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2012年1月21日 (土)

マセラティ222SEのエンジン周りを解剖する(その3)

 今日の東京練馬も一日中シトシトとミゾレまじりの雨模様でした。「んもー、寒い!」っと階下で作業中の弟さん達は申しております。8割はシャッターを閉めてても北風は容赦無し。

 そのような中で、本日も沢山のお客様に御来店とお問い合わせを頂き感謝の極みです。さらに、昨日の当ブログコメント欄にも数多くの有難いお言葉を賜っているのを拝見し、より一層気を締めてかからねばと思っております。皆さん、有難うございました。

 今日は、シングルカムエンジンの「結晶塗装トリオ」についての軽いねた。

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 シングルカムエンジンのビトルボを象徴するのが、この真紅のカムカバー。

 2.5リッター時代のものでは、黒い結晶塗装でありましたが、2.8リッターシングルカム車はすべてこちらのものになりました。この部品を見て、いつも思うのは、どうして片方にしか「2800」の文字が鋳こまれていないのかというコトです。反対にわざわざ左右で別々の鋳型をせっかく造ったのなら、取りつけると結果的に通常は使用不能になってしまう、右バンク用のエンジンオイル給油口を埋めておけばいいのにと思います。もっとも、左右どちらにも給油口があるおかげで、長期にわたってエンジンを掛けていなかった場合に、油膜の切れているであろうカムシャフトめがけていくばくかの潤滑油を掛けてやることが出来るのは、思わぬ美点となっています。

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 あー、でも今しがた思い出しましたが、2.5リッター時代には、ヘッドカムカバー上にインタークーラーを載っけてしまった「ビトルボES」っつーのがありましたね。

 あれだと確かに、右バンクの給油口も必要かもしれないな。それの名残りであるのかも知れませんが(でも、その時代には「2800刻印」自体が無いモノなあ→よって左右同一鋳型であって良いハズ)、ひょっとすると、2.8リッターモデルも当初は「ES仕立て」でインタークーラーを配置しようとしてたのか?それとも仕向け地によっては実際そういった仕様も存在して販売された実績があるのか。・・・意外とすべてはワタシの単なる邪推であり、「(例によって)何にも考えてない」のが正解かも(笑)。

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20120121092012012110 エンジンルーム内の「主」とも云うべきオーラを放つのが、このインジェクションユニットの頂きに鎮座するサージタンク。

 ビトルボ系マセラティ用サージタンクには、キャブレターシングルカム車用、このインジェクションシングルカム車用、 ギブリ&クアトロポルテのツインカムV6用、クアトロエボ前V8用、222 4v用、シャマル用、エボV6用、エボV8用、3200GT用と色々なデザイン意匠が存在いたしますが、このシングルカム車用サージタンクは、その鮮やかな色彩と、トゲトゲと屹立したフィンの些かまがまがしいまでの造形センスにより、圧倒的な存在感を獲得しております。

 あえて、シングルカム車を選ぶ方々の中でも多くの皆さんは、エンジンルーム内の配管クロームとともに、この結晶塗装パーツ群の美しさに魅せられているムキもあるのではないかと。

 それをしっかりと受け止める美しいアルミの造形物、インテークマニホールドと、インジェクターユニット部分、そしてエンジンブロックの数々・・・。これで走るんだから、云うコトは無い愉悦であります。クルマ好きの方々は思い切って飛び込んでみたら良いのに(オボれそうになったら、ライフガードもすぐに:笑)・・・。

 来週に続きますヨ!一週間、コメント有難うございました。       

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コメント

たいてい、クルマ好きの知り合いに久しぶりに合うと
「調子はどう」
と問われ
「全く問題なし」
と毎回言い返します。

マセラティの故障神話を打破する、マイクロ・デポ製マセラティ。
気になる方は一度お店に足を運んでみることをお勧めいたします。
ただいま絶賛キャンペーン中だし(笑)。

ああ、男心をそそられるカムカバーとサージタンク・・・

連日寒い中の作業お疲れ様です.ありがとうございます.


さて,三叉の鉾が光を放っております… 嗚呼…

サージタンク6面図,これを肴にスコッチのボトル1本空ける自信ありですw


全然関係なくて申し訳ないんですが,
最近久しぶりにひっくり返している,村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』では,
完全無欠の俳優「五反田君」がマセラティに乗っていることになってました.
茶色の.

88年の刊行なので,カッパーメタリックのビトルボってことになりますよね?
思わず当該ダイキャスト製ミニカーをアマゾンでポチ,してしまったのですが,
御社の2階にもたしかそのミニカーありましたねぇ…

サージタンクの造形、つくるほうも絶対単体のデザインを意識していると思います。
愛でてやらずばなりますまい。

カムカバーの左右の給油口はデザインバランスを考えての事では。車体外板の給油口の蓋(片方はダミー)も左右2個ありますし。ガソリンスタンドで「こっち(反対側)の蓋はなんでしょう?」と尋ねられた事があります。2800の表記は片側だけでいいでしょう。両側に表記されていたら片バンク2800ccの計5600ccと勘違いされるかもしれないので。あるいはエンジンルームのデザインありきの設計でエンジン本体よりもカムカバーの設計が早かったのかも知れません。非常識?しかしビトルボ系マセラティはあらゆる箇所に非常識が満載された結果、孤高の存在感を放っております。やっぱり何も考えていなかったのかな。このブログを読みながらビール片手にこのような考察(と言うより夢想?)を行うのは楽しい。

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