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2012年10月 9日 (火)

フェラーリモンディアルtカブリオレのあれこれを・・・(その2)

 はい、こんばんは!ここのところ季節の替わり目で、つとに朝晩の寒さが増してまいりました。段々とカラダ全体が固くなってまいりますね。ワタシもすでにカキンカキンになっております(笑泣)が、皆さんもご自愛くださいね。ギックリ腰などには御注意を。

 昨日のコメント欄では「Wさま」さんの”国道沿いに置いてある謎のマシン(笑)”について、なんだか色々と盛り上がっている様子です。しかし「練馬のH」さんの行動力には脱帽でありますよ。

 ・・・ああ、たった今、シリンダーヘッドを降ろしてのエンジン整備をしていた「マセラティ430(Yさま号)」の再始動に成功した模様です。”軽やかな重低音”(って、どっちなんじゃー:笑)が階下で響き渡っておりますヨ。一方、当ブログの方は”フェラーリねた”の続きであります。

20121009012012100902 先日は、モンディアルtカブリオレのドア内張りトリムを全部はずした状態まで御紹介していたんでしたね。

 中でも、これから調整が必要なのは、パワーウインドーレギュレーターです。

 このフェラーリに使われているレギュレーターユニット、基本原理はビトルボマセラティ用と軌を一にするものであります。但し、ドアがでかいので、窓もレギュレーターも前後にでかいです。見るからに”知恵の輪感”を醸し出しております。

20121009032012100904 ついでながら、ドア内部の「脇役陣」にも目を向けておきましょう。

 ドア内部前方にはドアストッパーが見えますが、マセラティ222系とかのモノに造りがそっくりです。

 一方、ドア後方を見ますと電動ロックユニットの姿が目をヒキます。この時期のフェラーリに装備されている集中ロックは「すこん・すこん」とキビキビ連動するコトは無く、なんとなく「おずおず」と穏やかに動作するところがジェントルな趣きで、かえって高級感があります。まっ、云い方を変えれば「コレ、ホントにちゃんと動くのか?」といった不安感もそこはかとなくヨギる(笑)雰囲気なんですけどね。

20121009052012100906 ビトルボマセラティでは、ドアの最上部から降りてくるように配置されている”毛虫バネのガイドレールが、このフェラーリではご覧の様にドアの下側から立ちあがってモーターへと繋がっています。

 ドアウインドーが一番下の位置まで降りてきた時に、その衝撃を受けるストッパーゴムがマセラティのものに比べて遥かにリッパであり、しかもコレを前後二箇所に配置しているところなどは、”さすがはフェラーリ感”に溢れております。その反面、各部のハーネスをなんとなく固定するための”鉄板製留め具”は各部に溶接配置されていて便利なのですが、ドアの内部に腕を突っ込んで作業する場合には「怪我製造マシーン」と化すので、とてもイタいです。留め具鉄板のいちいちに絶縁がなされていないところも、ハーネスの皮膜が劣化した場合の想定が入っていないので、将来的には予期せぬ電気的トラブルの原因となり得ましょう。このあたりは70年代の”ダメダメ”イタ車風ですね。

20121009072012100908 文字通り「たこちゃん、腕が8本あったらいいのに・・・」と思うくらいにややこしいレギュレーターの”知恵の輪風抜き取り作業”は、全部の手足が塞がってるので、当然の如くに撮影不能でした(笑泣)。

 どうにかこうにか取りだしたパワーウインドーユニット全景を見てみましょう。窓が最下段まで降りた状態では毛虫バネの端部が赤いビニールホースの中まで顔を出してくるワケなんですが、この取り回しなら雨水や洗車水の侵入を許しにくいので好ましいですね。ビトルボさんたちのは、モーターに毛虫バネの向かう経路が”上から下へ”である上にビニールホース端部がドア床に這わせてありますので、そりゃもー水は入り放題。だからサビて使いモノにならなくなってるのが多いのですね。こちらのフェラーリでは、はずしてみたらドピンシャン。内部構造にはサビが見受けられませんので、給油してすぐさま動作チェックすることにいたしましょう。

20121009092012100910 せっかくはずした小部品も洗浄しておきましょう。

 このウインドーランチャンネルにも長年のヨゴレが入り込みフェルトの毛足が固まってしまっておりましたが、キレイに洗って良く拭き取り、充分に乾燥させます。

 乾燥させたらシリコン系の滑り剤を塗布して、少しでも摩擦抵抗を軽減させる努力をします。新品時の理想的状態でのみ動作を約束しているかのような造りのイタリア車の装備品類は、こうしてひとつひとつ”ツメて”いくことにより、新品以上の動作感を得るコトが出来るようになります。そもそもダメだと思っていたものが「つー・つー」と動くさまを見るのは堪えられない快感です(ザ・変態:笑)。

20121009112012100912 だいぶん日も暮れてまいりました。とっとと窓を装着し直さないとね。

 ウインドーレギュレーターにイキの良いバッテリーを直結して、数回往復動作をさせてみます。このように無負荷の直結状態で遅いモノや、動きになめらかさを欠くモノでは、ドア内部の定位置に取りつけ、さらに重たい窓を付け、摩擦抵抗因子たる「ランチャンネル」や「水切りモール」まで組み上げたらほとんど動かないパワーウインドーになってしまいます。よって、ここでの「スーパースピード」確認が非常に重要なのです。とりあえず、レギュレーターユニットを”知恵の輪装着”して窓を取りつけるところまで完了し、日が暮れてタイムアップです。

 それじゃー、また明日!

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コメント

だから全部ちゃんと稼動するギブリのいかに素晴らしいことか
。本当に本当によく走るよいクルマなのですから。

”謎のマシン”3年近く嫁入りできなかった中古車で
「これは自分が乗るしかない」的に買ったクルマです。
決して「ものすごい高級車」と勘違いしないでくださいね(笑)。
そのうちデポ詣で公開しますので。

本題ですが、やはり地道な匍匐作業が「完璧な動作」の勝利を得られる訳です。
澄み切った、さわやかな秋空のよう。
いい仕事を拝見すると、こちらも頑張ろうという気になります。

モンディアル、結構好きです。派手さは一歩他に譲るものの燻し銀の佇まい。

謎のクルマ、一瞬で燃える、というとグラスファイバーボディのアレとかコレとか?。

 以前、国産ト○タの○ークIIに乗っていたとき、茨城の波崎からの帰り道、高速料金所で料金支払い後、運転席側の窓が上がらなくなって往生したことを思い出しました。幸い雨等に降られることもなかったですが、冬だったので辛かったのでした。
 フェラーリとビトルボマセラティで、毛虫バネの天地が逆というのも、フェラーリでは錆び対策のために改良したのでしょうかね?おぐさんコメントは、愛車へ(デポへ)の信頼と愛情が感じられます。あぁ、ビトルボマセラティが待ち遠しいです。
 だいぶ話題になってしまった国道沿いの「すんごいクルマ」の件、Wさま、なんだかすいません。勉強不足の私は知りませんでした。ネットで見る限りの中古車市場には現在ないですね.国内に何台生息しているのかな。

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