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2012年10月13日 (土)

”謎の車”、ついに降臨

 ああー、カユい。10月も半ばだと云うのに、”蚊”の野郎(と女郎:笑)は、最後のチャンスとばかりに栄養の補給に励んでいるらしく、夕方には気がつくと全身が刺されております。ひょえー!

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 ところで、本日は、「横浜のAさん」や「山梨のOさん」など、結構遠くからの管理ユーザーさん方がお越しになったのですが(御二方とも無事に御帰りになったでありましょうか、いつも有難うございます。)、ここのところ、当ブログのコメント欄を賑わせていた”謎の車(笑)”の方も、ついに本日その全貌を現してくれました(というか、やってきてしまいました:笑)。

 オーナーさんは、”コメント大鉄人”として、当ブログ読者の方々にはスッカリ御馴染の「Wさま」さんであります。日々御忙しい中を縫って(実は明日の日曜日も”臨出”だそうです:泣)、当ブログ愛読者の皆さんにコレをご披露するお約束を果すべく、わざわざ”相模の国”からもちろんフル自走で御来店くださいました(コイケヤの数々&ビールを有難うございました!)。

 さあ、まずは皆さん、このクルマを御存じでしょうか・・・。1984年登録(28年落ち)です。

20121013052012101306 答えは「ルノーフェゴGTXオートマティック」でありました。

 先日までのコメント欄にもありますように、このクルマはマイクロ・デポが納めたクルマではありません(泣笑)。

 まあ、ソレにしてもワタシたちソコソコのクルマ好きたちが「ボー」っとしている間に、このルノーフェゴと云うクルマ、スッカリ「絶滅危惧種」どころか、ハッキリ「絶滅種」扱いの銘柄になってしまったモノなんですね。正式なコトは分かりませんが、本日現在、日本国内で”動態保存”状態の個体はおそらくコレ一台であろう(他に現在も長期入院中のもう一台があるとのことですが)と云われている”超珍車(笑)”であります。動物なら、なんとか交配などで命脈を保つコトが出来るかも知れませんが、こういったクルマこそ却って難しそうだよなぁ。

20121013072012101308 ウインカーサイドマーカーは、ルノーエンブレムを象った小洒落たモノです。

 ボディ中央部をぐるっと包むルーバー(?)状のガーニッシュが、コレまた洗車を拒む様でステキ(笑)です。

 エンブレムにも、高々とオートマであるコトを謳っているのが、70年代~80年代のテイストに満ち溢れていていいですね。

20121013092012101310 ホイールの意匠は、80年代のイタリアンテイスト。

 「Wさま」さんのお話から、全体的なデザインテイストに「アルファ75」あたりに通じるモノを感じさせられました。

 確かに、ボディ各部に配置されたガーニッシュの使い方や、各部の”破綻(笑)”した”ツジツマ無縁のフィニッシュ”には近似性を感じますね。「(Wさまさん)”チリ”なんて、初めからひとつも(合わすも合わさないも:笑)無いですよね」・・・バンパー回りのチリなどは、ビトルボマセラティ達以上にテキトー(というか、初めからその”チリ”という概念を放棄してる)です。漢のクルマそのものです(笑)。

20121013112012101312 エンジンルームを開けば、そのバルクヘッド内には、当時のディーラー「日英自動車」のプラークを発見。

 「こんなモノも付いてきてるんですよー」と「Wさま」さん、手には「Nichiei」と筆記体も懐かしい車検証入れが。中からは、正規取り扱い説明書もキチンと出てまいりました。このあたりが、ヒストリーのしっかりした個体の面目と云えるところでしょう。

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 時に、このエンジンルーム内の設計と取り回しは「ヒドい(もちろんホメ言葉です:笑)」ですね。なんつーか、まさにカオス。

 先日ここで話題にいたしました、マセラティの「徹底的にシンメトリーに拘った」エンジンルームとは対極をなす「アンシンメトリー」なモノ。

 「Wさま」さんとお話をしながら、「いやー、ワタシ(たこちゃん)、さっきから云いようの無い”落ちつきの無さ”というか、圧倒的な”不安感(笑)”というか、このエンジンルームを眺めていて、実は、そういったモノを感じておったのですが、その原因がついにわかりました!エンジンが傾いてるからだよ、コレ」「(Wさまさん:大爆笑しながら)ホントですねー、コレ、考えたらスゴイですねぇー」・・・想えば、コレってただの「直4」エンジンだもんなー。ソレをここまで”エゲツなく(笑)”見せるのは、このパッケージングにあったのですね、ロベール・オプロン先生ったら、もう天才(バカボンだけど:笑)!

 対照的に、インテリアは上品かつエクストラモダーンな雰囲気で、コレまた天才的に良い!。やっぱり、サンセーのハンタイなのだ!・・・これで、いいのか?→ダメだと思う(笑)。

20121013172012101318 正面から迫ってまいりますと、このクルマってこんなにカッチョ良かったかなと思うくらいに異国の風を送ってきてくれます。現役当時には、それほど強い”ガイシャ感”を感じなかったモノですけどね。

 後ろ姿こそ、このクルマの最高の見せ場でありましょう。シトロエンSMを初めとする、GS、CXなど70年代シトロエン軍団との近似性は創作者が同じだからというコトで納得です。

20121013192012101320 独特の”宙に浮いたような”サイドフォルム。ホイールベースの短さが際立つカットです。

 同時代の懐かし国産旧車にも通じる”不安定感”こそがキモ。変に太いタイヤなどを履かせる必要はありません。

 申し訳なく思うのは、どのように撮影してもこのボディカラーが単なるガンメタリックに写ってしまうコトです。現車は自然光下で「ガンメタ95%+4%パープル+その他よくわからないモノ1%(笑)」みたいな色調に見える不思議極まるモノ。「Wさま」さんも「この色でなかったら、きっと買わなかったでしょう」と仰っておりました。未知の天体からの飛来物のイメージは、まさにこんな感じかと。

20121013212012101322 最後に、Wさまさん御本人が納車を御待ちになっている「ナイトブルーメタ」マセラティクアトロポルテと並べての記念撮影です。

 微妙な色調のトンデモな造形物を二台並べて見ますと面白いモノですね。ちなみに、夕暮れ迫る時刻の自然光下ではナイトブルーメタの方も、その本来の深みが写真に写ってくれないので、ネット上でのビミョーな色の表現にはコマったものです。「Wさま」さん、いつもお待たせして本当に申し訳ありません。クアトロポルテも徹底的にお仕上げいたしますからね。

 それじゃー、また来週!

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コメント

本日は3兄弟さまに大変お世話になり、有難うございました。
会話、撮影、そして本ブログと最後まで笑わせていただきました。
ホント、このクルマはどこがいいかと言われても的確な答えが出来ないのですが
「実車のたたずまい」に惚れて購入に至っています。

たこちゃんと会話して、エンジンマウントを始めとする数々の怪しさに
改めて「マゾ」を感じます(笑)。
皆さまに更なるクルマの楽しさを知って頂ければ、この上ない喜びです。

おおおフエゴでしたかあ。この藤色みたいな色(でいいのかな)が当時のイメージカラーだったと徳◯寺先生が発言されているのを、何処かで読んだ記憶があります。
実物見たかった…。

 ついに降臨でしたか、なんだか急かしたみたいですいません。このクルマを見に行く前は、まるで検討つかず??でした。ウニグモとか、デロリアンとか、シャレード、デトマソターボとか、オーテック、ザガード、ステルビアとか色々考えていました。国1を小田原方面に向けて走りましたが発見できず、引き返して来たら見つけました!でも見たことないクルマで!ビックリでした。ワシントン条約ものですから。フレンチブルーミーティングなんて参加したら、「まだ生きていたのか?」ってなるんでしょうか。
 フエゴのルーバー風ガーニッシュが車体上下の真ん中で引き締めた感じを出していますね(確かに洗車面倒臭い)。さらにフォグランプが変な取り付け方で。リアウインドウが馬鹿でかい!またエンジンルーム内のこれまたゴチャゴチャ感が、ビトルボと違って新鮮です。そしてボディカラーがいいです。しかし町中走っていたら絶対何かわからないですね。
 いやいや、自動車趣味ここに在りです。Wさま、有り難うございます。そして大事にして絶滅種を保存して下さい。 
 

これは面白い。初めて見ました。
カッコイイのかそうでないのか良く解らない未来的で不思議なデザイン。一言で言えばへんなクルマです。が、このブログで言うところの「へんなクルマ」ってのは褒め言葉でして・・・。真正面からのフォルムは結構、いい感じです。
内装はモダンかつ退廃的でいい感じ(ちなみにモダンという言葉には古めかしくノスタルジックな響きがあります。40代のワタシの世代はモダンなんて言葉はなかなか使いませんが70代半ばの父親が時々モダンと言う言葉を使うので私には古めかしく響くのかも知れません)。
しかし、エンジンルームはグロテスクですねえ。大量の蛇が絡み付いているようなデザインです。でも、それはそれで前衛芸術と言えなくも無いかな?
こういうクルマを考察するのは楽しいですね。面白いのでまたやってください。
あっ、そう言えばビトルボも。

なんと予想を覆すルノーの登場に呆然、いわゆるフランス版シロッコですねー。ジウジアーロのデザインっぽいけど、ロベールって方?なんですね(ガンディーニっていわれればそんなふうにも見えるけど)。
なんか「シェー!」って感じ、ボディーカラーもイヤミのスーツの色ですね、実用車の多いおフランスもやるものざんすね。

笑った!!

エンジンルームの写真を見て笑ったのは、初めてです。
まるで、私んちの押入れを見るような詰め込み感には、ある意味親しみを覚えたりして。

それに比べて、インテリアは品の良さったら…。

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