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2012年11月15日 (木)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ、エボにはエボなりの悩みがあんのよ・・・

 あー、ようやく衆議院が解散してくれるらしいです。コレを機会に世の中の閉塞感を払拭出来ると嬉しいのですが・・・レボリューションだかエボリューションだか知らないけど、とにかく”大転換”をハカってほしいモノではあるなぁー。

20121115012012111502201211150320121115042012111505201211150620121115072012111508 まあ、ソレにカコつけてるワケでも無いんですけど、マセラティ界(笑)で十余年前に行なわれた”エボ”の良いところ、ダメなところを「さいたまのTさん号」を組みたてながら解説してまいりたいと思います。

 まず、”ダメ”の筆頭は「ネタネタ病発症部位」が大幅に増えたコトかな。特に、ダッシュボードとセンターコンソール周りに、経年するとネバリ出すモノを増量(笑)してあるのは、大いにイタダケません。

 ナビのインダッシュモニターひとつ取りつけるにも、そのままじゃダメダメ。まずは、ウッドパネル裏側に固定された上部スイッチ群とエアコンコントロールパネルを一旦分解して、すべての”ネタネタ”を丁寧に除去いたしました。

 ナビ本体ユニットと、モニター部を繋ぐRGBケーブルは長いモノが供給されていないので、非エボ型では本体ユニットを置く場所にコマっていたモノですが、エボ化された事により、左右フロントシート下に存在していた「メインECU」がいなくなりましたので、どーにか供給されているロングケーブル(同梱のケーブルは短すぎて使えない)を用いて、こういった取り回しが出来ました。これでどうにかナビ工事も完了です。メインECUの場所変更は、メンテナンス上でも、水没防止の観点でもエボの美点のひとつでありましょう。触ると表面がドロドロに崩壊するエアコン吹き出し口スリット、大きな面積がペタペタするので不快なコラムケース等、完全にネタネタとおさらばしたい場合は、ここまでやらなければなりません。ウッドパネルやメータークラスターも一旦はずす必要があります。スリット各部材は肉厚がウスく、比較的硬質の樹脂製なので、その分解と組み立てには細心の注意が必要です。ウチの次男が、他のシゴトの合間を縫って、かれこれ10日間はこの除去作業に費やしています。

20121115092012111510 一方、こちらは先日まで詳細をご案内していたエンジン周りの写真です。

 元々このクルマのエンジンルームはかなりキレイな部類だったので、このブログのヘビー読者さん方と、ウチのお客さんにとっては、もはやあんまり感動が無いのかもしれませんね。しかーし(笑泣)!コレをあたりまえだとは思わないでください。ここまで持ってくるのに、ものすごい工数と手間が掛かっております。エボ系のエンジンには、エボ系エンジンなりの”見せ場”というものがありまして、キリっとした紅の結晶塗装と、黒々とした樹脂、ゴム部材、そして白く輝くアルミのコントラストこそが信条なのです。

20121115112012111512 先日も触れましたが、エンジンルーム内、特に左側側面への補器類の配置が、エボ前V6モデルとエボ系モデルでは大きく異なります。

 まず目を惹くのは、大型化されたエアークリーナーとそのケース。結構な占有体積になりました。非エボモデルにおいてエアクリーナーに特段の問題を感じたコトはありませんでしたから、クリーナー本体が高価な上に交換するのがちょっとだけ面倒になったこの改変は、エンジンルーム内の放熱の観点から云っても些か解し難いです。まあ、シボが掛かったケース表面の見た目は従来品よりもしっかりした高級感と安心感を湛えております。

 次に大型のラジエターサブタンク。おそらくはアルファロメオやランチアからの流用品ですね。コレにより、キャブビトルボ時代から連綿と使われ続けてきた例の”アッと云う間に膨らむ&キャップ口が変形する”のでおなじみの「白い”憎いヤツ(笑)”」とはようやくおさらばです。ここだけを採ればコレは大いなるエボリューションのハズだったのですが、何事もバランスが大事。

 云わば冷却系統のヒューズ的な役割も(結果的に)負わされていた「白い”憎いヤツ(旧ラジエターサブタンク)”」が丈夫なモノに変更されてしまったおかげで、エボ系(とエボ前でもV8モデルを含む)では却って他の冷却水ホースに大いなる負担が掛かる様になりました。各ホースの材質変更もその耐久性について、経年時の今となっては気になるところです。ソレらのファクターが、先日の当ブログで御紹介した作業の数々=エボ系エンジンに徹底的な水周り経路と冷却系統電気デバイスに関する予防整備の必要性を生んでいると申しあげても過言ではありません。

 もちろん、キチンと造り上げれば、エボならではの至福の時を味わうコトが出来るでしょう。しかしながら、ソレは容易な事ではありません。今日のこの「エボV6」にして、ここまでコレだけの工数と期間と手間を掛けてやってきて、なお、まだまだ当店の判断では”ヤルべきこと(must)”がたくさん残っております。年式が新しくて「楽そう」だからと、安価なエボ系(3200GTも)を選ぼうとしているアナタ、もしも機会がありましたら、数多ある”専門店”の中から、”自称ホンモノ(笑)”マセラティ専門店のマイクロ・デポをお選び頂き、まずは真っ先にお越しください。結果的にウチで買わないならソレはソレで良し!本物の専門店でしか知り得ない「マセラティの真実」を、欠点と美点に分けて事細かに御説明申しあげます(とって喰わないからさぁー:笑)。予備軍の皆さん、「敷居を低ーくして、お待ちいたしておりまーす!!」

 それじゃー、また明日!!

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コメント

予備軍の皆様。
オトコ(女性も歓迎)は黙って「マイクロ・デポ」。
即決になればなるほど株が上がります。

↑もうねー、自分が買ったからっていうんじゃなく、実際この作業をディーラーや大きな工場でやったら大赤字必至、デポさんの価格はほとんど工賃で、車両はオマケみたいですなものだと思いますよ。
スゴイな、と思ったのが私のクルマ、納車時に新品のアンサを付けてもらっているんですね。正直言って私だったら、そこいらは現状で納車し、頃合を見て「あー、もうマフラー危ないかなー?、奇跡的にアンサ、1セットだけあるんすよー、行っとく?」って商売に走るでしょう。

ご報告。息子とウルトラ話をしていたら、そもそも何で彼らが地球に来ているんだ?、という質問を受けました、なんででしょう?。現代を生きる彼らと話をすると妙に現実的な質問をされ窮地に陥ります、レザンファンテリブル。

↑↑&↑「Wさま」さん、「一松」さん、いつも有難うございます。結局、「どれだけバラしたか」では無くて、「もんのスゴク美しい状態のモノ」が「納車後に幾らくらい掛かるのか?」と云うところを追求するのが、実に奥深いテーマなのです(だからいつでもビンボーなんですけどね:笑)。
 時に「息子とウルトラ話をしていたら、そもそも何で彼らが地球に来ているんだ?、という質問を受けました、なんででしょう?」という質問への答えは、今のところ最後のウルトラシリーズになっている「ウルトラマンメビウス」って云うのを全話(特に第一話と最終三話:前中後篇)見ると分かる仕掛けになってます。結構、ムリヤリ(笑)なんだけど、ワタシはそれなりに感動しましたヨ。「ああ、そういうコトだったのね」と。

逆に他所で買って一苦労してからデポさんに辿り着いたなら、もっとその有り難みが骨身にしみたろうにと思うこともあったりして。
なにしろ見えないとこまでピカピカで乗りやすくて普段使いできて壊れないギブリしか知らないという有様でして…。

 なかなか奥深いものがあります。当時、新車で買ってもハズレを引いている人もいたでしょう。デポで購入すれば、その心配はないです、否、少ないです(デポをもってしても解明できない、予測できないカオス的故障がありますからね)。
 このベトベト病は、私の愛機でも発生中ですが、無視してまーす。

デ・トマソ~ガンディーニ、当時の新車自体がほぼアタリなしのインチキくじに近いと思われ。(言いすぎ?笑)幾年月を経てデポにてやっと完成か。

お久しぶりです。ヌタヌタかぁ。モンディアルのあの部分と同じ素材なのでしょうか…
さてすいません、一松さんへ私信です。遅ればせながらコメントありがとうございました。ご決断の背中を押すお手伝いが僅かでも出来たようで望外の喜びであります。
やっぱり私、カリフにも未練感じてます。4座になっても家族は乗ってくれないし。万一、クラッチ扱うのがたるいな〜とお感じになる時が来たら言ってください。SEと交換しましょう!(笑)もちろん、マイクロデポ経由でお互いデポ仕上げにしてもらって(^-^)/

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