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2011年10月20日 (木)

マセラティシャマル、ザ・リアルファイター(その1)

 はい、本日からは、一部の方々には「待望の(笑)シャマルねた」もシリーズ化してお送りいたします。カリフもスパイダーザガートもまだ完結してませんからね、ちなみに。嗚呼、なんという「豪華3本立て」でありましょうか。ショートホイールベースビトルボの隅々までを完結までお楽しみください(って、大風呂敷広げちゃって大丈夫なのか?オレ)。長く掛かりそうです(泣)。

 早速イッてみましょう。今日はシャマル(並行輸入物:ウッドパネル装着車)のフューエルポンプを交換してやれ、というハナシがフューエルタンクまで発展していってしまっているという「地獄絵図」をお届けいたします(笑)。

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 まー、だいたいちょっとエンジンを掛けるのをご無沙汰してるだけで、ロックするポンプも如何なものかとは思いますが、車齢20年ですからね、仕方が無いとアキラメましょう。トランク内のすべての内装材を剥がしたのち、フューエルポンプをはずすために、フューエルタンクを手前に(車体後方側に)寝かせます。シャマルのフューエルポンプには時期により2種あり、前期はサイドステップ(エアロ)の中にあるという「地獄設計(最近コレばっか:笑)」で、フューエルポンプ交換するのに鈑金屋さん領域の仕事まで入ってくるというものだったのですが、後期はこの「インタンクポンプ型」で、これも「ぢごく(笑泣)」。たった15センチ程の径の穴に両手を差し入れてタンク内部のすべての作業を行なうと云う、「人間工学」も「人間の尊厳」もあったもんぢゃない設計。とにかく全般的に「痛い」し、文字通り「血も涙も出る」作業です。コレやってるときのウチの三男は、やはり全般的に「機嫌がよろしくない」状態になっておりますので、写真を撮らせて頂くのも苦労いたします(笑)。

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 ようやくはずれたフューエルポンプユニット。・・・終わっております(笑)。このタイプは、ギブリ(中期以降)とすべてのガンディーニクアトロポルテでも使われており、今まで交換履歴のないものは、すべてこんな感じになってます。このクルマのホースはまだ溶けてないだけマシな方かもしれません。

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 ついでにメッタに見ることの出来ないアングルでシャマルのトランク内をご覧になって頂きましょう。トランクの一番奥まで見えております。タンク搭載位置は、ちょうど室内でいうところの「リアトレー」直下といった感じになりますが、室内とトランクは空間的にはつながっておりません。

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 「なんかさあ、タンクの中あんまりキレイぢゃないねー」とワタシが力なく発しますと、シャマルのパーツリストを眺めだす三男さん。「あー、たぶん在庫にあるから取ってくる」と言い残し・・・30分後。ホントに来たよ「新品タンク(笑)」。こんなモンまで在庫してるとは、アホか?オレたちは。ともあれ、いつもの開梱作業。「おー、意外と高品質感漂う佇まいじゃん」。

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 全体的に表面を拭い、緩衝材を旧いタンクから移植して貼り直していきます。タンクAssyには、フューエルゲージのフロート型センサーや、キャニスター⇔タンク間の揮発ガソリン用経路(ワンウェイバルブ類も)が予め付いてきています。ポンプも付けてきてくれればよかったのに(そんなコトしたら、いよいよモノスゴイ価格になりそうだけど:笑)。ともあれ、せっかくのシャマルですから、ここは奢っちゃいましょうね。

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 続いてはガソリンを上からも下からも全量抜けるまで色んなコトやってタンク内を空っぽにします。結構時間が掛かるのでじりじりといたします。

 ようやく、すべてのガソリンを抜き終わったら、床下の配管をはずして「エイヤー!」とタンクを降ろします。

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 トランク内のタンクの奥はこんな感じです。左写真の奥のグレー部分がリアシートのすぐ後ろの鉄板です。

 ビトルボ系マセラティでは、すべての車種がこのようなタンクレイアウトですから、走行中に「ゴン!!」と後部より「一斗缶をハンマーでスッぱたいた様な」打撃音が聞こえることが(特に夏場などに)よくあります。突然くるのでビックリいたしますが、この音はこのフューエルタンクが負圧により凹んだり、デバったりするために、時に、この「後部隔壁」を叩いている音なんです。普通のクルマではありえないですよね(さすがは魔車だけのコトはある:笑)。

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 一方、今日の本当の主役、フューエルポンプユニットは分解してみると、この「有様」。見るからに無残な様相を呈しております。

 半日掛かりで附着物を落とし切り、新たなポンプ本体を装着、組み立てていきます。

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 すっかり日が落ちるのも早くなりました。2階にタンクを上げて、組み立て作業は続行です。

新品のタンクに新品のポンプ。旧車にあっては通常望めない理想的な燃料系統を目指します。さあ、あしたこそは積むぞー(ホントはポンプだけ交換して今日中にミッション完了予定だったのに:泣笑)!

それでは、また明日!

   

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コメント

いゃあ、それにしても大胆な仕事っぷりでアッパレです。
これまた仕上がりが楽しみですね。
新品タンク、恐れ入りました。

昨日はお忙しい中、大変丁寧にご案内くださいまして、有り難うございました。

昨日のブログにも書かれておられましたが、納車のクオリティを見せて頂く事が出来、
私自身、大変好運だったと思っております。
おかげさまで、御社の思惑通りに、すっかりやられてしまいました(笑)
本当にあの納車ギブリ、新車かと思ったんですよ。

今度は必ず妻も連れて行きますので、今度は彼女にあの感動を与えて上げて下さい。
彼女にも、分かってもらえると思うんだけどな・・・。

また頃よき所で、ご連絡でもいただければ有り難いと思っております。

まずはお礼まで。

昨日訪れた際の工場内の、シャマル2台+カリフ1台が折り重なっている風景は、この世のものとは思えない代物でした。
今夜少し首都高を走ってみました。まだまだおっかなびっくりですが、ギブリGTはすごかったです。

シャマルはきっと、もっともっと凄いのだろう、と思います。

SWB(なんかフェラーリみたい)三本立て興業、楽しみですねー。私はビトルボ系SWBモデルの破綻しかけたようなプロポ-ションが好きです、特にシャマルは尻尾を切ったワニのようで、実物と街中で遭遇する(機会は少ないが)と、ほんとに異界のクルマ!。
一目で異界のシャマル、比べてカリフ、スパイダーZは、じーっと見ていると「あれっ普通じゃない」という感じかな。

燃料系は、ほんとに目にすることなく隠れた存在ですが、改めて重要性を認識。新品パーツがあるのがすごい。

全身さぶいぼです。

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