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2012年2月28日 (火)

Nostalgic2daysに行ってみたヨ(その2)

 昨日の続きから。とにかく、場内をくまなく歩き、コレはといった車輛をバシバシ写真に残します。どちらかと云えば旧車といっても国産車寄りのイベントですが、往年の国産車にはヨーロッパテイストの物が数多く存在するので、現在の目で見るとハッとするほど美しいと思うモノもまた多数あります。また、ムカシのモデルは(コレは世界的な傾向ですけれど)おしなべて小さいですよね、サイズ自体が。小さなクルマが好きなワタシにとっては、そこもチャームポイントのひとつに数えられます。

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 まずは、代表格の一台。一部マニアには非常に有名なクルマ、プリンススカイラインスポーツです。ウルトラQの主役たちがこれのオープンで活躍していました。

 右フロントフェンダーに誇らしげに貼りつけてあるのは、イタリアのカロッツェリア「ジョヴァンニミケロッティ」の作であることを示すエンブレムです。堂々たる体躯に見えますが実物は小さなものです。往年のランチアあたりにいかにもありそうなルックスですね。

 こういった、昔のエンブレム類は見事としか云いようがないデザインで、コレが貼ってあるクルマが欲しい!と今でも思わずにはいられないモノばかりです。このイベントでは目にしませんでしたが、日野コンテッサ1300クーペにもリアフェンダーにこのミケロッティエンブレムが付いてました。

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 続いては「チェリー2題」。このニッサンチェリーこそが、本邦本格的FF車の嚆矢であったことは、もはや忘却の彼方に忘れられかけているようですが、内外装のデザインと併せて、このパッケージは傑作だと思います。そのムカシ「コニー」などの軽自動車を製造していた、愛知機械工業(戦前の愛知時計→飛行機)を日産が吸収し、その製造ラインで作られていたという逸話もあります。特にマニアには、このハッチバッククーペのX-1Rはものすごく「クル」ものがありますよね。ワタシも欲しいもん、こんなに程度の良いものなら。

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 特徴的な丸型テールランプは(もちろんランチアの)ストラトスHFを髣髴とさせます。誰だ?ポーターキャブ(マツダ)に似てるって云ってるヤツ(笑)。

 エンジン周りも見事にレストアされていますね。ムカシの英国車のような美しく塗装された鉄製のタペットカバーです。SUツインキャブレターとそれに繋がる鮮烈なオレンジ色のエアクリーナーケース・・・タメ息が出ます。センスいいわあ、コレ欲しい。

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 お隣はノンハッチのX-1クーペ。こちらが、デザイン的にはオリジンと云えましょう。

 もう、今の日本じゃ、こんなにも小粋なクルマは作れないだろうな。見てください、このオシリのツンとすましたところなんか絶品ではありませんか。可愛いです。

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 一方で、当時の本物イタ車、アルファロメオスプリントヴェローチェ(ザガートボディ)です。「1957年 SVZ」と説明ボードにはありました。

 西暦で1957年と云えば、昭和32年、戦後12年、まだ東京タワーも完成前です。日本と同じく敗戦国であったイタリアでは、すでにかくも美しく破綻の無い造形を造り出すことが出来ていたのですね。デザインの天才的センスもさることながら、それを造り出す技術もまた存在したというところに驚嘆を禁じ得ません。多くの場合、レーシーなアルファロメオはロッソ塗色ですが、この消えゆくように儚い、微妙で薄いトーンの水色も素敵な塗色です。

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 フロントフェンダーの「コンレロチューンエンジン搭載車」を示すエンブレムと御馴染ザガートの紋章。

 トランクにも「スプリントヴェローチェ」「ザガート」と金文字で描かれています。とかく下卑たものに堕しがちな「金色」をここまで上品な佇まいに見せるデザインの手腕はイタリア工芸の面目躍如といった感じです。

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 この、微妙極まるテールラインをご覧ください。ルーフ後端部のわざと間延びさせた感じも効いています。ここで「間」をおけないのがジャパニーズデザインなんだよなー。この微妙なギリギリ感が見飽きないデザインのキモなんですけどね。

 顔の方は御馴染のアルファ顔。キュートそのものですが、きっと轟音とともに走るのでしょうね。その二面性もまたイタ旧車の魅力です。

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 さて、このエンジンは・・・そう、ホンダ1300空冷ユニットです。かの本田宗一郎さんが最後までこだわったという伝説の小型自動車用空冷エンジン。

 空冷と云えば、ポルシェやチェコのタトラが最後までやってたイメージですが、時代は廻り、フィアットも現行の500で「ツインエア」って空冷二気筒を出しましたし、ダイハツも次期軽自動車用エンジンではすべての車種での空冷化を目指しているらしい。・・・天才はいつの世もハヤ過ぎるのです。天性の技術者、宗一郎さんには、きっと40年先までが見えていたのでしょう。

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 確かな手ごたえのある太古の昔とウソくさい未来が並んでました(笑)。

 ムカシの英国車は、大衆向けでも重厚ですね。2トーンカラーの使い方もおしゃれで堂に入っています。デローリアンは、自動車史的には賛否両論飛び交うクルマですが、面白いことは面白いです。ただ、心に沁みてくる「何か」がウスいんですよね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での劇中主人公車としての活躍で、永遠に人々の心に残っていくコトでしょう。あまり映画を見ないワタシも、この三部作は何度も見直しました。

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 なにげない410型ブルーバードですが、なにか得体の知れないオーラがワタシを誘います。

 あぁ、ファンシーデラックスなんだ、これ。当時としては画期的な「女性専用車」として発売されたブルーバードなのです。アイボリーホワイトがなんとも上品。ピニンファリナデザインと云われる「尻下がりテール」は日本では今一つ受け入れられませんでしたけど、旧いフィアットと見紛うばかりのグッドデザインです。

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 内装のディスプレイがまた、いいじゃありませんか。手造り感溢れるニットのクッション。ダッシュボードやドアトリムも全面的にアイボリー(昼間は光って運転し難そうだけど:笑)でいかにも楽しげです。後席のピクニックテーブルには、当時の雑誌。そして、水筒がぶらさがっています。オーナーさんの小粋なしゃれっ気が伝わる楽しい一台です。

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  ファンシーデラックスの助手席サンバイザーには、ご覧のように化粧品収納ポーチが内蔵されています。

 何か時代を感じさせますが、国産の旧車はこんなところも楽しみのひとつではありますね。こんな素敵なクルマにのって、当時っぽい扮装に身を包み、「箱根」あたりにドライブに行って、ロープウェイや温泉など一通り満喫してみたいものです。1960年代富裕層の追体験が出来そうな楽しみに溢れています。

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 本日最後は、60年代の子供用ホンダモンキー(多摩テック場内仕様)と、70年代の不良用(笑)カワサキ750SSマッハⅢです。

 このモンキーは「本物テック仕様」なのかなー?ご覧の様に、前後のサスペンションすらもありません。モンキーはそもそも、かつてホンダがやってた遊園地、関東圏では「多摩テック 」「朝霞テック」などありましたが 、そこのアトラクション(乗り物)であったものを強引に商品化して公道を走れるようにしたモノです。スーパーカブ系のエンジン搭載で非常に丈夫。現在でも愛好家の多いシリーズですね。

 一方のマッハⅢ、ただカッチョいい(笑)。ワタシにとっては、もはや永遠のあこがれになってしまいそうですケドね。 やっぱ、「これなら買える」と思ってる時期には多少無理してでも買っておくモンですね(ウチの店でマセラティを買おうか買うまいか悩んでいるヒトも、きっとそう:笑)。ワタシなんか、我が身を振り返るとそういうのが実に多くて(クルマ・オートバイ・プラモetc)・・・ 。「もう」は「まだ」、「まだ」は「もう」、このサジ加減が難しいんですけどねー。今からでも間に合うモノ、どれくらいあるかなぁ。人生、前向きに考えるコトにします。

 それでは、また明日。このシリーズはまだ続くんだろな、きっと(笑)。                

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コメント

410ファンシーデラックス、センスに脱帽。
ある意味ビトゥルボ白内装とタメを張れます。
(そう思うのは私だけ?)

そして何気にマッハⅢの脇役解説が気配りを感じて
ユーモラスです。

また私事ですが、
ニッサンチェリーはおそらく私の親父が初めて買った新車です。
もちろんこんなX1-Rとかじゃないけど。
いろは坂でバックするって文句言ってましたから。
もっとも単にクラッチの繋ぎかたが下手くそだっただけかもしれませんが・・・
親子ですから(笑)

子供の頃叔父の家にチェリーハッチバックがあって、そこの従兄弟が妙に得意げだったのを思い出しました。
我が家にスバル1100がいた頃の話です。(ああノスタルジック)

チェリーのエンジンルーム、かっこいいですねえ。

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