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2011年7月22日 (金)

台風襲来。で、クアトロポルテV6漬けの日々:④

 表題は「台風襲来」ですが、スッカリどこかに行ってしまいました。今日も昨日の続き・・・

2011072201  新品のエキゾーストスタッドボルトを組み込みます。昨日、一昨日の労苦の結晶(笑)ですね。

2011072202  ヘッドの後ろ側にあたるタイミングチェーンカバーを装着。新品のキャップボルトを用います。

2011072203 ヘッドガスケット(対策品)とヘッドの比較。カタチ通りになってるでしょ。

2011072206_3 シリンダーブロックにヘッドガスケットを装着し、ヘッド搭載を待ちます。エンジンがへんな方向を向いてると思いませんか?お察しの通り、宙ぶらりんの状態です。下からはガレージジャッキで支えています。特に左ヘッドは、ブレーキのマスターバッグや、ABSユニットがヘッド挿入時に干渉するので、その脱着は困難を極めます。ヘッドをシリンダーブロックの8本のスタッドボルトに貫通させつつ、それら干渉物からヘッドを微妙にずらすように、エンジン本体をジャッキで上下左右に振りつつ、大型のバールをあちらこちらに突っ込みながら作業します。6本以上の腕が欲しくなるひとときではあります(笑)。

20110722042011072205_2  「どうりゃー!」ああ、腕がつる、腰に来る。ヘッド中腰で入れるのは、コタえます。

2011072207 ・・・というわけで、ようやく搭載された、左側ヘッド。続きましては、右イッてみよー。

2011072208  ついに右ヘッドも搭載完了。スタッドを一旦メーカー指定のトルクで締めこみ、ガスケットの厚みその他を馴染せるため、これまたメーカー指定の時間が経過するのを待って一日置きます。明日、増し締め規定トルクでもう一度締めるというわけです。決まり通りにヤラないと、必ずLLC滲みが発生します。新車製造時にコレちゃんとやってるのかなあ、マセラティ社(笑)。この4カムエンジンのヘッドガスケットはヨワ過ぎですよね。ギブリ、クアトロポルテ、3200GT。世の中にあるヤツで日本国内でヘッドオーバーホールしたことない個体は大半ダメなんですから、ハッキリ云って。気が付いてないヒト多いけど。

2011072209 あー、ビックリした。上の写真の段階から、そんな簡単に こうなるわけねーダロ(笑)。この写真は同時に商品化中のビアンコアルピのエンジン。本編在庫車情報用に本日撮影したものの一部です。乞うご期待!

 それじゃ、また明日!

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コメント

トラブル→リカバリーと繰り返され、また繊細かつ緻密な仕事、今までの膨大な経験の蓄積、血と汗の結晶であることがよーくわかります。
着々と組み上がっていく作業の実況中継で、テンションがますます高まってきています!

LLC...あの、甘いカルメ焼きのようなにおいですね!私も、指摘されるまで気が付きませんでした。知らないということは、いいのか、悪いのか…トホホ。

やはり、組み立てに焦りは禁物ですね。
「熟成本仕込」って感じです。
すばらしい。

技術屋で無くとも凝った解説付きの写真は嬉しいですね。さすがマセラティ専門店。さすがクアトロポルテ。ところで、先般のクアトロポルテ談義で、クワトロポルテでは無くクアトロポルテと表記する事にようやく気付きました。

LLCが外から見て滲みてくるということは、シリンダーの中にも滲みていっているということなのでしょうか。だとしたら怖い話です…。
普通に動く、ということが、どれだけ多くのディテールの積み重ねの上に成り立っていることか…。

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