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2011年7月21日 (木)

台風襲来。で、クアトロポルテV6漬けの日々:③

 さあ、今日こそは「台風上陸」だあ!と身構えておりましたら、東京には来なかったのでまずはヒト安心。おまけに台風が冷たい気流を引っ張ってきちゃったらしく、真夏とは思えぬ涼しさでしたね。そんな中、昨日の遅れを挽回するために早起きして作業を開始いたしました。

20110721012011072102 昨日、折れたエキゾーストスタッドを抜こうとしてたら工具(エキストラクター)が折れて穴の中に残るという最低な事態(泣)に遭遇。相手は何せ「焼き」の入った「超硬工具」。コレを除去するにはもはや、ダイヤモンドビットと軸つき砥石による地道な穿孔作業しかありません。「あーー、掘ったよ、掘った!」 周りのアルミにキズを付けずに掘りぬくことに成功しました。もちろん、このあとタップもキレイに立て直しましたよ。

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 ヘッドの上方側。カムシャフトをはずした状態がコレです。

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 これからヘッドガスケットの当たり面を慎重に仕上げていきます。

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 製造メーカー表示の鋳込み「COSCAST」右写真側のヘッドは鋳型がヘタってるらしく、メーカー名が判読できないほどウスいですね。

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 古式ゆかしい「オイルストーン」による手研ぎ→当たり面脱脂と続き、ようやくヘッドの洗浄、磨き、当たり面仕上げ、スタッドタップ復元作業が左右ともに完了しました。

ねっ?時間掛かるでしょ・・・って、やっぱりワタシたちの手が遅いんですね(また今日も反省・・・)。

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コメント

これは時間がかかります。
ここまで分解して、元に戻ること自体がワタシにとって
奇跡です。
「慣らし運転」の重要さが良く判ります。

スタッドが折れ工具が折れ、でもちゃんとリカバリーできる手法とそれを実践できる技術が既に確立できているところがすごいと思います。
しかしそれらを求めるということは、エンジンすらも工業製品ではなく、職人の領域なのですね…(エンジンこそというべきなのか…)。

動かしている途中で壊れそうな種を、事前につぶしておいてくれるということがどれだけ大変なことか、よくわかります。

次から次に、わけのわからん、ありえないトラブルが降りかかってくるところなんか、私の仕事と非常に似ています。しかもそのどれもが背筋がスーッと寒くなるようなもんばかりで… お互い因果な仕事に就いたもんだと思います。これはきっとkarmanなんでしょう。

まあ、それはそれとして、マセラティネタはうれしい。写真も拡大して舐めるように見ています。もうちょっと続けて!

「この凹み部分の油膜が大事。」いやあもうオカルトの世界です。さまざまな事態とその収束を目の当りにして言葉になりません。(「楽しみ~」とか言ってすみません。)
でも続きが楽しみ~。

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