

昨日の日曜日は、もう目覚めたらアタマが完全に爆発してたので、懸案の散髪に行こうと早起きしましたところ、爽やかな秋の風に乗ってスッキリと香しいカオリがいたします。「コレなんのにおい?」と聞くと、「キンモクセイでしょ」との答え。「あーた、毎年秋になるとそう聞くわよ」とのコト。ワタシ、植物の名前がホント憶えられないので困ったもんですが、とにかく、この香りは好物です。あの、赤いのは何?→ヒガンバナだそうです。そうなの?


で、こうなった(笑)。バリカン4mm仕様でスッキリです。
この1000円カット屋さんはどなたもウマイんですが、家から遠いのが難点。光が丘公園を跨いで2.3Kmくらいはありそうです。ちなみにワタシのアパートはデポよりさらに遠い方向に位置しています。実はデポのすぐ近所にも同業者があるのですが、一度行ったら・・・「うー(泣)」だったので、ちょっと行く気がしないのよねー。


その後、トコヤさんの近所に氏神様を祀った神社を見つけたので、御参りもしまして、光が丘公園をまた通って帰り道・・・ああ、またなんかヤッてる。「パラグアイ」がどーたらこーたらと横断幕にある。おお、なんか楽しそうなコトが始まる予感のテント群も。まだ時間が早いみたいなので、目の前の光が丘図書館でしばらく時間を潰しましょうね。


・・・図書館から出てくると、ウォー、全面的に香ばしい炭火焼肉しかも「牛」!のニオイが公園内に充満しているではあーりませんか。
近づいてみると、やっぱ牛(笑)。彼の地のバーベキュー「アサド(¥500)」というらしい。早く買わなきゃ、喰わなきゃ!「おーい、どっか生ビール売ってる?」


はい、調達完了(笑)。向こう産のウシさんらしく、見た目ほどにはジューシーではありませんが、歯の悪いワタシでも普通に食べることが出来ましたので、まあ、ヨシといたしましょう。そこに、日本人のお顔をして日本語「タドタド」な御仁が近づいてまいりまして、こんなチラシを置いていきました。へー、パラグアイってサッカーねたのときに聞くぐらいの南米のどこかにある国ぐらいの認識でしたが、意外と日本との交流深いのね。なんでも、日本で食べてる「ゴマ」の60%はパラグアイ製だそうです。これにはちょっと驚いた。


で、とうもろこしをどうにかして造ったと思しきトロトロ肉入りスープ「ロクロのスープ(¥100:まあ、ポトフみたいな感じ)」、とタコスに似た味と香りの揚げギョーザ状のもの「エンパナダ(¥100)」。どちらも、不思議な味ですが、決して不愉快なものではなく、ビールのお伴にとてもイイ感じでした。朝から異国情緒たっぷりで、なんかスゲー得した気分です。


で、これは「チョリパン」と称する現地のホットドッグ。チョリソーというのですが、全然辛みは無く、丸のまま一旦茹でたソーセージを今度は切ってから焼いてモチモチした食感のパンに挟んで完成というプロセスだったそうです。ヨメはマテ茶のタダ飲みコーナーでお兄さんの「淹れ方解説」を聞いております。
ステージの方では、主催者の方から御挨拶の後、演奏が始まりました。ほとんどハープのような楽器による二重奏。コレがとても癒される音色でした。
こんなに近所で「地球の裏側気分」を味あわせて頂いてなんだか申しわけない気持でしたが、ホントにパラグアイに行こうとすると「丸二日」掛かるようです。一生のうちにワタシがたずねるコトが果してあるのでしょうか。


公園の中にも新たな発見が。ススキの群生は何かと思えば「昆虫原っぱ」だそうです。背景の高層団地が無ければ相当和める雰囲気なのですがね。「うーさぎ、うーさーぎー、何見てハネるー、じゅうごやー、おーつきさーん、見てはーあぁねーるー」って歌をなぜか口づさんでしまいました。


なんか、変ったカタチの建造物を発見したので中に入ってみると・・・へー、こうなってるんだ。小窓から望遠鏡で湿地帯の生物たちを観察できるんですね。
こんな施設があるなんて初めて知りました。光が丘公園って、ホント広いんだなあ。


出てくると、看板がちゃんとあった(笑)。バードサンクチュアリと云うんですね、こういった施設のコト。ご興味のある方は、土曜日や祝日に、マイクロ・デポ御来店のついで、行かれるのもいいかもしれませんね。さあ、公園をあとにして帰りましょう。


いやはや、懐かしい方もいるのではないでしょうか、こういったゲーム。
デポ前通りの古本屋兼クリーニング店の店先で絶賛稼働中です。子供時分はさんざんこの手のゲームやりました。仮に成功しても「ずいまー」なガムが一枚出てくるダケだったですけどね。


参考のために、このお店からデポ方面を眺めた感じを載せておきましょう。こんな距離感です。
日曜日のマイクロ・デポ周辺は静かな時が流れているようです。雨が今にも降りそうで、結局は降らなかったよという天候で、日曜午前中の「散髪&散歩ミッション」は大成功に終わりました。感謝!