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2012年8月 4日 (土)

マセラティ222SRの内装を組み立てる(その1)

 シト、シト、シットリ・・・と云えば聞こえはいいのですが、じっとクルマの中で作業をしておりますと、全身これ、モイスチャライズド!もー、じとじとです。湿気てるわぁー、今日の練馬は。

 本日も土曜日なので、午前中から、エボV6の作業仕様お打ち合わせのために御来店頂いた「さいたまのTさん」を皮切りに、オルタネーター修理完了430前期型の「文京区Tさん」の納車、「所沢のNさん」に「アルファロメオスパイダー」をご覧に入れてご契約の儀(笑:本日は早速の御来店有難うございました)と、まぁ、入れ替わり立ち替わりヒトもクルマも忙しいコト。それでも納車作業の方も合間を縫いつつ”じくじく”と進みます。

20120804012012080402 実は「朝霞のHさん」のマセラティ222SRがここのところ最後のツメに入っております。

 はい、ダッシュボード造るよ!二本のトレー固定ステーをまずははずします。トレー両サイドには、さらにピンが生えており、コレはロックワッシャー(留め金)でダッシュボード裏より固定されております。経年でダッシュボード自体も若干の変形をしておりますので、スポン!とはずれるワケではありません。やはり”じくじく”とこねくりまわしてどーにか分解してまいります。トレー鉄板が真っ赤にサビているのが右の写真でわかりますね。

20120804032012080404 で、このようにトレーとダッシュボードの分離に成功いたしました。

 いっけんキレイな様でも、アルカンタラ表皮は結構ヨゴれております。この際ですから、ここは張り替えるコトにいたしました。

 さぁ、文字通りの朝メシ前になんとか間に合うかな?勇んでまいりましょう!

20120804052012080406 剥がしましたアルカンタラ、ヤッパリトレー鉄板はサビが出ています。完全に分解して、トレーにはサビ転換剤処理を行なうコトにいたしましょう。

 まずは、ダッシュボードのトレー取付部周辺と最奥部のデフロスター吹き出し口周辺をキレイになるまで清掃いたします。あとで掃除しにくいところだけを先にしっかりとやっておこうというワケです。

20120804072012080408 一方、こちらはダッシュボード本体の裏側。やはりいつものようにうっすらとサビが乗っていました。コレも丸ごと包んでしまうようにサビ転換剤を全面的に塗布しておきます。

 先ほどのトレー本体もウラオモテともに転換剤を塗ります。すでに接着剤の層があるところだけは、錆が発生していないのを写真でお分かりになっていただけると思います。

20120804092012080410 サビ転換剤塗布関係者(笑)が乾くのを待つ間、今度は、車内からおろした「カーペット」をすべて丸ごと洗剤により洗浄いたします。

 この作業は結構ススギに手間が掛かります。

 右の写真で、ヨゴれが浮きたっているのがお分かりになると思います。特に運転席の足元などはいつもこんな感じです。このカーペットたちは3日間くらい掛けて天日で完全に乾かします。

20120804112012080412 またまたダッシュボードトレーに戻りまして、今度は表面を造り上げていく作業です。

 まずは新品のウレタンフォームを貼ります。トレー鉄板の外周に沿ってキレイに切り取ります。

 こういった、接着剤を噴霧する作業をしている時に限って強い風が吹いてくるように思えてくるのは、ワタシの被害妄想なのでしょうか(日頃の行ないのせいかも:笑)。

20120804132012080414 続きましては、表皮のアルカンタラを貼り込む工程です。ウレタンフォーム表面にうっすらと接着剤を乗せ、アルカンタラ裏面にもなんとなくフワッと乗せます。

 すぐに、アルカンタラをまたまたふんわりとウレタンフォームの上に乗せ、ソフトにソフトに作業を進めます。この段階では決して無用なテンションを掛けてはイケません。もちろんシワも皆無な状態を一旦つくります。四隅の「R状」に張り込む部分は職人芸の腕の見せ所ですが、マセラティのシゴトを色々と見ていると、ここも十人十色といった風情で、その芸風にはキマリがありません。ワタシにも独自の理念があります。

20120804152012080416 アルカンタラ表皮の張り付け作業は完成いたしました。ここで、一旦ヒト休みして、内部の乾燥を待ちます。

 新品時とは違い、先ほどもお示しいたしましたように、ダッシュボード本体のトレー取りつけ部分も形状が変ってしまっており、トレーの取付は、結構強引なチカラわざを必要といたします。生乾きの状態で作業を無理に続けると、指で押した跡がクレーター状に発生してしまうコトがよくあるのです。

20120804172012080418 ・・・それでも作業は続けなければなりますまい(あぁ、時間が・・・:笑泣)。

 ご覧の様にダッシュボードとアルカンタラトレーを無事結合いたしました。

 ダッシュボード本体を裏返し、最後にすべてのネジ類を増し締めしつつチェックペイントをマーキングしていきます。ここまでヤレば、今後ダッシュボードの裏からポロポロと何かが落っこちてくるようなコトも無いでしょうね。

20120804192012080420 と云うわけで、いよいよダッシュボード本体を車輛に搭載するワケですが・・・。

 左の写真の状態は、ダッシュボードの中に回すハーネスが、まだまだ「のたくって」おりますが、コレでもかなり整理・清掃を重ねた状態です。実はここの工程がもっとも時間と手間と体力を食っているところなのです。例の「ネチョドロ」との闘いを炎天下で行なうために、とても写真撮影どころではありません(泣笑)ので、そこの画像はありません。

 ・・・そして、ダッシュボードがメデタク載りました!明日も「出」になっちゃいそう(泣)。

 でも、今週も皆さんに支えられてなんとか元気にスゴすコトが出来ました!有難うございます。感謝、感謝。

 それじゃー、また来週!!

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コメント

最後の2枚目の写真、いつもながら「すごい」ではなく単純に
「スゲー状態」と思います。
こういった作業の中、お客様とのやり取りもこなされ
まるで1枚のフライパンでお好み焼きを何枚も焼くかのようです。

明日も「出」とのことですが、必ず努力は報われます。
頑張ってください。

このブログの前振りだけが外気の温湿度を知るよすが、という「深窓の令嬢」状態も間もなく一週間(仕事をなさってる方々には本当に申し訳ない)。
間もなく本艦入渠補修完了につき出仕の予定です。
222と同じく叡智と工藝と体力等の粋を集めて再(最)艤装された「あれ」にも、
久しぶりに会えるというわけです。

↑↑「Wさま」さん、毎日有難うございます。「スゲー状態」からは一刻もはやく脱したいモノです。ソレがなかなか・・・(笑泣)。
↑「おぐ」さん、娑婆世界はヤッパいいよね、どんなに湿度が高くても(笑)。はやく元気なお姿を拝見したいモノでありますよ。

う〜ん、いつ拝見しても感心です。明日は私も出です。先週日曜に足車を洗車しましたが、それは汗だくで、たかだか1時間ちょっとでしたが、やばかったです。夏休みまでカウントダウン、ゴールは間近です。慣れているとはいえ、ご自愛ください。

朝飯前から炎天の午後、そしておそらく日没後まで。お元気とのこと、ご同慶の至りですが、酷暑のなか連日の長時間にわたるお仕事、しかも日曜も出となると、やはりすこし心配になります。どうぞくれぐれもご自愛ください。「謂われボード」楽しみにしております。

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