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2011年11月21日 (月)

あなたの普段の風景、撮っておいた方がいいですよ。

  「きょへへへへへ、どきゅーん!」、「N」さまのクアトロポルテV8、エンジン回りの整備が終わり、無事に再始動いたしました。「どぎゃーーーーん!どぎゃーーーーん!!」2階でデスクワークをしながら、暖気の終わったエンジンの空ぶかしに耳を澄ませます。この、一旦整備が終わって再始動するひと時が、やはり一番ドキドキ・ワクワクする瞬間です。続いて、「S」さまのスパイダーザガート、鈑金屋さんから引き上げるやいなや、早速ドア内張り、ドアウインドー、レギュレーターとすべて分解し、只今ウインドーレギュレーターを調整しております。明日も朝からこの作業の続きが予定されております。

 こんな毎日こそが現在におけるワタシの日常的な風景なのですが、ブログ用に撮影する以外は、逐一撮って置こうとはやはりなかなか思わないモノですよね。けれども、ふと最近思うのですが、「日常的にシゴトに従事する自分」とか、「休日にゴロゴロしている自分や家族」とか、「家の周囲のなんでもない普通の風景」とかの画像や動画こそ、歳とって見直した時に心の底から「ナーツカシー!!」と思えるのでは無かろうかと・・・。 

 数年前に、実家の内部を整理していた時に子供の頃のアルバムが出てまいりまして、白黒フィルムでおまけに「リコーオートハーフ」で撮ってたヤツですから、現在の目で見れば画像の解像度もへったくれもあったモノではありません。とにかく、生まれたばかりの長男であるワタシの「オールヌード写真集(笑)」ばかりを貼り付けたモノが数冊あり、「親バカだなあ」と思うとともに、「親の愛情や喜び」をも感じたものですが、なんというか、その被写体であった「御本人」の感想としては記録としてヒジョーに物足りない。その「リコーオートハーフ」という懐かしい「ハーフカメラ」は、ゼンマイ式の「オートワインダー」が付いているといった当時としては画期的なシロモノでして、その機能を存分に生かした、「一枚ごとにほとんど被写体(赤ちゃんのワタシ)のポーズや表情が代わり映えしない」連続写真のオンパレードと化しております(笑泣)。折角なら、立て替える前の家の内部や外観を隅々まで写したものや、家の周囲や日常的な行動範囲の情景をもっとたくさん残しておいてくれればよかったのになーと感じるコトしきり(明治以来の大雪であった時など、「非日常」的な時空は切りとられていたりするのですが)。 

 岡本三兄弟が子供時代を過ごした「練馬区春日町」は環状8号線と地下鉄大江戸線の開通により、ほとんど原形を留めないほどに激変した町です。特に我が実家のある3丁目と2丁目、4丁目は環8の拡幅に伴う立ち退きなどで、ムカシ存在した多くのテナント型ストアや個人商店が壊滅的に無くなってしまいましたので、当時のヨスガを見つけるコトもいまやなかなか困難です。

 おとといの夕方、いつもの「T君」より電話があり、何を云うかと思えば、「ねぇ、ねぇ、かずちゃん家の裏の富士街道(環状8号線の旧道)沿いにあった、□□ショッピングセンターの向いにあった、○○ストアーって何て云うんだっけ?」といった、しょーも無いモノ(笑)。「あ、ソレ◎◎ストアーぢゃん」と瞬時に答えるワタシ。一瞬の間を置き「・・・あー、あー、あー、そーーーだよネー!それそれ。もうここ一か月の間、胸にツカえててさー、あー、有難う!かずちゃん、サスガだねー」そんな会話から、環8になる前の富士街道の写真って撮ってないのよねーというハナシになり、とにかく、いつでも撮れるとか、いつでも観ることができるとか思っている風景こそ、得てして撮り損ねてしまうし、そういったものこそ、あとから懐かしがって見返してみたい風景だったりするんダヨナーといった結論に達しました。 

 その富士街道という旧道の、辛うじてムカシの儘の原型を留めているところに、前にもこのブログでちらっと触れました「練馬大根の碑」と云う、練馬の近代的農業の始祖、鹿島安太郎翁を顕彰する石碑があるのですが、午前中にお見えになった関西方面からのお客様(Fさま、本日は遠方よりわざわざ有難うございました)を春日町の作業場にご案内する途中でこの「大根碑」前を通り掛ったところ、昭和B級ネタや、街歩きネタで著名なコラムニストの泉麻人氏御本人がこの碑を撮影しておりました。何かの雑誌の取材なのでしょうか、コレには思わずビックリしてしまいました。やはり、戦火・大災害などや、街並みを根源から変えてしまう開発を辛くも逃れた場所には、独特の味わいが残るモノです。さすがは泉さん、よくこのマイナーな春日町の唯一の名物(笑)に気付いたものです。スゴイ嗅覚だよなー。 

 気付いた今から、残していきましょう、皆さんの周囲のあたりまえの風景を。デジカメ撮影は、現像コストと手間がありませんから、もうありったけ撮影して、パソコンにうつしておけばいい。3年で味が出始めて(笑)、5年で楽しめるレベルになり、10年以上経過すると間違いなく「サケのつまみ」にはなりますよ。たくさんあればあるほど老後の楽しみが増えるというものです。ワタシもこれから頑張って残そうと思っております。

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コメント

そうですね。
ちょっとした撮影で、特に何気なくクルマが写っていたりすると
年が経てば経つほど
「ああ、こんなクルマがあったナァ」
と懐かしさを倍増させてくれます。

国産大衆セダンはこの傾向が強いかと思いますが、ミニバンや
ハイブリッド車が多いこの頃も、将来懐かしく思えるのだろうか。
要注目です。

日常の風景とはちょっと違うのですが、クルマの写真も「撮るんだ」と心に決めて家を出ないとなかなか撮れないものです。
走り始めたらガソリンが無くなるか、トイレに行きたくなるまでは止まりたくない、という性分だと。別に一人キャノンボールというわけでもないのですが。

デジカメ・ケイタイの普及でスナップ的な写真が撮り易くなりましたが、銀塩世代のオジサンはまだ構えちゃうんですねー。

我が家のはす向かいの土地、数年前まで畑でした。さまざまな経緯を経て自治体で買い上げ、今公園の工事が始まっています。写真とっておこーっと!小さな歴史を撮るのは自分のためですね。

数十年後みんなで持ち寄ったら楽しいかもしれません。

「まだ間に合う」はもう遅い・・・

「どぎゃーーーーん!どぎゃーーーーん!!」

V8の文字を見つけて血流の圧力が上昇しました。
(もともと近年高血圧気味ではありますが)

日々、進捗する作業の便りを見ると、とても嬉しく感じます。感謝感謝!

はてさてリコーオートハーフですか…

一時期の我一家(40年程昔の話ですが)の共有カメラでした。

普通の35mmカメラの倍の枚数が撮れるということで、バシバシ撮っては
ネガ現像だけして気に入りのみ数枚焼くということをしておりました。
それを思うと今は、デジカメ新旧ゴロゴロ抱えておきながら、
撮影するのは年賀状作成シーズンだけという今の状況を何とするか!
と、反省しきりです。

写真のストックを掘り出してみても、旅の記録などはそれなりにあるのですが、
せめて自分が所有してきた車の写真ぐらいはとおもいきや、それすらも1枚もなく、
残っているのは、生まれて初めて新車で購入したRZ250Ⅰ型のみ数カットとは…
(それすらも、デジカメ写真ではもちろんなく)

ひとしきり反省したところで、明日から早速実行するど!
まずは土曜日の強風でかなり枯れ落ちてしまった近所の紅葉写真から?

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