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2012年11月20日 (火)

メト○ン星人もアキレて侵略をヤメた国

 今日の東京周辺、久しぶりに爽やかで過ごし易い一日でした。朝一番で某所のストックヤードにおいて、またまたガラス屋さんとともにマセラティクアトロポルテV6のフロントウインドーはずしを敢行。なんか、最近のワタシ、コレばっかりやってるような気がするなあ。デポに帰ってきて、ガラスを待ってる方のクアトロポルテもウインドーをポポンとはずし、スパッと貼り付け完了。気候がいいと、ホントに仕事が捗ります。

 昨日はワタシの愚痴に皆さんから思いがけずたくさんのお声をコメント欄に頂戴いたしました。心より感謝いたしております。ワタシの様な中古外車屋に限らず、世間では色々なお仕事の現場で「民族の全体的な劣化」について語り合われているコトを知り、「あー、心をイタめてるのはオレひとりじゃ無いんだな」と、ちょっと元気になりました。

 そんなところに、まさに昨日のお題を映像化したかの如きエピソードを「ウル○ラシリーズ(またソレかい!)」の中に見出してしまいましたので、御紹介しておきましょう。

 コレ、なぞ解きをするには、二つの作品を見なければなりません。ひとつは「ウル○ラセブンの第8話:狙われた街」、そしてもう一つは、その40年後に”正式な続篇”として作られたと云う「ウル○ラマンマックスの第24話:狙われない街」というエピソードです。どちらも晩年は東京藝術大学教授として過ごされた”一風変った映像作品”の大家である故実相寺昭雄先生の監督作品です。

 はい、またまた「一松」さんと「松戸のS」さんしか喜ばないネタ(笑)になってしまいそうですが、”同世代ジジイ”のヒトビト!「セブン」の方は幾らなんでも少しは御存じですよね、子供の頃は再放送でも相当しつこくやってましたから。

 ・・・工場地帯のある街”北川町”。おそらくは神奈川県の川崎とか、東京の蒲田あたりをイメージした街並みです。その北川町で突如として「凶暴化」し、アバれる人々が続出。ウル○ラ警備隊の面々が覆面張り込み捜査をした結果、最終的には駅前の自動販売機で売られている「タバコ」に原因があると判明。そのタバコには、吸うと脳が一時的におかしくなり錯乱状態を現じさせる作用のある宇宙物質(赤い結晶体)が仕込んであったのです。自動販売機には定期的にVWタイプⅡワゴンに乗った黒服のアヤしげな男が”商品”の補充にやってまいります。その男をつけていった結果、アジトとするアパートをオサえるダンとアンヌ。

 アンヌには警備隊本部への連絡を指示し、ダンは単身で古びたアパートに乗り込みます。夕焼けの差し込む薄暗い四畳半には、中央に”ちゃぶ台”が置かれ、その向こう側には、勢いよく乗り込んできたダンと対峙する様に、泰然とアグラをかいた”メト○ン星人”さんがいます。ラジオからは巨人戦か何かの実況中継の音声が流れています。何と云う退廃的な映像美でありましょうか。

 今回のメト○ン陣営の作戦とは、人々を錯乱、凶暴化させて、人類相互間の信頼関係を損なわせているその間隙を縫って、地球を征服してやろうと云うもの。

 ダン=セブンはメト○ンを説得しますが、当然の様に聞く耳を持ちません。四畳半の襖を開けるとそこには宇宙船の乗り込み口が・・・メト○ンはそこに吸い込まれるように入っていきました。

 一転、アパートの屋根がパカッと開き、中からは、目玉焼き(玉子二つの:笑)のようなカタチをしたオレンジ色の円盤が出現、”レロレロレロ・・・”と離陸いたしました。危機を察知したダンはとりあえずセブンに変身!巨大化いたします。円盤を攻撃すると、先ほどのメト○ンさんも巨大化して応戦。いつも思うが、それまで理知的な作戦を遂行していた一惑星の宇宙人が、作戦が露呈した途端に「巨大化」して肉弾戦にいたるのは、どういったワケでありましょうかね(笑)。

 美しい夕焼けの工業地帯(今だったら、さしずめ”工場萌え”)を舞台に、メト○ン星人はジタジタと独特のフォームで走り回ります。セブンはセブンで、やたらと飛び蹴りをしたい様で、跳んだりハネたりです。そのうち飛行して逃げようとするメト○ン目がけてアイスラッガー(アタマにくっ付いてるカッターを投げるワザね)を見舞い、続けざまにエメリウム光線(セブンのキメワザね)を一閃。

 ここで、爆発四散したハズのメト○ン星人でしたが・・・。

 シメのナレーション。「メト○ン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。え、何故ですって?…我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」

 ・・・それから40年後(ここからは”マックス”の方)。コチラのエピソードはぜひ現物の映像をどうにかレンタルDVDでもお借りになって見て頂きたいと思い、サラっとしか御説明いたしませんが、現在50前後の方々には本当に”ササる”内容となっております。

 同じ北川町で謎の錯乱凶暴化事件が連発。謎を追う楢崎刑事はヘビースモーカーなんだけど、どこもかしこも”禁煙”指定、若い刑事にはいつもたしなめられている始末で、却っていつも息苦しそう。そして、携帯電話は大嫌い。「怪人より宇宙人より恐ろしいもの知ってるか?・・・人間だよ」と、携帯電話状の通信装置を駆使して本部とのやりとりをする”怪獣やっつけ隊(DASH:ダッシュと云います)”の面々にまずは”先制パンチ”を云い放ちます。

 今度は、時代を反映して携帯電話から特殊な電波を発生させて、人々を錯乱させるというのが、メト○ンの作戦でした。40年前にいなくなってたハズのメト○ン星人は、「○谷プロダクションの怪獣倉庫の補修係おぢさん」に直してもらい(笑)、あろうコトか生きながらえていたのです。このあたり、特撮好きジジイにとってはこの上も無いファンタジー。

 なんだかんだとあって、潜伏先の”怪獣倉庫”にメト○ンを追い詰めた主人公カイト=マックス。メト○ン人間体の黒服の男を演じるは、名優の寺田農さん。

 メト○ンはお茶をすすめてくれたりして、何だか友好的。「ジャンケンをして、オレが負けたらおとなしく退散するよ」などと云いつつ、「ふふっ、コイツ馬鹿だな」とほくそ笑むカイトにグーを出されてわざと負けたり(メト○ンさんは、手がチョキっぽいカタチをしているのです:笑)して、いよいよお茶目。

 「オレはね、40年間潜伏して見守ってきたの。もう攻撃しなくても人類はオレたちの手に落ちると確信をしたんだよ、ねっ。」「人間は便利なツールを手に入れドンドン退化しはじめたからさあ、街中サルだらけ(ここでモノクロ実写のサルの映像と鳴き声の音声がカットバック、続いて電車の中や街の中で携帯に耽る人々、メールを打ちながら電柱にぶつかる若いア○女等々の象徴的な映像が)、放っておいても滅びるよ、あたらしい道具で人間の脳は委縮し始めている。もーう、闘う必要は無い。その退化の速度をちょっとはやめようとチカラを貸しただけだよ」「低能化して、環境を破壊して、礼儀も知らない人類をモノ好きに(高尚な宇宙人たるウル○ラマンたちが)護る必要も無かろう」・・・綿々と、そしてあくまで軽く飄々と説くメト○ン星人。こうなると、どう考えても「とっとと自分の星に還れ!」と気色ばむばかりの”若い”主人公=マックスよりも、老獪なメト○ン星人の方が正論を吐いている様に見える仕掛け。当然、我々世代はメト○ンのおハナシにシンパシーを感じます。

 そして、40年前と同じように夕焼けの美しい北川町に巨大化したメト○ンとマックス。そこでホントに40年前と同じカタチの円盤が飛来し、メト○ンは”可愛くバイバイ”のポーズ。マックスも釣られるように”バイバイ(笑)”。・・・で、ホントに戦闘シーンが一切無いまま物語は終息へとむかいます。ラストのシーンがいたく考えさせられるのですが、ネタばれになりますので、ご興味のある方のために取っておきましょう。このドラマ、作られたのは7年くらい前になるのかな。”スマホ”などの導入により、現在の事態は”SFドラマ内世界”より一層深刻さを増している気がいたします。”鬼才”実相寺昭雄先生の日本人(そして人類全体)への遺言であり警鐘なのだと感じました。特撮モノと馬鹿にせず、一度御覧になって頂きたいものです。ここ数日の”政争”をテレビで見るだに・・・「恥を知れ!」と。

 それじゃー、また明日!

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コメント

ははは、まさかそこに行くとは。子供の頃にはわからなかったけど実相寺監督は、ほんとシュールですね、オトナ向け作品(上品に表現してみました)なんか、ほんともう「これセブン撮ってた人?、意外というか解るというか?」、ほんとツボを押えた演出がうまい、(当然女房と一緒には見れません、ホメ言葉にならない変態の世界か?、ヤフオクで絶版DVDはなかなか高価です)。

ところで私は仕事でもあまり必要無いので携帯使用は最小限です、今時メールさえしないのもちょっとヘンですが、周りには「以前デリバティブスで破綻したので電子デバイスでの取引に繋がることは止められている」と言っています(でも周りを見るとほんとに嵌まると怖い気がしますね)。

なるほど、これはすごい展開だ。
うかうかと「アバれる人々が続出」で笑ってられないぞ、って読み終えた後思うも
最初にうっかり大笑い(笑)。
よし、この2話は要チェックだ。

↑↑&↑・・・注:「オトナ向け作品」=「エ○(自粛:笑)」・・・よし!要チェックだ(笑)!!

>いつも思うが、それまで理知的な作戦を遂行していた一惑星の宇宙人が、作戦が露
>呈した途端に「巨大化」して肉弾戦にいたるのは、どういったワケでありましょうかね
>(笑)。
まずこれに大賛成。宇宙一IQの高い○○星人も最後は肉弾戦だった。(笑)何だったか…メフィラス星人だったかなぁ。
>シメのナレーション。
>え、何故ですって?……我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼しては>いませんから…」
ここのくだりはいいですねぇ、星新一か阿刀田高の様なちょっとウィットに富んでる。
ちゃぶ台を挟んでのセブンと〇トロン星人。本来違和感丸出しの滑稽なはずの設定なんですが、なぜか妙な郷愁みたいなものが胸に去来し納得してしまうんですね。
焼酎い〇ちこのCM(笑)にも通ずる何か…。

寡聞にしてマックスは知りませんでしたが、確かにメト◯ン星人に共感してしまいますね。
メト◯ン星人の立場なら「低能化」も他人事なのでしょうが…。

 特撮を作成していた人たちは、まさに『特撮モノと馬鹿にせず、一度御覧になって頂きたいものです。』というたこちゃんのコメントの心境で作成していたんだと思います。大人こそ楽しめる特撮!
 メト○ン星人の○に何が入るかわからなかった! バ○タン星人、ジャ○ラ、エレ○ング、ダ○、カネ○ン、ピグ○ンくらいしかわからないし。。。。全然ストーリーとか覚えてません。

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