さあ、いよいよ2011年の仕事納めも済んで、このブログ執筆が本当の「本年最後のシゴト」と相成りました。歴史的事件を次々に体験し、日本人全員(中でもワタシたち「オヤヂ世代」は特に)が心身ともに「本当に疲れ切った」一年ではあったと、あらためて感じ入ります。今年始まった、その「闘いの日々」はまだまだ尾を引きそうではありますが、新しい年、2012年こそは「満塁逆転ホームラン」をかっ飛ばし、須らく「起死回生」を可能ならしめる良き年でありますよう、八百萬の神様たちに今は祈るばかりです。すでに正月休みに突入していらっしゃる方も、これからの方も、どうぞシッカリと心身のリフレッシュをはかって「意気揚々と」打席に向かって頂きたいものです。もちろん、ワタシもそうありたいと思っておりますよ(ガッツポーズ!)。
そんな「前フリ」をしたうえで、年の最後にこれから「シケた昔バナシ」を書かなきゃならんのも、如何なものかとは思いますが、まあ、それが「ワタシの生きる道」と云うコトで(笑)。今日のブログ、内容はシケてるけど、とことん長いヨ(と、はじめにイッておこう)。
「ワタシの」マセラティビトルボスパイダー、あー、壊れた、こわれた、コワれた(笑泣)!って云うか、冷静に考えるとまともに作動しているところの方が少ないように思う。もっと良く考えると初めからコワれてたのかもしれないところ多数。誤解の無いように云っておきますけど、コレ買った時、まだまだ「4年落ち」くらいですからね。で、最初1年半ついてた車検の満了日まで残すところあと3ヶ月になったあたりから、いよいよまとめて壊れ始めました(それは、もう「崩壊」という言葉が似合うくらいに:笑)。
まず、だいたいにおいて、ワタシのクルマは外装が全体的に「ハッキリ云って」ボロい。ボンネットと左右フロントフェンダー、そしてフロントバンパーの色あいは明らかにドア以降の後方部との色調が合っていない。そして大きな「パテ目」も散見されます。極めて繊細にして微妙な色調の「ブルーシルバーマセラティ」という色が現在のマイクロ・デポにおいても、調色時に合わせにくい色目であるコトは先刻承知だけれども、今思い返してみても、このクルマのはホントに違ってた(とは云うものの、「ウチのビトルボ乗りのお客さん方」、この記事を見て「オレのもそうだ」と「些細なアラを見つけて」云うのダケは勘弁してくださいね(笑泣)。断言出来るけど、ワタシの持ってたこのビトルボスパイダーより劣るクルマを納めたことは、この15年の間に一台もありませんから(これホント:笑)。
外装の瑕疵だけでも、まだまだ列挙できる。
フロントウインドーは、大きな飛び石痕の補修跡がある上に、ガラスの三隅には白くイタ旧車独特の「エア噛み(合わせガラスの中間樹脂層が湿気などにより白く変色する)」があり、その面積はそれぞれに15cm×5cmといったかなり大きい感じのもの。これは非常に目ざわりで、運転するたび気になってしょうがない。
せっかく素敵な色目のボディも前述した色の狂いの他に「フロントフェンダーから、ドアを経由してリアフェンダーにいたる長々とした10円パンチ(結構深くクリア層を削られてる)」が目に入るたびに「塗装したいよなー。コレ」と思わせるレベル。
(ウチのお客さん風に:笑)もっと、重箱の隅を突くように細かく見れば、前後の樹脂バンパーモールはその角ごとに削れた部分があったりしたし、ビトルボ独特の14インチアルミホイールは表面のクリア層が全体的に黄色っぽく退色気味であり、且つ、ところどころ剥がれていたし、ヘッドライトは枠に水が溜まったのがサビて「結膜炎」になってたし、マーカーレンズもところどころヒビがあったし・・・(段々書いててなさけなくなってきたぞ:泣笑)。
外観で致命的だったのは、何といっても「幌」の状態。スクリーンは、その一部にヒビが入っている上に淡い黄色に変色気味。おまけにルーフ布部は数か所に裂け目があり、(これは最初からでは無かったけど)骨組みのジョイント部分のボルトも折れて、満足に開閉が出来なくなっていました。
続いて、内装もスゴかった。
タンの革装はシートと云わず、各部内張りと云わず、トノカバーと云わず、とにかく全体的に「うっすらと油をひいたような」汚れ方。前のオーナーがミンクオイル等を練り込んでいたに違いありませんが、現代の革装車にとってコレは最悪のケア方法と云えます。特にビトルボ系車には厳禁です(今だから、そう云えるけど)。そのくせ、表面はひび割れていますから、こうなるともう、まったく始末におえません。キャブビトルボ時代のメータークラスター(上部が曲面になってる222時期以降と同じ形状のものに限る:ビトルボ425の革装車、ビトルボスパイダーに装着)表皮や、シートバックの裏側部分(隅にギョーザ状ドレープが付いてるところ)などは、本革ではありませんで、実に人工皮革です。コレは表皮の革状部分が非常に薄い被膜で形成された「層」をなしており、経年でポロポロと剥がれてくるのが特徴です。当然のように「ワタシの」も剥がれだしました(泣)。ダッシュボード上部トレー、左右ドア内張り、そして吊り天井の各アルカンタラ部分は例外なく汚れ、擦れ、ススけていました。
・・・いい加減に書いてる方も「げっそり」としてまいりましたが、読んでる「ビトルボを愛するあなた」はいよいよツライ気持かもしれませんね。でも、こんなモン、まだまだ序の口なんですよー(笑)。
さらに、ほとんどツカえない装備品の数々。
エアコン(皆さんが良く御存じのタッチパネル式クライメートコントロールユニットでは無く、マニュアルエアコンでした。「Ryo」さんは、分かるよね?)はいつしか効きが甘くなってきた上に、なんとか送風ぐらいはしようとブロアーだけ回していたのですが、そのうち、このスイッチも根元から「ぱりん」と折れて、しかも、その折れ方が悪くて何かを突っ込んで操作しようと思っても出来ない状態になり、冬はヒーターの送風が出来なくなってしまいました。コレは暑いのよりもマイった(笑泣)。左右ドアのパワーウインドーは一旦下げたら最後、自力では「ガラガラ」と空転するばかりで決してあがってはこない(いつもプライヤーの先でフチを摘まみ出し、手で引っ張り上げるコトになる:泣)。ワイパーは動くものの、ウォッシャーは出たこと無い(笑)。だいたい、スピードメーターは納車以来動いているのをほとんど見たコト無いし・・・思い出せるダケでもこんな感じ。
そして「真打ち」は肝心カナメの走りに関する部分。
パワステは途中からなんとなく漏ってたので、いつもデクスロンⅡ(パワステフルード)を携帯、旋回後の復元力がなんか不足している(云うまでもなくパワステのAssy交換とアライメント不良を意味する)。直進中に「轍」に入ると激しく蛇行(タイロッドエンド完全死の典型的症状)。それで、あわててブレーキを強く踏むとさらにあらぬ方向に蛇行(ブレーキキャリパーのオーバーホール時期を示す典型的症状)。エンジンの吹け上がり不調に気を取られていたが、加速時に必ず床下から「ずどどどどど・・・」の打撃音と振動(プロペラシャフトセンターサポートベアリングの寿命か調整不備を示す典型的症状)。アクセルペダルをハナしたり、シフトダウンを自動で行なった時に発するデフ周りからの不快な「おつり音(ゴンとかゲコといった感じ、多くデフ内部の問題であると信じられてきたが、ドライブシャフトとデフ、プロペラシャフトとデフ、それぞれの嵌合部分のヘタりによるものがほとんど)」もドライビングの興をそぎます・・・。
スゴイ!凄すぎる!壮絶(絶叫笑泣)!!このような「雨あられの如くのマイナートラブルの嵐」と「枯れ枝の如き儚さ」こそが、コイツ(ビトルボマセラティ)の真骨頂であったとは・・・。
しかしながら、これだけの「四百四病」を抱えながらもワタシのビトルボスパイダーが路上で走れなくなったり、JAFの御世話になったりしたコトは一度もありませんでした(もっとも、そうあるために、日常的にいじくり回してましたけどね。キャブのオーバーホールまで自分でやってた→当然当時のワタシにゃ上手く出来るワケないんだけれども:笑)。そして、時折垣間見せる「走りの味の素晴らしさ」や、発する音、様々なモノが混じって発散される匂い、などなどにより、どうしても病みつきにさせられてしまう「魔力」を感じとらされてしまったのです。そろそろ車検も切れるけど、さあ、どうする?オレ(笑)。
というワケで、結局、車検を取るにあたっては、「等々力のガレージ(当時の正規ディーラー:総本山)」に入れるコトを決心しました。予算は当初「80万円くらいは掛かる」と見込んで、さらには予備費用まで入れて「最高100万円」と踏んでおりました。
確か7月だか8月だかが車検満了日だったので、まだまだ、セミがみんみんと鳴いている季節に、当時目黒区の碑文谷というところにあった工場がいまだ改装工事中であったため、五反田だか、大崎だかに一時的に設置されていた「仮工場」にクルマを持っていきました。
フロントの責任者はワタシのクルマの「入場時現在の状態」をさして確認するでもなく、「とりあえず、お預かりします」といった体でした。些か拍子抜けするとともに、この対応には一抹の不安がよぎります。
一週間ほど経過して、ワタシの勤務先にフロント氏から電話が入りました。「いやー、大変ですよ、タイミングベルト交換しようと思ったら、ヘッドが逝ってましたよ」との衝撃的な内容。「ど、どんなふうに逝ってるんですか?」とおそるおそる尋ねるワタシ。「まず、バルブが突いちゃってます。おそらくは、一回タイベルが切れたかズレたかして、そのままトボけてベルトだけ交換してあったんじゃないかと思うんですよねー。エンジンがピロピロいってたでしょ、あれが曲がったバルブの作動音なんですよ」・・・「えぇーーーっ(ガーン)、でソレちゃんと直すと幾らくらい掛かります?」「まっ、だいたい70万円から80万円くらいですけど、バラして行って腰下まで逝ってたらもっと掛かりますねー」「そっ、そーですか・・・」「(作業を続行するか否かを問うて)どうします?」「でも、今のままぢゃ、エンジンばらばらなワケですよねー」「そうですね、このままでは」「それじゃ、とりあえず作業を続行してください」・・・とそんなやりとりの末、作業のとりあえずの続行は決まりました。ここでのワタシのハラ積りでは、「エンジンは今までとりあえず回っていたし、白煙黒煙も出て無かったのだから、腰下(クランクケース内のシリンダーやピストンリング、そして内部構造の数々)はまず大丈夫。だったら、ヘッドをオーバーホールしてもらって、この際だからビシッとタペット調整もしてもらおう。車検費用含めて100万円。まっ、当初の予定通りぢゃないか・・・(マキシマムだけど:半泣)」といった感覚でした。そして待つコト2か月。
久しぶりに例のフロント氏からの電話を取ると、「エンジンは組みあがったんですけどねー、今度はオートマミッションがダメでして・・・」との爆弾発言(大泣)。「えー、ぜーんぜんスベって無かったし、問題があるとは思えないんだけど・・・もう一度よく調べてみてくださいよ」と喰い下がるワタシ。「そー、仰られましてもねー、ダメなものはダメなんですから。いずれにいたしましても、このままでは組みたくないと現場が云ってるもので・・・」と半脅しモード(笑)です。「それ(オートマの脱着オーバ-ホール)、幾らくらい掛かるんですか?」「本当はもっと掛かるんですけど、ついでシゴトなんで、70万円くらいでなんとかしますよ」「それじゃ、しょうがない。ソレできちんと治るのならお願いします」・・・あーあ、ローン組み直す段取りしないとな。・・・そして、さらに1カ月。
ある日会社に戻るとディーラーから電話が掛かってきたというので、「ついに、完成して車検が終わったのか?」と喜んで電話をしてみたところ、「パワステも交換したい」「デフもダメ」とのつれない内容。さすがに温厚で(ホントか?)、ことクルマに関しては甘いワタシもこれには些かキレ掛かり「パワステは仕方が無いとしても、もうデフまでは予算が届きそうにありませんよ。ちなみにデフは(オーバーホールやると)幾らなんでしょう?」「90万くらいですかね」「やっぱ、パワステだけでいいです(半怒)。ところで、最終的には幾らくらい用意すればよろしいんでしょうかね?こちらもハラ積りがありますもので」「ざっと200万でおつりってところでしょうかね」「分かりました。よろしくお願いします」・・・いよいよ、農協呼んで(当時ワタシの家では利率が良いので練馬農協(現JAあおば)をメインバンクにしていました)ローンの組み直しをしておこう。・・・その年の12月も後半、「Xデー」はようやく訪れました。
忘れもしない「クリスマスイブ」の夜、会社がハネるやいなや、いそいそと大崎に向う山手線に乗りました。吊り革を握る手も思わず汗ばんでまいります。当時「ナマもの(失礼!)」の彼女こそおりませんでしたが、ワタシには麗しの「ビトルボスパイダーちゃん」がいます。そして、今日こそは久しぶりに会える、そう、その日なのです。バッグには「現金200万円」を忍ばせつつ・・・。
久しぶりにあえた「彼女」はスッキリとした雰囲気に整って見えました。その印象の原因の多くは、「濁っていた幌スクリーン」を車検に対応するためにひと皮剝けた感じに磨いてくれていたせいだと思います。
「本日はコレでお願いします」とフロント氏より手渡された封筒から、請求書をおそるおそる引きだして見る。ああ、やはり「ほとんど200万円」は現実のものでした。そそくさと「現実」を清算し、帰り際に「このマセラティは非常に気に入っているので、これからもキレイに直していきたいんですけど、まずは外装が気になるんで、全塗装って幾らくらい掛かりますかねー」と尋ねると「んー、まっ、屋根が無い分安いからパー吹きなら150(万円)ってところですかね」「フロントの窓も交換したいんだけど」「工賃込みで40万」「幌は?」「Assyで80万」「デフは90万でしたよね」「そーですね、だいたいそんなもんですね」・・・「ビトルボ完全化」への道のりはかくも険しく遠いという、もう一つの「現実」を突き付けられつつ、営業時間終了間際の仮工場をあとにします。これからは、待ちに待った「デートタイム」です。エンジンを掛ける、アイドル。もう以前の「ぴろぴろ音」は出ていません。「コレがビトルボユニット本来の音なのだな」と得心、早速セレクターの動作感を確かめつつ「Dレンジ」に入れ、深くスロットルを踏みこみました。積年の悩みであった、低回転域でのストール感は如何に・・・いかに・・・治ってない!!すぐにUターンして工場に戻りましたが、照明は落とされて真っ暗。たったの5分間でそそくさと全員帰ってしまった様子。おかげですっかり暗い気持ちでの「デート」となり、おとなしく練馬へとまっすぐに帰りました。「お前が悪いんぢゃないよね」とビトルボちゃんには気づかいをしつつ・・・。
翌日、フロント氏に電話を掛けますと、「あー、キャブ調整のほうね。ちょうどいい番手のメインジェットが国内欠品だったんで、とりあえずの番手を使って組んだんですよー」とシレっとのたまう。「あー、そうですか」と放心状態のワタシ。あとにも先にも本当に「開いた口が閉まらなくなった」のはこの時だけです。
その後も細かいコトは抜きにして、とにかく完調のエンジンにしたマセラティに一度乗ってみたいという呪縛から一日も解き放されることは無く、彷徨の日々は続きました。そんな時、我が親友「T君」の経営するお店のお客さんにマセラティにめっぽう詳しい方がいて、その方がメンテナンスに出している整備工場を紹介してくれたとの有難いハナシが舞い込んでまいりました。正規ディーラーの整備士を歴任してきたという「腕っこきのメカニック」に診てもらえるなんてなんたる僥倖。入庫時には丁寧に症状をとらえてくれて、ワタシの云わんとする「要改善点」を的確に指摘。スッカリ信頼してクルマを預けてみました。結局、キャブの再オーバーホールとエンジン調整が上がってきたのは一ヶ月半後(当初は一週間で出来ると豪語していたハズなのですが:笑)。そして、ついにワタシの求めていたエンジンは出来上がっていました。20万円弱の請求書とともに・・・。
ワタシの初めての「ビトルボ」であった「ビトルボスパイダー」は、購入時に車両本体価格と諸費用で350万円弱、それに農協カーローンの金利を加味すると450万円(当時はホントにカーローンの金利は高かった。そのような中でも、農協のモノが一番安い部類だったのです。にも拘わらず、金利負担はこんなに大きな割合でした)。で、2年払った段階で、先のディーラー修理代200万円を工面するために、もう一度450万円に戻っちゃったから、ここまでで、総額650万円。その他キャブの再オーバーホールを含めて様々の小ネタを捌くのに50万円は使ったと思われるので、最終的には、ガソリン代やあたりまえのエンジンオイル交換費用、自動車保険(ワタシには車両保険に加入する余裕など到底ありませんでしたが)等などの「通常ランニングコスト」を除いて、実質的なグランドトータルは700万円といった感じでしょう。
にも関わらず、「外装(全塗装に150万円、フロントウインドー交換に40万円、幌Assy交換で80万円)」「内装(いまだ未知数の補修コスト)」「各部装備品(エアコン・左右パワーウインド等だけでも最高60万円)」「デフ(90万円と当時のディーラーは主張)」といった瑕疵の数々は、この段階(700万円までをも掛けた段階)に至っても、いまだ克服されていないというコトに、ここまで読み進めて頂いてお気づきになったでありましょうか。さらに云えば、ダッシュボードを降ろしてのヒーターケースリビルドや、トラブルの多かったメインヒューズボックスに対する当店独自の根源的対策的なものなど望んでも・・・詮無いコトです。
現在、マイクロ・デポが「普通に(例えれば総額200万円コースの222や430など)」お納めしているコンディションを「ちょっと安い価格で買ってきたいっけんお得そうな中古車」をベースに当時のディーラーで達成しようと思えば、かくも「高いコスト負担」と時間が必要であったというコトを「過去の歴史的事実(笑)」を引きつつ、現在の顧客(と、その予備軍)の方々になんとか御理解頂こうと「我が人生の汚点」を晒してまでも(笑)詳らかにおハナシしてまいりました。「中古車(特に旧車)選びは、人選び、そして愛情をもってマシンに接する店選び」です。
ワタシ達のお客さんにだけは、「ワタシの二の轍は踏まさじ」という気持ちでビトルボマセラティをはじめとする様々な中古車を売り、そしてケアをし続けてまいりました。そして、新年の20日には「満15周年」を迎えようとしています。それでも「まだまだ足りない」と三兄弟はそれぞれに思っています。もっとマイクロ・デポで中古車を買うことが出来るヒトは世の中にいるはずだとも思っています。「もっと買いやすく、もっと飼いやすく」と一生懸命に頑張ってまいりましたが、まだまだ浸透してはいないし、広く当店の理念が理解されていないようにも思います。これからの15年こそが、いよいよ本当の勝負時かも知れません。
ともあれ、「マセラティビトルボスパイダー」は我が師匠であり、人生の分水嶺。いつまでもワタシの心に残るであろう一台ですね。「マイクロ・デポ15年の節目」に相応しくキマったかな(笑)?
はい!本年のワタシの業務はこれでお開き。皆さん、長時間の「御清聴」有難うございました。「ワタシのクルマ遍歴シリーズ」はここで一旦休憩です。続きはまた来年のどこかでヤリましょう。
明日からは「千葉の自宅」より、「iモード」にてポチポチとお送りいたします(の予定:笑)。引き続きよろしくお願いいたします!