なぜか、ポテトチップスのハナシ
三連休も初日の今日は、天気も良くて絶好のドライブ日和でしたね。だいたい連休の絡む土曜日には、商談でご来店くださるお客様は少ないものなのですが、本日は久しぶりに「松戸のS」さん(本物というか本人:笑)がご来店。続いては、初めてご来店の「Iさま」がいきなりお見えになり、クアトロポルテの試乗をして頂こうと思いきや、エンジンが掛からなくなりやんの(大泣&大恥)。どうもフューエルポンプが回ってないらしく、リレーを抜き差ししたら、インジェクターまで燃料が来たので、今度は掛かるよなとセルを回したつもりが回らない(号泣)。もうホント、マンガみたいでした。せっかくお見えになって頂いた「Iさま」には土下座してお詫び(とはいうものの、「いかにもイタ車ぽくってイイじゃないですか」と温かいお言葉を掛けてくださいました。いい方だ、ホント)。また、修理したうえでご来店頂くことといたしました。リレーを抜くとすべてのギボシに緑青が吹いています。こんなこともあるんだなあ。とはいえ、久々の「ドツボ気分」を味わいました。それでも、店に戻り、「松戸のS」さん、「Iさま」、岡本の三兄弟で、浮世バナシに花が咲き、楽しい夜を過ごさせて頂きました。お二人とも有難うございました!
さて、ほうほうの体で帰宅して昨日のコメントをチェックしますと、「Wさま」が「コイケヤ」の名CMについてフルので、「一松」さんが反応し(笑)、ワタシもコレに「反応」してしまいまして、いきなりなぜか、「コイケヤ」について、語りを入れてみようと思っています。
今、ここに「コイケヤポテトチップス・のり塩味」の現物があります。袋B面の「製造者欄」を皆さんも「コイケヤ製品」が御手許にあったらご覧になってみてください。
「株式会社湖池屋:東京都板橋区成増5丁目9番7号」とあります。そう、コイケヤはマイクロ・デポのすぐ近く、板橋区は成増に本社があるんですねぇー。幼稚園の年長組の時に有志を集った「社会科見学」の機会がありまして、その時に「湖池屋・成増本社工場」の工場見学をしたことをなぜか強く覚えております。今は亡きイトコのおねーさんに連れられて工場内部を見て歩きました。一番印象深かったのは、ベルトコンベアーの上を流れてくる味付け前のチップスをその場で拾い上げて食べてみてくださいというもので、味なしチップスを食しました。現在では、現役食品工場の製造・梱包設備内に「しろうとの子供」を入れ、あまつさえ、素手でこんなコトさせてくれるというコトはありえないですよね。旧きよき時代のハナシです。お土産に「ガーリック味」をもらってきましたが、おねーさんが「こりゃ、カズ君はヤメといた方がいいワ。オトナの味だから」といって喰わせてくれなかったので、そのスリ込みのせいで、大人になるまで「ガーリック味」は禁断の食品になってしまいました。その頃のコイケヤは、まったくその辺の町工場といった風情で、とても現在の姿は想像できないものでした。ワタシ工場見学をした次の年あたりから、テレビコマーシャルをバンバン流すようになり、ポテトチップスは石立鉄男、ポテトシューストリングは鈴木ヒロミツがイメージキャラクターでした。どちらのCMソングも同じメロディーの使いまわしで、例の「イケイケ、ごーごー、コイケヤ。ポテト○○○○」というものでしたね。
そー云えば、石立鉄男ドラマに、榊原るみ主演の「気になる嫁さん」というのがあるのですが、コレの第一話で初めて二人が地下鉄のホームで出会うシーンがあり、石立鉄男はいきなり「コイケヤのポテトチップス(幌馬車の絵が書いてある懐かしいデザインの)」を片手に抱え、駅のホームでムシャムシャと喰っています。それを榊原るみが脇から一枚失敬してつまみ食いをするといったシークエンスでした。オトナの目でみると、「タイアップ丸出し(笑)」ですね、明らかに。
「ひこうき班長」さんに、「社長(ワタシのこと)の御宅には、いつも[コイケヤのポテトチップス]がありますよねー、しかも必ず[のり塩]が」と指摘されているのですが、ナンナンダロナーと云われても、「なんとなく、常備してないと落ち着かない」モノなんですよね。ちなみに、「カルビー」ではダメなんです。やはり「コイケヤののり塩」でないと、ポテチは。
あー、今日は、小ねたですみませんね。皆さん、一週間お疲れ様でした!よい連休をお過ごしください。
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コメント
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かような文章を拝見していると、ついあの(のり)塩味が思い出されて、口中につばが湧いてきます。
明後日家に帰ったらビールにポテチかなあ。
話は変わりますが、今朝東名の下りで、トランクの上(というか後ろ)にアタッチメントをつけて自転車を2台むき出しで積んでいる現行クアトロポルテを見ました。
多様な乗り方があるものです。
投稿: おぐ | 2011年10月 8日 (土) 23時46分
エンジン掛からない病。
私も数年前に経験しました。
その時は、翌日もその翌日も掛からず、思わずデポさんに緊急連絡をして、指示を仰ぎ、
インジェクターのポッチを押して燃料が来ているのを確認したいり、
バキュウームのうるさい中、燃料ポンプの動作音を確認したりと色々して、
結局症状が出て三日目に何事も無く掛かるようになりました。
あれからひと月以上丸々エンジン掛けなくても、掛からないことはなくなりました。
あれは何だったのでしょう?
きっとデポさんでラムダセンサーを磨いてもらったおかげなのでしょう!
もともと長めのクランキングでエンシン始動していましたが、
一度回し始めたセルは、始動まで一分近くかかろうとも止めずに回し続ける様にすることで、始動せずトラブルはなくなりました。
(あれ? っと思ってセルを止めると、あの時の悪夢が蘇ります)
いやはや理屈に合わないなぁ!(理屈はあるのだろうが…)
投稿: 湯河原のタレ目 | 2011年10月 8日 (土) 23時56分
過敏に反応いただき、ありがとうございます。
「ひょっとすると、反応ありかな」と内心ちょっと期待していたので
一松さんの反応と共に嬉しく思います。
しかし、我が愛しの故:石立鉄男さまがイメージキャラクターを勤めて
いたことは知りませんでした。
これで来週一週間、乗り切れそう(笑)。
新クアトロオーナー、いい方に決まるといいですね。
投稿: Wさま | 2011年10月 9日 (日) 00時00分
本物の松戸のSです。(笑)
久々の訪問を暖かく迎えて頂きありがとうございました。
クアトロ事件が陰で起こってたとはつゆ知らず。
これでもかとバラされたKARIFに得体のしれない感動。(笑)
み、見ましたよ「いつかは228」。
こりゃ、究極の伊達車ですな。妖しさ満点。あー悩まし。
そういえば私もコイケヤフリークでした。
投稿: 松戸のS | 2011年10月 9日 (日) 00時18分
そうそうコイケヤは「湖池屋」で幌馬車の絵がありましたっけ、あのCI?大事にしてほしいですね。
禁断のガーリック味、私は小学校時代、「ガーリックってなんだろ?」と口にして衝撃を受けました、今では有り得ないニンニク臭!、でもイケる味だと思いました。子供よりデート前、あるいは商談前の大人は絶対ダメでしょうなー。
ちょっと話が逸れますが、静岡県は昔、新商品の実験場として、全国に先駆けスナック菓子やタバコの新メニューが投入されていました。で、カルビーのヒット作「コンソメパンチ」の次商品、一般的には「サラダ&ビネガー」のリリースですが、この狭間に「イタリアントマト」があったことはご存知でしょうか?、誰に聞いても「記憶に無い」ので、あれは私の幻覚か、ボツになった秘密兵器?では、と思ってます。
投稿: 一松 | 2011年10月 9日 (日) 09時02分
一松さんのコメントに反応(笑)。
ワタクシ静岡・三島出身ですが「イタリアントマト」は
かすかに記憶があります。
おそらく「ボツになった秘密兵器」で間違いなしです。
トマトの酸味が効いていたような。
投稿: Wさま | 2011年10月 9日 (日) 10時48分
「イタリアントマト」…それは「ファンタゴールデンアップル」のようなもんですかね。
「ファンタゴールデングレープ」は存在したが「ゴールデンアップル」は無いと言う論争があったらしいですが、わたしゃ飲みましたよ「ゴールデンアップル」。
投稿: 松戸のS | 2011年10月 9日 (日) 12時52分
早速、懐かしいコイケヤのガーリック味をビールの友に購入。子供の頃はファンタグレープとコカコーラばかり飲んでた記憶が有ります。チェリーコークもお気に入りでしたが残念な事な短命でした。中学生になるとDr.ペッパーとガラナばかり飲んでました。薬臭いと抵抗感を感じる友人もいましたが、人工的で新鮮でちょっと危険な未知の味覚でした。デポの顧客には意外と静岡人がいるのですね。私も静岡県中部地区出身なのですが、静岡って川や山で集落が分断されてるせいか未だに静岡の県民性が良く解らない。
投稿: Ryo | 2011年10月10日 (月) 14時20分