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2012年6月23日 (土)

我が追憶の「秘密基地」

 本日は、「梅雨の合間の貴重な晴れ間」といった感じで一日中東京練馬は爽やかな土曜日となりました。然れども、どのように一生懸命にやっても「ぢりぢり」としか進まない「匍匐」作業の連続で、今週も「カラダのアチコチがううっ!」状態になり果てております。というわけで明日の日曜日には完全に「逝って」しまいそうなワタシではありますが、不思議なくらいに月曜日の朝には「蘇生」してるんですよね(もう、ここ何年も:笑泣)。これぞ、「ざ・かんぜんねんしょー」というコトでありましょう。

 今日はそういう土曜日ですから、ブログ更新は、もはや「気力」だけに依存いたしましてカラダの方は「省電力モード」といたしましょう。時に、まったく久しぶりにシゴトから離れまして肩のチカラを抜いた本格的な「懐かしネタ」をフッてみたいと思っておりますが・・・こんなハナシでは如何かしら?

 昭和49年の練馬・・・ソコに「空き地」があり、得体の知れない「建築廃材」の数々(石膏ボードの破片とか、ヒビの入ったポリバス浴槽とか、タイルの欠片とか、とにかくデカイ段ボール箱とか、大小のベニア板とか、配線コードとか、電球とか・・・)が落っこっている上に、ヒマそうでカネも無い数人の小学生が所在無さげにしていれば、当然の如くに(なんでぢゃー:笑)「秘密基地」が御建立遊ばすというワケでございます。

 幼少の頃の「秘密基地」造りというのは万国に共通するネタらしく、このブログでも、ワタシが御贔屓のために度々登場いたします、懐かしの特撮モノ「サンダーバード(第21話:危険な遊び)」においても、「ウルトラセブン(最終回の第49話:史上最大の侵略(後編)」においても、劇中にこの「秘密基地モティーフ」を使ったハナシが登場いたします。なぜか血沸き肉踊る「秘密基地」と云う言葉の響き・・・「ざ・シークレット・ベース」・・・ううっ、いい!

 ワタシも四年生だったか、五年生だったかの頃に二回くらい「かなり本格的な」ヤツを作ったコトがあります。とにかく、今まで見たコトも無いくらいに「どデカイ肉厚段ボール箱」を空き地で発見してしまうと、そのまま建造工事に突入してしまったりするワケです。そこらにころがってる「自称、所有者不明(笑)」の部材の数々を眺めつつ、アタマの中に材料とその加工法&基地の”青写真”(難しい工作は面倒なので、出来るだけアリモノの原型を生かしつつカッチョいい基地にしたいなぁ)を叩きこみ、もう寝ても覚めても、もちろん学校でも授業なんぞはウワの空で、基地の在り様を夢想する日々が続きます。当然待ち侘びた放課後になれば夕暮れ時までの数時間は毎日秘密基地づくりに没頭します。

 塩ビ管は、L字継ぎ手と組み合わせて、鏡を仕込めば「潜望鏡」に。基地の内部照明は、とりあえず「懐中電灯」だったりするワケですが、そのうち「発電機ほしいな」とか思い出し、自宅から「マブチ(モーター)ゼネコン:コレ知ってるヒト、そーとー、そーと、トシあるね(笑)」を持ってきてはハンドルをグルグルと回して「おー、自家発電装置完成!」などと悦に入っておりました。

 基地がイイ感じになってくると、数日後に「あきらかにダレか別のヤツが入った」形跡を発見したりして、「きっと別のクラスのヤツら(こういう場合は、たいがい三組のヤツら:笑)だ」なんてハナシになり、見張りを立てたり、「こっちが先だ」系の喧嘩をしたりといった「お約束」の悲喜こもごもを演ずる期間になってきます。ワタシは「造る過程」を目いっぱい楽しんでしまったので、出来あがっちゃうと「いーぢゃん、またつくれば・・・」という感じで、バトルの方には参加しないようにしてた(けど、最終的には”首謀者”扱いなので、巻き込まれちゃうんだよなー:笑)。

 なぜか毎度そうなのですが、大概この基地建造遊びは秋口にやるコトが多く、自慢の基地が崩壊(笑泣)するのは、台風による大雨が原因となってたように思います。なにせ、骨格がない「段ボール」ですからね、水は大敵。

 なんでも、有名なまんが「ドラ○もん」によく出てくる「土管の積んである空き地」というのは、まさに当時の「練馬あたり」がモデルなんだそうですね。昭和も40年代までは、ホントにこういった「意味不明な空き地」とか「いかにもショッカーが出そうな造成地」があちこちにありましたもんね。今となっては懐かしいけど、”現在のお子様”にとってはDSとかのゲームの方が面白いのかも知れません。そうそう、ゲームと云えば、もう10年くらい前の「プレステ」に「ぼくのなつやすみ」っていう体験型ソフトがありましたっけ。その中にもやはり「秘密基地」が出てくるんだよな、確か。ほのぼのと疑似体験が出来る癒し系のゲームでした。

 前にも書きましたかも知れませんが、実現はおそらく難しいと思われる「ワタシの夢」は、「サンダーバード2号」の発射プロセスを再現できるガレージをつくること。・・・ガレージの間口上部には、まずラウンジがある。ガレージのゲートが上に向かって自動的に開く(コレはリモコンの電動シャッター、文化でも三和でもいい:笑)。普段は自転車かバイクしか通れない幅員しか無いハズの通路、その両脇には、なぜか「ヤシの木(笑)」が棚引いております。いざ出動の折にはそのヤシの木が左右にパッタンと開いて、おずおずとタキシングウェイに登場するワタシの車・・・まずは広ーい土地が必要だわな。

 本日のネタは「昭和43年」以前に生まれた方でギリギリかなぁ。お若い方には「おぢさんの戯言」と受け取ってもらえれば、と。ワタシはいつまでも、こういうジジイで居たいです。

 それでは、♪まーた、らーいーしゅー!

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コメント

私も秘密基地作りましたよぉ!

商売柄ダンボールどころか昔は大きな家電製品は木枠の箱に入っていたので木造の家ができました(笑)

今のうちチャイナマネーの向こうを張って北海道に敷地を確保しますか!

引退する頃には温暖化で椰子の木が育つんじゃないでしょうか??

↑「テツヲタ」さん、「えー、ほっかいどーしか、ダメなの?(笑)」・・・だいたい、「引退」の二文字がワタシの人生に果たして」訪れるのか(泣)。「間口がセマくて、細長ーい60坪」で御殿場あたりだったらなんとかなるかなぁー。

↑御殿場でしたら、本物の自衛隊がありますので
スケールでかそうです。

マブチモーターイコール、東京科学株式会社は初めて知りました。
マブチゼネコン、停電時にいまでも活躍できそう。

ああ秘密基地、たしかにつくりました。
主に石神井公園南岸から三宝寺にかけての、畑だか公園だか空き地だかなんだかよくわからない土地が敷地でした。段ボール等はあまり手に入った記憶が無く、なぜかそこいらに捨ててある大型家電とか車のバンパーとかを骨組みにして屋根(的な覆い)をつくり、あとは穴掘って居住スペースを確保するという、甚だ原始的な代物だった記憶があります。

ちなみにシャッターは色々面白いものがありますし、電動も随分普及していますね。シャッター等の最低限の建材のみ購入して、あとはみなみなでセルフビルドというつくりかたもあります。秘密基地みたいに。

↑↑「Wさま」さん、というわけで、1960年代のモーターライズプラモの箱には、必ず「TKKマブチモーター使用 別途御購入ください」なんて書いてありました。モチロンTKKは東京科学KKの略でしょうね。でも工場は昔から千葉の松戸にあったりするのですが(今は確か物流センター的なモノになってたと思う)。
↑「おぐ」さんもヤッてましたか、秘密基地。竪穴式はデカイショベルを必要とするので、考えたケド出来ませんでしたね、当時は。砂場遊び用スコップしか無かったモンなー(笑泣)。

週末にて、また飲み過ぎてしまい、1日お伺い仕損なっただけなのに・・・。

進捗状況は更新されているわ、ホイールは磨かれているわで・・・。
相変わらず気の抜けないブログであります(笑)

それにしても、マブチゼネコンとは、また懐かしいもモノを(笑)
あれ、社宅住まいの頃、仲良しだった由美ちゃんのお兄さんが
自慢げに持っていました。
結構高かった気がするんですが・・・。

私もかなり欲しかったのですが「これならプラモ2個買える」とか、
そんな理由で諦めたような気がします。
ここら辺、全然今と変わってません(笑)

秘密基地もやりましたね。
しかし何故、まだそれほど情報網が発達していなかった時代に、
同じ世代間で同じ様な遊びが流行ったのでしょう?
しかも全国的に(当時私は西宮におりました)。
これはいつも不思議に思っております。

ともあれ、今週は本など読まずに、ゆっくりとお休みください(笑)

追憶シリーズが到来しそうですね。先に先日のホイールゲットしました。有り難うございました。さて秘密基地ですが、近所の空き地兼資材置き場に、おぐさんと同じく、穴掘って、上に古いベニアとか段ボールを乗せてたり、トーチカ風にして、雑草でカモフラージュしまして、さらに基地の周りに、背丈のある雑草同士を上で結んで、そこに足が引っかかるとずっこけるという罠まで仕掛けました。でも小学生高学年になり、受×戦争に巻き込まれて、外では遊べなくなりました(とほほっ)。マブチモーターも、安いの分解したりしていましたね。ドリルタンク(うろ覚え)とかいう先端のドリルが回り、キャタピラで動く、洗車のリモコンがありまして、買えなかったのだけど、友人のを動かさせてもらい、空き地で遊びました。トルクないから、結構土の上ではまるで駄目でしたが。

失礼しました。洗車→戦車でしたね。洗車もしなきゃ。

↑↑「Hでございます」さん、マブチゼネコンは、当時のワタシの金銭感覚では、やはり「これならプラモ2個買える」(笑)だったハズなので、その時分にどうしてコレが手元にあったのか(しかもしまいには2個あった)と考えていたのですが、一個はお年玉か何かで、弟と共同で買った「デパートの福袋」に入っていて、「ちぇっ」だったように思います。後に渋谷の東急百貨店屋上での「ただただ真っすぐに走らせるだけのモーターライズドカーグランプリ的イベントの東京大会」出場時に参加賞とともに頂いた「なんか知らんけど特別賞(笑)」の賞品として、もう一つがやってまいりました。ゼネコンがあると、とにかく乾電池買わなくてよいというところが大きな魅力でした。

↑「練馬のH」さん、まずは「ホイールの件」良かったですね。さすがに「秘密基地」もHさんのはトラップ装備で本格的であります。リモコン付のドリルタンクは「緑商会:モグラスシリーズ」の小さい方のヤツかなぁー。ワタシの場合は、何しろ「空き地+戦車+爆竹」でした(笑)。

マイクロ・デポは僕らの秘密基地。以前、松戸のSさんがそのようなコメントをされました。同感!

↑「Ryo」さん、ビトルボの加修作業をたいへんお待たせしていて申し訳ありませんね。いつまでも「コドモの心を忘れてない、けど、オトナとしての責任を果たす」魅力あふれるオヤヂたちが集い来たる、そんなマイクロ・デポでありたいと願って精進しますね。

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