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2012年7月の26件の記事

2012年7月31日 (火)

「”OTAKU”EXPO@JAPAN ’2014」、ついに開催決定!!

 ・・・んなワケ無ぇーダロ(笑)。まあまあ、土曜日にやった思いつきネタの「オタク万博」バナシが意外にも盛り上がりをみせておりましたので、本日は、この際もっともっと深ーく、広ーくマイクロ・デポ顧客様とその予備軍様の英知を結集して、「ホントにできねぇーか」と真剣に議論を重ねてまいりたいと思っておりますが・・・。

 その前に「ぎょーむれんらくぅー、ぎょーむれんらくぅー」。「豊島区のN」さまのクアトロポルテV8、「1○0Km/h」での高速走行中に、それまでギンギン冷えていたエアコンがいきなり冷えなくなり、且つ、現在何事も無かったかの如くに冷えているのであれば、エアコン経路凍結防止用サーミスタ不良、若しくはソレの要調整状態であると、本日協議の結果とりあえず断定いたしましたので、今週のお手すきな時に、お電話を頂戴したうえでご来店ください。その場でサーミスタを「効きやすい方向」に調整したいと思っております。何度もお手数をお掛けしてご迷惑をお掛けし、恐縮しております(・・・と、自戒を込めてハジをさらすのであった)。

 さてさて、本日の本題へと戻りまして、まずは「叩き台」として、ワタシ自身の所感から。

 何と申しましても一昨日の「上京FMt」さんから頂いたコメント、「いっそオールジャパンで開催してはいかがでしょう」というのが気宇壮大で素晴らしい。そーだよな、なにも東京近郊に偏るコトも無し、全JR旅客鉄道会社と、すべての航空会社をはじめとする、民間交通手段を提供する各社(路線バスも路面電車も、コトによったらタクシーも)が、「オタク万博廻り用」の「ウルトラスーパーハイパーえきすとらかすたむデラックスフリーパス(笑)」を、大人2万円で5日間ツカえる仕様で売りだしてくれるよう、なんか考えてくれれば充分に「全日本開催」も実現可能。もちろん準備期間・開催期間中はETC1,000円セールも復活させ、とにかく全国をヒトが縦横にウゴける環境を整える。確かにヒトが日本国中動き回るから、大増便しても電車は混むかもしれないし、高速道路も渋滞するかもしれない。だからこそ、「インフラ整備」の必要性も生まれ、公共事業にもカネを投入出来る。地方のハブ空港なんて、お役人さん方は作りたくてしょーがないんでしょ?でも現状では必要なし。しかし、オタク万博を全国展開するなら、いきなり必須になる。どーせ「太陽光発電」とか「代替エネルギー」なんて、ワタシたちの目の黒いうちには、どのようにカネを突っこんでもまともなモノなど出来はしません。普通に高速道路を作って、どこまでも1000円でイケるようにしてくれた方が将来のためにも余程いい。

 「ダレか、もうとっくに他のヒトが当然の様に”オタク万博”なんていう発想はしているハズ」と、「同好の士(笑)」を求めて、グーグルに「オタク万博」ってイレてみたら、なんと、土曜日のここのブログ記事が一番トップに出やんの(笑)。「万博オタク」ならたくさん引っ掛かるけど、こちらは「1970年の大阪万博愛好家(笑)」を指す言葉であるようなので、意味はまったく違います。今のうちに「オタク万博」と「”OTAKU”EXPO@JAPAN」で登録商標でも取れねーかな(笑)。 

 これならホントにイケるかも。オタクでニートでヒマをブッこいてる諸君、ダレか、このイベントが実現できるように、その「旗振り役」をやらないか?ワタシたちココに集うおぢさんたちは、「超忙し」くて、今のシゴトで「いっぱいいっぱい」なモンでね。だからおぢさんたちの知恵だけは授けよう。

 ・・・ホントは誰か国会議員がこのくらいは考えつけよなー。あとはプロデューサーとマネージメント役が必要だな。ダレか、真面目な議員とか、かんりょーとかの友達はいないか?もっとも、地域限定の「1970年大阪万博」でさえ佐藤栄作だから出来たんダローけどなあー。

 あぁ、ごまめの歯ぎしりとは良く云ったモノ。いよいよワタシの知り合いは「エラク無いヒト」ばっか(泣)だし。

 というワケで、開催への道筋を佐藤栄作級・田中角栄級のダレかが考える前に、「んじゃ、そもそも”オタク”って何?」という根源的な問題を提起しておくべきでありましょう。ここでは、原初の姿である「アニメとか同人誌系マンガ」とかの愛好家ダケを指していた時代の「狭義のオタク」では無く、森羅万象、ありとあらゆる「サブカルチャー」の愛好家を「広義のオタク」と規定してみるコトに、一旦いたしましょう。

 こういったヒトたちを須らく全世界から集めたら、そりゃースゴイですよね。でも、入国管理局とかはてんやわんやになりそーだし、テロ対策とかも重要な勘案事項になるでしょう。

 そんなワケで「それぞれの(サブカルチャー)世界内の価値観」から見て、わざわざ来日し、しかも日本全国を具に訪ね歩く理由を見出せるモノ、そしてその中でも比較的「ソフト(柔らかいという本来の意味で)な指向性」のモノが果たしてドレくらいあるのかをある程度斟酌し、”ふるい”にかける必要はありそうです。

 例えば、ワタシは自動車屋で且つイタリア車を扱うお店の店主をツトめるくらいにクルマは好きですが、全世界の「クルマオタク」が、その”オタク的”好奇心を満たすためにわざわざ日本を訪れてくれる可能性は、現状、極めて低いと云わざるを得ません。キワめて残念ながら。やっぱ、本質的に「文化としてのクルマ」を探求する土壌が我が国にはありません。で、やっぱり、「痛車(笑)」イベントをどこかでヤルというのが、日本が今世界の(クルマオタクではない、普通の)オタクに提供できる精いっぱいの「クルマねた」というコトになります。

 森羅万象、ありとあらゆる「サブカルチャー」の愛好家たる「広義のオタク、各カテゴリー」の中で、今あえて、この日本で万博をやるべき分野を確定するには、より一層緻密なリサーチを要しましょう。日本発信・日本由来・日本オリジン・外国由来ではあるが現在日本が一番とされている分野等々のサブカルチャー。切り口は色々ありそうです。

 ♪日本、良いとこ、一度はおいで、あ、どっこいしょ。・・・あっ、もちろんこんなのじゃダメですよ(笑)。「世界の国からこんにちは」に比肩しうるイメージソングも必要ですが、中村八大先生も宮川泰先生もすでにこの世に無く、一体ど-したら・・・宮川彬良センセーがいるぢゃないですかぁー、まずはホッとした。

 ・・・そして、ひとしきり「祭り」の終わった後は、ソレが如何に素晴らしく、また如何に素敵なイベントであったかと、孜々営々語りつぐ「”オタク万博”オタク(笑)」という一団が、今度は大阪だけでなく、日本全国そして全世界のあちらこちらに出現し、それぞれの拠点同士で「スカイプ」とか使って直接的にお互いの顔を見ながら「アレ、よかったよなー」とかやりとりする・・・なーんて”空想”すると、ホント世界平和を絵に描いたようであります。

 このネタは今日だけでなく、これからも時々フッてみようと思っておりますので、お疲れのところで無理にコメントしなくてもいいですよ(笑)。でも外国人のおっさんと肩組んで「懐かしのアニソン・特ソン」を歌ったり踊ったりしてみたいとは思いませんか?(思いませんよね:笑泣)

 それじゃー、また明日。・・・もう寝よ。

2012年7月30日 (月)

マセラティシャマルのドア内張りを造りなおす(補追版:その1)

 うひょー!今日なんか、もー、とーーぉっても涼しくて・・・(なんかムナしい:笑泣)。今日って、東京練馬は一体何℃あったんだろね、ホントーに。

20120730012012073002 ところで、なんかココのところの「本ネタ」は、どんどん”地味”な方向にイッてるような気がいたしますが、こういった地味なコトを積み重ねるしかないというのが、この世界。どうぞ、飽きずに付いてきてくださいな。

 先週、集中ロックモーターユニットをチェックするためにはずしてしまった、マセラティシャマルのドア内張りです。なんだか眺めていると、高野山行以来、この一年ほどで全体的な劣化が進んでしまっているように思われましたので、アルカンタラとウレタンフォームの張替えを決意してしまいました(そんなコト”決意”しなくていいのに・・・:笑)。

20120730032012073004 さっそく、部材をとりはずし、アルカンタラを剥がして、劣化ウレタンフォームの除去作業です(今回、この工程の御紹介は”グロいし、クドいので”ヤメておきましょう:笑)。それでも、”見てみたい”アナタは3週間前の「この記事」(のページの下の方)をご参照ください。今日と同じコトやってます。

 実は新しいウレタンフォームを貼る前には、ヒト手間掛けてます。ドア内張り部材をドア本体に位置決めするための「グロメット」という樹脂製のとげがあるのですが、これの装着穴が内張り部材に4箇所あり、この部分をそのままにしてメインのウレタンフォームを貼り込むと、アルカンタラ表皮が「凹んで」見えるようになってしまうコトがあります。そこで、左写真の様に、あらかじめ丸く切り出したウレタンフォームで穴を埋めておくのです。この工作は、メーカーオリジナルでもそうなっているのですが、劣化したものをハガす時にはコレに気付くコトはなかなか無いのではないかと思いまして、今回初めて御紹介いたしました。

20120730052012073006 ドアの内張りポケット(あの、ビヨヨーンと引き寄せられるヤツね。ほぼ、なんにも入らないケド:笑)を最小単位まで分解します。

 ポケット本体はオモテ・ウラのツーピースになっており、それぞれ樹脂成型品に皮革を張ってはりますが、「オモテ」側のみウレタンフォームで若干の厚みと柔らかな風合いを出してあります。そのウレタンフォームが劣化しておりますのでこれからそれを貼り替えます。

20120730072012073008 運転席側(左側)ドア用は、「あらっ?」といった感じで、ちょっとヘラをスキマに差し入れたダケで”パラッ”とトレてしまいました。

 続いて助手席側用を剥がそうとすると、コレがもう、テコでも動かない。ちょっとやそっとの力加減では微動だにいたしません。まぁ、本来はこちらの感触が正解でして、左側用の方は、シーラーがほとんど密着していなかったコトが写真からもわかります。もちろん、メーカーの仕業(笑)ですヨ。

 左右のポケット前方を覆う皮革トリムの取りつけには「タッカー」が使用されておりますが、左右でこれだけ「芸風」が違います。造り方にはまったく決まりが無いコトがこういったところでもわかりますね(笑)。

20120730092012073010 で、いつものように「劣化ウレタンフォーム(ネチョドロ)をヒーコラと掻き落とします。

 掃除機で表面をだいたいナラしたら、即座に新品ウレタンフォームを貼りつけて、しばらく乾燥させます。

 ウレタンフォームは非常に繊細な材料です。生乾きの状態で触るといくらか浸みこんでいる接着剤の粘着力が半端に作用し、ガッチリとおし固めてしまうという失敗をいたします。

20120730112012073012 左の写真は「取っ手の裏側」です。当然見えなくなってしまうところですが、例によって”だからこその精神”を発揮し、キレイに清掃いたしました(もちろん、見えるところもヨ:笑)。

 右の写真のブキミーな物体は、きちんと張り付いていなかったシリコンシーラーの塊です。反対側もチョット力を加えただけで、あっけなくとれました(一方で、もう一つの方は微動だにいたしません→もーグロッキーに付、あしたヤロ:泣笑)。

20120730132012073014 皮革の張られた部材は、ひとつひとつを見ると、どれも結構テキトーな造りです。然れどもコレをあるべき位置にあるべき姿で取りつけ、全体の配置を完了しますと、「超絶のオーラ」を発してきたりいたしますので、ここのあたりがイタリア車の素晴らしいところ。

 右の写真など「楽屋にタムロする大部屋役者(笑)」といった風情でひしめいておりますが。

20120730152012073016 アルカンタラの表皮を新品に張り替えたばかりの左右ドア内張りトリムです。

 一晩乾燥させたのち、取っ手部材やドアポケット等々を組み付ければ完成です。

 ちゃちゃっと出来そうでいて、根こそぎハガして最初から作業を行なうと、結構時間が掛かってしまいます。朝一番から夕方までガッチリ費やしてしまいました。

 それじゃー、また明日!

2012年7月28日 (土)

今こそ「オタク」万博の開催を、切望する!

 まぁ、ハッキリ云って、現在のワタシは脳内が真っ白に燃え尽きております(笑泣)。こんしゅーの”激暑”はツラかったですね(皆さんもそれぞれにおツラかったとは存じ上げますが)。

 アパートに帰ってきまして、「ねぇー、まだブログ書いてきてないんだけど、なんかネタねぇーの?」とたこちゃんヨメに尋ねますと、「今朝ロンドンオリンピックの開会式ヤッてたわよ(ちなみに、ポールマッカートニーさんがソレに出ていて「ヘイ・ジュード」をヘ○ク○に歌ったらしいのですが”おじーさん”ではなくて、なぜか”おばーさん”になってたそーです:笑)」と云うので、なぜかこの、”イマイチ日本国内での盛り上がりに欠ける”ロンドンオリンピックにインスパイアされまして、どうやら思いついたのが本日のネタ(毎日考えるの結構大変なんですヨ、これでも)。

 「こんにちはぁ(コンニチハー)、にしぃのぉーくにぃからぁー、こんにちはぁ(コンニチハー)ひがぁしのぉーくにからぁー、こんにちはぁ(コンニチハー)、せかぁいのぉーひとぉがぁー、こんにちはぁ(コンニチハー)、さくぅらのぉーくにぃでぇー、せんきゅーひゃくぅーななじゅーーーーねんのぉーこぉーんにちはぁーーーーー。こんにちはぁーこんにちはぁー、あくしゅをぉーしぃよぉーおー」・・・三波春夫先生の歌唱は絶品ですね、お若い方に説明いたしますと、「世界の国からこんにちは(音出ます、注意!)」という楽曲であります。

 1970年に大阪の千里丘陵を強引に整地して(笑)開催された「日本万国博覧会:EXPO’70」というのは、ホントーに気合いの入った国家的一大イベントでした。ワタシ、1964年の東京オリンピック時には、まだ「1才(そんな時代もあったんですから:笑)」でありましたので、さすがにそちらの方はライブでの記憶はありません。

 俗に「大阪万博」と呼ばれるこの「EXPO’70」、ワタシの50年近い人生の中でも、最も凄いイベントであったと記憶にまざまざと残ります。先ほどご紹介した歌はこのイベントのイメージソングでありまして、いまだにほとんどの同世代人がソラで歌える程、人口に膾炙したものです。EXPOという括りでは、その後も「沖縄海洋博」「愛知万博(愛・地球博)」など国内で開催されましたが、「1970年の大阪万博」は盛り上がり方も、その博覧会としての「格」もケタはずれでして、いまだに大阪には「EXPOマニア」という一団が存在するほどのモノでした。

 東京では、何度もムダな血税を使って、「オリンピック招致」に失敗している有り様ですが、ワタシは思うのです、「オタクEXPO」をこそ、今直ぐ企画立案して開催せよ、と。

 1964年の東京オリンピックだって、ボート競技などは、埼玉の戸田とかで開催していました。別に無理なハコ物や新規の施設の建造にコダわらなくてもいい。場所も厳密な東京都にコダわらなくていい。

 メイン会場は当然「アキバ(秋葉原)」。副会場としては、「中野”ブロードウェイ”(第二秋葉原)」、「池袋”乙女ロード”(いわゆる腐女子の巣窟)」、「豊島園(いまやコスプレイヤーの聖地)」、コレでキマり。JRと西武鉄道は、秋葉原、中野、西荻窪、高田馬場、池袋、東長崎、大泉学園、上井草、井荻、下石神井、豊島園等々の各駅に大量動員が可能。マンガ家所縁の地、超有名アニメ制作会社がひしめく地帯ですから。このようなところにも、この際「サテライト会場(外国人あこがれのメイド喫茶、執事喫茶も併設:笑)」を設け(そーすれば、”ハコ物”もたくさんつくれるでしょ、御役人さん:笑)て「外国人のオタク観光客」を大挙「オビキ寄せる(笑)」のです。あたかも「オタクホイホイ」のように。いっそ、ハナシを静岡あたりまでヒロげちゃってもいい。ガンプラの聖地バンダイホビーミュージアムとか、タミヤ歴史館とか。

 ようやく、日本では「サッカー」が定着いたしましたが、その他にもヨーロッパでは「フォーミュラー・ワン」「ツール・ド・フランス」などといった、自動車競技、自転車競技に対する衆目の関心の度合いは日本人の目からは推し量れないほどのモノがあります。競輪の中野浩一さんなど、ヨーロッパでは王貞治サンよりも長島茂雄サンよりも、よっぽどブランド力があります。なにせオリンピックに「KEIRIN」という種目が出来ちゃったくらいですからね(野球はいまだに近代オリンピックでは”おミソ競技”扱いでしょ:泣)。

 「お台場F1」や「ツール・ド・トウキョー」なんて案もあるらしいですが、そんなの日本人は全然興味を持っていませんし、外国人だって、わざわざ日本に見に来る価値を感じられないと思うのです。

 いまや、日本の発信してきた「オタク(OTAKUはすでに英語)」文化は世界の人々の注目するところであります。放射線問題をきちんとして、海外の人々を日本に呼びたい。コレをきっかけにして、「観光立国化」もユメでは無いと思うんだけどなぁー。あの「EXPO’70」の時の熱病のような活気を再びこの国に、と思うばかりであります。お若い方にもユメを見せてあげましょうよ!

 それじゃー、また来週!

2012年7月27日 (金)

ビトルボマセラティの集中ロックのハナシ(マセラティシャマルを題材に)

 いやもう、「暑い」って云うの、よそう(笑)。飽きた、暑いの(あっ、また云ってる)。グロッキー寸前、って云うか、もはやグロッキーそのもの。皆さんは大丈夫ですか(おーい!生きてるかぁ:笑)?

 2012072701
2012072702 昨日も一昨日も、そして今日も、ワタシのメインミッションは「まだシャマル」。だけどこちらは昨年高野山に行ったクルマの方。

 時計内部と、ダッシュボードパネルのスイッチ群のイルミネーションがあちらこちら接触不良化しておりましたので、もう一度分解して内部のウェッジ型電球を今一度「総とっかえ」。とにかく電球ソケット部の接点の造りがマズいので、電球のヒゲ状通電ポイントを微妙に曲げていき、相手のソケットに突っ込んだ時に「ビタっ!」と留まり且つしっかりと通電するように工作するのですが、この作業がまた、「ホントにまったく、もう」といった感じでじりじりとしか進みません。今回は万全を期するために、たくさんの電球ソケットを用意して「順列組み合わせ」を繰り返し、電球とソケットの精度の相性をひとつひとつ見出しつつ作業いたしました。なんでこんなに簡単そうなコトが斯くの如きの苦行と化するのか・・・コレこそが「人外魔境」。しまいには「蜃気楼」見えてたもんな(炎天下に車中にいたモンで・・・:笑)。

 ご依頼のあった持ちこみオーディオも取りつけと動作チェックが完了し、やれやれ、お次は「集中ロック」のトラブルシュートだわい。「運転席からは解錠施錠がキッチリ出来るのに、助手席からは動作しない」というお題。実はこういうのが、一番手ごわいんだよなー。せっかくキレイに取りつけていたドア内張りをはずして、「ロックモーターユニット」をフリーにし、あちらこちらの通電状態をチェックいたします。ぜんぜん関係無いハナシで恐縮ですけど、上の右写真のバックをよく見てください。このシャマルでもドアの中キレイに洗ってあるでしょ(人類皆平等:笑)。

20120727032012072704 室内ダッシュボード裏に位置する集中ロックリレーユニットも一旦はずしてぶらさげ、ケースも取りはずして内部のリレーに直接触れられるようにいたします。

 さんざんコネくり回したあげく、結果的には助手席側の「集中ロックモーターユニット」が不良であるという結論に達しました。新品トラなきゃ。ついでながら、せっかくだからこの際「ブログねた」にしてやれ(笑)と思い、分解して内部構造を撮影、ここに初公開!

20120727052012072706 まー、シンプルな構造です。

 起動スイッチは「オムロン」製、もちろんメイドインジャパン。こういったスイッチって使わないとダメになっちゃうところなんですよね。

 モーターもそれなりに大きなモノが使われているようですが・・・なんか、外観がいつもの「マブチ」っぽくないなぁー。

20120727072012072708 なんか、「MES」っていうメーカーのモノみたいです。このユニットの外装にも「MES」と刻印されていますので、欧州ではそれなりの地位にある電装品メーカーなのでしょう。「スイス製」とあるけどホントなのかなぁ(なんか昭和30年代のマブチみたいな造りなんだけど:笑)。

 集中ロックユニット内では、このモーターが解錠・施錠のたびに正・逆の回転運動を繰り返します。この正逆を繰り返す回転運動がピニオンギアと減速ギアを介して樹脂製のラックに伝導され、直進往復運動となります。ラック尖端の穴には金属製のリンクが装着され、そのリンクの反対側先端はドアラッチ金具に樹脂製ジョイントを介して繋がります。ややこしいドア内リンクのハナシは何時の日か機会があればヤリましょう。

 ちなみに、このユニットを使用する電動ロック機構は、助手席のドアだけを室内のリモートスイッチで解錠施錠出来るキャブビトルボから始まり、インジェクション搭載のすべてのシングルカムビトルボ(222系・430系・228・カリフ・スパイダーザガート)の他、シャマル、ギブリⅡでも使われています。またフューエルリッドの電動リリースと、トランクフードの電動リリースにもこのユニットと同一構造で配線数が少ないものが使われています。

 はい、本日も写真8枚しか無い「小ネタ」で失礼いたしました(なにせ、グロッキーなもんで:笑)。

 それじゃー、また明日。

2012年7月26日 (木)

「うなぎ」が食べたい!!

 昨日は、些かワタシのパーソナルな心情を吐露させて頂いちゃったのですが、皆さんより暖かい「送る言葉」を得て、おそらく現在は”あの世”の競艇場(”三途の川ボート”か?:笑)に居るコトと思われる「鈑金塗装屋のオヤジ」も喜んでいるコトでしょう。本当に有難うございました。願わくば「スーパー万船券」でもアテてればいいのですがね(スッてんぢゃねーぞ:笑)。毎月後半になるとデポにやってきては「はい、ラブレターぁ」と云いながら当月の請求書を持って来るのも、その風貌との落差とも相まって「破壊的オヤジギャグ(笑)」でした。ホントずいぶん喧嘩もしたけど、味のあるいいヒトではあったなぁ・・・。

 まあ、いつまでもメソメソしているわけにはいきませんね。残されたワタシたちこそ頑張りましょう。・・・というわけで、ネバりのあるカラダを作るために精力をばつけたいと思うワケです。あ、今日のお題、いや「うなぎ”を”食べたい!!」というのが正しい日本語でしょうか。今年はなんだか「うなぎ」が不作というか不漁というか、とにかくとってもお高い(中国産でも)らしいので、この夏はわが家の食卓に、ついぞ出てきたコトがございません(泣)。

 明日は「土用の丑」の日であるというコトですが、果たしてわが家ではうなぎを食べるコトが出来るのでありましょうか。

 ああ、うなぎ、うなぎ・・・。このあたりですと「埼玉県川越」ですとか「千葉県佐原」あたりが有名な「うなぎ処」なんですけれど、川越の有名店で一度「ひこうき班長」さん御夫妻とともに食した時は、ひと口目だけは「そりゃーもう、イジョーに旨い!!」のですが、ふた口目からは「結構クドい」感じがして、うなぎというのは、なかなかに調理法が難しいものだと感じました。佐原のもあたりさわりは無いのですが、値段の割にとりたててどうと云うコトはありませんでした。意外とスーパーで売ってるのを普通にご飯に載せて喰うのがウマかったりして(笑)。

 上野にも老舗の「伊豆栄」というお店があるのですが、ソコのは店内で食べるモノよりも、冷えてちょっとだけご飯がカタくなった「お土産(おみや)」のうな重の方がウマかったりします。

 ああ、この夏休みにまた福岡県の「柳川」に行って本吉屋の「せいろ蒸し」(ワタシ的には”宇宙一”のうなぎ料理)が食べたいなぁーとつくづく思う7月の終わりであります。夜のうなぎを夢見て(笑)、明日も早朝からファイトです。

 それじゃー、おやすみなさーい!

2012年7月25日 (水)

職人のダンディズム

 ・・・初めて逢ったのは、25年前以上前かな。いつも青いツナギ服を着て、頭は白髪混じりの「パンチパーマ(笑)」、そしてトレードマーク」の鼻ヒゲ。当時でも些か時代遅れのマンガに出てくる不良が掛けてるような四角いフレームの銀ブチ眼鏡。そのレンズの奥には、常に鋭い眼光が。とにかく風体がコワい。

 当時の勤め先でたびたび目にするコトのあった、いつもアタッシュケースを手にぶら下げたこの「青ツナギのオヤジ」は、一体何者なのだろうと、思っていました。

 この商売を自らはじめて暫くの間は、なかなか「決定版」たる鈑金塗装業者にめぐり合うことが出来ずにいましたが、その後知り合いの同業者伝手に紹介されたのが、「青ツナギのオヤジ」さんであったのです。

 「ウチは中途半端なシゴトだったら受けませんよ。フェンダーをボカシて塗るなんてヤリたくないからね」とワタシとの初めての会話ではいきなりの先制パンチを繰り出してきやがりました。彼の長い経験の中で、ワタシの姿は「中途半端なシゴトをさせる、コストダウンばかりを狙った自動車屋」と映っていたに違いありません。

 ワタシも反駁しました。「オレは一度も工賃を値切ったコトは無い。但し、ウチの顧客の要求水準は高い。仕上がりがダメなら当然やり直してもらいます。そうで無くてもおたくはこの界隈で一番(工賃が)高いと評判なのだから」

 「そこまで云うなら、一度試しに(仕事を)出してみてくださいよ。お互いやってみないとわからないでしょ」「わかりました。早速お願いします」

 ・・・そんな感じでマイクロ・デポの仕事を受けてくれるようになりました。以来10年以上に亘ってレストアや通常の商品車加修などワタシの期待に応える仕事を淡々とやり続けてくれました。途中、仕事の仕上がり具合に関して闘う場面もたびたびありました。「だーれが、こんなとこボカシていいって云った。だいたいウチはボカシはヤラないよってイバってたのはシャチョーの方でしょ?」「そんなこと云ったって、ウチの職人が出来るっつーモンは出来るんだから・・・だーいたい、こんなに(あちこち広範囲に)塗ったらおたくも商売にならないだろ?」「よけーなお世話ぢゃ!!」クルマを前にしてお互いに声を張り上げながら怒鳴り合いをしたコトも何度かあったように思います。

 盛夏である、この季節になると思いだしますが、鈑金工場の屋上では、「花火大会見物」というイベントも毎年開催してくれていました。取引先は家族も含めて招待され、御近所の方々も「日頃騒音やミスト、クルマの出入りで色々迷惑を掛けているから」とすべて家族ぐるみで呼ばれていました。見かけによらず(失礼!)そういった周囲への気遣いに長けたヒトだったのです。当日、周囲の様々な場所で行なわれている花火大会を360度パノラマで見ることが出来るという、たいへん気の効いたオツなものでした。

 北陸の出身で、季節になると実家の庭で「柿」がとれるらしく、「シブ柿で美味くないだろうけど持ってってカミさんにやれば?」と云っては大量に押し頂くのも風物詩でした。

 マイクロ・デポが春日町の旧店舗から、現在の旭町工房に引っ越す時には、一時的な置き場に窮した大量の部品やクルマ等々をすべて一旦預かってくれ、ホントに助かったものです。おまけに新しい店舗が出来あがってみると、工場内壁の塗装は工事費用に入っていないというタマゲタ話になり、その年の大みそかまで自分たちで塗装を行なうハメになってしまいました。そんなハナシをどこで聞きつけたか、オヤジはいつもの青いツナギを着て、カベ塗り装備一式と無数の養生用シートを持って駆けつけてくれ、朝になるまでカベ塗りをしていきました。感謝してもしきれぬものがあります。

 もう4年ほど前になりますが、「しゃーちょー(ワタシのこと)、もうそろそろ(自分の工場を)ヤメようと思うんだけど、おたくがヤラない?従業員と丸ごとで買い取ってよ」とある時急に云うので、「いやいや、ウチではとても買い切れないよ。でもホントにヤメるつもりなの?」と聞きますと、遠くを見詰めて頷きました。

 その後、2年くらい掛けて従業員さんをひとりひとり順々に新しい職場へと旅立たせ、自分は工場が売れるまでの間、懇意の知り合いから受ける仕事を細々とやっていました。

 今から想えば、老齢から来る自身の体調の変化にも気付いていたのでしょう。心筋梗塞で入院したこともありましたっけ。でも、「検査検査で金ばっか掛かってしょーがないよ」と云っては、結構重症であってもノコノコ自主退院してきて、そのまま「戸田ボート」に行っちゃったりするような、あきれたオヤジでした。

 最後に逢ったのは、1年半くらい前。ウチの陸送屋さんの先代のお通夜に同行した折です。「なんか随分と(カラダが)小さくなっちゃったね」「だって、(手術したあと)ぜんぜん喰えないんだもん。まだ退院して一カ月だからね」・・・そんなやりとりでした。

 その後も風の噂で、再入院しているコトは聞き及んでおりましたが、本人のダンディズムから「見舞われ、朽ちていく姿を見せる事」を拒んでいるらしいというハナシもあり、遠くから気に掛けるにとどめました。

 ワタシは遥かに若輩でありますが、生意気なコトバを随分と叩きつけてきました。だけどオヤジは、その強い語調が「あくまで顧客のため」であるコトを本当に心から理解してくれていました。クルマに愛情を注ぐヒトたちの心情も汲み取ってくれていました。当店のお客さんも多数、そんなオヤジの和光の工場に行ったコトがありましょう(「まぁ、コーヒーでも飲んでって」と、挨拶代わりに云うのも懐かしいでしょ)。

 「赤いちゃんちゃんこ」を着たあとも独身を貫いていたけれど、最後の最後に意中のヒトをメトっていたらしいハナシをはじめて聞いた。「結構ヤルぢゃん、オヤジ!」一陣の風のように飄々と65年を生き、誰にも迷惑を掛けることなく鮮やかに逝った。こんなカッチョいい職人、ちょっといない(合掌)。

2012年7月24日 (火)

マセラティシャマルのリア周り内装と戯れる(その3)

 じーーーーーーーー。ついに、この東京練馬界隈でも「セミ」さんが鳴きはじめました。今日も薄曇りの天気ではありますが、空気がズッシリと湿気を含んでいる感じで、なんとなくカラダが重たいです。そのような中で匍匐の進軍は粛々と(笑)。

 ここで、ちょっと「業務連絡」です。いきなりで申し訳ありませんが、明日7月25日(水)はPM16:30までの営業といたします。通常より2時間ショートの営業時間です。よろしくお願い申しあげます。

20120724012012072402 リアトレーを載せる準備を色々と行ないます。ああ・・・(げんなり:笑泣)、さっそくウレタンフォーム材が崖崩れをおこしておりますね。

 左側写真は右後方のサスペンション頭部取りつけ位置ですが、完全に崩壊してしまっています。触ると例によって得も云われぬネターとした感触です。「てっきょだぁ、てっきょ!」

20120724032012072404 で、「撤去」したのがこちら。写真の右側の方は車体の左側後部に付いていたモノですが、こちらは比較的に原型を留めておりますので、コレをべースに採寸して作り直さなければなりません。

 トレーの底面を受ける部分には右写真のように「緩衝材」がビロビロと張り巡らされておりますが、コレはメーカーオリジナルのデフォルト状態です。FRPで出来たリアトレーはそれなりの重量がありますので、「音止め」のためにはこの処置もいたしかたないのかも知れません。例によって見えなくなってしまう部分ですが、キレイに清掃しておきます。

20120724052012072406 リアサスペンション頭部周りも同様に清掃いたします。

 ご覧の様に、電子制御サスのハーネスはなんとなくトグロを巻いておりますので、この「なんとなくの位置」をキープさせるように、ウレタン詰め物を後ほど造らなければなりません。経年で「カタのついた」旧いハーネスは、できるだけ屈曲運動から遠ざけたいものです。

20120724072012072408 あー、Cピラー内張りの奥の締結穴にはビスが入っておりませんね(しかも左右ともに:泣)。

 千枚通し状の工具をどのように差し入れても、ボディ鉄板上に下穴が開いていないようです。工員さんが面倒になって、穿孔をチョンボしたのでしょうか(ソレでいいのか?:笑)。仕方が無いのでドリル攻撃(せっかくキレイに清掃したのに:泣)を敢行!

20120724092012072410 というわけで、無事にCピラーの奥にはタッピングを打つコトが出来ました。ガンディーニクアトロポルテもここの造りは似ていて、同様のチョンボをされているケースが多いです。

 リアトレーの側面とスレる部位なので、ここがキッチリ決まってないと、走行中に、より一層派手な「ギシギシ音」が出てしまいます。あーあ、また金属粉とFRP粉塵を出してしまいましたね。

20120724112012072412 金属粉を掃除機で吸い取り、周囲をシリコンオフで拭きとればとりあえず準備完了・・・ああ、トレーを載せるとCピラー内張りの清掃がし難くなるので、先にソレもやっておかないとイケませんね。

 劣化ウレタンフォーム部材の代わりになる詰め物(笑)も用意しなけりゃなりません。あー、まったくひとつひとつにジリジリといたします(笑泣)。ただただリアトレーひとつ載せたいダケなのに、スカッと進まないなぁー。

 それじゃー、また明日!

2012年7月23日 (月)

成増に「昭和」を感じた午後

 ひょー!今日は涼しかったの朝の9時まで。その後はぐんぐん気温急上昇!常に気合を入れてないとアタマが朦朧としてまいります。皆さんもお気を付けくださいね。

 さて昨日の日曜日、久しぶりに午前中いっぱいは完全にブッ倒れて(笑)おりました、ワタシこと”たこちゃん”。曇り空ですが、なんとか雨は上がっている様子なので、午後のひと時に「たこ散歩」を敢行しようと云うコトになりました。そう云えば、この頃クルマの中でフン張っているか、家に帰ればブッ倒れてるかのどちらかで、長距離を歩くコトがほとんどありません。今日はちょっとカラダをほぐしておきましょうね。

20120723012012072302_2 まずは徒歩なので、通常のバス通りを歩くとなんだかエライ遠回りになってしまうような気がいたします。 

 あっ、そうそう、今日は一路「成増駅の向こう側」をとりあえず目指しています。

 我が母校、「都立光丘高校」の裏側の住宅街を歩きました。あー、この運動場の景色は久しぶりに見たケド、30年前と全然変わってないですね。胸の中に「甘酸っぱい(単に胃酸過多なのか?:笑)」青春が甦るようです。さらに成増を目指して歩くと、おお、高校の帰りがけに「ペプシコーラ300mlビン」や「チェリオ」を一気飲みしていた駄菓子屋兼文房具屋さんの建物が現存しております。コレまた懐かしいコト(まっ、ここは試乗コースでよく走るところなので、ココが残ってるのは知ってたんですけどね:笑)。何にしても、しげしげと眺めるのは久しぶりです。

2012072303_22012072304 ブラブラと40分程も歩いたでしょうか、東武東上線の成増駅に到着いたしました。駅入り口の二軒隣には、いとおしい「築地銀だこ」があります。たこちゃんヨメはここのカードにハンコを押してもらうのが、なによりの楽しみです。

 さっそく、オーソドックスな「スタンダードタイプのたこ焼き」をオーダーいたしました。駅の反対側まで行きますとベンチがありましたので、ソコに座ってイタダキます。お伴は「サントリー金麦」でありますヨ(笑)。

2012072305_22012072306_2 成増駅の反対側に出て、テクテクと歩きます。ホントにこんなところに「ソコ」はあるのかと心配になる頃に・・・ようやく見つけました。

 「重盛の人形焼」と看板にあります。「水天宮前の本店仕様」(笑)を地元「中央区のT」さんから先日お土産に頂きまして、「こんなに美味い人形焼は初めて喰った!」と感動したワタシたち夫婦が、その包装紙に暖簾分けした支店を探しますと、なんと成増にもあるというので早速訪ねてみたというワケでした。

20120723072012072308 「ごめんくださーい!」と大声で呼ぶコト数回で、店主のおぢーちゃんが出てきてくれました。

 人形焼(一個80円)とカステラ(といっても、人形焼の皮の材料を型に入れて焼いたアンコ抜きのもの:5個でたったの55円!!)を頼むと、おぢーちゃんは衛生的な薄手の手袋をして、袋にはタグを入れた上で丁寧にパッキングをされていました。支払いは総額で400円にも満たないのに流石は老舗という感じです。「食べログ」とか云うグルメサイトで店舗写真を見ると、店が旧い佇まいなために写真から受ける印象が今一つである上に、不当とも思える酷い点数を付けているヒトがお一人(その他の方々は好印象・高得点であるにもかかわらず)いるので総合点が低く表示されてしまっています。老夫婦が早起きして一生懸命に(しかも決して人通りが多くない場所で)小商いを続けていらっしゃるのですから、ワタシなどはそれだけでも尊敬に値すると思いますが、どうしてもっと暖かい眼差しで見てあげるコトが出来ないのでありましょうかね。確かに店舗は旧いし場所も不便ではありますが、店内は小綺麗にしてあり極めて衛生的で真面目な印象を受けました。ガンバレ!働くおぢーちゃん、おばーちゃん。

20120723092012072310_2 駅に戻ってまいりますと、周辺にはまだまだ「シブい昭和の物件」を見つけるコトが出来ますね。

 酒屋さんの看板、イイ味が出まくっております。

 川越街道に出ますと、1970年代テイストが横溢するマンションを発見。しかしながら、どうも入居者はすでにほとんどいない様子で、近々建て替えられてしまいそうな雰囲気でした。残念ではあるな。

2012072311_22012072312 「うー、確かムカシこのあたりに気合いの入ったプラモ屋さんがあったハズ」という記憶を頼りに周辺を徘徊いたしますと・・・あー、あったあった!

 プラモも鉄道模型もやってる昔ながらの「模型店」です。「タミヤの二つ星看板」もしっかりと掲げています。嬉しいな、こういった市井のお店がこのご時世に頑張ってくれているというのは。

20120723132012072314 ショーウインドー内の雑多さがまたイイのであります。五重塔とクラッシックカーとオートバイと鉄道模型レイアウト・・・このカオスこそプラモデルの世界そのものと云えましょう。

 素晴らしい出来栄えの「セイバー機」をアップで撮影して家路につくといたしましょう。「えっ?このお店では何も買ってアゲないの?」って・・・ほれ、ヨメが袖を引っ張ってズルズルと引き離され・・・「わーーーーー!(笑泣)」

20120723152012072316_2 米屋さんでしょうかね。今日は日曜日でお休みの様ですが、普段はきっと盛業中なのでしょう。なかなかイイ感じの昭和物件です。

 旭町の裏通りには、まだまだこういった下町的情緒が残っております。商店街からははずれて、ひっそりと営業している八百屋さんには、近所のおばーちゃんが買い物に来て、店主のおっさんと景気良く語らっておられました。コミュニケーションのある小商いっていいな、やっぱり。

2012072317_22012072318 真夏に近づいているコトを知らせる「ひまわり」をあちらこちらで見ました。

 そんなところに、このようなポスターが。いかにも手造りイベントっぽい手書きも嬉しいです。今日もやってるんだー、ドコに行けばいいのかなー。向山というのは、練馬区旭町に接する埼玉県和光市白子あたりのムカシの地名の名残だと思われますが・・・。

2012072319_22012072320_2 住宅街の路地を歩いていると、ソレは突然あらわれました。おー、やってるやってる。

 ・・・すわ、焼そばに生ビール!と勇んで突入いたしましたら、「模擬店は3時半からの営業です!」との場内アナウンスが。時計を見るとまだ2時40分くらい。この暑い中でハラをすかして小一時間待つのもしのびないなぁ。

 スピーカーからは、なぜか景気良く「365歩のマーチ」が「しんあわせわー(んにゃ)あ、あるいてこない、だーあからあるいていくんだネっ!」と流れており、気分はいやが上にも盛り上がっているのですが、後ろ髪をヒカれつつもおとなしく帰るコトにしました。また今度ね。

20120723212012072322 さて、家に持ちかえってきた「重盛の人形焼」ですが、「本店仕様と暖簾分け成増仕様」を比較してみました。

 左が本店仕様で右が成増仕様です。

 本店仕様は皮が全体的にウスく、アンコがミッチリと詰まっているのが分かります。一方の成増仕様は側面の皮が厚く、オモテウラの表面部分はほとんど皮が無いというほどにウスいです。

2012072323 そして、こちらが全体の外観です。左が本店、右が成増。写真ではボリューム感が今一つ分かりにくいのですが、本店仕様はふた口で食べる感じの重量感。成増仕様は丸ごとひと口でどうぞといった感じ。

 皮だけ、アンコだけとそれぞれをニャンニャン食べ比べしてみましたが、基本的には同一の味だと思います。本店の方は御贈答にどうぞといった本格派(単価が全然違います:笑)。成増の方は、普段のおやつにパクパクどうぞというノリで庶民派といった風情かな。いずれにしても素晴らしく美味しい人形焼でした。ヨメも「中央区のT」さんに感謝しておりましたよ。このサッパリとしてコクのある「重盛の人形焼」がクセになったそうなので、また成増まで自転車漕いで買いに行くそうです(笑)。

 それじゃー、また明日!

2012年7月21日 (土)

光陰矢の如し・・・云い得て妙ダネ(笑)

 まったくもって当たらない「ツユ明け宣言」を毎年カマしてくれるためだけに存在する「きしょーちょー」には即時解体をばお願いしたくなるほどに、宣言が出て以来「ツユ」に突入してしまった東京練馬ではあります。実際、毎日の段取りを組むために欠かせないのは民間の「ウェザーニュース」が発信するピンポイント予報の方ですね、「かんちょー(イチジクぢゃ無いヨ:笑)」のモノとは精度が全然違いますから。

 毎度のコトながら、長い様な短い様な一週間ではありました。本日も早朝5:30に出社してまずは作業を進め、開店一番「ひこうき班長」さん御夫妻(大量のお土産を有難うございました!)の御来店を皮切りに、一体何人の方とやりとりさせて頂いたのだろうといった按配でアタマの中がぐるぐるとしております。そのような中で「さいたま市のTさま」には、エボルツィオーネV6を御買い上げ頂きましたのでヒジョーに喜ばしい。心より御礼申し上げます、今後とも御贔屓に。

 こうして、元気に毎日忙しくさせて頂けるのもすべてワタシたちの愛する顧客様方の「お心遣いと御贔屓」の賜物であります。が、ソレにお応えすべく、より一層のスピードアップを心がけたいとは思えども、「あー、一日が30時間あったらなー」と嘆くばかりであります。

 かつて大人気を誇った「ピンクレディー」のおねーさま方(音出ます、御注意を:振付練習用ミラーバージョン)は、全盛期の記憶がほとんど無いそうです。あまりにも秒刻みに忙しく、移動中はほとんど寝ながらのテレビ出演だったそうで、起きると即舞台といった毎日を送っていたために、その時の手触りが残っていないのでしょうね。しかし壮絶な生き様ではあります。でも、50を過ぎてもスタイルは抜群だし、踊りも当時以上にこなしておられます。まったく尊敬いたしておりますよ。

 斯くの如くに人生の時間は、過ぎてみれば「アッと云う間」といった感じで経過していくのだろうな。シゴトでもアソビでも、目の前の一瞬に全力で取り組むコトこそがやはり美しく思えてまいります。

 先日、たこちゃんヨメが100円ショップで「老眼鏡」をワタシ用に買ってきてくれました。明日はさっそくソレ掛けて、「Hでございます」さんからお借りした大量のプラモ本を精読(笑)しつつ一日を過ごそうかな、と思っております。

 ・・・さあ、帰ろう。そしておやすみなさーい。  それじゃーまた来週!!

2012年7月20日 (金)

マセラティシャマルのリア周り内装と戯れる(その2)

 ほっ!今日は久しぶりに涼しい気候でした。昼からは「シトシト雨」も降ってきて、しっとりと世の中全体がクールになってイイ感じですね。今朝は久しぶりに長袖を着て出勤しましたヨ。

20120720012012072002_2 ・・・まだ、ヤッてます(笑)。マセラティシャマルのリアトレーはアルミ板からボルトが生えてるモノにウレタンフォームを貼り、アルカンタラで包んだ・・・このくだり、昨日も書いたような気がするなぁ。

 要はクォーターパネルのアルカンタラボードと同じ造りですよと云うコトです。たった今、気付いたけど、リアトレーボードがアルミなのって、ひょっとするとシャマルだけだったかも知れません。他のビトルボマセラティでは、ここ鉄板だったように思います(あくまで思いつきなので真偽の程は定かではありません)。クォーターサイドのアルカンタラボードは222もギブリも樹脂成型品です。228については、今度「埼玉県のSさん@ひこうき班長殿」の内装レストアをここで御報告する時に明らかにいたしましょう。

2012072003_22012072004 というわけで、リアトレーボードも張替完了いたしました。トレー本体も組み立て前に表皮をキレイに清掃しております。

 ガレージに眠ってたクルマらしく、皮革部分の縮みや色アセなども皆無で、非常に美しい状態を取り戻すコトが出来ました。こうなってくると、「はやく組み立ててクルマ本体に入れてみたいなー」と気持ちは盛り上がりますね。

20120720052012072006 リアヘッドレストは、鉄板プレス加工品をベースにウレタンフォーム材が充填してあるようなモノに皮革を包んであります。

 FRP製のリアトレー本体に、それぞれ2個ずつのナットで固定されています。

 今まで当店で取り扱ってきたどのシャマルもそうだったのですが、このヘッドレスト上部のフチは直射日光の影響で非常に革の縮みとハガれが出やすいところらしく、鉄板ベースに貼られた「のりしろ」部分は経年ですでに接着剤が効かなくなっています。一旦清掃を施したのちに、裏側の折り返し部分を再度強力に接着し直します。で、ようやく今朝早くに完成。

20120720072012072008 昨日のクォーターボードを室内で眺めてたら左側用のアシストグリップ取りつけ周りが、なんとなく「パフパフ」と浮き上がっているのが、気になり出してしまいました。

 「果して、勝算はあるのか」10秒程逡巡した上で、作業を決意(笑)。さっそくドリルを取り出してリベットを揉み、ボードの一部を分離させるコトにします。

20120720092012072010 ガッチリ締結されていたボード同士をコテ等を入れて徐々に引き剥がします。

 ちょっと浮かせて見ると・・・んー、なんとかなるかな。この周囲の革を剥いてみるコトに。相手がFRPだから、ミョーに接着剤の食い付きがよろしいようで、ハガしたい時にはガッチリとくっ付いてるモンです(笑泣)。そうかと思えば、先ほどのヘッドレストなどは、のりしろ(裏側折り返し)部分の革がほとんど無いし、相手が電着塗装された鉄板なので、その接着にはたいへん苦労いたしましたのに。

20120720112012072012 あー、やっぱりビミョーにうっすらとウレタンフォームの膜があった痕跡があります。でも「すでに風になってしまっている(風化:笑)」彼らは掃除機の餌食になって頂くしかありません。

 このあと「うー、あー、」とウナりながらの再接着作業と相成りますが、さすがに両手が接着剤でビロビロになってる上に、瞬時にシリコンオフで手を拭い、皮革に若干のテンションを掛けながらの一発勝負なので、ぜんぜん写真撮影は出来ません。この作業はモタモタしていると取り返しがつかなくなってしまうのです。最後にはリベットで再締結。

20120720132012072014 ようやく完成したのが、左の写真です。「ちょっと直してやれ」といった出来ごころ(笑)は結構たいへんな”寄り道”となりました。

 右の写真は左右のシートバックの間に位置するセンター(アッパー)ボードです。ヘコんで見える部分にガーニッシュパネルが取り付けられます。これもキチンと清掃しておきました。・・・残るリア周り部材は・・・まだまだあるなぁー、おい(笑泣)。明日も這いつくばって進みましょう!

 それじゃー、また明日!

2012年7月19日 (木)

マセラティシャマルのリア周り内装と戯れる(その1)

 わおー!きょーぉのお昼頃はホントーに「アツアツアツアツアツ・・・あー、アツい!」としか云いようの無いほどモノすごい体感的暑さを感じる気候でした。夕方になる頃にはちょっと楽になってきましたけどね。そのような陽気の中、「一松」さんには浜松よりわざわざ御来店頂き、有難うございました。無事に御帰宅なさったかなぁ。

2012071901_22012071902_2 マセラティシャマルのリア周り内装には、はずす順番が(結構厳格に)あります。

 ①左右の座面(シート本体)→②シートセンター部分→③左右クォーターパネル(スピーカー&シートベルト基部脱着含む)→④リアトレー&ヘッドレストAssy→⑤リアオーバーヘッドトリムパネル→⑥左右ルーフトリム(後部を浮かせる)→⑦左右Bピラー内張りトリム(シートベルトアジャスター脱着含む)→⑧左右クォーターウインドー周りトリム(シートベルトテンショナー脱着含む)・・・といった順序です。

 上左の写真が分解前の③と⑧の取付具合をクォーターウインドー越しに撮影したモノですが、大きくスキマが出来ています。初めてこのクルマに遭遇した時から、ここは気になっていたのですが、まあ、大体どーなってるかは想像してました。で、想像通りだったのが右の写真でして、③の裏に付いている2つの引っかけステーが、⑧側の受け金具に入っておりませんでした(左右どちらも:泣)。こればっかりは、旧いイタリア車の内装バラシに精通していないとなかなか難しいです。シャマルの場合には、とりわけワンオフ的製造方法の部材が多く、「応用問題」的に解いていかなければならない部分が時々出てまいります。

20120719032012071904 上記①と②の分解工程は終わっておりますので、③をまずはイキましょう。

 リアスピーカー(社外品)を分解してはずします。

 ディーラー純正のスピーカーカバーを加工して使っている模様です。選んでいたスピーカーの直径がデカイので、こうするしかなかったのだろうな、きっと。

 20120719052012071906

 次にリア乗員用のアシストグリップをはずします。

 グリップ部材上部の裏側にキャップボルトが入っていますので、六角レンチではずします。

 本来ここのボルトはあろうコトか「プラス頭」のモノが付いているのがデフォルトです。通常のプラスドライバー(例え背の低いスタビでも)では着脱が困難なため、このように「六角頭」のボルトに交換されている例は多いです。写真でご覧の様に六角レンチでも背の低いモノを使用しています。

20120719072012071908 ・・・で、アシストグリップはなんとコレ一本だけで留っています。下方の固定は特に無く、底に生えたピンを相手部材の穴に差し込んであるダケです。

 ところが、このグリップをとらないと、③のメイン固定ネジの頭が出てこないという、イタリアン高級車道ならではの地獄設計(笑泣)。初めて遭遇した時には、「ホントにどーすんだ、コレ」といった感じでした。

20120719092012071910 続いては、後席シートベルトが③の部材を跨いじゃっている構造なので、③を大きく手前に引っ張り出した状態で、身を乗りだしながら部材の向こう側のシートベルト基部固定ボルトを緩め、はずします(そうでなくても狭いシャマルの後席部分スペースで格闘していますから、その工程の写真がありません:笑)。金具からボルトやスペーサー類をすべてはずせば、スルスルと穴から抜き出すコトが出来ます。

20120719112012071912 ③を車外に出し、その裏側から、各パネルをはずしていきます。

 後部の内装部材はすべて薄い(プライ数の少ない)FRPでベースがつくられています。そのために強く締めこむコトが躊躇われるためか、ナットがナイロンロックになっています。ナメてるのではないかという感触のアヤしげなナットです。FRPは裏の繊維が刺さると「ずーっとイタい」ので、慎重に作業いたします。

20120719132012071914 さあ、アルカンタラパネルがはずれました。

 写真を拡大して頂くとわかるのですが、大量の金属粉が附着していますね。前にオーディオを取りつけた業者が③をはずすところまではヤリました(ちゃんと組めてないけど:笑)が、バラスところまではやらなかったコトがコレでハッキリいたしました。このリアスピーカー下の金属粉も初めてこのシャマルに会った時から気づいていましたが、こんなことだろうと思ってましたので「想定内(笑)」です。・・・でも掃除機くらいは掛けようよ、と思うのはワタシだけではありますまい。

20120719152012071916 それにしてもスゴイでしょ、このアルミパネル。ホントにただのアルミ板から鈑金仕事でこのカタチに造り上げて、ボルトをたてたモノなのです。

 あとは、毎度おなじみのウレタンフォームを貼りめぐらした上で、アルカンタラで包みます。

 裏側の「ヤケッパチ」な(笑)接着剤跡はメーカー出荷時からのデフォルト状態です。

20120719172012071918 アルカンタラをはがすと、左右ともに、ウレタンフォームが劣化して、グズグズになっております。

 表面のアルカンタラもゾンザイなスピーカー取りつけ作業のために手垢でスッカリ汚れてしまっています。せっかくドア内張りも張り替えてしまいましたので、こちらもやらないわけにはまいりませんね。

20120719192012071920 いつもの「ネチョドロ」系画像ですが、こうして写真で見ると「ケーキ」の様にも見えてまいります。

 合羽橋の食品サンプル業者さんたちは、”ケーキのフェイク”をどうやって造ってるのかな。実際の作業は湿気タップリの気候なので、一秒でも早くサワるのをヤメたい気分ですが(とにかくネチョネチョした触感がイヤ:笑泣)。

20120719212012071922 で、剥がした→貼った→張った(笑)。なんか、この光景も皆さん見慣れちゃって、感動がウスくなってるでしょ。

 ワタシたちは、毎日、朝から晩まで「こんなコトばっかり」やりながら暮らしております(羨ましい?:笑)。近所の人々は「一体、このクルマ屋さんはナニを毎日やっているのだろう?」と思っているに違いありません。

20120719232012071924 ③の本体部材です。左の写真では右のモノが、右の写真では左のモノが「清掃済」の方です。

 こうして写真に撮ると、あまり違いがわからないようにも思えてくるので、ちょっと悲し(泣)。

 でも、完成車となった時には「ちょっとした違い」の集大成で「大いなるオーラ」を発揮すると信じつつ、明日もファイト!です。

 それじゃー、また明日!

2012年7月18日 (水)

盛夏というには早いけど、なんだか盛り上がっております。

 うひょー!今日も暑かった(報告おわりっ!:笑)。いやー、昨日の夕刻になってから、海外にオーダーしていた大量の発注部品が何の前触れも無くいきなりやってきて「デーン」と置かれてしまったので、今朝はまず、コレの開梱作業をしないと・・・。

20120718012012071802 しょうがないから、マセラティシャマルを一番奥まで入れて、その前に箱を置き、シャッターを閉めておきました。

 ズルズルと引っ張り出し、フタを開けると・・・まー、ガッチリした梱包だこと。今回は「三個口」と聞いていたのですが、このでかい箱の他は、「マセラティ222 4v」のエキゾーストセット(左右各一本:松戸のA様、お待たせいたしました!!)がナマのカタチ(箱に入らず)でやってきていましたので、残りは全部この箱の中。

20120718032012071804_2 この木ネジの長いコトと云ったらありませんね。とにかく緩めてはユルめては、またまたゆるめるといった作業が延々と続きます。コイツは拷問だぁ(泣)。

 とにかく、箱の体積を小さくしていかなければなりません。段ボール部分と木枠部分を小さくなるように刻んでいきます。養生用のシュレッダー紙もこんなに入ってました。

20120718052012071806 細かく仕分けされた小箱をすべて出しながら、伝票と突き合わせます。

 そのうち、ようやく「大物」を発掘いたしました。

 あたかも、石膏で出来ているかのような、この部材、マセラティシャマルのリアバンパー、純正新品であります。いつも思うが、よくあったよなー、こんなの。

20120718072012071808 とりあえず、エアーパッキンをはぐって、内部の状態を確認いたしました。クラックや欠けは無さそうなので、ホッと一安心です。

 それにしても、手造りのワンオフ感が横溢するバンパーではありますね。無造作にマジックで書きなぐられた部品番号もイイ味を出しております。コレは価値があるなぁ。

20120718092012071810 ちょっといじわるに裏側を眺めてみましょう。見えないところはとことん「テキトー」な造りであるコトがお分かりになると思います。

 しかし、これだけ複雑な形状の大型造形物をこういったツギハギの手法だけで、デッチ上げ・・・あっ、いやいや、造り上げてしまうといったところが、イタリアンエキゾチックカーの面目というヤツですね。

20120718112012071812 どーして朝いちで開梱作業を急いで行なったかと申しますと、「大田区のMさま」が継続車検と総合的リフレッシュ作業のためにマセラティ3200GTを御持込みになる予定が、AM10時だったからであります。

 あー、なんとか間に会った!リフトの上では、只今絶賛作業中の「渋谷区のSさま」クアトロポルテが仕上がりを待っております。

20120718132012071814_2 エキゾーストを交換し、下周りも仕上げました。只今エンジンとブレーキを並行して作業中です。

 エンジンはもうじき再始動に漕ぎつけられそうです。

 さあ、今日もまだまだ日は長い。部品もやって来ちゃった(笑泣)コトだし、ソレらをお待ちのお客さんが、これから続々とお盆休み前に入場するコトでしょう。「ふぁいと、ファイト!!」で匍匐前進です。

 それじゃー、また明日!

2012年7月17日 (火)

マセラティシャマルのワイパーユニットを造り込む

 ああ!あー、アツい(笑泣)!!「かん・かん・かん・かん・かん・・・」どーしてくれようか。東京練馬は、先週後半あたりから急激に猛暑化してまいりました。単に暑いのみならず、「むん・むん・むん・・・」なので、猛暑地域でご活動なさっている皆様方は本当に御自愛ください。ワタシたちも熱中症に気を付けなけりゃ、ね。

20120717012012071702 先日「あくまで見た目は」キレイにしたワイパーユニットですが、今日は本当に各部をバラして清掃給油してみましょう。

 まずは、リンクを一つはずしてみます。リンク側に付いている樹脂製の受け具に圧入されているのは金属製の「タコ頭」状金具です。ここの取り外しは結構難しく、ちょっとしたコツが必要です。フリーにしたクランクを手動で動かしてみますと、少々動きがカタくなっていますね。

20120717032012071704 というわけで、ワイパー軸の分解給油が始まります。

 まずはC型ストップリングをはずし、続いてワッシャーとOリングを浮かせてはずします。

 それぞれが、かなり小さな部品達ですから失くさぬ様に注意が必要です。キズを付けぬ様に注意深く軸を下方向に抜き出します。

20120717052012071706 抜いた軸を見ますと、潤滑油がキレて摺動していたと思しき黒い跡が見えます。グリス分は、すでにほとんどトンじゃっていますね。

 パーツクリーナーで洗浄し、よく拭き取ります。さいわい軸の方にダメージは無い様です。

 前に別のビトルボマセラティで、ここが完全に赤サビに侵されているモノもありました。この時のワイパーは、さすがにまったく動かなかったです(でも、治した:笑)。

20120717072012071708 ここで、洗浄したワイパー軸&クランクを見ますと、ボッシュのトレードマークとともに、”51.7”の刻印があります。

 コレはまったくの「邪推」かもしれませんが、ちょっとピンとくるものがあったのでスケールをあててみますと、どうも、軸芯同士の真芯間寸法の表示なのではと、やはり思われるのです。

20120717092012071710 外筒の内部にもパーツクリーナーを噴射して良く洗います。

 また、小部品もそれぞれ洗浄いたします。

 右の写真の一番右側にあるスプリングワッシャーは、組み立て時の最初に軸に通しておくべき(従って結果的に筒の下方をフタをする様に位置する)部材です。

20120717112012071712 リンク”樹脂製の受け具”の挿入面は一旦洗浄した上で、シリコン系グリスを塗布しておきます。

 その御相手の「タコ頭」金具にも同様の処置を施します。

 各リンクは一度にバラしてしまわずに、一か所一か所をツブすように作業をしていきます。実はワイパーというのは結構複雑な動きをするモノで、間違えて組むと、「逆回転(笑えます)」になってしまったりするのです。で、間違えても一見ソレと分からぬ様に組めてしまったりもするから余計にヤッカイです。

20120717132012071714 続いて、もう一方の軸周りも分解してまいりましょうね。

 すべての要領は、先ほどまでとまったく同じです。

 洗っては、給油して組み立てる。そして「手動で」一旦動かしてみる。・・・コレを各リンクと軸部で繰り返し行ないます。

20120717152012071716 こちらが小部品を並べてみたところ。左からC型ストップリング(軸用)、ワッシャー、Oリング、波型スプリングワッシャー。

 右写真、ちょっと複雑な組み合わせの結合部をアップで。ワイパー軸が「ヤセて」しまうと動きは良いですが、ワイパーアームにガタつきが出てまいります。むしろこうなってしまったら、もう寿命と云えましょう。ビトルボマセラティの場合には御心配無く。使わずに「生きグサれ」になっているケースがほとんどですから。シャマルの場合はいよいよです(あまり雨天で乗られないから:笑)。

20120717172012071718 とにかく、20年もの間ロクに動かしてきていないのか、各リンクの動きはそれなりにカタいです。

 こういった部分が手動で「スコスコ」と動く様でなければ、常にモーターにはロードが掛かった状態になってしまいます。

 ここも一旦ハズして洗浄、グリスアップをいたします。

20120717192012071720 コレはモーター出力軸に直接付いているクランク部です。ここにもボッシュマークとともに”39.5”の打刻文字があります。

 先ほどの推論に従ってハカってみますと、はやり、軸芯⇔軸芯間はそれくらいの数字みたいですね。ボッシュは色々な車種に対応するために、この手の部材を寸法違いで幾つも用意していたに違いありません。

20120717212012071722 ワイパーモーターのカプラー(オス)。すべてのギボシを交換し、カプラー内部も清掃してあります。

 これで、ワイパーモーターユニットを一通りバラして清掃給油調整したコトになります。

 ・・・コレでちゃんと動かなかったら、泣いちゃうよなー(コレばっかり:笑)。

20120717232012071724 ワイパーモーターのボディ側カプラー(メス)。こちらもすべてのギボシを交換し、カプラー内部も清掃してあります。

 出来るだけ湿気に堪える様、様々に対策を試みています。

 しかしながらシンプルな構造ゆえに、キッチリ調整と給油、そして通電と絶縁に気を遣えば、すべては爽やかに動作する様に復元するものです。何にでも集積回路を使用し、ブラックボックス化してしまっている昨今のクルマでは、もはやこういった治し方は出来ません。

20120717252012071726 ワイパー外観を最終チェック。リンクにウォッシャーホースのスレた跡が見えます。ワイパーを正規の位置に取りつけたら、様子を見てみましょうね。

 ワイパーユニットをバルクヘッドに入れて各部を仮に固定します。外気導入口には、あらかじめ清掃とツヤ出しを完了させておいたウェザーストリップを取りつけます。

20120717272012071728 いや、もう、どこまでも色んなコトをヤラせてくれるのが、デ・トマソ期マセラティの真骨頂(笑泣)。

 ちょっと、ウォッシャーホースをニガして固定してやれと思ったら、ホースの中に不気味な浮遊物を大量に発見(大泣)!このままでは間違い無くノズルが詰まるので一旦ホースを抜き、ウォッシャーポンプを作動させてみます。いやー、出た出た「スゴイ色の水」が。そのまま数回噴射させホース内部を洗浄です。やれやれ。

2012年7月16日 (月)

マセラティシャマルのシートを造り込む

 おお!やけくそに暑くて、これでもかと風も強かった三連休の月曜日。今日は「海の日」ってんですかい、・・・あー水が恋しいぜ、チクショーめー(今日はアタマに血がノボって、ちょっと江戸前なワタシ:笑)。

20120716012012071602 はい、シート造りますよー。まずは、ひっくり返してウラを見ます。・・・見なけりゃよかった(笑泣)。まあ、いつものコトですから、頑張ってまいりましょう。

 20年の歳月に溜まりまくった様々な種類の老廃物を、色んなコトをしながら取り除きます。ココ、絶対見えないところですけど、手で触る部分(レバー)も一部にありますので、ダレが何と云おうと断固として(笑)掃除いたしますヨ。

20120716032012071604 普段はハズすことのない、シート各部の樹脂カバーもすべて一旦はずしておきます。

 作業をしながら、次の工程を考えますが、その日の天候とか、様々な乾燥に要する時間とか、このクルマ以外のクルマの作業進捗とか、その場で直してお返ししなければならないミッションとか・・・何しろ色々と無いアタマをシボりつつ・・・。

20120716052012071606 どの程度、表皮のヨゴレが「ゴツイ」かを、まずは一旦見ておくコトにしました。組み上げた時に清掃しにくい部位を先に落としてみます。

 途中でメインカバーをはぐりますと、裏はご覧の様にホコリが一杯積もった状態でした。

 カバーを全部はずして、先に洗ってつや出ししておこう・・・。

20120716072012071608 で、サイドカバーをはずしますと・・・あれ?なんかヤバいコトになってるような気がする。

 パワーシートのハーネスが破れているようです。

 まー、まったくどこまでも「ブッこわれる」ように造ってあるクルマだよなーホントーに。責任者出て来ーい(by人生幸朗師匠”旧っ!”:笑)。

20120716092012071610 あー、キレてるわ、ホントに。こうなると段取りは一変し、まずはハーネス修理に取りかかるコトとなります。こちらの方が椅子の掃除よりもプライオリティが高いからです。

 この状態ですと、電動シートバックは時に動き、時に動かなかったハズです。目を近づけて見ますと、内部の銅線は完全に破断せず、ほんの2本ほどがかろうじて繋がってる状態でした。

20120716112012071612 どーしてこうなってしまうのかという理由がこちら。ハーネスの這わせ方に問題があったからです。おそらくは、後天的なものだと思います。

 後席に出入りするために、フロントシートの背もたれを前方に倒すメカが付いていますね。シートバックサイドのリリースレバーを上方に引き上げると、写真のワイヤーが「マガタマ型」のシートロック金具を引きあげ、シートロックを解除するしくみになっています(写真にはありませんが、シート左右にこの機構が付いてます)。そこにちょうどハーネスが噛みこんでしまっていたのでしょう。

20120716132012071614 ハーネス皮膜を一旦剥いて、コードも切断します。

 切断したコードをハンダで繋ぎなおした上で、熱収縮チューブを被せて絶縁します。

 本当は、いくらか二本のコードの切断場所を若干ズラしての作業が理想的なのですが、コードの長さが短くなってしまってもコマりますので、このように処置いたしました。

20120716152012071616 ハーネス皮膜には熱収縮チューブを被せ、さらにビニールテープを巻きます。

 で、今度は二度と噛みこむコトの無い様に、右の写真にありますように結線いたしました。ハーネスを結束バンド(タイラップ)でシート金具に縛って固定、革を被せて隠してあります。ハーネスの先のカプラーは、最終的にはシート下面にぶら下げます。

20120716172012071618 シート裏側各部を清掃、給油し、各カバー類を装着していきます。

 組み立てた後に、ゴミやホコリが出来るだけ落ちてこない様、念入りに清掃しています。

 デ・トマソ期マセラティの手動シートレールは極めてシンプルな構造。大抵動きが芳しくないのです(笑)が、こうして清掃給油すれば見違えるほど素晴らしいタッチでシートを前後に動かすコトが出来るようになります。

20120716192012071620_2 また、シートレール先端は微妙に覗き見るコトが出来てしまう部位。

 そもそも塗布してある劣化グリスにホコリが附着していましたが、キレイに拭きとった上で、あっさりとシリコン潤滑剤を塗布して仕上げます。潤滑必要部位には、その動きの種類や使用条件に応じた潤滑油をその時その時で使い分けています。

2012071621_32012071622_2 表皮清掃とシートレール各部の清掃給油を終え、一応の完成をみた運転席シートです。コレで一旦は車内に積み込みますが、まだ一部皮革表面の軽微な補修作業が残っております。

 A面・B面ともにスッキリした色ツヤに生まれ変わりました。シートバックのリリースレバーは爽やかに動作し、動きのよろしくなかったシートレールもいまや「スッコン、スッコン」と快調に動かせるようになりました。

20120716232012071624 ちなみに、一昨日もおハナシした、皮革部表面のヨゴレについてなんですが、シート座面は当然の様に最もヨゴレの酷い部位ですね。

 クルマの室内や、ショールームの蛍光灯の下ではわかりにくい「黒色皮革」のヨゴレも、自然光の下に置くと写真でご覧の様に一目瞭然で見えてくるのです。鈍く半ツヤに見えるのが、清浄な皮革表面の状態です。「淡色系」シートよりもキレイに見せるのが、実は難しいというのが「黒色」シートなのですね。というわけで、足かけ5日掛かって、時間をみつけては左右フロントシートを仕上げてまいりましたが、本日の朝ようやく出来上がりました。運転席シートは本固定してみましたが、とてもいい感触になりましたヨ。

 それじゃー、また明日!!

2012年7月14日 (土)

マセラティシャマルのドア内張りを、さらにシツコク造り込む

 わおー!!・・・むしむしむしむしむし・・・とにかく蒸していましたね、三連休初日の土曜日。世間は連休ですが、当店は早朝よりフツーに作業を続けております。今日はこの夏で一番キツかった!何しろ湿気がスゴすぎる。

20120714012012071402_4 本日作業した内容ではありませんが、ここのところ、時間を見つけては少しずつ匍匐前進を続けていました、マセラティシャマルのドア内張りの復元組み立て作業の様子、地味ながらお届けしたいと思います。ここには「シャマルだよ」と書いてありますが、ぶっちゃけ、デ・トマソ期2ドアモデル(228は除く)とギブリⅡ(ウッドパネル造形が違いますが)は、皆んな基本的に同じ構成です。御参考までに。

 ウッドパネルをはずした、ドア内張りの上部パネルです。このシャマルについているモノはヤケに「のりしろ」部分にたくさんの皮革をムダに奢っております。そうかと思えば、「こんなんでいいの?」ってな感じでギリッギリを攻めてるような”ケチくさい(笑)”のりしろである場合もまた多いので、ソレはソレでヒジョーに難儀なのですが、のりしろ、多けりゃいいと云うモンじゃありません。

20120714032012071404_2 ウッドパネルがピッタリと収まります様に、アタリ面が”つらイチ”になるよう、はみ出して重なった部分や、パネルのボルトが貫通する孔の周囲の皮革をカッターナイフで切りだしてスッキリとさせます。

 この土台となっている部分は、軟質樹脂成型品に軟質発泡ウレタン充填材を吹きつけて基本形をカタチ作っています。ウッドパネルがキッチリ収まらないので、ボルトをギューギューとしめていきますと、相手の部材は柔らかいのでいくらでも締まってしまいます。コレがウッドパネル表面クラックの大きな原因のひとつです。現に、皮革の重なりが著しかった助手席側(それぞれの写真の下段の方)ではウッドパネルの表面はがれと軽微なクラックが認められました(表面はがれは大きく3か所ありましたが、圧着して修理いたしました。)。

20120714052012071406 こちらはドア内張り下部パネルに取り付けられる「取って」部材です。

 表面の見えるところにのみ張られたウレタンフォーム材が例によって風化しているため、表皮を剥がしてウレタンフォームを新装いたしましょう。いつものように、危険なタッカー針をひとつひとつ抜いていきます。

2012071407_22012071408 剥がして見ると、こんな具合です。直接ウレタンフォームを触ると、そのまま「ズブリ」と凹んでしまいます。

 コレを撮影した時は、天候がビミョーであったため、マイクロ・デポ階段下のスペースにワタシは追いやられて(笑泣)の作業となっております。”日本一威厳の無い社長”の一端を垣間見る思いです。

20120714092012071410 樹脂ベラで劣化ウレタンフォームを剥がしながら、真空掃除機で吸い込みます。

 なんとなくしっとりとペタペタしているので、なんとも気持ちのよろしくない感触です。

 湿度の高い日には、とてもやりたくなーい(今日で無くて良かった:笑)作業のひとつです。そして、新しいウレタンフォームを立体的に張りこんでいく作業を行います。

20120714112012071412 で、表面の皮革部を元通りに一定のテンションを掛けつつ接着(まっ、ホントはここのところがノウハウの塊なのですが、割愛:笑)し、小部品を取り付けて取っ手は完成しました。

 先日アルカンタラを新装したパネル部にネジ留めして様子をみます。

 本日の最後に蛇足ながら申し添えますと、こういった組み立て再生作業の途中には必ず「種々のクリーニング作業」というのがハサまっています(いつも、作業内容をご紹介する時には省いてきておりましたが)。この取っ手もご覧の様に結構ヨゴれていました。黒い内装のものは汚れが目立たない分、オーナーも無頓着になっていますので、20年分が堆積しているわけです。皮革表面も一度はこのように徹底的なクリーニングで蘇らせる必要があります。皮革表面のコーティングは「徹底的なヨゴれ落とし」をしてこそ、はじめて真価を発揮いたします。デラデラと光っている黒い椅子は汚れがヒカっているんです。そう、懐かしい学生服のヒジやヒザ、数年で「テカテカ」になっちゃったでしょ、アレと同じようなもの(卒業する頃はヒドいモンだったよなー:笑)。

 あーぁ、今週も長い様な、短い様な・・・。皆さんもそれぞれにお忙しい御様子ですね。本格的な酷暑がついに到来してまいりました。ご自愛くださいね。

 それじゃー、また来週!

2012年7月13日 (金)

内輪のハナシですみませんね

 本日も、風こそ強めで、とても湿気てたけれども、一日中雨は上がっていてくれていたので、ホントに助かりました。朝一番より、「練馬のH」さんのご来店を賜り、これから御出張だというのに、昼までハナシがはずんでしまい、寝不足でお疲れのところにかえってご迷惑様でした(快調にグランスポルトは現地に到着したとは思いますが:笑)。これから寝る前に湿布貼ってみます。有難うございました。

 午後になり、表で作業をしていると、そこに新しいお客さんがご来店。埼玉県のお住まいの「Yさま」なのですが、なんと奇偶なコトに、小学生の頃、現在マイクロ・デポ作業場(ワタシたちの実家跡)のある「練馬区春日町」に住んでいたとの事。番地まで正確に覚えておられ、クルマを見せるより先に春日町内周遊観光(笑)をさせて頂きました。ワタシたち三兄弟と同じ練馬区立の小学校に2年間在籍していたとのおハナシ。担任の先生の名前を伺ったら、やっぱり知ってるお名前。あっ、こりゃホンモノだ(ここで「テツヲタ」さんにのみ分かるネタ→鹿島湯の子が同級生で、サクラストアーも知ってるし、開口一番、家は”ほうきや”の近くであったと・・・、とどめに4丁目にあった時代の”ポッポ(旧丸興ショッピングセンター)”にも行ってたそうです:笑)。ほぼ40年前の記憶を懐かしく辿っては懐かしがられておりましたヨ。せっかくの御縁ですから、ぜひコレをきっかけに「マイクロ・デポの創出するビトルボマセラティの世界」にも思い切って飛び込んで欲しいモノだと思います(笑)。

 夕方になり、今度は「越谷のCさま」が鈑金修理の完成したクルマを引き取りにご来店。閉店まで「プロレスねた」で大いに盛り上がっておりました。想えばCさまとは弊社創業時からの長いお付き合いをして頂いておりますが、はじめは国産T社の某SUV車を新車で乗ってた様な「ぜーんぜんマニアックで無い(御本人には、「ワルかったな」、と悪態つかれそう:笑)」方でしたが、キャブのマセラティビトルボ425を皮きりに、フィアットパンダ(旧)→ルノートゥインゴ(旧)→マセラティ222SE→マセラティクアトロポルテV8→同V6と乗り継がれております。つくづく「相互の信頼関係」こそが「アフターサービス」の必要な商品にとっては大事であるなぁーと、今さらながらに思うワケです。これからも、よろしくネ(笑)。

 それじゃー、また明日!

2012年7月12日 (木)

小さきモノにも”たましひ”が(デ・トマソ期マセラティ用パワーミラースイッチ分解講座)

 ピューピュー、あ、いや、ビュービューとかブースカとかいう感じで今日の猛烈な強風にはマイりました。それでも「Wさま」さんと「目黒のSさま」が車検の完了したクルマを取りに来てくださった夕方には、とりあえず雨の方は一旦あがり、風も和らぎましたので、ホントによかったですね。お二方とも無事に到着なさいましたかしらね。

20120712012012071202 今日は「本ネタ」ですよ。腕に自信のあるDIY系の方には喜ばれそうですが、ハッキリ云って写真で見るのと、実際ヤルのは大違いで、コレ結構難度高いです。

 まずは、上下にケースを二つ割りにします、ガッチリとした樹脂のツメが5箇所ついています。切っ先の強靭な精密ドライバーセットか、先が色んな形状になってる千枚通し系工具セットをいろいろと用意します。開け方は自分で考えてください。コツはありますが、完全なる正解はありませんから。但しどうしてもヤッてみるなら自己責任でネ。

 20120712032012071204

 で、開けるとこんな基板が出てきます。

 左の写真、右側の物体中心でなにやら「びよよーーん」と飛び出しています。

 おそらく、スイッチノブを「こねこね」と動かしてもまったく動かないので、力任せにそーとー「ごねごね」したためにスッポ抜けてしまったモノと思われますが、コレぢゃー動きませんよね、ミラー。

20120712052012071206 基板のオモテ面(上面)はこのように銅箔が配置されています。こちらの面は、スイッチを右(ON)・中立(OFF)・左(ON)と切り替えるための回路になっています。

 銅箔表面が旧い10円玉のように劣化変色していますので、精密ドライバーの先でコスったり、紙やすり(1000番以上の番手:細目)を掛けたりして新品の銅色になるのを目指します。

20120712072012071208 乾式の接点復活剤で洗浄して、オモテ基板の清掃は完了。

 続いて、メッタにここまでやるコトのない、基板ウラ面(下面)も開けてみましょう。右の写真がソレ。スイッチの下面ケース裏には、ガイド用の溝が規則正しく切ってあります。右の写真にある、W接点が3箇所ついた飴色の物体の裏側にはガイドピンが出ており、タテヨコに不思議な動き方をします。ここが、「ミラー調整時にスイッチノブをコネクリ回す動作」を受け持つメカなのです。相手となる基板がやはり変色しています。銅箔の中に見える「キラキラ星模様」状のスジが、接点摺動痕です。組み立て時には湿式接点復活剤をアチコチに塗布しておきます。

 実はマセラティシャマルに付いていた、このスイッチ、「まったくひとつも動かせない」状態であったものです(見た目は新品みたいなんだけどね:笑)。

20120712092012071210 というワケで、こちらの面も銅で出来てる部分をことごとく磨き倒し、洗浄していきます。モノが小さいので、なかなか思うように磨けません。

 また、表面を出来るだけツラいちに磨きたいので、丁寧な作業が要求されます。カプラーに刺さる7本のギボシも「スッカリ終わった色」をしてましたが、一生懸命にミガきました。

20120712112012071212  続いて、先ほど「見て見ぬふり(笑)」を思わずしてしまった「びよよーーん」の方ですが、メチャクチャ難しいコトを要求してくるからです。

 コレを造ってたメーカーでは、おそらく特殊な冶具や工具を用いて組み立てていたものだと思いますが、とにかく、普通に考えると「やっぱムリ(笑泣)」という結論になります。

20120712132012071214 えー、ハンダも各部ヤリ直します。コレにもコツがあります。

 乾式の接点復活剤で基板ウラ面も仕上げに洗います。

 新品の10円玉の色になっているでしょうかね。ここまでやって動かなかったら、泣くよなー、やっぱり。

20120712152012071216  で、さっきの「超絶技巧」部分は、一旦完全にバラして組み立てます。細い樹脂シャフトを折らないように、ノブを引き抜くのが、個体差ありますが結構難儀します。

 この部分のメカは何なのかと云うと、スイッチノブを左右中央とヒネった時に「クリック感」を出すとともに、右・中立・左と接点を同時に動かすコトにより、通電経路を変えるという機構なのであります。「独自開発した秘伝」により、なんとか再組み立てに成功はしたものの・・・今日のはホント難儀でした。コレ色んなバネがアチコチにスッ飛んでいきますので、キレイに片づけた部屋で、白い紙を敷いての作業をお奨めいたします。

2012071217 でも、コレだけの工具と、液剤の数々、はじめて作業をする方は「部分成功率30%」、「完全成功率10%」くらいであると見込まれますので、そのリスクを考えると新品買った方がヤスいのかもしれませんけどね(でも、新品デッドストックはきっと2年とモタないけど:笑)。

 しかしながら、動かないモノが苦労の末にようやく動くようになるというコトには、原始的な快感があるものです。この工法で組み直したスイッチは結構いいですよ!

 そりゃそうと、表題には「デ・トマソ期マセラティ用」と書きましたが、ここで「マセラティギブリⅡにも該当するパーツです」と書いておきますから、そのあたりの”ツッコミ”は無用です(笑)。

 ちなみに、今日ご紹介したスイッチとはまったく理念も構造も異なるガンディーニクアトロポルテのヤツがなんだかんだ云っても一番治し易いですね(完全成功率高し)。現行ピニンファリナ型クアトロポルテのヤツは樹脂シャフトの根元部分が脆くて(しかも透過光にするための透明樹脂パーツ)アッサリと崩壊します。「新宿のUさま」、コレのAssy取り寄せ中に付、もう少々お待ちください(と、どさくさに業務連絡:笑)

 それじゃー、また明日!

2012年7月11日 (水)

強運?

 本日は早朝から天気そのものはよかったのですが、まー、風の強いコトと云ったら・・・クルマをおもてに出さないで、シャッター半分閉めての作業となりました。

 今日はハッキリ云って「小ネタ(笑)」。結構カラダがキテますもんで(まだまだ、週の中盤だというのに:笑泣)、ごめんなさい!

2012071101 いやー、ホントにお客さんというのは有難いもので、先週「Wさま」さんから頂戴したのがこの写真のセット(笑)。見事に三人前の桃屋とビールのセットであります。→もちろんきちんと三兄弟で分けましたヨ(ホントですったらー:笑)。

 ワタシ、ザーサイの方は、先ほどまでにビールのつまみとして完食してしまいました。先日は、中華スープにも入れて供されましたがコレまたすこぶるウマいものです。

 江戸むらさき「特級」はビンの形状も懐かしいですね。なんだかもったいないので、こちらはまだ封を切っておりません。

2012071102_2 一方で、いっけん相互に何の脈絡もない商品群。一番左側にあるのは、時々このブログの文章中に登場する「タイガーバーム(コレは台湾仕様)」ですが、コレは彩りの為の添え物でして、右の三点があくまでここでの主役です。

 昨日、近所のセブンイレブンでタバコをまとめ買いしたらスピードくじを3枚ヒケるというので、ヒキました、アテました(笑)、ソレがこの3品というわけです。勝率100%!

 ”エーザイのショコラBBドリンク”、”クノールのカップバスタスープ”、懐かしの”のりたま”・・・以上が戦利品であります。

 ・・・こんなところで「金運」ツカってる場合ぢゃ無いような気もいたしますが、このスピードくじは結構当たりますね。ハコに手を入れたら何も考えずに上から順番に決められた枚数を手繰り寄せ、一気にハコから出すというのが、ワタシの場合の必勝法ではあります。一番うれしいのは「のりたま」かな、やっぱり(笑)。そのうち、江戸むらさきとともに、アツアツのゴハンに掛けて「1960年代の食卓」を再現しつつ遊んでみようと思っております。

 それでは、また明日!

2012年7月10日 (火)

マセラティシャマルの内装を組み立てる

 おりゃー(笑)!こう暑くなってくると、あとは全面的に「気合勝負」といった感じになってまいります。ちょっと曇ってくれるだけでも、ずいぶんと楽なんですけどねー。今日の練馬の気候、炎天下はかなーりキツイ状態でした。それでも、まだまだホントの真夏はこんなモンじゃありませんけど。・・・「とにかく、頑張るぞ!おー!!」

20120710012012071002 今回のこのシリーズでは内部まで洗浄している工程をお見せしてしまい、何かと波紋を巻き起こした(笑)ドアですが、配線の取り回しをだいたい終わったところで、ヒューズボックス対策工事のためにクルマが電気屋さんの「秘密工場」入りをしてしまったので、ドア関連作業を中断しておりました。

 作業再開はドア内側(インナーパネル)に塗布されていた劣化接着剤の除去からです。こちらは左側のドア。

20120710032012071004 こちらは右側のドアです。

 それぞれ左の写真がすべての接着剤を剥がし終えたところ。

 右の写真はそれに上塗りの「ロッソ」が乗ってない(色が薄い)部分を塗装した完成状態のものです。ここまできてようやくビニールシートを貼る前段階の準備が完了いたしました。で、これまた休眠に(笑)。

20120710052012071006 あー、もはやスッカリ忘れていましたが(笑)、ダッシュボードは知らない間に載ってます。

 この写真は、搭載直前に裏側のサビ転換剤塗布作業を行なった時のものです。

 そもそもダッシュボード裏の骨格部分は鉄板をあれこれと溶接して組み立てたモノにウレタン充填剤で肉を付け、皮革で包んだという感じで出来ています。この鉄板には一切の塗装や防錆処理は行なわれておりませんので、どのマセラティにもうっすらと赤サビが発生しているモノです。ここできちんと処理しておけば、あとからボロボロとサビが落っこちてくるコトも無く、室内の快適さを保ちます。ちなみに、すべての吹き出し口スリットは、一度完全に分解され、我が次男さんの特許(じょーだんですヨ:笑)による製法で内部の開閉フラップが新装されております。ココ、開状態でも閉状態でも勢いよく風が出てきちゃうマセラティを御持ちの方は、そのクルマ、フラップが風化して無くなっちゃってますヨ。オリジナルの硬質ウレタンフォーム製フラップは経年で千切れ飛んでしまいます。ダッシュ裏のダクト類も一旦取り外され、洗浄して再組み立てです。ダクトアタリ面のウレタンフォームももちろん張り替えられております。

20120710072012071008 あれー?センターコンソールも知らない間に(以下同文:笑)・・・。

 いやー、実際「大物」の組み立て作業中には、さしものワタシも写真撮影している余裕などありません(笑泣)。

 で、「小物」の取付ならば、ここで御紹介出来ます。パーキングブレーキブーツの取付です。ブレーキレバーに発生していた錆には転換剤処理を施してあります。

20120710092012071010 ダッシュボード右側裏に配置される「エアコンリレー群」をタッピングビスで元の位置に固定します。

 続いてダッシュボード中央部左右のボディへの締結を行ないます。

 このあとの配線処理をどう「取り回し」するか、後々のコトを色々と考えながら作業をいたします。

20120710112012071012 さらにダッシュボード中央部左右とセンターコンソールの締結を行ないます。

 前後が間違えて組み立てられていたダクトもご覧の様に定位置に仕込みます。

 写真でもフロアトンネルが結構キレイになっているのをお分かりになって頂けると思います。

20120710132012071014 分解時に、経年で風化しネタネタになっていたシフトレバー根元のウレタンフォーム材ですが、ご覧の様に新しく作り直してこれをセンターコンソール内部に敷きます。

 このウレタンマットはオートマ車の場合には付いていないので、なんか、あっても無くてもいいような気がちょっといたします(笑)が、まあ、気休め程度にはインシュレーターの役割を果たすと思われますので。ここではちゃんと入れておきましょう。

20120710152012071016 続いてセンターコンソールにシフトレバーブーツ台座を取りつけます。

 左右のパワーウインドースイッチと同じくパワーシートスイッチもこの段階でようやく定位置に装着されます。

 電子制御サススイッチのハーネスはダッシュボード右側方向に出しておきます。ウッドシフトノブを取りつけますと、俄然マセラティの内装らしく生まれ変わってまいりました。

20120710172012071018 

 パーキングブレーキノブも表面の皮革部をよく清掃した後に取りつけます。

 続いて灰皿ユニットを結線して定位置に装着。

 いよいよセンターコンソール部分が「いつものマセラティらしく」なってまいりましたね。

20120710192012071020 センターコンソール部分の組み立ての最後は、このコンソールボックスの装着です。

 このセンターコンソール本体も先ほどのダッシュボードと同様に裏側をすべてサビ転換処理してあります。

 フィアット期のギブリやクアトロポルテだと、このスペースに「エキテンランプ”EX”のアンプユニット」が2個押しこんで入れてあります。

20120710212012071022 左右のドア灯スイッチを一旦とりはずし、スイッチに繋がるギボシを新品に交換。スイッチ各部の接点を磨き上げ、乾式接点復活剤で洗浄した後にさらに湿式の接点復活剤を塗布して再度取りつけ。

 ついでに油汚れのヒドかったドアヒンジ部分もキレイに清掃いたしました。

20120710232012071024 助手席の床に寝っ転がって右上方(センター方向)を見た風景がコレ。

 ダッシュボードに取りつけられるグローブボックス左側ステーの根元には、電子制御サスのコントロールボックスを取りつけます。写真では写っていませんが、上部の方に各ハーネスを他の諸々と干渉しないように配置しながらの作業です。

20120710252012071026 助手席の床に寝っ転がって真上を見た風景がコレ。

 集中ロックリレーユニット周りのハーネスを出来るだけ上の方にニガします。

 その下には、エアコンのジャバラダクト二本を装着し、あとでグローブボックスに出来るだけ干渉しないよう、長尺の結束バンドで数か所縛って半固定します。

20120710272012071028 エアコンコントロールユニットは箱をキレイに清掃し、そのカプラー装着端子部も接点復活剤を用いて洗浄しました。

 裏側にカプラーを装着して、ダッシュボードの定位置に小さなタッピングビスで取りつけます。

 段々と、ダッシュボードに開いた「大穴」が塞がってまいりましたね。

20120710292012071030 各スイッチ類とエアコンパネル、そしてウッドパネルが取り付けられますと、この周辺部位もようやくクルマらしくなってまいりました。

 さあ、このあたりの最後はオーディオ本体の取付なんだけど、見るからにキツそうな作業だなー。社外の太いスピーカーケーブルとそのカプラーがアタマのイタい問題となります。

20120710312012071032 夥しい量のハーネス類。足かけ三日掛かりで清掃とチェック、ギボシやアースの改善、概略の取り回し等々を行ないました。

 その甲斐あってかカオス状態からは脱却し、整然と整頓されました。

実際、この量をダッシュボード裏の小さなスペースにムリヤリ押し込もうなんて無理。奥行きの深い1DINオーディオもようやくキレイに収まりました。

2012071033_22012071034 日も暮れてきましたが、後部座席左右足元のシートベルトベースを取りつけ、左右フロントフェンダー内側のスピーカーも、結線の上、取りつけます。

 右の写真で垂れさがっているのは社外品オーディオのUSBケーブルです。後にグローブボックス内に仕込むため、とりあえずここに取り回してあります。ああ、さすがに7時半では真っ暗になったわ。

 今日の御紹介はここまで。それじゃー、また明日!

2012年7月 9日 (月)

「お節介」と「親切心」

 今日も昼間はとっても気持ちの良い晴れ間が広がる東京練馬でありました。おかげ様で、ワタシはマセラティシャマルのドア”糊剥がし(ビニールシートを貼るための準備工程)”の続きと、内装組み立ての続きを早朝より行い、マセラティ222SRとギブリの継続車検の方は次男と三男で二台とも受検し、パスいたしました。長い一日ではありましたが、先ほど帰宅いたしました。

 帰ってくると、アパートの目の前にある最近旧い家を一旦解体して、新築したばかりの家の、やはりせっかく新設したばかりのガレージ門扉部分のコンクリート土台を無残にも掘りまくって、カーポートごと吊りあげて後方に後退させるという「なんだかなー系」工事を行っております。

 ・・・ワタシのアパートの目の前の道路は本当に細い路地(私道)で、このお宅が立て替える以前もガレージはこの部分にありました。老齢の御夫婦はお世辞にも車庫入れが上手とは云えず、時々車庫入れ風景を眺めては「ダメだこりゃ(笑)」と思っておりましたが、新しいガレージには、新築後二カ月もの間クルマが入っているコトが無く、なんかおかしいなと思っておりましたら、「入れられなくなってた(笑泣)」ダケだったんですね。で、さっそくのガレージ後退工事となっているモノだと類推するわけです。

 こういうのは、工事の発注時に打ち合わせした当事者同士がともに「アンポンタン」であった(笑)と失礼ながら断言させて頂きます。「なんかしらんけど、ガレージここでいいや」といった軽い感じの打ち合わせだったのでしょう。面する路地は幅員せいぜい3メートル(たぶん無い→軽自動車置いたら、その脇をどーにか自転車がすり抜けられる程度だから)といった程度のモノ。普通に考えれば、相当な運転スキルが無ければ車庫にクルマ(VWゴルフ)をまともに入れるコトは困難。でも、元々がここにあったガレージですから、深く考えずにコノままでいいやと考えたか、発注主が強くそう主張したか・・・。

 いずれにしても、一旦「ツカえないガレージ」を作ってしまったコトは事実です。大枚ハタいた注文住宅で、こういった状況ではかなりしょーも無いと云えるでしょう。結局、利便性を損ねてソンをするのは、お客さんの側になります。ガレージ移設の費用はどちら持ちなのでしょうかね(おそらく間違いなくお客持ちだと思うが:笑)。

 マイクロ・デポでマセラティやフェラーリを販売する場合、たとえお客さんには「お節介」だと思われても、様々に「ネガティブな方の可能性」についてのおハナシをいたします。「夢が無いぢゃないか」と直接云われたコトも数知れずです。しかしながら、「問題解決の糸口」になるようにキチンと真実を話しておかなければ、目先で一台のクルマは売れるかも知れませんが、そのお客さんにはきっとご満足頂けないと思うのです。

 予備軍の方、ワタシたちは「クルマを売りたい」です。でも、「条件が整わない(若しくは整えることが出来ない)」方に無理強いはいたしません。マイクロ・デポで御購入頂いたお客さんにはすべて満足して頂きたいと願うからです。この心持ちがなかなかお分かり頂けない場合には、些かならず強い語調で「ヤメた方がいい」旨を申しあげるコトすらもあります。コレは商売人としては終わっております(笑)。「小さな親切、大きなお世話」という言葉もあるくらいです。けれど、世の中に一軒くらいこんなクルマ屋があってもいいのではないかと思いつつ、「耳のイタいハナシ」もさせて頂いております。ゴメンね。

 それじゃー、また明日!

2012年7月 7日 (土)

そしてまた、シャマル漬け(笑泣)

 空をウラメシク眺めながら、土曜日は”ほげほげ”。今日も「ジジイ特有の早起き」をしてしまったワタシ。しばらくボンヤリと外を見ておりましたら、どうにか雨もアガりそうな雰囲気。早々に出勤して作業を続行いたしましょう。・・・ところが、ただ「クルマをしっとりと濡らすため」だけに降っているかのような”小ぬか雨”が結局、一日中断続的に降り続き・・・というわけで、一瞬のチャンスをネラってクルマを入れ替え、ピットではマセラティクアトロポルテ前期型のエキゾーストはずし作業を昼までにハヒハヒと行ないました。

 午後からは予定通り継続車検御予約であったマセラティ222SRの「Wさま」さん、マセラティギブリ最終型の「目黒のSさん」が降りそぼる雨を突いて予定時刻通りに御来店(本当に有難うございました)。「テツヲタ」さんもふらっとおみえになり、当ブログ有力コメンテーターさん同士の初顔合わせとなりました。御両人、たくさんの「アルコール系発泡飲料(笑)」&「桃屋江戸むらさき特級・ザーサイ」を有難うございました。

 このブログの方では昨日御紹介の続き場面からお伝えいたしますが、このあたりのハナシは、すでに”今日の出来事”ではありません。

20120706252012070626 内装各部やバルクヘッド内に取りつけていく「小部品」の一つ一つを洗浄したり、修復したりといった作業を御紹介いたします。

 左の写真のように、分解して一つ一つを具にみると、ホコリや油分、サビ移りなどでクルマの内部部材も結構ヨゴれています。考えてみれば、どんなに大事に保管しているとは云っても「20年近く」の歳月が流れているワケですからね。この上は、洗剤を掛けて豪快に洗っちゃうコトにいたしましょう。

20120706272012070628 こういった普段洗うコトが出来ないパーツをキレイにするのは本当に気持ちの良いモノです。

 洗浄完了しましたら、エアガンで水気をすぐにトバして、速やかに自然乾燥するように出来るだけ日なたに干します(とはいえ、当日は曇天:泣)。 この写真はヒーターケース左右から伸びるエアコン送風口へのダクト類です。

20120706292012070630 コレは何だかお分かりになりますかね。ドア内張り部材の一番下に付いている部分です。

 表皮をハガして見るとやはりウレタンフォームが”粉”になっております。

 ・・・で、いつものように掻き取り→吸い取りと作業をすすめます。

20120706312012070632 樹脂製の部材には先にウレタンフォームを新しく貼り付けます。

 ウレタンフォームは接着剤に侵されやすい素材です。また、ある意味どうにでも変形してしまうので、貼る相手先の下地を平滑にしておかないと、相手の表面形状通りにデコボコが出来てしまいます。あくまでもソフトに「ふわっ」と載せるイメージで作業をいたします。再び表皮を貼り付け、皮革表面をクリーニングいたしますと、右の写真の様に生まれかわりました。

20120706332012070634 続いて、こちらはバルクヘッドカバーです。うらおもてを水洗いした後につや出し仕上げします。

 ボンネットフードを開けた時に、エンジンルーム後方の背景として意外と目立つ部分です。キッチリ「黒く」見えるように仕上げていきます。

20120706352012070636 拡大すると、こんな感じです。

 なんか、如何にも「意味ありげ(笑)」なモールドがなされておりますが、全体的な補強のための”リブ”と、ワイパーモーターの出っ張りをニゲるための膨らまし、そして空気をニガすための孔が開いています。

2012070649_22012070650_3 こちらはバルクヘッド内に収まる「バキュームサージタンク」です。ここで貯められた負圧が、ヒーターケース内部のフラップの駆動や、エンジン補器類(各種バルブ)の動作に使われます。

 シャマルの場合には、前述のバルクヘッドカバーがスッカリ覆ってしまいますので、このタンクはどうせ見えなくなってしまうところ(笑泣)ですが、222時代までのくせでついつい仕上げてしまいますのが悲しいサガではあります。

20120706512012070652_3 こちらも同様に「悲しいサガ」系の物品(笑)、ヒータ-ケース外気導入口のフタになるシュラウドです。

 ここでキッパリと申しあげましょう!このへんの連中は、納車後しばらくであっと云う間にヨゴれます。どーせヨゴれるからという理由(しかも、どーせ見えないし:笑)で、せっかくハズしても、通常掃除をしてもらえるようなところではありません。せいぜいさっと拭く程度だと思います。そういう意味でワタシのやっているコトは「大いなるムダ(泣)」なのかも知れませんね。これぞ、まさしく「変態(笑)」であります。

 けれど、ワタシの思考回路ではこうなります。住まい、クルマ、着衣、その他諸々の耐久消費財、「どーせヨゴれるから」と放っておいたらどうなりますでしょうか。10年とか20年に一度のコトです。せっかくここまで豪快にバラしたなら、目に入ってきたパーツ群をいちいち新品時と同等かソレ以上に仕上げ直したいと思ってしまうワケです。・・・ああ、悲しいサガだよな、やっぱり。

20120706372012070654 左の写真は、いよいよ何だか分かりますか(って、ニホンゴがちょっとヘン:笑)。

 正解はドア内張り後端部のトリムです。

 前にも御紹介いたしましたが、コレはご覧の様にただの紐(泣)。キレイに清掃して、次に控えるドア内張り組み立て工程に備えておきます。

20120706382012070653_2 こちらの写真は灰皿Assyです。

 シガーライター着火部は使用した形跡がありませんでしたので、途中で交換されているのかも知れません。

 分解してキレイに水洗いののち、各部端子を接点復活剤で洗浄し、ジャバラ状のスライド蓋がスムーズに動かせるよう「秘密のひと手間(笑)」が掛けてあります。

20120706392012070640 冒頭の写真にあった、パーキングブレーキレバーのブーツ。鉄板加工品に皮革を貼り付けてありますが、ご覧の様にスッキリといたしました。

 右の写真は、リア送風口へエアコンの風を導くダクト。右側のモノが若干短くなってしまっているのは、前にイジってたところで、作業性をよくするため(悪く云えばズボらをするため:笑泣)に後端を切っちゃってるせいです。

20120706412012070642 はい、先ほど洗っていたダクト類の洗浄後の姿がこちら。アチコチ凹んでいるのは、グローブボックス開閉時のニゲだったりいたしますので、ここではあえて直さずに、組み立て作業時の現物合わせの折に形状を調整いたします。

 右の写真はセンターコンソールのシフトレバーブーツ部分です。こういった「なんとなくのカタチ」をしているモノこそ、隅々まで仕上げると「キレイだな」という印象が強くなる部分ですよね。

20120706432012070644 こちらは”ワイパーモーターユニットAssy”です。全体を洗浄し、コネクター内部のギボシをすべて交換しています。

 コレはまだ完成ではありませんで、このあとすべてのリンクと駆動軸部分を分解して、清掃給油する作業が控えております。

20120706452012070646 雨が上がった一瞬を突いて、シャマルの入れ替え作業をいたしましょう。

 今度は「もう一台のシャマル」の方を御相手に選びます(笑)。

 経年劣化で枠部分にクラックの入っている”リアナンバー灯Assy”の交換作業をいたします。ナンバーの”封印”をコワさぬ様にハズし、ナンバープレートを取り外しての作業です。ハズして見ると、内部はホコリで真っ白ですね。

20120706472012070648_2 ・・・で、ここで純正新品のデッドストックが登場。

 こんなの、よくもまぁノコってたものだよなーと感心いたしますが、ヨーロッパの少量生産メーカーはこういったところが素晴らしいです。

 左右二個ともに同時交換いたしましたので、リア周りが我然スッキリといたしましたよ。

 あー、こんしゅーも長い様な短い様な・・・。皆さんも一週間、御疲れ様でした!

 それじゃー、また来週。

2012年7月 6日 (金)

今日も、シャマル漬け(笑)

 はいよー!今日は予報に反して昼過ぎから雨になってしまいました。ワタシは相変わらずマセラティシャマル漬けの日々を送っておりますが、ここ一週間程度の作業実態(笑)をお送りいたしましょう。久しぶりの「本ネタ」ではありますね。

20120706012012070602 はい、ヒーターケース(ドグちゃんAssy)積むよー。

 コレはもう、せまいところであちらこちらの辻褄を合せながら所定位置に納めるというホネの折れる作業です。

 ”エアコンコンプレッサーAssy”もフロンR12仕様から、ノンフロンR134で使えるように転換リビルドした物品に換装いたしました。

20120706032012070604 あーそうそう。ヒーターケースを搭載する時には、先にコレのチェックでしたね。ハナシが前後しておりますが。

 ”エアコンエキスパンションバルブ”です。穴の中にはゴッテリと堆積物が見えますね。この状態では即交換が必要です。

 当然、ここも新品を取りつけておきましたよ。

20120706052012070606 文章で書くと写真二枚に付きホンの十行ほどの内容ですけれど、ひとつひとつチェックと清掃をしながらの作業ですので、どの工程も匍匐前進そのものといった按配です。

 そうこうしているうちに、ようやくエアコンシステムが組み上がり、真空引きとガスチャージも完了。

 続いては経年でボロボロになった床のインシュレーター材を一部張り替えたり、床部の軽微なサビに転換剤を塗布したり、「ハーネスのカオス」を整頓しつつ、コード類清掃やギボシのチェック&交換作業等々に邁進。

20120706072012070608 例えば、こういうコトになってたりします。

 写真を拡大するとわかりますが、コードがギボシの奥の方までしっかりと入っておりません。あまつさえ、内部のコードが一部外側に”ぴろぴろ”と出ちゃっていますね。それでも銅線の部分ダケはやけにシッカリと留っているので、ここは絶縁のためにシーラーを練り込んで対処するコトといたしましょう。

20120706092012070610 フロアのメインカーペットは車外に出して、運転席側もインシュレーターパッド(独特の臭気を発します)をはずします。一旦おもてに出したすべてのパッドは表面を清掃し、うらおもてに除菌水を噴霧します。

 まる一日の間、太陽光に晒して裏側のウレタンフォーム部をよく乾燥させ、日光消毒をいたします。すっかり乾いて、ニオイがとれましたら車内の所定位置に戻します。この一連の乾燥作業の合間を縫って、ボディ床部の清掃と、サビ転換処置を行ないつつ、組み立て時の配線をどのようにとり回すかなど後のレイアウトまでもを考えます。

20120706112012070612 フロアカーペットは、強力な洗剤を噴霧してしばらく置き、ジェット水流ですすぎます。

 すべての小さなカーペット部材も同様に洗い流します。

 当日は天気にも恵まれたので、夕方までの完全乾燥を期待して、日当たりを求めて移動させながら(笑)天日乾燥と日光消毒を同時に行ないます。

20120706132012070614 乾燥はこのように作業台に載せたり、「マメタン君」に引っかけたり(笑)しながら行ないました。

 途中で除菌水を吹きつけつつ一気に乾かします。

 コレで相当室内が爽やかになるコトでありましょう。はやくカーペットを入れたいものですが、文章で書くのと実際の段取りは大違い(笑泣)でして、とにかく、スクランブルに同時並行ですべての作業をじりじりと進めて行くしかありません。

20120706152012070616 

 日付けが変って、早朝は今にも雨が降りそうな雲行きでしたので、クルマをそとに出さない様にしつつ、ドア内張りのアルカンタラ張替をはじめました。

 取っ手部材はあらかじめはずします。裏側には新車時からの「かなーりテキトーな」タッカーがあらぬところにたくさん打ちこまれていましたので、こういった老廃物(笑)は作業中の思わぬケガの元になりますゆえ、先に除去いたしましょう。

20120706172012070618 

 アルカンタラをハグると・・・、ああ、いつもの風化したウレタンフォームがパラパラと。

 まーた、コイツとの闘いであります。アルカンタラの方にもくっ付いてトレちゃってますね。見た目も触った感じもこのままではヨレているように思われてしまいます。

20120706192012070620 まずは、樹脂ベラで掻き落とす工程。ここまで風化が進んでいると、ヘラでこすっただけで、写真のようにザクザクと剥がれていきます。

 ほとんど「粉体化」しておりますので、最後にこびりついた部分は真空掃除機をあてながら作業いたします。これで、粉体ウレタンフォームのザラつき感はキレイに除去出来ました。

20120706212012070622 で、左の写真がウレタンフォームの除去が済んだ状態。

 続いて右の写真がウレタンフォームを張り替えて、アルカンタラも新調した状態です。

 プロの内装屋さんでも、一旦アルカンタラやウレタンフォームを剥がしての張替作業をするコトはマレで、多くの場合は、元のアルカンタラ生地の上に新しいアルカンタラを貼り付けただけの「内装補修」が行なわれているようです。過去にそういった個体をずいぶん数多く直してきましたから。

2012070623_22012070624 今度はドアの取っ手部材のリビルドに着手。

 ハズせるモノはとことんハズして、分解清掃をいたします。

 この結果は・・・まだしばらくあとの御報告になりそうですけれどね(笑)。

 20年前にタイムスリップした様な、とにかく、そんなマシンを目指してイキましょう。

 それでは、また明日!・・・ハレるといいなぁ・・・。

2012年7月 5日 (木)

明日への活力源

 今日も昼間はキレイに晴れあがり、作業日和の東京練馬ではありました。あー、ソレだけでホントにシアワセ感じるよなぁー。一方で、世間のニュースがチラチラと目に入りますと、相変わらず日本国には政府が無い(笑泣)ので、ワタシが知らない間に色々とスゴイことになっているのを今さら知るに及んでは、長嘆息の他は有馬温泉(おやぢギャグ:笑)。こーなっては、一刻も早く衆議院総選挙をヤッて欲しいモノであります。

 とはいえ、オルタネーティヴも無いんですから、コマってはしまいますが(大泣)。かくなる上は、皆さん!スキな事を元気なうちにやっておいた方がいいですよ!本当に。マセラティやフェラーリに乗りたいけど「ウジウジと(笑)」考えているダケに留まっているあなた!思い切って飛び込むなら、今こそがその時ではないでしょうか。ワタシ達マイクロ・デポが全面的にバックアップいたしますよ!

 ”ヘンな買い方”さえしなければ、旧いイタリア車は大丈夫なんだって、ドレだけ訴えればわかってもらえるんだろう(ソレでも”ヘンな買い方”をして、あらぬ方向にハマっていく方々はあとを絶たない様子ではありますが:笑泣)。ウチに来れば、(結果的に)必ず50万円以上の無駄な出費と3カ月以上の時間の浪費を防ぐコトが出来ます。どーしてそのように断言出来るのか、どーやって造ってるかを眼前でご覧にいれたいと思うモノですヨ(ご予約の上、お気軽にご来店をどうぞ)。

 ・・・今朝も早よから、ワタシはマセラティシャマル(Hさま号)の内装張替作業をしていました。表ではフェラーリモンディアルtカブリオレ(Dさま号)のトラブルシュートが気ぜわしく行われております。そこに宅配便がヤッてきまして、やけに重い段ボールの箱。開けてみるとたくさんのジュースのビン詰め(わざわざ三世帯分)が。「ひこうき班長」さん、有難うございました&奥さまにもよろしくお伝えください(ホントにどーも、すみません!)。アパートに帰れば「練馬のH」さまより先日頂いた「北海道限定サッポロクラシック」で渇いたノドを潤すコトが出来ました。本日の”アテ”は「酢豚」。いやー、コトのほかにウマかった!本当に我がお客さんのお気持ちだけが、我々が毎日を生きる希望となっておりますよ。ワタシは果報者です。

 ここのところ、急に湿度が高い高温の陽気になってまいりました。当ブログ閲覧者の方々には、くれぐれもお体ご自愛くださいますよう、衷心よりお願い申し上げます。

 それじゃー、また明日!・・・ワタシも今日は早く寝よ(笑)。

 

2012年7月 4日 (水)

「世界の名車コレクション」って知ってる?

 今日も「すっかりトシあるね(笑)」で老境に差し掛かろうというところのワタシは、「おぢーさん」らしく、朝早く目覚めました。あたりはビショビショなので、夜中の間は雨続きだったのでしょうが、この後はやっぱり「ハレ方向」になる模様であったので、すかさず出勤。マセラティシャマルの床部内装全剥がし、カーペット丸ごと洗浄&乾燥&除菌作業を早朝より決行し、先ほど車内にカーペットを入れて帰ってきました。

 一方で九州地方では、大雨による洪水で大変なコトになっているようですね。特に昨年の夏にたこちゃん夫婦旅で訪れた、大分県の「日田」ではかなりの被害が出ている模様で、心からお見舞い申し上げます。

 本日は、はっきり云って「小ネタ(またかよ:笑)」。昨日、当ブログでお馴染の東京中野にあるクルマ専門の旧いカタログ&古本屋「ブックガレージ」の高橋店長よりメールが入り、「この企画、ウチの店(ブックガレージ)で協力して資料提供したんだけど、販売チャンネルが少なすぎて、なんだか売れてない様子だから、カズちゃん(ワタシのこと)のところでブログねたにしてくれる?・・・そしたら創刊号アゲルから」という内容。即「はい!ちょーだい。」と元気よく返信しておきましたら、夜になり高橋夫婦が我がアパートに来襲(笑)。というワケで「賄賂(創刊号特別価格:490円也)」がやってきてしまいましたので、今日のネタはソレ。

 「世界の名車コレクション」と題しました、マガジンと精巧なミニチュアカーの融合商品です。とりあえずのVOL.1は「1966年型のフォルクスワーゲンビートル(ダブルバンパー)の1/43縮尺ミニチュア」と、「名車解説マガジン」としてメルセデスベンツの歴史01、日産グロリアグランツーリスモ、MGBロードスター、ボルボ140シリーズ、フォードの挑戦01(フォードGT40への道といった感じの内容・・・おそらくこの続きはコスワースDFVエンジン開発記になるんだと思うけど)、世界の自動車人:エンツォ・フェラーリ01、フォルクスワーゲンビートル/1938-等々といった内容です。・・・かなーりハチャメチャですよね(爆笑)。

 でも、それは、このシリーズの狙うところでして、ひとページずつ分解した上で分類し、バインダーに綴じていく仕組みになってます。古今東西の世界の自動車史をそこそこ広く、そこそこ深く勉強するには良い教材かも知れませんね。本日帰宅してからパラパラとめくってみましたが、結構良く出来てます。良く出来ていると云えば、ふろく(というか、皆さんの興味は寧ろコチラなのでは:笑)のミニチュアカーは、490円では申し訳ないほど良く出来ていますので、とりあえず本屋さんで創刊号をお買い求めになってみてもいいかも知れません。

 創刊号に付いている「定期購読申込」をいたしますと、「お申し込みの方全員に(笑)」もれなく素敵なプレゼントを差し上げます!・・・と書いてある(この”ヒキ”がこの手の商法のスゴイところ:笑)。「1954年:ビートルモンテカルロラリー仕様」と「1984年:ポルシェ911パリ・ダカールラリー仕様」の豪華二本立てミニチュアカー特典が頂けるそーです。興がノッたら、この際定期購読までイッちゃても良いかも知れませんね。ちなみに、予告されている「第2号」は1973年ポルシェ911Sのミニチュア付きで1,090円だそうです。まっ、それでも昨今はミニチュアカーだけでも4,000円弱はしますから、まだまだ強力にお安いとは云えましょう。

 皆さんが買わないと、第4号くらいで終わりになっちゃうかもしれないそう(ホントらしい:笑泣)ですので、お財布に余裕がある方は、ヒマつぶしにどうぞ。ほとんど売ってる本屋さんが無いそうなので、公式サイトからのお申し込みがよろしいかと思います。

 ちなみに、姉妹品として「国産名車コレクション」というのもありまして、こちらは通巻180号(!)までも続いているそうです。こちらのラインナップ中では「初代ダイハツシャレード」のミニチュアにヒカれるワタシ(なんでぢゃー:笑)です。

 それでは、また明日!

2012年7月 3日 (火)

マセラティシャマル×3=人外魔境(笑)

 はい、こんばんは。今日は午後から雨が降る様な天気予報が出ておりましたので、早朝より、マセラティシャマルのダッシュボード積み作業を行ないました。昨日までは、ホントに時間刻みで、クルマをあちらこちらから持ってきては作業し、終わったらまた仕舞に行きといった日々だったのですが・・・。

20120703012012070302 ・・・で、昨日からのデポ場内はこんなコトになってしまっております。シャマル、シャマル、ああシャマル(笑)。

 3台のロッソシャマルがひしめきあうように鎮座するの図は、いまやなかなかお目に掛かれないと思いますので、ここは、「眼福」であった、とすべきところでしょうね。それにいたしましても、我ながらスゴイ光景ではあります。

20120703032012070304 雨が降ってない時は、一台を表に出して、リフト上のシャマルの下回り整備&仕上げと、表に出した一台の内装組み立て、そして場内にあるもう一台の細部艤装仕上げを並行して行ないます。

 表のシャマルには、雨が降る前に無事ダッシュボードが載りました。ほっと、ヒト安心。

 3台とも、キチンと安心してお楽しみ頂けますように、それぞれ入念に調整しております。皆さんの喜ばしいお顔を早く拝見したいのですけれど・・・まぁ、色々あるので(笑)「匍匐」の歩みではあります(いつもお待たせして、どーもすみません!)。ああ、気圧の関係か、今日のワタシ、ことのほかコシがイタいわぁ。長時間のキーボード打ちがちょっとツラい様なので、本日も”小ネタ”で失礼いたしました(こちらも、どーもすみません!)。

 それでは、また明日!

2012年7月 2日 (月)

プロレスを観た日曜の夕べ

 早朝目が覚めたら、まだショボショボと雨が降っておりましたので、ピンポイント天気予報をすかさず見ると、本日の今後は「晴れる方向」みたいだったので、早速身支度をして、すぐに出勤してみました。さすがに「即ヤミ」という感じではありませんでしたが、その間に「本家ホームページ」の方を更新したりして、しばらくは様子見モード。

 マセラティシャマルを表に出しまして、またまた、一日中配線を追いかけながら「うー(笑泣)」ってウナってました。・・・ここのところ雨があがると、蚊が出てくるんだヨ、蚊が。もー、カユくてしょうがないんだけども手袋はギトギトなモンでカケないし、「○×△□!!!」とコトバにならない声を発しながら、終日「う○こ坐り」をしてアブラ汗を流しているワタシは傍目から見ますと明らかにヘンなおぢさんです。そんなところに宅急便が到着。「練馬のH」さま、「北のお土産」をわざわざお送り頂き有難うございました。コレで明日も頑張れるというモンです。

 ところで、昨日の夕方は、ウチの三男(工場長)が「越谷のCさま(いつも、三男が遊んで頂き有難うございます!)」のお誘いのままに両国国技館にまいりましてのプロレス生観戦(しばしば、この二人はこうして仲良くプロレス観戦をいたします:笑)。

 「CSの”朝日ニュースター”ってチャンネルで生放送するよ」とメールが入ってきたので、ワタシもテレビで観戦しました。題して『新日本プロレスリング&全日本プロ・レスリング創立40周年記念大会 サマーナイトフィーバー in 両国 「We are Pro-Wrestling Love!」』!という興業。

 新日と全日が手を組んでの興業となれば、ワタシの世代では、トーゼン「猪木と馬場がヤルのか?!」というコトになっちゃうワケですが、よくよく考えると「馬場」さんはすでにこの世に無く、「猪木」さんの方も、すでに他団体を立ち上げてしまっているので、いまやカヤの外に追いやられてしまっております。

 で、前座試合から観たワケですが、二試合目の「獣神サンダーライガー」さん以外はみーんな知らないレスラー。一応「タイガーマスク」が出てましたが、あとから聞いたら「四代目」の方だそうで、初代のキレ味するどい「ローリングソバット」を期待すると、打点が低くてなんだかなーといった感じでした。

 まぁ、あんまり「現代のプロレス事情」に詳しくない「たこちゃん夫婦」にとっては前半戦の締めに行われたタイトルマッチで「曙&浜」の相撲系コンビが、些か番狂わせ的に(失礼!)勝っちゃったのが、とっても痛快でしたね(笑)。二人合わせて400キロを超えるというトンデモな重量級選手たちなワケですが、結構「トブ」んですよ、コレが。曙選手は、デビュー戦をいつだったかの大晦日にテレビで観ましたが、その時は、かなりあっけなくヤラれていたので、それから何年経ってるかはわかりませんが、随分とウマくなったものだと感じ入りました。何事も「継続はチカラなり」だよなー。今日は小ネタで失礼しました。さぁ、明日もファイトだぁ!

 それでは、また明日!

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