マイクロ・デポ株式会社”公式ウェブサイト”「マセラティに乗りませんか・・・」

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー

無料ブログはココログ

« マセラティ3200GTの買い方 | トップページ | 「新しい設計のモノは、必ず改善されている」と思ったら・・・(その1) »

2012年2月 9日 (木)

お腹(ハラ)には気をつけてね

 はい、今日も元気にイッてみましょう!昨日の3200GTネタは「構想10秒(笑)、実制作時間(写真準備と加工を含む)は、延べ10時間」でした。当然一日で書けるワキャ無いので、先週から少しずつ空いた時間に「チマチマ」と書きすすめてきたモノです。幾らなんでも、ワタシにはあれを数時間で作る構成力もパソコン操作のスキルもありません(笑泣)。

 実際、読む方にとっては迷惑ですよね、あの分量で一気に書かれたら(笑)。後の資料としての利便性を考えて、むりやり一つのページにまとめようとしたのがイケませんでした。皆さん御仕事でお疲れのところ御付き合い頂き、誠に有難うございました(&失礼しました。:笑)。あとでゆっくりと読んでくださいね。

 で、本日は些か短めに(それでも写真は12枚あります)お送りしようと思っております。

 「ガンディーニクアトロポルテ」のカテゴリー記事は久しぶりですね。今日は湯河原在住の「Nさん」クアトロポルテV8のATF漏れ修理の実況を抜粋でお届けいたします。 

 「ハラを擦った(ような気がした:笑)時点から、イチゴシロップ色のオイルがクルマの下にたれてくるようになった」というおハナシをまずは頂戴していたので、「パワーステアリングラック」からのフルード漏れを当初は疑っておりましたが、より突っ込んでハナシを伺うと、どうもオイル染みのあとが一定では無い感触を得ました。こりゃ「パワステフルードでは無くて、オートマフルード(ATF)の方クサい」とにらみまして、「自走はしないで、ローダーで運びましょう」というコトにしておりましたが、コレが大正解(ピンポン・ピンポン:笑)、当店にセーフティローダー車に載せられて運ばれて来た時には、ローダー車の荷台にも「不規則に前から後ろまで点々と」オイル染みが出来ておりました。

20120209102012020907

 まずは、よごれた外装をキレイに拭きあげていきますと、リアのナンバー周辺や、バンパーまでオイルでギトギト濡れてしまっています。どうも結構な量のATFが出ちゃってる模様。リフトアップするために場内まで自走しようとすると、リバースにいれると「みー(三秒)、がっこん」という感じです。「おー、乗ってなくて良かったわぁ、オイル足りなくなってる」

 ガンディーニルックのマセラティクアトロポルテに於ける、「後期型(エボ前)V8」「エボV6・同V8」に装着されている電子制御4速オートマティックトランスミッションはオーストラリア製で「BTRエンジニアリング(オーストラリア)」という、イタ車では従来あまり耳にしたことが無いメーカーの製品です。

20120209012012020903

 このミッションは原則的に「メンテナンスフリー」を謳っているので、通常こういったトラブルに対応した造りになっておりません。ディップスティックも無ければ、ドレーンプラグも無いんですから(泣)・・・で、いきなり「バカーン」とオイルパンをはずします。もうATFは「だーだー」と出ます(笑)。こういった場合、通常は出来るだけ中に入っていたオイル量を量るため抜いたオイルを一旦オイルポットに入れ、概略計量するのですが、今回の場合はすでにオイルが相当量出ちゃっているコトが想定されていますので、豪快な方法をとっています。マネしちゃダメよ(笑)。また、ATFを規定量(多からず少なからず)注入する方法には一定の「御作法(笑)」があり、非常に手間の掛かるものです。

20120209042012020905

 オイルパンをはずして、内部を丁寧に清掃します。フルード自体はたいした汚れも無く、まずは一安心といったところ。漏ってた部位も、このオイルパンガスケット全周(特定のピンポイントからでは無かろう)からであると特定し(コレを完全に判明させるまでに、ミッションケース周辺を洗っては、オイルを足し、エンジンを掛け→乾かしの繰り返しで足掛け三日かかった。とにかくあらゆるところに広範囲にオイルが飛び散っていたので。:泣)ました。

20120209062012020908

 そこで、オイルパンガスケットと、内部にあるフィルターをも同時交換することにいたしました(コレの交換も結構ややこしい:泣笑)。

 まぁ、メンテナンスフリーミッションのくせに、一応ガスケットやフィルターのパーツがいまだ出てくるといったところが助かりますが、こんなのまでを在庫で持ってたウチもまたスゴい(一応、正規ルートにも照会してみたら国内欠品でした)。

2012020909_32012020911_2

 フィルターとガスケットを交換し、オイルパンを装着しました。この形式の成型ガスケットでは、「増し締め」しても大量のオイル漏れは止まりません。

 おそらくは、ミッションケースとオイルパンのスキマで上下にピッタリと吸いつくように定住していたガスケットが、オイルパンを軽くぶつけた衝撃により、経年で硬化しているのも相まってその後スキマを形成してしまったままになっていたのでしょう。その後、「ハーヒー」云いながらも用意しておいたATFを注入完了。

 ・・・さあ、今度は下周りを仕上げ直さないとね。

20120209122012020913   

 当初リフトアップした時にはミッションケース周りのみならず、床下は最後方までオイルを被っておりましたが、入念に清掃し、キレイに復元いたしました。

 もちろん、ボディ表面の方も忘れずにね(笑)。

 最後に岡本三兄弟が交互に光が丘周辺をぐるぐると試運転し、「全員のOK」が出ればようやく完成です。→で、「OK」出ました(喜)。大変お待たせいたしました!まずは大事にいたらずヨカッタ、ヨカッタと御同慶の至り(笑)。

 それでは、また明日!

          

« マセラティ3200GTの買い方 | トップページ | 「新しい設計のモノは、必ず改善されている」と思ったら・・・(その1) »

コメント

オートマのオイルパンって、揚げ物をおいておくやつに形が似ていますね。
それにしても配線から何からオイル漬けってすごい話のように思いますが、オートマの世界では当たり前のことなんでしょうか。

あとやっぱり、後から開けられる、というのがうらやましいところです。

↑「おぐ」さん、お疲れのところ、いつも有難うございます。昨日の3200GTバナシにもありますが、「インタンクフューエルポンプとその周辺のヤツら」に至っては、電気モノやら、ゴムホースモノやら、すべてガソリン漬けになっております。思えばスゴイこと考えるモンです。・・・あっ、後期ギブリもそのタイプですから(笑)。

さりげなく書いてらっしゃいますが、患部特定に三日かかってるんすね。岡本三兄弟をして…
綺麗に治って、ほんと良かったっす。

まさに匍匐の賜物ですね。スバラシイ。
完璧な仕事っぷりはいつもながら頭が下がります。

あと、変に気を使わせてしまい申し訳ございません。
あの3200GT物語(笑)は、ああいう感じで長文にしていただいたほうが
険しい道であることを理解できると思います。

本書はたこちゃんブログのホームラン王です(笑)。

お久しぶりです。お蔭様で吾がギブリは、快調に、晴雨に関わらず、走っております。
そういえば、「雁が腹摺り山」という山が、山梨県と東京都との境に在り、登ったことがあります。私のところは、田舎ですので、舗装が農道仕様のところが多く、神経を使います。
なるべく、お世話にならないように、気をつけたいと思います。嗚呼、雁が腹摺り山!

コンニチは、湯河原のです。
此の度は、大変お手数をお掛けしました。
なにしろ、車全体がオイルコーティングされた状態でしたので、
カバーも掛けられず、オイルまみれの埃まみれのノラ猫足跡まみれの
むちゃ汚い状態で、ドナドナするしか無く、エンガチョ車をおあずけする形に成ってしまいました。
(オイルまみれ直後は、キラキラメタリックじょうたいで、ご近所の方から素晴らしいフィニッシュとのお褒めを頂く按配でした)
しかし、腹スリ怖いっす。
ペコリ m(_ _)m

フィルター交換はまるで手術風景。
下から天井を手術してるところが実際の手術とは違いますが。
以前ブログで紹介されたマセラティの天井を張り付ける作業も困難さが伝わります。
某先輩はドリフのコントに例えられておりましたが・・・。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お腹(ハラ)には気をつけてね:

« マセラティ3200GTの買い方 | トップページ | 「新しい設計のモノは、必ず改善されている」と思ったら・・・(その1) »