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« マセラティクアトロポルテV6を、早速試運転してみた | トップページ | マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ、エンジン周辺も見てみよう!!(その2) »

2012年11月 9日 (金)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ、エンジン周辺も見てみよう!!(その1)

 今朝、N○Kニュースの天気予報見てたら「”立冬”を過ぎたので、暦の上では、もう冬なんですねぇー」なんてハナシをしてたので、そうなのか、と思い調べてみましたら、一昨日の11月7日(水)が二十四節気で云うところの”立冬”だったのでした。でも、一昨日も昨日もミョーに生暖かい気候だったので、デポ周辺地域では夕方になると「蚊」やら「小バエ」がわらわらと湧いて出て、こいつら「春」と感違いしてるんぢゃないの?と、スッぱたきながら(笑)作業してたくらいなんですけどね。ここのところ暑くなったり寒くなったりで、皆さんも御風邪など召さぬ様、御自愛くださいね。

20121109012012110902 先日に引き続いて、今日はマセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネについての細かいご案内。そのエンジン周りを中心にお届けいたしましょう。

 「さいたまのTさん号」はエンジン整備も佳境に入っております。まずは、エンジンのフロント周りを分解した状態をどうぞ。左の写真はキャプションイレるのに苦労いたしました。エボ系V6車に特徴的な補器類駆動のドライブベルト、そのとり回しはこういった種々のプーリーを介しますという”概念図的画像”を目指しました。画像の中心下部にある、クランクプーリー取付部分は、このギザギザ部分にタイミングベルトが掛かるので、一応黄色い文字の仲間に入れておきましたが、端面にでかいプーリーがとりつけられますと、そちらの方は緑文字の仲間となります。要はタイミングベルトもドライブベルトもクランク軸からその駆動力を得ているというコトです。

 上右の写真では、昨日も話題といたしました「フューエルホース」のとり回し、その”エボV6篇”であります。ヘンなところにパワステフルードタンクを持ってきてしまったため(と、云うよりも、従前のモノよりはるかにしっかりした大型のラジエターサブタンクを納めるために、キャブビトルボ以来の固定位置からハジかれてしまったのです。形状もまったく違います。)に、メッシュのカッチョいいフューエルホースは”エンジン右バンクの頭上を横断してしまう”とり回しになっておりますね。

20121109032012110904 続いてはウォーターポンプを上から見下ろしたところと下から見上げたところの写真です。

 ウォーターポンプAssyにはあらかじめタイミングベルトのアイドラープーリーを装着するための軸が付いてきます。この軸は、ウォーターポンプのアルミ部材に対してただの”垂直”固定では無くて、尖端部がホンの少し(1~2°かな?)あがった角度であると云うのがデフォルトなのではないかと推測しておりますが、以前に尖端部が”下にさがってる”モノが新品でやってきたコトがありまして、知らずにコレを装着した時には、タイミングベルトを掛け、手回しでクランクを回している段階で、エンジンのタイミングプーリーから、ベルトが前へ前へとセリ出てきてしまう現象に見舞われました。その段階でここがおかしいと気付きまして、別の新品ポンプと比べて「穴が開くほど」よく見たら、確かに軸の取付角度がビミョーーーーーに違うのです。エンジン回す前に気が付いたからよかったけど、ホントにこういう不良品混ぜるのは勘弁してほしいモノです。で、そのように種々の困難を突破してせっかくとり付けても、上右写真のマーキング部分から冷却水が滲み出てくるロットもしばらく続きました(新しくとった新品がみんな同じ芸風で漏る:泣)。というワケで、納車半年でウォーターポンプをクレーム交換という目に幾度も遇わされましたネ(もちろんウチが部品も工賃も泣いて:超大泣大爆笑)。

20121109052012110906 それまでのビトルボ系マセラティでは、オルタネーター、エアコンコンプレッサー、パワステポンプをそれぞれ別の3本のVベルトを用いて、クランクからの動力で回しておりました。

 一方、エボ系以降エンジンでは1本の長いリブベルトをドライブベルトとした近代的な構造となっております。ドライブベルトにはオートテンショナーが付いておりますので、個々における頻繁な調整は不要となりましたが、ウチでは古色蒼然とした「Vベルト方式」の方が好まれている様です(笑)。

20121109072012110908 パワステポンプ、エアコンコンプレッサーともに、プーリーはリブベルトに対応した形状になっておりますね。

 以前にもハナシだけ出てきた”オイルプレッシャーセンサー”の装着位置は、ここまでバラす事によりようやく見るコトが出来ます。まあ、なんでも奥に、下にと隠したがるメーカーです、マセラティ社は。ああ、今度でたクアトロポルテⅥ、ご覧になりました?もうエンジン上部はフルカバードになっちゃってますね。ついにエンジン周りは全部かくれちゃった様です。

20121109092012110910 続いて、これもエボ系エンジン以降車の特徴、HI⇔LO切り替え式のラジエターファンを制御するレジスターです。電動ファンのハネ自体も、形状が改良されて、作動音がとても静粛になりました。

 但し、このレジスター、今までまともな状態のモノが付いている個体に出あった事が無いと云うくらいに必ずなんらかのダメージを抱えている”鬼門パーツ”です。この個体に付いていた写真のモノは、最上級レベル(幾らか問題はありますが、まだしばらくは使えますよ、たぶん:笑)ではあるのですが・・・

20121109112012110912 ・・・マイクロ・デポの場合には”疑わしきは、まず新品交換”です。

 まあ、さっきのウォーターポンプのハナシにもありましたように、新品が必ずしも絶対では無いというところがジゴクなワケですが。ともあれ、今度やってきた新品は、なんだか色が違う様です。熱害に対するなんらかの対策がされていると期待してしまうのですが、そんな芸の細かいコトやってくれてはいないんだろうがなぁー。

20121109132012110914 冷却水周りの設計も、エボ以降大きく変更されていますね。水温計センサーもパイプの裏側に隠されています。

 クランクプーリーが装着されますと、そのプーリーにもリブ対応の溝が切ってあります。上右写真の点線で囲まれた部分がドライブベルトテンショナーAssyです。通常はアイドラープーリーと、リブベルトともども同時交換となります。今回は、前オーナー履歴に直近交換歴がありましたのでチェックと清掃だけいたします。

20121109152012110916 クランクプーリーをより大きく見て頂くための写真が左側のモノ。エボ前モデルに比べると、すべてのプーリーの表面処理が黒光りして美しく強靭になっているように思います。

 右の写真はラジエターファンシュラウドの脇から覗く、美しいアルミのエアコンコンデンサとそれに結合されている二組のエアコンホースです。コンデンサとエンジンオイルクーラーが”合体メカ”化(笑)されているのも特徴的なのですが、コレはまた次の機会にヤリましょう。

20121109172012110918

20121109192012110920

 本日の”トリ”は、地味ながらも高性能の要のひとつ、ツインインタークーラーの装着具合をお届けいたしましょう。

 それまでのシャマル、ギブリ、クアトロポルテ等々と装着位置の基本は同じです。

 どうも、インタークーラーの製造メーカーは変更されているみたいですね。それまではフロントバンパーの精度が「アレ」なため(笑)に、”なんとなく”付けるコトしか出来なかったインタークーラーダクト(一応、定位置と云うのはあったんですけど)がシッカリと”キメ固定”出来る様になってます。一見、エボ前モデルと同じに見えるフロントバンパー自体も内部フォグランプ取付ステーや、リーンフォースメントの形状、そして樹脂材質がすべて変更されています。フェンダーライナーも同様。新車のうちだけはパスパス組める様になってますね。・・・ソレが旧くなってくると色々と大変でして(こんなのばっかし:笑)。

 続きは、また明日!!

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コメント

「新しくとった新品がみんな同じ芸風で漏る:泣→もちろんウチが部品も工賃も泣いて:超大泣大爆笑」

うー、エボになって必ずしも品質向上に結びついていない一節。
ただただ感謝のみです。

明日も「蚊」「小バエ」に負けずファイトだ(笑)。

半可な知識でなんですが、ファンのレジスタって初代プントでよく「焼損」するパーツとして挙げられていた記憶があります。
どうにかなってしまうくらいなら、こまめに切り替えないでがんがん回ってくれるほうが気が楽と云えば気が楽です。(やかましいですが。確かに。)

概念図的画像、参考になります。
いずれのモデルでも、ガンディーニのオブジェは文句無しにカッチョイーです。

 現場で見ればすぐ分かることを、このように写真で図解して説明するのはやはり手間隙かかります。でも分かりやすいですね。
 車関係の食事会で午前様でして(撃沈)、コメ遅れました。

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