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2012年5月11日 (金)

2012年、GWにフラっとドライブ(その3:徒歩で廻る高野山①)

 あー、こんばんは。今日はちょっとハダ寒いほどの冷たい風が吹く天候でした。ところで、本編ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」のマセラティ在庫車情報に、新入荷のマセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネをアップしておきましたので、そちらも後ほど覗いてみてくださいね。とても洒脱で素敵な内装色のクルマです。

 といったところで、昨日の続きをば。4月29日(日)のお昼ちょっと前の時点からおハナシが続きます。

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 昨日最後のシーンの場所から、さらに登ること10分。立派な「大門」を左手に観ながら走れば、そこから先は高野山の中心街へと続いていきます。昨年もそうだったのですが、この立派な大門が最終コーナーリングの途中に忽然と姿を現すので、運転しながらアタフタしているウチに通り過ぎてしまいました。帰りにゆっくりと寄ってみよ。

 時刻はちょうど正午です。亀山からは道路が空いていたコトもあって、かなり順調に登ってこられたと思います。東京方面から高野山を目指す場合は、一旦高速で一気に大阪まで行くよりも、亀山から奈良県を突っ切り和歌山県にいたる「した道」を走った今回のルート選択が(コストの面でも)ベターであるように思えました。ちなみに、ナビ画面中にある「H」の文字は通常ホテルを示しますが、ここ高野では、お寺の宿坊の存在を表しています。

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 こちらが、本日お世話になる宿坊のお寺「大円院」様です。チェックイン(というのもヘンな感じですが)の時間帯よりもかなり早めに到着したので、とりあえず、中に入って荷物を預かって頂き(この時応対してくださったお若いお坊さんが超イケメンで、ヨメは舞い上がってヨロこんでました:笑)、そしてクルマも駐車場に。門前に建つ「ああ同期の桜」の碑が異彩を放っておりますが、ソレがここに屹立している理由は後にわかります。ワタシの瞼は、もはや全開を拒んでいるのが写真からもハッキリとわかりますね。

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 早速、寺町を散策することにいたしました。前回ゆっくりと参詣することが叶わなかった高野山真言宗の「総本山」である金剛峯寺(こんごうぶじ)を目指します。

 高野山一帯は、なんとこの日も(4月も終わろうというのに)いまだ桜が見ごろなので驚きました。美しく咲き誇る花々と古刹の凛とした佇まいは独特の空気感を醸し出しております。

20120511072012051108 空気感と云えば、前回訪れた折にも感じたのですが、ここ高野山は本当に空気が違います。しばらく滞在するだけで体の細胞ひとつひとつが丁寧に活性化していくような感じがいたします。

 参詣をした後は、敷地側面の出口からそとに出てみました。高野山寺街の一番はずれの地域まで徒歩で散策してまいりましょう。 旅行社のツアーなどでは、まずきっと行かないあたりだと思われます。

20120511092012051110 期待した通り、商売臭とは無縁の手付かずの街がそこにはありました。この廃業したガソリンスタンドなど、オブジェのようです。

 足はツカれて痛くもなりますが、やはり精密に街を廻るには徒歩でデレデレするのが一番しっくりとくるように思います。自転車の速度でも見落としてしまうモノがたくさんあるんですよね。

20120511112012051112 中心街からだいぶ離れてきましたが、この道は後述するように鉄路で高野山を目指すためには枢要な道路です。

 美しい生垣を纏った荘厳なお寺が軒を連ねています。このあたりは歩いて散策する観光客も少なく、穴場的な静寂スポットです。ただゆったりと流れていく時間に身を委ねつつプラプラするのは、お金こそ掛かりませんが、この上もない贅沢です。

20120511132012051114 ここ高野山までは、電車、ケーブルカー、バスと乗り継いで、大阪などから簡単に来るコトが出来ます。

 完全に「南海電鉄」が仕切っており、ケーブルカーの駅からこの高野山中心街までを往復するこの路線バスは、連休中だったこともあって臨時便が大増発、大げさでなく5分にひと便といった感じでえっちらおっちら轟音をたてながら坂道を登って行きます。

20120511152012051116 通り過ぎたバスを追う様にヒーヒーと傾斜のキツい上り坂を歩いてまいりますと、高野山の裏の出入り口に到着いたします。山門を出たところには「女人堂」という御堂がありました。

 大昔の高野山は女人禁制であったそうで、女性の参詣者は山門内に入る事を許されず、この御堂で本山を想いつつお参りをしていたコトでありましょう。

20120511172012051118 そのような謂われに関連したスポットがこの女人堂周辺には色々とあります。

 ここもその中の一つ。詳しくは写真を拡大してお読み頂くといたしましょう。

 このあたりより先に続く下界に降りる道は南海電鉄の路線バス専用道路となっているのが印象的でした。これにより、路線バスは正確な時間で運航できるというわけです。プリミティブな大量移送手段としてはこういう手があったか。アッタマいい!

20120511192012051120 帰り道で、もう一度木々の花々が周辺を囲む「塔」に、今度はより一層近づいて見てみるコトにいたしました。

 新緑も美しく歴史のある塔を飾ります。「金輪塔」というのですか、小さいながらも、しっかりと時間の経過を感じさせる、とても威厳のある建造物でしたよ。

20120511212012051122 さらに中心街に戻る途中には、どうしても寄りたい店があるとヨメが云う。

 路地を入って行くとそこにありました。なんと「麩」の専門店だそうです。様々な麩の周辺加工食品が並ぶ中で、お目当てのお菓子があるそうで・・・。

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 これが、ヨメの騒いでいた「あんぷ(たぶん”餡麩”の字をアテるのでしょう)」という、まっ、いわゆる麩まんじゅうです。

 いやー、さすがにコレは製造元の直売でしたから鮮度は最高で涼やかなウマさは抜群でした。あとで、中心街に戻るとあちらこちらのお土産物屋さんで同様の製品が売られておりましたが、このお店のモノが人気もあるようでした。

 あー、まだまだ続いちゃうな、コレ(実際、どうしよー:笑泣)。

 それでは、また明日。

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コメント

南海・高野山とくればズームカー(なんのこっちゃ)
ところで「なんかい」の発音ですが、関東では平坦に発音しますが地元では「な」のところに重きを置きますよね。

↑でも、うしろに「電車」が付くと「なんかいデんしゃ」となるような気がします(笑)。

南海特急というと、鉄人28号みたいのが新しく投入されたと思っていたら、いつの間にか今は昔のことになってしまいました。

同じたこちゃんさんのブログでも、珍道中はビトゥルボを語るときとは違って、なんというかぽっかりした雰囲気が感じられて、よい時間を過ごされたのだなあと、和むやらほっとするやらです。

「徒歩でデレデレ」
この季節、最高だと思います。

最高といえば、V6エボ内装。
ゲットできる方が羨ましいです。
カッチョいいなぁ。

山は下界より空気も水も清浄ですし、まして高野山は聖地ですから一段と清らかなものがありますね。餡麩うまそうです。この呼び名は初耳でした。わたしの師匠は高野山の胡麻豆腐を好んで食べております。続きが楽しみです。

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