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« 都営大江戸線の小さな小さな旅(その3) | トップページ | とりあえず、お掃除は大事。 »

2012年3月29日 (木)

都営大江戸線の小さな小さな旅(その4)

 今日は、なんだかようやく「春」の訪れを感じさせる麗らかさ。光が丘公園の「桜」たちもツボミがほころんでまいりました。この週末あたり咲き始めないかなあ。ワタシの中でもほのかに期待は高まっております。

 アッ、久しぶりに書いておこ。このブログは「たこさんぽ」でも「たこちゃんの小さな春みぃーつけた!」でもありませんで、マセラティ専門店マイクロ・デポの「マセラティでイッてみよう!Part2」ですからね。・・・で、なんで内容がこうなっちゃうんだろうな、ワタシの場合。

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 「哲学堂公園」をあとにした「たこちゃんズ」。今度は西武新宿線の「新井薬師駅」周辺を目指します。

 大江戸線の落合南長崎駅で降りまして、その裏表を両方廻り、哲学堂ハイキングとここまで歩きっぱなしです。土支田のアパート出てから、通算どれくらい歩いたモノでありましょうかね。さすがに足も腰も疲れたわいな。

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 踏切からは遠くに「新井薬師駅」のホームが見えています。

 このあたり、これからの時期は桜の名所として、たいそうな数のお客さんで賑わうコトでしょう。例年、この「中野通り沿い」といい「薬師様」周辺といい、たいへんに混雑いたします。当日は桜がまだまだでしたので、いまだヒトもまばら。のんびりとぷらぷら歩けます。

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 この中野中心部に近い界隈でも、まだまだイイ味の出てる建造物が結構残っておりますね。

 路地を歩くと、周囲の植栽の木々が花をつけ始めたのに出くわしました。あー、ようやくツラい冬も終わりに近づいてきたなぁ、と実感しながら、新井薬師の商店街(薬師あいロード商店街)を目指します。

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 で、ようやく「今回の小さな旅」の本来の目的地に到着。

 ワタシの親友、T君の経営する「自動車趣味の店 ブックガレージ(BOOK GARAGE)」であります。特に自動車の本カタログに関しては、戦前の貴重なものから、歴代世界各国のクルマにいたるまで、その在庫量と品質、そしてリーズナブルプライスで古くからの「自動車趣味人(もちろんオートバイ野郎にも)」には広くその名を知られた業界最古参の老舗です。ここで詳しく御紹介しておきましょうね。

 自動車趣味の店 ブックガレージ(BOOK GARAGE)
 所在地:〒165-0026 中野区新井1-36-3
 営業時間:平日 正午~午後8時  日曜 午前11時~午後7時
 定休日:毎週木曜 第二水曜(夏期・年末年始に不定休有)
 電話&FAX番号:03-3387-5168

 「趣味のコレクションは足を使って行なうべし」という、自らも実践してきた信念が店主にあるため、流行りのネット通販などは現在でも行なっておりませんし、店舗の公式サイトもありません。よって、ネット検索を掛けるとまったく同名の後発店が引っかかりますが、「中野区新井のブックガレージ」だけが「本格的な古今東西クルマ関係の資料を扱うお店」でありますので、ここはお間違えの無き様にお願い申しあげます。

 あとねー、ワタシたち「たこちゃんズ」は都営大江戸線の落合南長崎駅からここまで歩いてきちゃったわけなんですが、普通の脚力の方は大江戸線の「中井駅」で降り、そこから途歩一分の西武新宿線「中井駅」で新宿線下り方向に乗り、「新井薬師駅」で下車してください。そこからだいたい「薬師様」の方向に歩いて約10分です。JR中野駅からもアーケード(中野サンモール・ブロードウェイ)を端から端まで歩く気概があれば途歩圏と云えます。ゆっくりで20分くらいかな。クルマの場合は中野通り沿いのパーキングメーターや近隣の100円パーキングに停めるのがいいでしょう。時間帯によっては、商店街の中にクルマが入れなくなっている場合がありますゆえ。

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 大きな看板は出しておりませんので、「薬師あいロード商店街」をボーっと歩いているだけでは、ここが”そういったスジのお店:笑”であることにはなかなか気づくコトが出来ません。

 近づいてガラスに目を凝らすと「あー、こういったコトなのね」と分かる仕掛け。洋邦を問わず旧いクルマたちにご興味のある方であれば、ぜひ一度足を運んでみるのをお奨めいたします。都心部や城南地区に大店舗を構え、メディア露出も多かった「このスジの”いわゆる大型有名店”」が次々と消滅していった中で、地味な立地ながら、いよいよ盛業中でありますところが嬉しいものです。

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 左は店主の店舗周辺行動用自転車(70年代のスズキ製に似せたレプリカをわざわざこしらえたモノ)。

 右は、良きビジネスパートナーでもある”お連れ合い”の愛車。コレを見ただけでも「地味ながら、タダものでは無い」御夫婦であるコトが分かります。こんな自転車、ドコで見つけたんだろうな、しかし。

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 店内に入ると、図書館と中古レコード屋とミニカー屋を足して三で割り、古道具屋のフレーバーを振りかけたような按配。古本屋然とした「ハタキを持ったオヤヂが迷惑そうにウロウロしている」というイメージは皆無の清潔で明るい店内。女性の方でも安心して入れますよ。可愛いポストカードでもお部屋のインテリアに如何でしょうかね。

 BGMには店主の趣味で常に「1960年代70年代の洋邦オールディーズ」が流れています(面倒くさいからFMラジオ垂れ流しの場合もあるそーですが:笑)。当日も盛業中で常にお客様が切れること無き状態でした(でも、平日はそーでも無いよ!とのコト)が、その方々が反対側の筋で座り込んでカタログを吟味している、そのスキを狙って、店内撮影を行なう事がようやく出来ました。

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 小さなショーケース内といい、引き出しの中といい、珍しい品々で溢れています。

 右側の写真は「旧い(そして価値のある)イタリア車のカタログ」コーナー。ちなみに当日には右の列の底を掘っていくと「ヴィンテージマセラティ各車」の本カタログがザクザクとありましたよ(”マセラティメキシコ”とかの本カタログが普通にある)!

 お忙しい方のためには、通販もやってます。でも、出来るコトなら直接この「自動車趣味の世界」独特の空気感を味わって頂きたいと思います。古今東西すべてのクルマ(商用車も含めて)やオートバイに極めて造詣の深い店主(なんと云いましても、このワタシ自身にとってもクルマ趣味の師匠なんですから、このヒトは)と語らうのも面白いですよ。もちろん木戸銭代わりになんか買ってやってくださいな。下のポストカードなんかシリーズで何枚でも欲しくなっちゃいますね。

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 国産車のも戦前の軍用車などの歴史的資料級のモノから色々と揃います。有名な自動車評論家の重鎮先生方は、自動車の歴史についての論述をする際に、必ずと云ってよいほどこの店の門を叩きます(モン、無いけど:笑)。

 また、近年、数々上梓されている、「懐かしの自動車カタログ」の画像を集めた豪華上製本は、そのほとんどがこの店と、その顧客様方が資料を提供し、それを撮影してつくられたものです。

 もちろん、こういった蒐集の世界では、「ある時にはあるけど、ひとたび無くなっちゃうと何年でも出てこない」といったケースがあり得ます。いつでも、歴史上に存在したすべての本カタログが在庫されているわけではありません。意中の品がある場合には、事前に必ず在庫をお問い合わせになってから行かれるのが賢明です。

 ここで逢ったが百年目、意中の品物が出てきましたら即買いが鉄則でありましょう(そこは、マセラティの実物買う場合もそーなんだけどなぁ・・・泣笑)。

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 さあ、御本人たちの同意を得て、「ネット上、初お目見え」の店主「高橋御夫妻」をご紹介いたしましょうね。

 「T君」こと、高橋真司君とは「中学校の入学式」からのつきあいがあります。入学式の朝一番に登校したワタシは、校庭に張り出されたクラス割りの表が命ずるままに、教室に入ると窓から校庭をボーっと眺めておりました。やおら「ぽんぽん」と右の肩を叩かれ、驚いて振り向くワタシに「彼」が発した第一声は「ねーねー、しとろえんにーしーぶいって知ってる?」であったのです(笑)。スーパーカーブームのハシリの頃にシトロエン。後に彼が回想して云うには、「だってさー、みんな何を今さらランボルギーニだのフェラーリだのと騒いでるんだろうね」といった感じで周囲の友達が「お子様」に見えていた(5才の頃から、この世界ドップリなもんで)とのコトです。この出会いが無ければ、おそらくスーパーカーブームも「三日ばしか」のようにワタシの中を通り過ぎ、現在の岡本三兄弟の趣味趣向のベクトルもそれぞれ大きくズレ、当然の帰結としてマイクロ・デポもあり得なかったコトでありましょう。そーいった意味では、まぁ、偉大な人物ではあります(ホメすぎちゃったかな:笑)。

 店内が混雑してまいりましたので、彼への「誕生日プレゼント(事前に彼自身からリクエストのあった懐かしのCM映像集)」をそそくさと渡してオモテに出ることといたしました。「またねー!!」

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 あー、ここも数年前までは営業していたハズの本屋さんだった建物ですが、ヤメちゃったようですね。

 この木戸の味わい深さは素晴らしいモノです。玄関エンブレム類もとても良いアクセントになっております。よく見ると上部のガラス窓枠などは規格化されていないようで、非常に凝った造りなのですね。

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 商店街を歩き、今度は中野駅方面を目指しますが、いかにしても、ハラが減りました。ふと見れば、佇まいは確かに旧いんだけど、前に来た時には無かったよなといった感じの不思議なお蕎麦屋さんが。「浅見製麺所」というお店です。「製麺所」の響きに「スパルタン」なこだわりを感じさせますが・・・コワいオヤヂのやってる店だったらどーしよ。

 心配そうに覗きこむワタシたちを朗らかなお兄さんが「どうぞ、中へ!」と誘いますので、導かれるままに入ってみました。午後三時くらいでしたので、10席ほどの店内には、ワタシたち以外に3人だけ。

 昼なお薄暗い店内は、選び抜かれたであろう旧い調度品の数々と相まって独特の雰囲気です。ウマそうな香りが漂います。かき揚げそばと揚げ餅そば(どちらも別盛り、粗塩がついてる)、そして清酒「菊水」を注文してみました。・・・いやー、美味かったです。オリジナルだという「七味」も絶品。そば湯も付いてくるのですが、「全飲み」しました。コレすべてで2120円はたいへん満足でした。剣豪小説の大家で食通としても知られた故池波正太郎先生のグルメ紀行文の世界を、わずか三分の一のコストで達成出来ます(笑)。新井薬師探訪の折にはぜひどうぞ。

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 新井の商店群を抜けますと「早稲田通り」へと出ますが、そのまま横断して前方に進んで行きますと、その名も「昭和新道」というムカシっぽい風情の路地に入ります。久しぶりに来たけど、結構新しい飲食店も出来て賑わっておりました。

 深く入れば入るほど、些かならず下卑たムードが濃厚に漂いますので、暗くなると女性の一人歩きには向いてないかも知れません。地元の方々にとってはコワいものでは無いのでしょうけれど、ワタシこういった繁華街に慣れてないもので。

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 外観に、「昭和40年代初頭の未来図」を感じさせる「中野ブロードウェイセンター」です。完成当初は、大型商業施設と高層マンションのカップリングで大いに時代の最先端を行くスポットだったらしいです。有名芸能人や著名人、文化人も数多く住んでいたと聞きます。元東京都知事、国会議員で、タレント放送作家であった今は亡き「あの方」もここにお住まいであったそうです。ムカシ新井薬師の蕎麦屋でムスメさんともども出くわしたコトがありましたっけ。

 それが今では「オタクの巣(笑)」。有名な「Mだらけ」を中心に、いまや4階までのほとんどの店舗が「そのスジの方(そればっかし:笑)」用のテナントになってしまいました。ところどころにムカシながらの定食屋さんとか洋食屋さんなどがそのまま挟み込まれて位置しているので、「異次元空間」に迷い込んだ感覚に襲われます。地下に降りれば有名なソフトクリーム屋さん周辺には立錐の余地無くヒトが群れています。

 ワタシも数年前に買いそびれた「食玩」を探してさまよってみたのですが、どこにそういったお店、そういったコーナーがあるのかさえ、シロウトのワタシにはもはや分からなくなってしまいました(商品構成の細分化が行きわたり過ぎての結果だと思う)。サブカルチャー好きなワタシではありますが、なんだかそんなモノまで「金・かね・カネ」といった感じに見えてくると悲しくなって「精力減退(笑)」してしまいそう。「アキハバラ」もこんななのかなぁー。かれこれ15年以上はアシを踏み入れて無いけれど。・・・さぁ、帰ろ!

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 JR中野駅から一駅の「東中野」で降り、都営大江戸線に乗り換えて、ようやく「光が丘駅」に戻ってきました。

 あぁ、朝の8時半に土支田のアパートを出て、光が丘で散髪→練馬で墓参り→銀だこで精進落とし→トキワ荘界隈周遊→ホビーセンターカトー見学→哲学堂公園探索→新井薬師のブックガレージでプレゼント贈呈→蕎麦屋で一杯→中野ブロードウェイ全館ひやかし→土支田アパートに帰還といった強行軍でした。5時半過ぎにアパートにたどりつき、ヨメの携帯電話に装備されている「万歩計」を見て仰天!18キロも歩いちゃったんですか「たこちゃんズ」。やはり「バカ夫婦」としか云いようがありません。おそまつ!

 明日から、別のネタ行きます。引き続きよろしく!

                        

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コメント

週に一度のお休みにこの強行軍(しかもご夫婦で)、流石です。

BOOK GARAGE、この近くで仕事したことがあったり、渋谷の(元)勤め先に向かう抜け道がすぐ側を通っていたりする場所ですが、知りませんでしたあ。
ここも今度いってみよう。

Tさんすっかりご無沙汰しています。
ワタシもお世話になりました。

アキバはオタクとエロの街みたいになっちゃいましたね。

「製麺所」いいですねぇ。蕎麦を味わうのもいいのですが「蕎麦屋」を味わうのって良いんですよ!

25,841歩は相当すごいです。
ワタシの携帯にも万歩計がついていますが、1日で15,000歩を
超えたことがありません。
大変お疲れ様でした。

Tさんご夫婦は仲良さそうで親しみがもてます。
今度、是非お店へお邪魔したいと思います。

初コメです。なかなかの連作「たこ散歩」でした。いずれも拙宅近辺で、中学時代にハマった関水金属様(でもここは知りませんで、高田馬場の店に行っていました)、哲学堂も何十年前かに何回か行きました。その近くの「タージマハル」は、野方配水棟です。そして新井薬師の自動車趣味の店「ブックガレージ」は、早々にお友達のギブリカップさんと行ってみたいですが、毎日、中野駅までママチャリ通勤なので、仕事帰りにすぐに行けそうです。嬉しい情報でした。さらに中野ブロードウェイは、ちょくちょく行きます。2階にある、麦とろの「丸子亭」がお気に入りですが、お昼時間少し前に行かないと混んでいます。たこちゃん夫婦の仲睦まじい感じがよいですね。いつもこっそり夜たこちゃんブログ見て寝ています。有り難うございます。

大変ご無沙汰しております。

久しぶりお伺いしてみましたら、なんと長崎近辺のネタとは・・・(笑)

南長崎は、私が学生時代を過ごしました(30年近く前の話ですが)、大変思い出
深い土地でありまして、懐かしさ満載で読ませて頂きました。

当時私もトキワ荘そっくりのアパートに住んでおりまして、
当然ながら各部屋は四畳半なのでありました。

今考えると、四畳半一間というのは信じられないくらいに狭い空間なのですが、
あの頃は、上京して初めての独り住まいという、本当の意味での自由を獲得した
高揚感も手伝ってか、とてつもなく無限の空間に感じたものです。

南長崎のキーワードから、どんどん昔の事を思い出しちゃいましたよ。

隣駅の江古田に大学がありました関係で、あの頃は本当にみんな毎日入れ替わり
立ち替わりウチに来てはワイワイやっていました。

あの頃の連中の内、何人かは同じ業界で今でも付き合いはありますが、
ほとんどは消息が分からない状態です。

みんな今、何やってるんだろうな・・・。

あー、思い出したらなんだか泣けてきちゃいました(笑)

今度私も久しぶりに、思い出の地を訪ねてみます。

ブックガレージ、一度はるか昔に行ったことがあります。ばかばかと大量に買い込みました。でも、そこまでいくのが非常にかったるかったので(基本的に移動は車ばっかでしたから)、2度目は行ってません。今度連れってってね。

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