ダメ男なワタシ→ヘタのよこずき
はい!今日の東京練馬は強風が吹き荒れて、夕方には雨がパラつく天候でした。昨夜半の地震にズドンと起こされ、その後はなんだか深く寝付けなかったのも加味されて、早起きして出勤し、パソコンに向かってはみたものの・・・ネタが思いつかない(アタマがぼー:笑)。
午前中にはわざわざ北九州からの御来店客があり、ひとしきりクアトロポルテの御説明を聞いて頂きお帰りになられましたが、その後も風に吹かれながら作業をしつつ「なんかネタ無いか?」と思案し続けておりました。・・・やっぱ思いつかない(泣)。
この上は、前から「見せてみろ」と云われていたような気もいたしますので、ワタシの毎回の「休暇中プラモ作りの成果」の一端を、この際ハジをしのんで開陳することにいたしました。
この連休休みにダメ男(だめお)の皆さんが我が家からお帰りになったあと、急にクルマが触りたくなってまいりまして、取り出したるは「6輪たいれる」でありました。
30年ぶりくらいに御対面するキットです。コレはタミヤ1/20スケール、タイレルP34です。箱を開けたら「タミヤなのに、ムカシはこんなだっけ?」というくらいに、ボディは成型ビケが出てるし、パーツの精度も見るからに良くなさそう。まず手始めには、タイヤに文字でも入れとこ。リアタイヤ2個は、DVDを録り貯めしてあった「コメットさん(大場久美子の:笑)」を横目で見ながらどうにか完成。フロントタイヤは・・・ど-して小さいのが4つもあるんだよー。ヤリました、負けました。あまりの不出来に、ここではとてもお見せ出来ないので、これは次回休みの課題というコトで(泣)。
とにかく、ランナー袋を開けてしまったので、なんかヤラなきゃと、仕方なく(笑)エンジン&ミッションを作り始めてみました。
天下のフォードコスワースDFVエンジンも、1/20スケールになりますと、斯くも小さくなっちゃいます。子供の頃は、1/20なんて「でかいプラモ」といったイメージを持って臨んでいたものですが、今見るとひとつひとつのパーツが「こんなにちっちゃいの?」と驚きます。目は見えないわ、指は動かないわでタコ足エキゾーストマニフォールドの組み付け(8本が全部バラバラなんだよー!タミヤのばか:笑)とかプラグコードの取り回し(デスビやヘッドの孔に全然入れられん:泣)など散々苦労してようやくなんとかカタチにだけはしてきました。「オトナプラモの世界」では、別売りのエッチングパーツやら、メタルパーツやらをさらに組込んでチューンナップするものなのですが、ワタシの場合はここでも原理主義者(笑)なので、あくまでキットに付属するパーツのみで素組みです(ホントはお金が勿体ないから、別売りパーツが買えないダケなんだけど:泣)。
ハセガワ1/48スケール、海軍局地戦闘機「紫電改」(しでんかい)です。
ワタシにしては珍しく一応の完成品。数年前の正月休みに「紅白歌合戦」を横目で見ながら一生懸命に作りました。その時はヨメさんが風邪をひいて寝込んでいたので、ヨコからチャチャを入れられるコトもなく、コレ作るしかやることないから出来ちゃったというモノです。エアブラシを使わずに、油絵の如くの質感を追求(ワルく云えば、がさつな出来:笑泣)したとは「たこちゃん談」。→ハッキリ云って、へたくそです(泣)。
ハセガワ1/32スケール、陸軍三式戦闘機「飛燕」(ひえん)です。
足かけ4年くらい、休みの度にちょっとずつ進めていますが、「三歩進んで五歩下がる」の体。休みに入って帰宅するたびにハコを開けては「前回、どこまでやってたんだっけ?」と三日間くらい悩むのがお約束(笑)。
だいたいにおいて、「飛燕」の実機に存在したと云われる数あるマーキングの中でもっとも難しい「迷彩&ストライプ&ツートンカラー」のヤツにチャレンジしているのでキット付属のデカールを使わないで完成に持ち込むのは困難をキワめます。右と左の翼上面模様をシンメトリックに描きたいんですけどねー、エアブラシと面相筆でずっと格闘してまいりました。
タミヤ1/48スケール、一式陸上攻撃機(一式陸攻:いっしきりっこう)です。
キットに付いてる組立説明書記載の塗装(マーキング)例の中からはあえて選ばずに、資料本に乗ってた一葉の実機飛行中写真のみを頼り「あくまで雰囲気勝負の素組み」で作ってみております。例によって、日の丸や機体番号その他すべてのマーキングにはデカールを使用せず、手書きにチャレンジしています。→バカです(笑)。
単座戦闘機じゃないから、1/48スケールでもデッカクて、とても迫力があります。
それはいいんだけれど、コレは空に陸に攻撃しなくちゃいけない飛行機なので、機体の上といい、横といい、前後左右の各所に風防ガラス(キャノピー)と銃座が配置されており、細い細い窓枠をキッチリきれいに塗り入れないとイケませんので老眼にはキツいです。最近では、透明キャノピーパーツのみ塗装済みのものがプラモメーカー純正品として別売りされていたりするんですよ(しかも本体以上に結構高い:笑)。ワタシはモデラー歴45年の意地を発揮(その割に腕が上がってない:笑泣)し、ズルはしないで8つのキャノピーを全部塗りました。→やっぱ目がトレました(笑)。
あー、今日はスッカリ恥かいちゃったな。それでは、また明日!
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最近のエッチングパーツ、おそろしいですね。仕事でつくる建築模型なぞ1/50でも簡素なもんですが、1/700でもプラモは手摺や窓枠やら何でもありで…。時間もコストも掛け放題なのは仕事でなく趣味だからではあるのでしょうが。
とりあえず夏までに高角砲の角度を変えて、機銃の類いを塗っておこう、と思ってはいます。いまのところ。
投稿: おぐ | 2012年5月29日 (火) 21時22分
最初のタイレルP34の箱、「コレコレ」と懐かしく思い出しました。
それにしても、モデラー歴45年の実力はさすがです。
そして「コメットさん(大場久美子の:笑)」、これまた懐かしいです。
ああ久々に見てみたい(笑)。
投稿: Wさま | 2012年5月29日 (火) 22時35分
うわぁ、タイレルのエンジン小さいですね! 20分の1でこれだけきれいに組めるのだから、実物なんてチョチョイのチョイ…なんてワケにもいかないのでしょうが、脱帽です。この情熱、超絶仕上げへ至る道。
投稿: 上京FMt | 2012年5月30日 (水) 00時48分
なんか写真だとタイレルのエンジンは超精密に見えます。結構時間が掛かったのでは?。
飛行機モデルはあんまりやらないのですが、タミヤの1/100(時々再販されるのです)、スケールが丁度良く、お気に入りです(とは言っても私の完成機は米軍二機のみ、ダッソーとサーブが控えていますけど、何時になるのか?)。
投稿: 一松 | 2012年5月30日 (水) 20時00分
ああっ、一日遅れのコメントで申し訳ない。実は昨日、仕事で事件が勃発しまして・・・と言ってもハタから見ればちっぽけな事件ですが。
内紛で仕事が泥沼にハマリそうで血圧が上がって頭がもやもやしておりまして。でも一日たったら大丈夫。凄く低レベルな事件で悩んでいる自分がちょっと恥ずかしいな。そんな時はマイクロ・デポの仕事を思い起こすののだ。素晴らしいじゃないか。
投稿: Ryo | 2012年5月31日 (木) 00時44分