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2012年6月14日 (木)

ドイツ人もしょうがない(えっ、それホント?:笑)

 本日はちょっと「本ネタ」からはハナれまして、おいおい!ソレは無いだろうといったハナシをひとつだけ(小ネタで失礼します)。

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 ここ最近、ウチの三男が通勤のアシにしておりますのは、ヒト月程前に手に入れた「メルセデスS500」。

 先週末に彼が帰宅する途中で、突如エンジンルーム内より「ごぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゅーん」というゴムのスレる様な、その一方で金属質な音でもある様な不思議な大音響が発生し、ソレと同時にエンジンもスムーズに回らなくなったそうです。

 あわててエンジンを止め、ボンネットを開けて暗闇の中を睨みつけますと、ゴムベルトのちぎれた様な環状の物体がアンダーカバーの上に落っこちていたそうです。その後もとりあえずエンジンは回るので、おそるおそる5キロの道のりを自走で帰宅したそうで、まったく普段はお客さんに口酸っぱく「緊急時の対応法」などを得々と語る彼も、コト自分のクルマになりますと、その扱いはかなりテキトー(笑)ではあります。

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 ・・・で、ご存じの様に、自分のクルマなんかイジる時間などまったく無い彼は、「ドイツ車の師匠」に修理を頼むべく、我が「エス・オー・エス」のローダーに載せて貰い、クルマはドナドナされて行きました。

 その日の午後にはベンツ君が戻ってまいりました。その問題のパーツがコレ。なんとクランクシャフトプーリーが分離してしまっていたのです。ちなみに走行距離は4万キロちょっと。「師匠」が云うには、「高速(道路)でコレくらったら、ラジエターには穴開いちゃうし、ヘタするとエンジン一発でオシャカだよ。よかったねー、街乗りで」だって(笑)。

 このトラブル、この時代あたりのベンツでは良くある「お約束」らしいです。なんでも、対策品は過去3回モデルチェンジをしているらしく、現在供給されているモノが「テイク3」だと云うのです。そもそもは、ドライブベルトの共振を少しでも和らげようとしてのこの構造らしいのですが、ハッキリ言って無理がありますね。金属同士でゴムなどの弾性体をサンドした物は大概ロクなコトになりませんが,こんなに高速でブン回るところを何もこうすることは無かろうに・・・。今や「ここ最近のドイツ」もこんなものですよ。現行のクアトロポルテが輝いて見える出来ごとでした。どうせコワれるんならイタ車がいいよな、やっぱり。オソマツ!

 それでは、また明日。

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コメント

いい加減なのはイタリア人だけでは無いのですね。ドイツ人も日本人も。でも、ドイツ車、日本車は信頼性の塊であってほしいな。イタリア車がいい加減なのは仕方が無い。カッコいいし運転するのが楽しいから。イタ車が信頼性に乏しい分、マイクロ・デポには絶大な信頼を寄せております。

工場長さま、運がいいのか悪いのか。
ウン、運がいいと思いましょう。

S500、大穴でさすが、プロの選択です。

もともと質実剛健で売ってきたヒトが、市場を広げるべくト○タの真似をしてみたらヘマこいた、というところでしょうか。
Sクラスがアシというのは、何だか西海岸っぽくて粋ですな。(ちょっとちがうか)

どうせコワれるんならイタ車がいいよなって、何言ってんの??
言っても全くしょうがないけど、壊れんなよ。
世間からこんなにも遠くに来てしまってるんですね。

S500なんて、日和ってんじゃねえぞ!!
どうせならオリジナルミニに乗って、ラバーアンドコーンの乗り心地に腰を徹底的に破壊されてしまえ!! 俺が手術する。九州まで来い!
90年代以降のベンツは、ど素人の私にもわかる位コストダウンしてるから、おぐさんの言う通り、へまこきまくりだな。

ああ、何だか最近心が荒んでいる。

おや、これはいつぞや駅まで送っていただいた…その節はお世話になり、ありがとうございました。それにしても対策品がテイク3ですか。そもそもの設計が正しくなかったのですかね。なにはともあれ、お見舞い申し上げます。
わたしは仕事で使っていた190をパワステ、ラジエータ、ミッションの同時多発トラブルのため泣く泣く手放した経験がありますが、使用頻度が違うとはいえ、アレーゼ製スパイダーは14年間で1度も走行不能になったことはありません。個体差もあるでしょうが、スリーポインテッドスターが病に伏す姿は「盛者必衰」という言葉を思い起こさせます。

ははぁ〜ん、これが3分割のプーリーですか。

こんな事を言うのも何ですが、ドイツ車だからこの程度で済んだと
思って諦めるのが吉かと・・・。

その昔、アルピーヌに乗っていた頃、シャブ中のポンスケが飛び出してきて、
そいつにいきなりフロントガラスを殴り割られた時だって、私は「あぁ、私の車が
フランス車だからこんな目に会うのね」と割り切りました(笑)
この程度で動じちゃいけません。
事故、事件、故障なんてそんなものですよ(笑)
まぁ、御社に対して、こんな事をいうまでもないとは思いますが・・・。

それにしても、モノづくりの精神って、世界的に劣化しているのだなぁと
思う今日この頃・・・。

レストアに対する職人魂は健在であるとしみじみ感じ入る、今日この頃
でもあります。

くれぐれもご無理の無い様に・・・。

まあー、欧米人は、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、イタリア問わず、一緒じゃないですか。いい加減ですよ。北欧なんかも。テキトーなところは、人種関係なく、一定の割合でいるんです。日本人は押しなべて几帳面な、しっかりした感じがあります。しかしやる気になった欧米人にはなんか負けちまうな。

↑コメントをくださったすべての皆さんへ。
今日はすみませんね、ドイツねたで。ワタシも同じ「S500」なら、ホンダのにせんか(爆笑)!とは思っておりますが。いまや、中古ベンツは(ホントに情けなくなるホドにものすごく安くて)貧乏人の友なのでありますよ。実際コレはワタシのダイハツコペンより安い。

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