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2012年11月 3日 (土)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネの下周りも、こうなったら見てみよう!!(その2)

 あっ、ちょっちょー!!今日あたりの朝早くはスッカリ”肌寒い”から単なる”寒い”にとって代わった様に感じられました。今朝のN○Kニュース見てたら、長野の諏訪の映像とともに、気温が0.2度であると報じられておりましたが、いやはや、そうなると東京ではもはや真冬でありますね。寒い地域の方は慣れておられるでしょうけれど、くれぐれもお体の方はご自愛ください。

 ところで、連休の土曜日である本日、「湯河原のNさま(クアトロポルテV8:エボ前モデル)」を皮切りに、「世田谷のKさま(純白のシトロエンCX!!)」と「横浜のKさま(純白のクアトロポルテエボV8)」という”ものスゴイ”(笑)御兄弟が御来店。デポ周辺では「全車型」が見られるんじゃないかと云うくらいの”ガンディーニクアトロポルテフェア”開催中になってました。マセラティなんて銘柄は「スーパーカーブーム」の頃にはわざわざ遠くまで自転車漕いで見にいってたものですから、周囲のそこいら中に”わらわらと(笑)”生息している様を眼前にいたしますと、いまさらながら感慨も無量であります。そのような中で「世田谷のYさま」も車庫証明を携えて一瞬だけいらっしゃいましたが、充分に御相手出来無くて申し訳ありません。今日は何に乗って来てらしたのかしらねー。ともあれ皆さん、お土産の数々を有難うございました!いつもすみません。

20121102152012110216 ・・・で、デポ場内にも引き続きエボV6がいますので、今日も昨日の続きです。

 エボ系クアトロポルテのラジエターファンは、従来までのモノとは異なりまして、「HI⇔Low切り替え式」です。

 その可変機構のためのレジスターが、ファンシュラウド内に装備されております。エアコン経路も従前のモノとまったく違います。ここに写るエアコンホースの先はコンデンサーユニットですが、どうして”ユニット”と称するのかについては、またの機会にお届けいたしましょう。

 フロントバンパー直下に装着されているアンダーカバーには、エボ系車の場合、内部の”網モノ”への通風ダクトが開けられています。が、コレがクセモノ。下に張りだしたアゴ部分がオニの様に地上高を低くしてしまう原因となっています。上右の写真の様に、飛び出した部分を「キリトル(点線部分で)」のが、一般的な対処法です。

20121102172012110218 今まで、あまりイイ写真が撮れなかったために詳細を御説明し難かったフロント足回りの構成を、一発で理解出来る画像を造りましたのでご覧ください。

 ギブリやクアトロポルテの”メカニカアッティバ”は、かなり複雑な構成となっております。サイドスリップ調整などのアライメントに関わる作業や、ステアリングの”センター出し”作業などの時には「どこをどのように詰めたり伸ばしたりすれば良いのか」と、タイロッドをアレコレ悩みながら調整する必要があります。コレは”アホ”なワタシたちにとって、結構な難題であります。エンドが左右計6個もあるからコンガラがっちゃうんだよなぁー。ホンキでやった事の無いヒトにはこのココロが決して分からないと思いますが。

20121102192012110220 続いて、BTR製ミッションの場合のミッションマウント。ご覧の様にガッチリしたブロック体です。メッタなコトでは逝きません。

 右の写真は・・・「クール星人?(コレ分かるヒト、そーとートシあるね:笑)」。エンジンマウントが目ん玉に見えて仕方がありません。画像の上方が車輌の前方側です。ターボチャージャーは、色々とバラさぬ限り、エンジンルームの上からも下からもほとんど覗き見るコトさえ出来ない位置にありますので、その脱着は相当な難行です。

20121102222012110221_2 今度はリアの足回り。鋼管を複雑に組みあげて造られた非常に凝ったモノですが、このあたりの造りは、エボ前モデルのクアトロポルテやギブリ中期以降車とまったく同じ理念のものです。

 本日は、そのさらに上方までのクリアな画像を撮るコトが出来ましたので、さらに詳しく御案内をしてまいりましょうね。

20121102232012110224 リアサスペンションアームのさらに上方、フロアパネルには、「ブレーキプロポーショニングバルブ」というのが位置しています。

 従前、プロポーショニングバルブと云えば、使用上、荷台に搭載する積載物の多い少ないにより、前後軸の荷重バランス変化が激しいトラックなどに一般的には用いられてきた装置で、重たい荷物を後ろに積載した状態では、リアブレーキの効きを強めて、フロントブレーキを減圧するといった働きをなすものです。また、一般フロントエンジン乗用車においてはパニックブレーキ時には、前軸がダイブし、後輪加重は瞬間的に軽くなりますから、この時、接地力の弱まった後輪をロックさせぬように、リアブレーキを減圧させて制動力を弱めます。スポーツタイプ車においては、走行中の挙動変化に応じ、リアを減圧して制動力を弱め(結果的にフロントの制動力を増し)、コントローラブルでスポーツライクなブレーキ特性を得るための装置としての積極的活用法もあります。

 この油圧制御の方式自体は極めてアナログなもので、決して新しい技術ではありませんが、近年ではABSとの組み合わせにより、より確実で安全な制動タッチを生むために活かされてきた、地味ながら精巧なアナログ技術です。

 マセラティに付いているものは、メーカーの純正サービスマニュアル内では「ブレーキアジャストメントコントロール」と呼称しており、リアで左右それぞれに装着されています。左右別々にバルブが付いているところがミソでして、これにより、前後の姿勢(荷重)変化への対応のみならず、高速旋回時や急激な切り返しなど、複雑な姿勢変化時における難しい制動力のコントロールをABSとの組み合わせにより、一層確実なものとしているものと思われます。でもね、肝心のタイヤがズルズルだったらダメよ、やっぱり(”タイヤは命を乗せている”:笑)。くれぐれも安全運転で、良い連休をお過ごしくださいね。

 それじゃー、また来週!

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コメント

本日は色々とお手数をお掛けいたしました。
おまけに、お昼までご馳走になり、大変ありがとうございました。

この頃のクアトロポルテになると、ディフィーザー付きっぽくスッキリとした下回りの印象ですね!

エンジンルームに蓋しまくりのスッキリ感は”魅せる”要素がなくて、正直好きではないのですが、
下回りスッキリには好感がもてます!

その弊害で、最低地上高が下がるのは論外ですが…

クール星人ワカルあるよ。トシあるね。チブル星人とイメージでは殆ど同じなのに写真見ると全く違う。しかしこの頃のキャラクターはどれも個性があってよいなぁ。アナログ感全開。トランスフォーマーとかデジタルものはどうも馴染めない。トシあるよ。

「クール星人」実物は知りませんでしたが、こりゃそっくりだ(笑)。
確かにエンジンマウントが目ん玉に見えて仕方がありません。
リア足まわりも昆虫系ですね。

おおなんちゅう偶然、木曜日に「ウルトラセブン」借りてきまして、ちょうどチブル星人(クールと似ている)が出てきました。今更ながらセブンは他の兄弟より内容がアダルトです。小学生低学年では???でしょう。

足回り、複雑だなー、難解だなー、よく設計できたと思います、デトマソのマセラティは胡散臭く見られがちですが、エンジンを出来る限り低く搭載したり(ユーザーの遣い勝手を無視してまで)、エンジニアはやることが直球で真面目じゃないかなと思います。もし部品のクオリティが高ければポルシェあたりと互角じゃないですか?。


ブレーキアジャストメントコントロール、理解しました。
私の主治医からも説明を受けたことがあったんですが、その時は理解できてなくて。
私の車、チェーンが切れている・・・

本当に山道でもよく曲がり、しっかり走りしっかり止まってくれます。
ダウンヒルだと確かにブレーキより先にタイヤが辛くなるかな。目一杯はとばしてはいませんけれど。

 フロント、リア足回りの内部写真はふだんお目にかかれないので、貴重な記録です。手持ちのカタログをがさごそしてみると、クアトロポルテだけありませんでした(泣)。早速手に入れなくては。
 昔の222Eとかのカタログにはメカニカアッティバとかレンジャーデフの図が出ているんですが、それと今日の足回りの写真を見比べております。がしかし、走行中にどう機能しているんか、上手く想像できませんので、妄想しておきます。ブレーキアジャストメントコントロールは、ホントにアナログですナー。
 あと、「ビトルボ系マセラティ、漢の腹打ち、注意箇所一覧表」なんてのも付録でついていると嬉しいですよ(笑)。

メトロン星人、気色ワルっ!

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