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2012年3月 5日 (月)

思い出そうよ、手造りの心(その1)

 今日も一日シトシト雨。それでも夕方にはクアトロポルテV8(川崎市Kさま号)の納車が無事完了しました。「食」に携わる職人さんなので、初めてのお取引ゆえ当方もたいへん緊張してお納めいたしましたが、御満悦であったようでまずはヒト安心。

 ここのところ、御来店された様々なお客さんにはおハナシをさせて頂いているのですけれども、本日からしばらくの間、1990年代中盤あたり以降の欧州車からは、なぜ「香り立つクラフトマンシップ」を感じにくくなってしまったのか、とのワタシの忸怩たる想いを御伝えして行こうと思っております。

 やはり、分岐点は「リサイクル樹脂・エラストマーの採用」、そして「それまで100年以上に亘りクラフトマンシップ薫る良心的クルマ造りを追求してきたメルセデスベンツの瓦解と以後の宗旨変え」。この2点が大きかったように思えてなりません。

 良いモノを、例え金額が高くとも一生懸命に働いて稼いだお金で買い、それを一生モノとして大事に扱い、時に正しく手入れし、家族ともども生活の伴侶とし、願わくば代々伝えていく・・・。ヨーロッパの良き伝統ではありました。庶民も貴族もレベルは違えども、分々に応じてそういった伝統的生活を営んできたのではないかと思います。

 先般、当ブログで話題とした「マセラティ工場探訪記」、英語版ですが動画を発見しました(その1[イタ語]その2その3[英語]でチャンポンですが・・・日本語版では省かれていた内装組立工程などを、より詳しく見ることが出来ます→センターコンソール上に馬乗りになって作業してたり、マキタの電動ドライバーが炸裂してたりする(笑):音出ます、ご注意を)。2012年現在の自動車製造方法としては、確かにいまだ手造りと云っても差し支えないと思います。それでもずいぶん「機械化・自動化」は進みました。それらが須らく「悪」であるというつもりは毛頭ありませんが、組み立てや製造の工程において、「機械化・自動化」を進めるには各部の「精度」を上げ、作業のルーティン化をはかる必要があるので、その辺の事情こそが、「ユルさを失わせる」真の原因となってしまっているとしたら・・・「最近のクルマに魅力を感じない」と仰るお客さんは非常に多いのですが、このあたりに問題の核心はありそうですね(そして、いよいよ後から「治しにくい」構造へという問題までも孕み・・・)。

 明日に続きます。

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コメント

なるべく沢山売れるように、誰でも同じようにつくれるようにつくる。デザイン(造形だけでなくもっと広義の)を司るカロッツェリアの凋落もきっと根は同じなのかと。

あと建築の設計の仕事も状況は何だか同じなところがしんどい。職人仕事やデザインの個性はもうどこかに行ってしまいそうです。

伺いました伺いました!
フライバイワイヤの欺瞞とか、PIN CODEの憂鬱とか…
ぜひぜひ解説お願いします。
もっとも、伺っても解決策はなかなか見えてこない気もするけど…

むしろ「案外頑丈なビトルボマセラティ」とかってテーマのほうが
盛り上がる気もしますがw

222SE伝道(galleries)入り、ありがとうございます!(^^)

本日のお題、深いです。
いろいろな角度のご意見があるかと思いますが、
「最近のクルマに魅力を感じない」の1つに、本当のクルマ好きが
クルマをデザインしていない影響が大きいように感じます。

「小綺麗でそこそこまとまりはあるけれども、なんか温かみが感じられない」
デザインの車が多いです。
現行ゴルフやトゥインゴなんか見てると、そう思います。
(現オーナー失礼!)

...なんかたこちゃんのお題から脱線してますよね。失礼しました。

このシリーズ、大変興味があります。

何故マセラティに自分がたどり着いたのかを、他人の目線で
かつ専門的に考察して頂けるような気がしています。。。

長文、写真満載お待ちしております。

興味深いお題です。
物を大事に使い捨てることなく維持し続けることにあこがれているつもりですが、
車に限らず、今現在新品で買える物ではなかなかそうも行かないものが多いと思っています。
物によってはアンティークなんて世界もありますが、極々一部の物ですし。

ナショナルジオグラフィックの工場探訪記、先日本屋でDVDを求めてきました。
まだちゃんと見ることができていないのですが、ちゃんとラインで作っているんだなぁって思いました。

濃い内容、コメントになりそうな話題ですね。↑私もナショナルジオグラフィックDVDを観ましたが、なんか本社工場はアッセンブリー中心な感じ、手造りしているのは(多分)下請けの人達なんだなと思いました。

私が、普段使いにしている車は1990年代初めまでの車です。その頃の車は、ギリギリ「使い捨て」には作られていないと感じるからです。まあ、ジャガーなんかでも裏をめくると案外しょぼいんですが、でも車から匂い立つ雰囲気のようなものがそれ以降の車とは違います。新車でそのような雰囲気を求めるなら、モーガンなんかになってしまうのでしょうか。スリーホイラーはたまらなく魅力的だけど。
まだ「一生モノ」と思えるような車に出会っていませんが…なんせ乗りたい車がたくさんあって。この飽く事無き煩悩が燃え尽きる日もきっと来るんでしょうね。

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