたことでしょう。東京近郊では、埼玉県の川口市が鋳物の街として知られています(大昔の映画、キューポラのある街:主演吉永小百合)が、今度、訪ねてさらに色々と知識を深めてみようと思いました。
ワタシは前にも書いたかも知れませんが、世の中の万物(特に工業製品全般)に興味が尽きません。まず、どうやって作るのだろう、原価は幾らくらいだろう、どれくらいの工程数が掛かり、工法はどういったものだろう・・・と電車に乗っていても、クルマをいじっていても常に頭からこれらのことが離れません。ベアリング屋に勤めてた時以来の「職業病」かも知れませんね。しかしながら、こうやって色々なコトに目を向けるのは楽しいものです。
では、また明日!
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コメント
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う~ん、凄い。ある意味偏執狂の類ですが、その好奇心と探求心が顧客を支えているのです。
投稿: Ryo | 2011年6月30日 (木) 23時46分
マンホールは、確かにいろいろなデザインがありますね。
雨の日はつるっと滑りやすいですが、「滑らない」マンホールが
あるといいな、なんて思ったりします。
表面ギザギザ型とか。コストかかるかな。
投稿: Wさま | 2011年6月30日 (木) 23時58分
すでに、現在の技術では「アンチ・スリッピング・デザイン」→ASDという表面構造が開発され、表面のμが増すようになってるそうです。しかし、マンホールは長年月にわたり使用されるので、旧いものがたくさん実在しており、それが数多くのスリップ事故を引き起こしているらしいです。確かに、雪の日などは、ワタシ何度も懲りずにコケました。
投稿: たこちゃん | 2011年7月 1日 (金) 00時13分
マンホールといっても単に表層の意匠にとどまらず(それはそれで面白いけれど)、つくりかた・つく手の話まで踏み込む「デザイン」の話に辿りつかれる視点が流石です。
交差点のなかにあるマンホールは是非ASDにしてほしいところですね。147ではVDCのランプが点きっぱなしでしたが、「あれ」だともっと恐いことになりそうな…。
投稿: おぐ | 2011年7月 1日 (金) 14時20分