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2012年12月の27件の記事

2012年12月31日 (月)

「おおみそか」

 今日で休みも三日目です。千葉の天気は、ここのところハッキリしない雨模様ですね。正月を迎える準備に余念の無いヨメとは裏腹に、ワタシの方はと云えばただ朝から呆けるばかりの日々を送らせて頂いております。
昨日は庭に出て、一服つけながら、なにげなく窓に映った自らの顔を見て唖然としました。「なんじゃ、この眉間のシワの深さは」。苦労が思いっきり刻まれたような、深ぁーい三本の横皺。「これじゃーまるでプ○ゴルファー猿みたいだよな」と云いますと、ヨメは爆笑するばかりでコチラの乙女心(笑)など解っておりません。
 思えば、普段は自分の姿を鏡でしげしげと眺める様なコトはしていませんでしたからねー。すっかり老けた顔になってたのにまったく気付いてはおりませんでした。
 やはり、たまにはこうして、何をするわけでもない日常を体験するのも、名実ともに必要なコトなのだろうとあらためて認識いたしました。
 いよいよ今日は、2012年とお別れの日です。「年忘れにっぽんの歌」とか、「紅白歌合戦」などベタなテレビ番組を横目に見つつのプラモ作りで普通に年を越そうと思っております。
 除夜の鐘の音を遠くに聴きながら「りゅうにい」とともに煩悩を可能な限り取り除き(笑)、清浄な気持ちで新しい良き年を迎えたいと思っております。
 当店顧客の皆様方、当ブログの閲覧者諸兄、当店協力業者・関係者各位におかれましては、本年も本当に御世話になりました。来るべき新しい年が皆様方にとりまして良いお年となります様、心より念願しております。「有難うございました!!」

 それじゃー、また来年!

2012年12月30日 (日)

「正月飾り」

 あー、今日はアサから、お正月用の玄関飾りをヨメがなんとか「自製」しようと(ボンビーあるね・笑)奮闘しております。
 ホレ、あれ、あるぢゃないですか、何って、その、お飾りに付いてくる、和紙で出来た「ヒレヒレ」とした、四角いのが数珠つなぎになってるヤツ。
 いつも市販のお飾りを買ってきていた時には、ソレがどーいう構造か、なんて考えたコトもありませんでしたが、「コドモの頃には、切り紙が趣味だったのヨ、ワタシ」と、急にヨメが初めて聞くよなコトを申しますので、こーなったら、作ってもらおうではないか「ヒレヒレ(笑)」。
 作り方が分からないので、鏡餅に付いてきたものを参考に、カレンダーの表紙で試作品を作るヨメ。「出来たー!どう?コレ・・・」「あー、なんか洋風だよな、ソレ。(何故かアタマん中に魔女っ子メグちゃんのテーマが♪シャランラ・シャランラと流れてくる)」・・・この試作品、四角形の頂点を接合部として数珠つなぎになってる(ダイヤの形に見える)から、メグちゃんぽく見えるんだよ。なんか違うよなぁー。
 正式な作り方を調べようにも、「和紙のヒレヒレ」なんて検索ワードではググれません(笑)。「しめ飾り 和紙」などで色々やってたら、ようやくわかりました。あのヒレヒレは「御弊」と云うのだそうです。べんきょーになりました!その甲斐あって、ウチの押し入れ在庫の障子紙(笑)から切り出した本番用は、結構ソレらしくなりました。
 練馬のアパートの近所にあるクリーニング屋さんからヨメが貰ってきていた「松の葉っぱ」と組み合わせたら、松飾りも完成です。「♪はーやーぁくぅう、こーいーこーいー、おしょおーがつーぅ」
 それじゃー、また明日!・・・今日は、日曜だったのね(昨日のシメで、また明日って書いちゃったモンで自爆・笑)。

2012年12月29日 (土)

「ねんがじょー」

 なんだか、「立つんだ、ジョーぉぉぉぉ」みたいですが(笑)。休みの初日、昨晩寝たのが遅かったにも拘らず、体内時計がしっかりと発動してしまい、ジジイの目覚めは今朝もハヤいです。 昼ご飯を済ませたあとは、「手書き年賀状製造大会」を挙行するハメに。我が家のプリンターのインクが無くなってると云うので、東金の「Y田デンキ」まで見に行ったら、インクの値段(7000円ほどもする)に恐れをなして、とても買えません。気を取り直して周囲を見回しますと、「本日限定5台」と書いてある特価品のプリンター本体そのものを発見。箱書きをみれば「ウインドウズ2000プロフェッショナルSP4」までの古いOSまで対応してるとある。「(千葉の)ウチのパソコンは、おーえす、なんだったっけ?たしか、きゅーはちだったよな、多分使えないよ、コレ」と、一旦は見切りを付けて帰り掛けましたが、クルマが走り出した途端に気が変わりまして、踵を返して「Y田」に戻りました。だって4100円なんですもん、そのプリンター。「もし、こっち(千葉のウチ)で使えなかったとしても、練馬のアパートの方に持って行けばイイぢゃん。どーせ、向こうにはプリンター無いコトだし、ちょーどよかったわ」と、今度はヨメも強気です。モバイルポイントとか云うのが知らないうちに貯まってて、そのポイントをフルに使ったら、現金支払いは2千円ちょっとでした。
 いそいそと帰宅して繋いでみると、やっぱ、期待通りにダメみたいです。きゅーはちでした、ウチの(泣)。
 かくて、フル手書きで年賀状を造るコトが確定し、ワタシなどは、たった10枚ほどのノルマにハヒハヒしながら立ち向かいましたヨ。久しぶりに住所欄から始まるオモテ書きを書きましたが、何が悲しいって、もうホントーに目がみえんのよ、ローガンのせいで。
 それから、パソコンで造るのと違い、文章の推敲、レイアウトなど、すべてが一発勝負。緊張感が全然異なりますよ。ムカシのヒトは、どうしてたんだろう。と、ワタシ自身が結構ムカシのヒトであるにも拘らず、つい思ってしまうのでした。
 あー、「みっち」さんのスパイダーザガート、名古屋に無事着いたみたいですね。ツカれたので先日頂いた「オリエンタルカレー」喰って寝よ(笑)。
 ここで「ダメ男」参加予定の方々にお知らせいたします。様々に調整させて頂きました結果、開催日を正式に「平成25年1月5日(土)」といたします。当日は朝の9時前からいらしても一向に構いませんし、夜の部だけの参加でも大丈夫です。ご不明な点がありましたら、既にお伝えしてある「千葉のウチ電話」に直接お掛けくださいます様、お願い申し上げます。楽しみになってまいりました。
 それじゃー、また明日!

2012年12月28日 (金)

グッド・オールド・デイズ

 はい、こんばんは。あー、今日は”年内営業の大ラス日”、なんとなく大掃除もコナしたし(あっ、いや、まだまだぜんぜんなんですけどね:笑泣)、ようやくコレで2012年も”グランド・シメ”(そんなコトバ有るのか?:笑)・・・と思っていたら、まだ「黒シャマル(新宿区のAさま号)」の修理完成納車がこれから8時過ぎに行われるのよねー。毎年、最後の最後までネバり強く頑張っております(っつーか、ホントにギリギリまでダメなワタシたち:泣)。今日も千葉の家には何時に戻れるのかなぁ。

 あー、昨年の今日は何書いたんだっけな?と参考までに見てみると、「たこちゃんの自動車遍歴」なんて、”超ディープ且つシケた”ネタでシメてたんですね。今年こそは、もう少しカッチョいいシメに持っていきたいものですが。

 ここからは、ちょっと真面目な話。過ぎし日々は、如何様に後悔しても決して戻ってくるモノではありませんが、本日只今現在が充実し、これから訪れるであろう未来もまた発展して行く限りにおいては、過去に遭遇したどんなにかツライ出来事にも「あれがあったからこそ、現在の自分がある」と思い、そこに向き合えて行ける様な気もいたします。

 あの東日本を襲った大震災から、もうすぐ二年になろうとしておりますが、私が毎日ここでくだらない話を続けている間にも、まだまだ大変な思いをして年末を迎えている方々も大勢いらっしゃる事でありましょう。実はこんな私でも、いまだに毎日のテレビ報道や、ネットサーフィンの中から、それぞれの被災地の状況や、原発の状態等々の情報を、意識的に色々と探し出しては、その情報に出来るだけ広く浅く触れる様に日々心がけております。それらの状況も含めて、現在の日本国を取り巻く環境については、残念ながら、ほとんど何ひとつ解決はしていないワケですが、こんなにキツイ時代にあっても、10年、20年経過した時に「そういう時代もあったね」とみんなで笑いあえる様になったらいいなと心から思ったりするのです。

 このブログを毎日ご覧になって頂いております主読者層であろう”同世代人”の皆さんには、同じ時間を共有してきたと云う部分でのシンパシーを強く感じておりますので、今年も顧みればずいぶんとムリヤリな”懐かしネタ”をフリましたが、同じ時代を生きていてもヒトの人生はそれぞれ。もちろん、そのディテールは細かく違うコトでしょう。それでも、「あっ、それ、憶えてる、憶えてる!」という共感の声は、日々の業務に勤しむ私自身にとって、どれほどの励みになったコトでありましょうか。皆さん、有難うございました。

 デジタル化社会の到来やインターネットの存在と普及には、功罪合い半ばする部分がありますが、こうして、日々全国(いや、海外在住の方からもコメントを頂戴しておりますので、全世界かな)の、ただ旧いクルマを愛でていると云うだけで「変態」とか「ビョーキ」とか「変わり者」呼ばわりされ(笑)、重課と燃料費にあえぎながら「旧車道」に邁進していらっしゃる諸兄と”双方向”で直接的にやりとりが出来るなんてコトは、やはりスゴイことだと思うのです。

 クルマや衣食住に限らず、人間の興味の及ぶところは実に様々です。来るべき新しい年も、輝かしい未来に繋がる一里塚と信じ、無限の好奇心とアイデアを発揮しつつ、様々なネタ振り(笑)でこのブログも続けていかなければなりません。ワタシの「壮大な絵日記」は一体どこまで続くのでありましょうか。この上はコメンテーターさん方のお力に頼るよりありません。今まで「読むだけ」であった皆さんも時々コメントをお寄せください。時には愚痴のハケ口でもいいじゃありませんか(海に向かってバカヤローの心境で:笑)。

 新しい年も匍匐前進で「闘え、何を?人生を!(byりゅたろう先生節:笑)」であります。今現在がイイからこその「あんときゃー、良かったなぁ」が呟けるジジイを目指したいモノです。

 ・・・さあ、明日からは年末年始の休業期間に突入いたします。恒例の「iモード」によるポチポチで、休業期間も日曜日以外の平日更新を続けますが、どーせロクなコトは書けないにキマってます(笑)ので、どうか明日からのコメント欄を(出来れば長文で:笑)賑やかにしてくださいます様、重ねてお願い申し上げます。

 それじゃー、また明日!

2012年12月27日 (木)

年末年始の休業をお知らせしながら、コメンテーターの皆様に感謝を捧ぐ

 あー、本日にいたるまで、年末年始の休業についてのお知らせをキチンとやっておりませんでした。年内ギリギリまで、一台でも多くお納めしようと頑張ってまいりましたが、間に合わなかった方々、また我々の社業の在り方を心底ご理解頂き、その上で黙々とお待ち頂いている常連顧客の皆様方には、本当に心よりお詫びを申しあげます(只今お一人お一人のお顔を想い浮かべながら、いちいち深くアタマを下げております:ペコリ)。

 で、お休みの方なんですが、明日12月28日(金)の午前中一杯で現場的な実作業を停止いたしまして、午後はもっぱら長年の懸案であった(笑泣)大掃除と正月用の飾りつけを行います。年末にお越しになりたがっていらっしゃった方々は、明日の午後に御来店頂きますと、大掃除に付き合わされる可能性が否定できません(笑)。

 12月29日(土)から明年1月6日(日)までを年末年始の休業期間といたします。この期間は一切のご対応が出来なくなりますので、年始の整備ご予約などは、メールかFAXでお願い申し上げます。一応留守番電話にはなっておりますが、休業期間にメッセージを拝聴する機会がございませんので、よろしくご高配の程、お願い申し上げます。

 新年の業務は、1月7日(月)より、通常通りに開始いたします。ここをご覧になってくださっている常連さん方も、予備軍さん方も皆さんお誘いあわせの上で御来店くださいます様、重ねてお願い申し上げます。

 さて、ようやく年末年始休業のご案内も済んだところで、当ブログのコメント欄、昨年の12月27日から昨日12月26日までの丸一年間を賑やかに飾って頂きましたコメンテーター諸兄のハンドルネームを今日は感謝の気持ちを込めまして皆さんにご報告いたします。

「りゅたろう(いつかは○○)」さん、「一松」さん、「Ryo」さん、「みっち」さん、「Wさま」さん、「おぐ」さん、「練馬のH」さん、「Hでございます」さん、「(世田谷の)Y」さん、「いつかはシャマル」さん、「長崎のひろちゃん」さん、「kkmustang」さん、「まおぴー」さん、「とちぎ」さん、「松戸のS」さん、「テツヲタ」さん、「極楽」さん、「渋谷のK」さん、「woodykida」さん、「木ノ下@○○」さん、「たくお」さん、「HYN」さん、「湯河原のタレ目」さん、「OS」さん、「中央区のT」さん、「ひこうき班長」さん、「たにやん」さん、「ひらめ」さん、「じゆん」さん、「越谷のC」さん、「静岡のFでございます」さん、「愛読者(いつかはガンディーニクアトロ乗り目指し・・・)」さん、「いちファン」さん、「ti」さん、「だんちょ」さん、「たな」さん、「ishi」さん、「上京FMt」さん、「黒◯A」さん、「いけだです。」さん、「大田区のM」さん、「saint」さん、「のだてや」さん、「nearco」さん、「shogold」さん、「buruman」さん、「k」さん、「ぐりしるおっとー」さん、「たけち」さん、「しいなまちお・K」さん、「ボロネーゼ」さん、「nero」さん、「F.かつ」さん、「立川市Lux」さん、「しゅう」さん、「スパゲティボロネーゼ」さん、「Kurizou」さん、「うっくん」さん、「Robert」さん 、「ハイナ」さん(この方からは、かなりムカシのネタに今年になって反応頂きました)

 以上を抜書きするために、昨日分の記事から、ちょうど丸一年分を遡って(ですから上記には、もちろん序列的ないかなる意味も全然ありません)全部目を通してみたワケですが、本文の方を書いていたハズの「御本人様(笑)」自体が、「へぇー、コレ今年書いたヤツだっけ?」とか「コレ、ホントにオレ書いたの?」と思う記事がたくさんありますので、ピンクレディーのミーちゃんとケイちゃんに全盛期の記憶がほとんど残ってない(とお二人とも何かのインタビューで答えてました)と仰るのと同様に、ワタシの記憶が定かでないのは、もっぱら”トシあるね”のせいばかりでもありますまい。”ピンク”のお二人は、当時の殺人的スケジュールに起因する寝不足により記憶がないらしいのですが、ワタシの場合には、真夏の酷暑、真冬の極寒等々、主に気候に影響されているコトが多い様に思われます。毎日の記事の冒頭にあります時候のご挨拶からは、その時々の(特に厳しい気候に一日中晒された日には)ワタシの精神状態がチラチラと垣間見えてしまうので、あとから読み返すと些かならず恥ずかしいモノです。

 コメンテーターさんの中には、”超常連(ほぼ毎日の方々:笑)”、”常連(平均月に5回程度の方々)”、”非常勤(数ヶ月に一回、思い出した様にコメントを頂く方々)”、”ローカルねた限定”、”ツッコミ系”、”ご挨拶系”・・・等々様々なタイプの方々がいらっしゃいます。もちろん、ワタシに「正体(笑)がバレている」マイクロ・デポの常連顧客さんも多数いらっしゃいますが、中にはハンドルネームからは推し量りにくい方もいたりして、近頃定期的に「リアクションコメント」を発するコトもままならず、必ずしも皆さんのご期待に沿うコトが出来ませんで申し訳ない気持ちです。しかしながら、かなりムカシの記事にあとからコメントを頂戴した場合でも、すべてワタシの元にはリアルタイムで届くように仕掛けを設けてありますので、初めて”グーグル検索”などによりこの地(笑)にたどり着き、当ブログをご覧になった方々も「あと出しコメント」をくださいますと、こちらのモチベーションアップにも繋がりますので、よろしくお願い申し上げます。

 それにしても、コメンテーター諸氏のお力で、この番外地ブログにも、それなりに毎日楽しみにしてご覧になっている閲覧者の方々がいらっしゃるようです。「(ハッキリとソレと分かる)同業他社への誹謗や他社在庫車への言及」、「たこちゃん以外のコメンテーター諸氏へのシャレの効いてない(笑)誹謗(意見交換や情報交換はもちろん推奨しております)」、「コメント欄コーナー上での御相談事の数々(それは直接メールでお願い申し上げます)」等々を絶妙に忌避しつつ(空気を読んで:笑)、いつも「ギリギリのコメント」で勝負する”名コメンテーター”の方々が発するお言葉を全国の(いや全宇宙の)「変態さん(ホメことばですからね:笑)」たちが日々待ち望んでいるコトでありましょう。これからもよろしくお願い申し上げますヨ。

 来年の1月には、当ブログも「(日曜日を除く)平日連続更新」にチャレンジ開始から満二年を迎えようとしております。ワタシも日々ネタ切れにならぬ様、森羅万象への好奇心を維持し続けて頑張ってまいろうと思っております。閲覧者の皆さん、見捨てないでね(笑泣)。

 さあ、本年の業務も残すところあと一日です。頑張ってイッてみよー!

 それじゃ、また明日。

2012年12月26日 (水)

マセラティスパイダーザガートとビトルボEをコネくり回した(笑)一日

 ギョエー!!きょーは、もうほんっとーーーーーに寒かった東京練馬。「いやぁー、マイッタ、まいった(懐かしの”カトちゃん”のボディアクションを思い出してください:笑)!!」。

2012122611_22012122612_220121226012012122602 先週の土曜日に名古屋から陸送で到着した「スパイダーザガート(”名古屋のWさま”こと「みっち」さん号)」、日曜、月曜と丸二日間寝かせて、冷間始動時にスターターモーターが重くなるという、その症状の再現を期しました。

 果たして昨日火曜日の早朝にエンジンを始動いたしますと、確かにスターターの立ち上がりが重ったるい感じ。モーター回転時に電圧も通常以上にドロップしている雰囲気でした。しばらくエンジンを暖めてから、再度始動すると今度は何事も無く掛かってしまいます。まずは、今回お預かり本来の目的である継続車検を終え、夕刻より電圧計測の上、念のためにやはり一遍開けてみようと云うコトになりまして、インジェクションをはぐり、スターターモーターをはずしてみるコトになりました。はずしたスターターは見た目新品同様なのですが、振るとシャカシャカと音がいたします。内部の永久磁石の一部が欠けて踊っているのでしょう。速攻で新品スターターモーターに交換し、再びインジェクションを載せて一晩寝かせました。

 今朝になり、冷間時始動をいたしますと、本来の「きゅる、どっかーん」になりましたので、予定通りに本日午後には陸送業者の積載車に載せました。そのままお正月が迎えられるようにと、写真の如く外装もキレイに御仕立てしておきましたヨ。あー、なんとか間に合った。

20121226032012122604 並行して作業しているのは、「ビトルボE(”仙台のMさま”こと「Ryo」さん号)」の内装補修塗装です。

 キャブのビトルボ時代の内装は合成皮革の部分が多いのですが、経年により変退色いたしますのがタマにキズ。部分的な補修とは云え、出来るだけ丁寧に行おうと思えば、結局ご覧の様に内張り全バラになってしまいます。この時代のビトルボも、後の222系も、そしてカリフやシャマルも基本的には同一構造のドアであります。

20121226052012122606 はずした変色部のある部材を露天に晒してみます。緑色っぽく変色しているのが、左の写真でお分かりになると思います。

 寒さにヒーヒー云いながら、ようやく再現された「アニリン風仕上げ」が右の写真。合成皮革表面の柄(目を近づけていくとブラウン管の様に細かい粒子状の模様になっている)をオリジナルに近い雰囲気に手間を掛けて近づけてまいります。

20121226072012122608 一方、こちらは表面のクリア層に、経年による変色を来していた、ビトルボ期アルミホイール。

 写真でご覧の様に、新車時を越える仕上がりとなりました。やはり足元が引き締まりますと、車輌全体に漂うオーラ感がひときわ違ってまいります。このうえは「ガリ傷」を付けぬ様にお願いいたしますよ(今までもキズひとつ付けずに乗ってこられましたから大丈夫でしょう:笑)。それにしても、旧いビトルボは見れば見るほどカッチョいいなぁー。

20121226092012122610 本日の最後は、せっかく内張りがトレてるのならと行う「デントリペア」作業の風景です。

 右側のドアには写真には写らない程度の(でも、現車を前にすると光の加減で結構ポチポチと見えちゃう)微小な凹みが3箇所。同様に右フロントフェンダーにも一箇所。実はコレやってる夕方の時間が今日一番サムかった。デント職人さんも歯を食いしばって頑張ってくれました。ビトルボEも年内には完成させておこうと思っております。大変お待たせいたしました。

 それじゃー、また明日!

2012年12月25日 (火)

イイ歳コイてても、ささやかでも、やっぱうれしいのは”パーティー”

 「♪さーぁーいれんなーぃ、ほぉーおりぃーなーぃ・・・(この歌、ワタシの耳にはこう聞こえる:笑)」・・・外はあいかわらず寒いですが、東京練馬にも12月25日はやってまいりました。今日は”大安でクリスマス”であると云った、とにかく「よき日」であります(笑)。

20121225012012122502 そんな昨日は、たこちゃん家でも、ささやかな「パーチー(笑)」をとり行いました。

 とにかく、たこちゃん家の”社是(笑)”は、年間を通じて、正月→節分→ひな祭り・・・と、世間一般の年中行事や季節のキマリごとに関しては一切合切全部まじめにひと通りヤルと云うものですから。

 コドモの頃、イブの夜には、せいぜい「サンタさんからのプレゼント」と「ケーキ」くらいにしかアタマが回っておりませんでしたので、「オトナになったら、絶対に毎回”パーチー”やってヤルぞ」とのカタい決意のもと(笑)、このように狭ーいアパートの部屋の隅っこに、些かムリヤリなテーブルセッティングをしてまでも、”根性で”挙行いたしました。

 何?ツリーが無い?そんなモン置く所がありません(泣笑)。まずは、前菜とスープ、そして安物ではありますが、スパークリングワインを準備いたします。とりあえず「めりー・くりすまーす、かんぱーい!」っと。

20121225032012122504 この写真を撮影しようとしてたら、「いいわよぉーこんなカッチョ悪い裏方の写真は載せなくて・・・恥ずかしいでしょ」と、料理中のヨメから文句をタレられましたので、「まぁ、いいから、いいから・・・ブログには載せないからさぁー。思い出、思い出」と調子のいいコト云いながらパチパチと。で、ウチのパソコンは修理に出しておりますので、ヨメのチェックが入らないのをいいことに、アパートの貧相な台所と食材を公開しております(笑泣)。にんにくを牛脂で炒めた段階で、”天にも昇る良いにほい”がいたします。ワタシは「鳥肉」があまり好みで無いので、本日は安いのでいいから「”うし”にしてね」と頼んでおきました。ここで使用する牛脂は和牛のモノを貰っておきます。コレで安い肉でも和牛のカオリとともに楽しめると云う寸法です。

20121225052012122506 ・・・で、こんがりヤケた”うし”さんに、今話題の「スーパーブロッコリースプラウト(なんか知らんけど、肝臓に良い成分がてんこ盛りに入っているらしい)」を載せて、”つけ合わせ”にはワタシの大好きな「ミックスベジタブル」。そして、ガーリックブレッドを齧りながら、スパークリングワインを啜るのであります。部屋のテレビからは、フィギュアスケートの選手たちによる「エキシビジョン大会」みたいな番組が流れております。部屋の灯りを落とすと、せまいアパートの一室も、ビジネスホテルくらい(笑)には見えてきますから、かくも”演出”は大事。

20121225072012122508 さすがにハラが一杯になったので、しばらくは”だーだー”と小休止の時間。

 小一時間もゴロゴロしておりますと、今度はデザートにケーキが出てまいりました。

 ホントは丸太ん棒みたいなカタチの”ブッシュ・ド・ノエル”っつーロールケーキを作れと所望したのですが、「ここ(アパート)のオーブンじゃ小さすぎて出来ないの!」と一蹴され(泣)、通常のラウンド型ケーキに落ち着きました。砂糖を煮詰めてつくるカラメルソースをミックスした生クリームに甘みを抑えたパリパリ食感のチョコレートとクルミ、そして生地にはオトナの味”ラム酒”を染ませてあります。”手前みそ”ながら結構美味しいですよ、コレ。

 ワタシには盛り場での忘年会・新年会や、各種パーティーへのお誘いなどは一切ありません(友達がいないから?:泣笑)ので、こうして日常の中での楽しみを自分たちで作らなければなりません。ともあれ、匍匐前進の合間の”小さなシアワセ”ではありました。ホントに有難いヒト時だよなぁー。

 それじゃー、また明日!

2012年12月24日 (月)

マセラティシャマルのドアをデントする

 今日は全国的に”クリスマス寒波”が襲来している様で、はげしい雪に見舞われている地域も多いみたいですね。マイクロ・デポの所在する、東京練馬では”ホワイトクリスマス”にこそなりませんでしたが、朝から強い北風が吹きすさび、身を切る様な寒さではありました。

 そんな中でも、今日一日粛々と作業を進めてまいりました。このあたりの交通量はお正月もかくやと云うくらいに激減し、いたって静かなクリスマスイブです。店の電話も「ブッ壊れてるのか?」というくらいにまったく鳴りません(泣笑)。まぁ、師走・年末の三連休でおまけに”イブ”では、世間の皆さんにとってはクルマをカマってる場合ではないのかもしれません。”クルマをカマってる場合(笑泣)”であるワタシにとっては、気持ちを集中して作業をヤリ抜くために、却って絶好の環境かも知れませんね。

20121224012012122402 ・・・というワケで、元気よくマセラティシャマル(新宿区のAさま号:いつもお待たせして申し訳ありません!)のデント作業にイッてみましょう!

 朝早くに、塗装工場からローダーに載せられてやってきたシャマルを降ろし、店頭にもってまいります。いやぁー、ソレにしても寒いわぁー、ホントに今日は北風が直撃です。

 デント(凹み取り)のハナシは以前にもちょっとやりましたが、マイクロ・デポで、その作業を承った場合には、必要ならばどこまでも分解しつつ、ワンパネル全体の凹みや歪みを可能な限り調整していきます。ソコは、一般的な「ちょちょっと直す」というレベルとは大きくイメージが違います。

20121224032012122404 とりわけ今日は気温が一向にアガってこないので、ヒートガンを用いて鋼板表面や、各部のシーラーを温めつつの作業となりました。

 このマセラティシャマルの左ドアには、写真の部位に「グーパンチ」をくらわせたかのような大きな凹みとソレに伴うプレスラインの歪みがありましたが、ご覧の様に完全に除去する事が出来ました。その他にも無数の微細な凹みや歪みがありましたがすべて追い掛けておきましたヨ。ここまでバラした甲斐もありましたが、やはり、ウチのデント職人さんが寒い中でもネをあげずに一日中頑張ってくれた賜物です。

20121224052012122406 同じシャマルの右のドア。こちらには、小さくて深い”突き凹み”が特に目だっていました。

 先ほど同様に内張りのトリムをすべてはずして、「どこからでも掛かって来い(笑)」の体勢を作ってから、本格的な作業の開始です。こちらにも、全体的に小さな凹みや歪み、そして以前に別のデント業者が中途半端なシゴトで終わらせていた(まぁ、デントのためだけにここまでバラしてるところはメッタに無いハズだものな:笑)と思しき形跡などがたくさんありましたが、すべて取りきる事が出来ました。

2012122407_22012122408_3 右側リアフェンダー前部のコスリ傷も今回塗装で直しましたので、左右どちらから見てもスキの無いボディラインにようやく戻りました。

 繊細且つ豪快なビトルボ系デ・トマソマセラティのボディデザインですが、中でもガンディーニルックを身に纏ったシャマルではすべての面と線に微妙な意味を持たされているので、あちこちと歪んでいては本来のオブジェとしての魅力が半減してしまいます。コレでブリバリに磨いたら、オーラも出まくるコトでありましょう。

 あー、今日も良く働いたこと。自身の健康に感謝してイブの夜を過ごす事にいたします。

 「メリー・クリスマス!!」 それじゃー、また明日!

2012年12月22日 (土)

師走の三連休、皆さんは?

 キーンと寒さが身にシミ入る一日でしたが、マイクロ・デポでは、今日も二台をお納め出来ました。午後になるまでしとしと雨が続いておりましたが、午前中には「世田谷のYさん」に無理を申しあげて、雨の中を車輌のお引取りにお越し頂きました(ホントにご協力、有難うございました!)。

 午後にはマセラティ430前期型の”納車の儀(笑)”が採り行われ、「取手市のYさん(お土産を有難うございました!)」に無事お納めするコトが出来ました。ほとんどの”儀礼”が済みかけた頃には、事前の予報通りに空がいきなり好転し、爽やかにハレわたってくれました。夕方には御自宅に無事到着された取手のYさんより早速御電話を賜り、「初めてのマセラティ、最高でした!!」と喜びに溢れた御声が電話口から聞こえてまいりました。「なにせ、左ハンドルと云っても外車は”初代ルノートゥインゴ”に長く乗ってきただけなので、そんな自分が”あこがれだけで”マセラティなんて、ちょっと恐れ多くて心配・・・」と商談の時にご謙遜されていたのもあって、これで、ワタシたちも、ようやくホッとするコトが出来ます。お客さんの喜びはそのままワタシたちのモチベーションになるので、ホント有難いなぁ。

 ともあれ、明日の日曜は精神的にはチョットゆっくり出来そうですが、まだまだ甥や姪たちの”サンタさん”も明日一日でアレコレ考えなきゃならんのだな。今どきのコドモは難しいよね、プラモとリカちゃんぢゃ、とても満足しないんだろな(トシあるね:笑)。

 あぁ、あさっての月曜日24日は”イブ”である上に祝日ですが、ワタシたち三兄弟は普通に営業しつつ、作業に邁進しております。本日、マセラティクアトロポルテ最初期型(グリジオヴァルカーノ)も本篇ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方にアップ(トランク内画像のみ未アップ)しておきましたので、いきなり現車を月曜日にご覧になって頂くのも有意義な休日の過ごし方のひとつでは無かろうかと(笑)、ここでは些か強引に御提案しておきましょう。この一年頑張ってきた御自分へのご褒美にクアトロポルテ、なんて、ちょっといい話じゃありませんか。

 もっとも、”イブ”には皆さん色々とご予定もありそうですね。ワタシたちは粛々とキャラミの内装組み立て、スパイダーザガートの車検、シャマルの外装加修、ビトルボEの内装加修等々をやりながら、今年こそ(笑泣)、大掃除もしないとイケません。さぁ、まだまだシゴトだぁ!

 それじゃー、また来週!!

2012年12月21日 (金)

今日は冬至・・・師走もたけなわの一日

 はい、こんばんは。今日は午後から雨になるかもとの予報が出ておりましたので、雨が降る前にどうにか年末の懸案の数々をコナそうと思いまして、朝から頑張ってまいりました。

20121221012012122102 今朝も早くから”デポの主”たるマセラティキャラミ(Uさん号:大変大変お待たせして申し訳ありません!)のエンジンに火を入れて、表に出しました。

 先日は、プラグコードがお逝きになり(笑泣)、永井の新品シリコンコードに換装し、スパークプラグもすべて交換しておきましたので、今日は真冬の寒冷時にも関わらず、一発始動でした。カレンダーを見ますと、今日は冬至なんですね。”ユズ風呂”をユメ見てもう一息頑張りましょうね。

20121221032012122104 キャラミ、屋外で見ると、本当に存在感がありますね。美しい内装も見せ場のひとつです。

 ところで、昨日の夕方に「テツヲタ」さんの御厚意に甘えさせて頂き、蛍光灯とグローランプを調達して頂きました(いつも本当に有難うございます。御風邪の方はコジらせない様、お大事に)。ここ数年来の懸案であった、デポ一階場内の蛍光灯交換作業が、コレでなんとか行えました。夕方になって外から場内を覗くと、見違える様に明るくなっております。キャラミもご機嫌の様子で皆さんに感謝、感謝!年末になると、いつも特にそう思うんですが、ホントにワタシたちは顧客の皆さん方に支えられて生かしてもらってるんだなぁーとの感慨もひとしおであります。

20121221052012122106 伝統のマセラティ90度V8、4カムDOHCサウンド(ソレはもう、”ザ・スーパーカー”な音です:笑)をしばし堪能したあとは、コレまた懸案の「商品車撮影」が待ち受けております。

 今にも降り出しそうな空模様ではありましたが、どうにか雨の方は食い止ってくれました。曇天が功を奏してか、いつも画像で表現するのが非常に困難である”グリジオヴァルカーノメタ”も、大変美しく再現出来たようです。「マセラティクアトロポルテ最初期型」をご紹介いたします。内装は重厚な黒革。エンジンも血統正しきV型90度、4カムシャフト。この”いぶし銀の魅力”は現車でご堪能頂きたく思っております。皆さんの御来店をお待ち申し上げておりますヨ。

 それじゃー、また明日!

2012年12月20日 (木)

またまた、”ハヤシもあるでよ”(笑)

 はい、こんばんは。昨日の”黛敏郎さんネタ”は、皆さんに意外にも好評であった様ですね。今朝になってコメント欄を拝見し、特にワタシも「ウンウン」と頷いたのは、「練馬のH」さんから寄せられたモノで、「しかしYouTubeは危険ですね。黛さんの曲から脱線して。。。「みゆき野球教室」の「みゆき、みゆき、、、」を聞いて、なつかしーと思いながら。N○Kの「新日本紀行」のオープニング曲、「明るい農村」、それが「金曜ロードショウ」、「水曜ロードショウ」、なぜか「木枯らし紋次郎」、「大江戸捜査網」、はたまた「キイハンター」になり、芋づる式に聞いてしまった。その上、「オールナイトニッポン」のオープニング、「11PM」まであって。。。
 私が特に好きなのは、N○Kの「小さな旅」のオープニング曲です。これが何とも言えない哀愁というか物悲しい感じでいいんです。」

 ・・・おお、同志よ(笑)。コレぢゃ、ワタシとまったく同じネットサーフィンの在り方です。ここに出てくるの、前にこのブログにおいて何らかの形でネタにした番組も多いような気がします。オレ、全部分かるモン、この曲の数々(まったくもって、トシあるね:笑)。

 「小さな旅」のオープニング(光と風の四季より:音出ます、注意!)、大野雄二先生(このブログでも過去にご紹介したコトがあります)ですよね、ルパンサウンドでお馴染みの。ああ、オーボエの使い方とか、全体に流れるたおやかな感じが確かにカリオストロの城の主題歌(音出ます、注意!)っぽいよな、ちょっと。「大江戸捜査網(映像付:音出ます、注意!)」、このオープニングテーマ(フルサイズ音源のみ:音出ます、注意!)は本格的管弦楽曲として聞いても最高にいいです。玉木宏樹先生だったかな、山本直純先生一番弟子の。元気の無い時は、コレを耳元で三回聞けば「よーし、明日もヤルぞ!おー!!」と云う気持ちで眠りに付くコトが出来ますので、お試しあれ(間違えて、杉良太郎サマの”すきま風”聞いちゃダメよ→こっちはエンディングテーマ:笑)。ああ、コレ聞く前に「世界の恋人(日産の一社提供番組でアタマに流れるヤツ:音出ます、注意!)」を先に流すと、より一層放送当時の雰囲気が出て、美味しく召し上がれますヨ(笑)。

20121220012012122002 ・・・余談ばかりで、失礼いたしました。この手のハナシには目が無いモンで・・・。

 今朝ハヤくのコトなのですが、いきなり宅急便がやってきまして、「?」なワタシ。

 段ボール箱には、いきなり「マツケンカレー(笑)」とある。ツカミはOK!差出人は当ブログのコメント欄で最近すっかりお馴染みとなった「みっち」さんです。「コレはものすごいモノ(笑)が出て来るに違いない」と、シゴトが一段落したところで、三男とともにワクワクしながら段ボールを開けてみました。中からはキチンと三つに分け、丁寧にラッピングされた平べったい小箱とココロ温まるお手紙が出てまいりました。

20121220032012122004 ラッピングを解きますと、美しい化粧箱が。中心には懐かしい”オリエンタル坊や”がいつものように斜に構えております。

 ちゃーん!おお、あこがれのオリエンタルカレー(今となってはレトルトの方だけど)のセットではありませんか。メチャクチャ嬉しいぞ!ムカシ肉屋の店頭でみた”小指咥え坊や”の写真も懐かしい逸品であります。有難う、「みっち」さん!三人してヨロこんで踊っております。

20121220052012122006 わざわざ、スプーンまで入っているのだな、と、よくよく目を凝らして見ますれば、”オリエンタル坊や”が鋳込まれているのですね。ぐれーと&えくせれんと!

 で、本日のオチ。”ハヤシもあるでよぉ”と、「ハヤシ」のパッケージだけに書いてありました。先日ご紹介したムカシのCMでは「これは、あくまでカレーのCMなんだけど、姉妹品にはハヤシもあるからよろしくね」といったくらいの意味で「ハヤシもあるでよ!」だったのですが、この箱は自らを強く自己主張するために、あえてハヤシ自らの箱に「ハヤシもあるでよ!」と謳っているワケですね。

 もったいないから、お正月までとっておこ。お節もいいけどカレーもねぇー(は、ハウスだったな、キャンディーズもすでに昭和の彼方へと、なりにけりか・・・)。

 それじゃー、また明日!

2012年12月19日 (水)

なぜか、マイブームの”黛敏郎”さん

 今日もまた、北風がブーブーに吹き荒れて、体感的にも”超寒”な一日でした。なんだか、近頃「重度の心臓疾患」で倒れられたという話が身の回りにあまりに多い(本日も身の回りで二件)ので、寒暖差が烈しい気候の折は、皆さんも特にお気をつけください。ワタシ自身も充分に気を付けないとね、と思っております(が、コレがなかなか・・・:笑泣)。

 以前に一度「マセラティスパイダーザガートが出てくる出光のCM」の動画と云うのを、皆さんにリサーチしてみてねとお願いしたので、依頼主のワタシ自身もその後かなーり熱心に探してみたのですが、コレがいまだに見つからない。

 かつて出光興産が一社提供してた番組は、ワタシの知る限りでは「カーグラTV」と「題名の無い音楽会」の二番組。「題名の・・・」の方は、現在でも「アポロマークの出光興産の提供でお送りします」と日曜の朝に地上波でやってますよね。

 で、単にCMを集めまくった様な動画の検索よりも、「カーグラ」や「題名の・・・」の旧いのを丸ごとアップしてくれてるヤツがいないものかとそっち方面でリサーチ掛けてたら、”Mr.題名の無い音楽会”である、同番組の企画者で初代司会者でもあった、現代音楽の巨匠として知られる故黛敏郎さんの楽曲の数々にハマってしまい(だって、関連動画に色々と出て来るんだもん:笑)、本末転倒もいいところ。肝心のCMの方は惜しいところまで行くんだけれども、いまだに探し出せておりません。

 せっかくですので、今日は本末転倒の方、黛敏郎さん作曲の”もんのスゴク”聞き馴染みのある楽曲の数々をお楽しみください。

 まずは、コレ。知らない日本人は、ほとんどいないと思われる「スポーツ行進曲(いきなり、ものスゴ音出ますので、メチャクチャ注意!)」。・・・ダレだ?”馬場のテーマ”だって思ってたヒト(まぁ、ソレも正解なんですけど:笑)。”巨人戦”も髣髴とさせますね、当然の様に。しかしながら、フルコーラスを聞く機会は、皆さんも今までほとんど無かったコトと思いますヨ。この曲は、その誕生の出自から(テレビ局の依頼による)CMソングと同じような造りになっており、その時々で要求される”尺”に合わせて、どこででも切ったり貼ったり出来る様になってるところがスゴイんです。ですから、皆さんの耳に馴染んでいるのは、起承転結の起だけのヤツか、起と結の終結部分だけを強引に組み合わせたバージョンか、であるコトが多かったと思われます。短くっても物足りなく無いし、長くても冗漫さが無く、最後まで緊張感がある。天才の仕事であります。他局にもそれぞれのスポーツ番組用テーマ曲というのがありますが、ここにご紹介の「スポーツ行進曲」がもっとも知れ渡ってると思われますよね。

 続いては、コレ。「NNNニュースのテーマ(いきなり大音響に注意!)」・・・コレは若いヒトは知らないかもしれませんね。われわれ世代には、日テレ夜11時台の「きょうの出来事」などで、耳に馴染んでおります。寝る前に聞くと「オシッコにいけなくなるくらい」にコワいサウンドです。当時のニューステーマ用音楽は各局どこのモノも、「いかにコワくするか」を競っていたようで、この曲も例外では無く、主題部分の不協和音と、ヒトを不安にさせるコード進行がなんとも云えずに不気味、かつ落ち着かない気分にさせてくれます。最後は強引に長調に転調して”明るい未来”を想像させようとしてますが、最初のがコワすぎて・・・。中間部の”静穏”な部分はコレで初めて聞きました。貴重なフルサイズ音源ですね。

 今日の最後は”オマケ”黛さん在りし日のCM画像「マツダ・ルーチェ(レガート)」。確かこの型のルーチェには最初”レガート”のサブネームが付いていたのですが、商標権だか何かの問題で、スグに引っ込められたのだったと記憶しております。そもそも音楽用語の”レガート”に引っ掛けての起用だったのだろうと思います。

 あー、今日もアパートパソコン逝去のため(笑)、小ネタで失礼いたしました。

 それじゃー、また明日!

2012年12月18日 (火)

パソコンがオーバーヒートして、”しゅー(泣)”

 はい、こんばんは。昨日もたくさんのコメントを有難うございました。皆さん、お気づきかもしれませんが、最近のこのブログ、アップ当日の記事にコメントを頂戴いたしますと、大体お二人目のあとに、出来るだけ”たこちゃん”名義のリアクションコメントを入れさせて頂く様にココロ掛けております。

 昨日、「そろそろ、コメント入ったカナ?」とソレをやろうと思っていたら、直前までデイリーモーション動画を見ていたハズのアパート常備パソコンが突如画面暗転したまま復帰しなくなり、2回続けて再起動して、そのたびに元に戻って通常通りに使えていたのですが、3度目の正直(”二度あることは三度ある”の方かな:笑)でまたまた落っこちまして、三回目はついに電源が完全に入らなくなってしまいました(大泣)。

 「また、内部にホコリが溜まっちゃったかな?」と、すべてのハーネスと電源コードを抜いて禁断の分解作業に突入。なんか、コレも年末の恒例行事になっちゃってる様な気がしながらも、ケースを開けるとドコとなく「キナくさい」にほいがいたします。あー、なんか、電源ユニットと云うよりも、マザーボード自体がお逝きになってる様な気がするなぁー。色々と、放電作業もしてみましたが、その後電源スイッチを入れてもウンともスンとも。インジケーターランプはチラリとも点灯いたしません。今までのトラブルとはちょっと違い、コイツは手ごわそうです。

 電源抜いたまま丸一日放置プレイに処しましたので、本日アパートに帰ったら、本格的に分解してみようと思っておりますが、ダメかなぁー、やっぱり。一応、オプションの保証を付けていたハズだと購入先のヤ○ダ電機に電話したら、まずは最寄の店まで持って来いとのコト。クルマが無いから持っていけんのよ(泣)。年末に来てイタいハナシよのー。

 ・・・皆さんも、パソコンは時々お掃除いたしましょうね。何事もメンテナンスが大事と云うコトだわなぁー。と云うワケで、今日も”たこちゃんコメント”は出来ません。面目ない!

 それじゃー、また明日。

2012年12月17日 (月)

”めんきょ”も”せんきょ”も更新完了(笑)

 昨日は、久しぶり(夏休み明け以来)に千葉の我が家に帰りまして、運転免許証の更新と、せっかくだから、この機会にと、”不在者投票”すらもメッタに出来ない、衆議院議員選挙の投票にイッてまいりました。

 まずは、午前中の早い時間に幕張の免許センターに到着いたしましたが、本来の駐車場はもう一杯で、通常”試験コース”となっているエリアまでパーキングスペースに供されておりました。

 ワタシに課せられる講習は違反講習(二時間)。講師が申しますには、「本日は、通常は1500人前後のところ、今現在で3400人の方がおみえになっております。」とのコト。混んでるワケだよなぁ。ヨメには適性検査(目の検査)の12列もある長蛇のどれかハヤそうなところに並んでおいてもらい、ワタシ自身は申請書を貰う列に並んだり、印紙を買ったりと分担でコナします。

 ヨメとバトンタッチして、列につきましたが・・・あー、ゴールは霞の彼方といった感じです。初めのうちは、当ブログのコメント欄を”iモード”でポチポチしながら拝見し、皆さんから寄せられた”カオスねたの数々”に目を細めつつ、ニヤニヤしながら列が短くなるのを待っておりました。そのうち、「この調子で午前中の講習に間に合うのかなぁー」と思うほどに待たされましたが、10時10分頃にはようやくワタシの検査順が回ってまいりました。今度は、「今まであんまり考えたコト無かったけど、”目”、大丈夫なのか?」と内心ドキドキしながら臨みましたが、なんとか問題なくパスするコトができました。「フー!」、今まであたりまえであったコトが段々と心配になってくるのは、”トシあるね”のせいに違いありません。

 今度は、写真を撮影してもらい、講習室へと向かいますが、ワタシが受付にまいりますと、担当官が大声で「あー、コレで終わりだから!」と叫んでおります。「?」・・・先行して開始される講習室がワタシの直前の方を最後に一杯になった模様です。「えー!?」

 ああ、想い起こせば、さっき目の検査で並んでいた時に、「ゴールド講習」の申請書をチラつかせながらワタシの直前にいたヒト(「大体、ゴールドなんだったら、地元のけーさつに行けよー、このク○混んでる日に、わざわざココに来んでも」と内心思っておりました、偏狭なワタシ:笑)が、どうにも目の検査に時間が掛かり、その上”不合格”となった様で、列からハジかれてしまいましたので、「アレさえ無ければ・・・」と悔やまれるコトしきり。

 指定された講習教室に足を運びますと、ワタシの顔を見た担当の講師さんが嬉しそうに「あなたが一番です!」と云うので「ああ、そーですね」とチカラ無く返答いたしました。・・・「でも、まぁ、いっか。免許証貰う時には、この教室で一番なんだよな、確か」と思い直しまして、万事塞翁が馬の心境になりました。

 ソレにしても、木製の折りたたみイスに二時間近く座り続けるのは、シリ肉のウスい(笑)体型のワタシには拷問でした。でも、千葉の免許講習ではいつも思うけど、「で、何が云いたいの?」みたいな独特のモノで、色々な統計数値を引っ張り出してはくるのですが、ソレら相互の数値を関連付けて「だから、あーしましょうとかこうしましょう」みたいなのが、安全運転とか事故撲滅の観点にたった結論に落とし込めない様なハナシになってしまいます。ある意味”カオス(笑)”です。

 ところで皆さん、最新の改正法令には、後席シートベルト着用義務(運転者が着用させる)と云うのがあるのはご存知でしょうが、違反して反則キップを切られるのは、自動車専用道路と高速道路上だけらしいです(知らなかったのワタシだけ?:笑)。まあ、一般道路上でも法令上は義務化されていると云うので、皆さん、運転者御自身の安全のためにも、後席着用は励行した方がいいですけどね。後席の体重60キロは前席の後頭部目掛けて1800キロ(1.8トン)になって飛んでくるそうです(例のダミー人形映像は結構インパクトがありました)。

 さらに、こんなハナシも飛び出しました。皆さん、夜間に道路を走行する時、「実は、ハイビーム点灯が基本」って知ってましたか?・・・こういう理屈らしいです。時速60Km/hで走行中にパニックブレーキを掛けた場合の制動距離は44メートル、ロービームでの前方照射距離は40メートル(特に”最近のヘッドライトは切り取った様にしか照射しないでしょ”という、新型車にはちょっと辛口なご意見付き)、だから、ロービームでは、対象を発見してからブレーキを踏んでも4メートル分間に合わない。・・・うーん、コレはなかなか科学的ご意見だなぁ。都内などの”市街地走行”においては、直前の前方車や、対向車がいるからこそ、幻惑を防ぐために”ロービーム”に落としているに過ぎない、と云うのがホントのところだそうです。

 いや、ワタシもムカシから不思議に思っていたのは、車検の時に光軸と光量を主に検査する対象になるのは、”ハイビーム”の方(ウチの三男によると現在は車種により方式が色々あるので最新事情は変わっているそうです。)であったので、コレで合点がいきました。まさに目からウロコ。東京で生まれ育ち、シゴトを得たワタシは、やはり基本が”市街地走行”になっておりますので、”ロービームが基本”であると、ずーっと勘違いしておりましたが、確かに千葉に引っ越してからは、ダレに云われるというコトもなく、自動的に”ハイビーム照射しっぱなし”をせざるを得ない局面がたびたびあるのも経験的事実であったので、トコロ変われば講習内容も変わるモンだよなぁー、と得心いたしました。

 よく、赤信号の下に緑色の”→”、出てますよね。何年か前から「右折可」である上に「転回可」の意味も持たされている様です。もちろん、その道路に「転回禁止」の標識がある場合には、単に「右折可」と読まなければなりません。・・・まさにトラップです(笑)。

 自転車も、近頃では道路交通法上いったいどーゆーコトになってるのか、ワケがわからなくなっておりましたが、アタマの中を整頓出来ました。まず、道路交通法上での自転車の扱いは”軽車輌”だそうです。「歩道と車道をどう走るのが正解か?」と云うのは、「13才未満と70才以上」のヒトは「基本歩道」で、ソレ以外のフツーの人々は「原則車道」。しかしながら、運転者の判断で「このまま車道を走るの、こりゃ、あぶないな」と思えば「歩道も走ってよし(但し、”超徐行”で・・・制動して1メートル以内に停止出来る速度)」なんだそうです。また、いずれの場合であっても自転車が歩道を走行する場合には「道路の進行方向左側の歩道内の車道側(あー、ややこし)を最徐行する」というのが、現行法令上の正しいあり方らしいです。千葉県には条例もあるらしく、「傘さして自転車を運転」「携帯メールしながら自転車を運転」などなどは、5万円以下の罰金だそうです。東京ではどうなってるのかな、このあたり。練馬区内には伝統的に「雨の日も雪の日も、傘さして”根性で”チャリンコに乗る」独特の文化が今もなお根強くあり、しかもソレに付け加えて”携帯メール”やってるアホ高校生には、ワタシもよくヒカれそうになってますので、こヤツらは全員早く”お縄”にして欲しいモノです(笑)。

 ワタシもこれから3年後の更新時期まで頑張れば、あこがれの”ゴールド免許”を手に入れるコトが出来るらしいです。但し、件の”統計数字”を見ますと、ゴールド免許を持つ「今まで無事故・無違反だった」人々が意外にも重大事故の当事者になっている率が近年高いようです。また、80キロ以上の高速度帯よりも、40キロ以下の低速度帯の方が、重大な結果を招く事故の発生率が高いそうで、コレもまた意外。師走で何かと気ぜわしいとは思いますが、免許証の色に関わらず、どなた様も”本当の安全運転(危険回避、予測運転)”を励行されて「よい新年」をお迎えください。・・・あー、一夜明けたら、下馬評通りの展開でしたね、”せんきょ”の方は(まぁ、なる様にしかならんダロ:笑)。

 それでは、また明日!

2012年12月15日 (土)

”カオス車”考・・・昨日の続き

 きょぉーも、ク○寒い(まぁ、おげれつ:笑)一日でした。階下ではマセラティスパイダーザガートのタイミングベルト交換作業をやってましたが、次男さん、三男さんが頑張ってエンジンの再始動と調整まで漕ぎ着けました。

 ワタシの方はと云えば、明日が懸案であった”免許書き換え”のラストチャンス。どーしても幕張までイカねばなりませんので(ここ数週、土曜日に全開でトバしすぎて、毎日曜日は寝込みモードだったんです:笑泣)、しょぼしょぼと雨の降る本日は、体力温存のために、と、”ですく・わーく”中心の一日を過ごしました。おかげで年賀状が滞りなく完成し、すべてのチェックが済みました。コレも年末には毎年アタマのイタい作業なので、終わってちょっと肩の荷がおりましたヨ。

 さてさて、昨日の”カオス車”ネタ、コメント欄が充実していてワタシは喜んでました。中でも「練馬のH」さんが寄せてくださった、旧ソ連の”ドリル足(アルキメディアンスクリュー)”戦車:”ZIL-29061”は、超絶に面白かったですね。・・・”軍用試作モノ”だからちょっとズルいけど(笑)。ワタシの中での”ジル”というのは、ZIL117(だったかな?)と云う巨大リムジンが、小学生の頃”ご愛読”してた学研の自動車図鑑において「世界一重い乗用車」として紹介されていたのが印象に残っている、と云う銘柄です。朝一番で家を出る前に動画(音出ます、注意)を拝見して「キャッキャ、キャッキャ」喜んで出掛けました。皆さんも動画ご覧になってみた方がいいですよ、コレ。なんか、コドモの頃におもちゃ屋の隅でいつまでもホコリを被ってた「パチモン(無版権モノ)特撮兵器プラモ」の芳醇なかほり(笑)が漂う逸品です。

 「Ryo」さんがあとで寄せてくださいました、旧ドイツのBv141になると”軍用試作モノ”な上に、コレ、”ヒコーキ”ぢゃねーか(笑)。それにしても、ヒデー(ホメ言葉ですヨ:笑)飛行機だよな。岡部いさくさんの”世界の駄っ作機”シリーズのどれかの巻に出てたな、コレは。”ヒコーキのカオスもの”はこのシリーズ本に大体網羅されていると思われます。

 ところで、・・・いや、いや、いや「おぐ」さん、ワタシ自身の見解では、「カオス=カッチョ悪い」ではありません。イソ・グリフォもソレに近似しているクーペ9も「もんのスゴクカッチョいい」と認識しております。・・・欲しいかどーかは別にして(笑)。

 飛行機屋さんのこしらえたクルマは得てして”カオスのかほり”がどうしても漂ってしまうようで、”サーブ92”とかも、たいがいスゴイですよね。エンジン”2サイ”ですぜ、あのカッコで。

 昨日のワタシはホンダに結構カラかった様な気もいたしますが、四輪界進出にあたって、最初に造り販売に漕ぎ着けた「ホンダT360最初期型」なら思う存分に(笑)カオス車と認定出来ます。初めて造った四輪、それが軽トラ。ここまでなら当時でも全然普通のコトです。ソレが、DOHC4気筒・4連装キャブレター・タコ足集合エキゾースト・ミッドシップなんですから、「カオスりまくって」いるコトは疑いの余地がありません。「無駄≒バカ(笑)」の要素はカオス車の一要素として重要だと考えます。また、ちゃんとしたそれなりの企業が、一応採算ベースとかマーケットリサーチとか何かを散々考えて造った結果が「コレかよ!(笑泣)」であって欲しいものです。そういった意味では、もっぱら後天的な改造により「カオスらせた」存在の”ジプニー”、”デコトラ”、”痛車”はちょっとワタシの持つ”カオス車”イメージ(と申しますか、定義)とは違います。でも、”ジプニー”とか”サムロー”とかはワタシも乗ったコトあるけど、ワケわかんなくていいですね(異国情緒を目いっぱい堪能出来るのが良い)。

 もっとも、昨日「Wさま」さんに大きなトラウマを与えてしまった(笑)一連のタトラなんかを初めに見ちゃうと、他のはみんな小ネタに見えてくるような気もいたします。すまないけれど、極東の島国のワタシからみれば旧チェコ製と云うだけで未知の天体からやってきたように思われますし。第二次大戦前後のこの時期には、フランス製のブガッティアトランティッククーペ(音出ます、注意)とか、一連のドライエ(デラヘイ)とか、スペインにおいてイスパノスイザの再来と称して登場し、フェラーリに挑戦したペガソの高級スポーツカーシリーズとか、カタチがそれぞれに”もんのスゴイ”んだけども、コレは単に当時の「スーパーカー」であると云うコトであるだけ(あー、ややこし:笑)なので、現在では普通にビンテージカーとか、ヘリティッジカーとして遇され、全世界コレクターの垂涎の的となっているモノに過ぎません。・・・カオスの称号(笑)は、必ずしもお金持ちだけのモノとは限りませんね。

 それでも、「練馬のH」さんが仰せの”光岡オロチ”などは新らし目の国産車ではありますが、業者オークション会場でも見たし、地方都市の市街地で実走行中のシーンも見たコトがありまして、コレの外観から発するオーラはまさに”ヒデー(笑)”です。内装とエンジンをもっとメチャクチャな(笑)コトにしておいてくれれば、15年後に間違いなく”カオス車”の称号を得るコトが出来ましょう。

 今日は、このあと千葉の家に帰ります。皆さんのコメントを携帯でポチポチと楽しませて頂きたいので、色々と教えてくださいな。

 それじゃー、また来週!!

2012年12月14日 (金)

今までに出会った、カオス車(笑)

 今日も、夕方までオモテでの作業を断続的にやっておりましたが、ホントに足の先からしんしんと冷えました。皆さんお住まいの地域でも本格的な冬を実感されていると思いますが、”お正月休み”まで、あと残すところ二週間といった感じになりましたので、いよいよ風邪など召さぬ様に暖かくしておやすみください。

 本日も、”ネタ帳Part2”より、「Wさま」さん(いつもホントに有難うございます!)から頂戴した「今までに出会った、カオス車(笑)」をテーマに一席を設けたいと思っております。

 さてと、”カオス車”ときたか・・・カオス(Chaos)=混沌だよなぁー、秩序無き状態のクルマってコトかぁー。・・・ビトルボマセラティって意外と”整然”としているところがあって、世間の認識ほどには「カオスってない」クルマなんですよねー。

 ワタシのサビ付きかけた”電子頭脳”を今から動かしてみますからね・・・「うー、うー・・・」(泣)。昨日の国産車デザインベストテンをヒネり出すのもかなーりな根性を要したのですが、結構難しいぞ、コレ。ワタシ自身がちゃんと出会って無いヤツだったら、70年代までの「空冷リアエンジン、タトラ全車。以上!(ウィキペディアで、そのカオスりまくってる様子を逐一ご堪能ください:笑)」って感じなのですが・・・”チーン!”はい、出ました。

 一番スゴイの、これ。フジキャビン ・・・画像を山ほど見たい場合は、グーグルで画像検索すれば色んなのが出てまいります。でも、さすがにトシあるねのワタシも、コレの現役路上走行風景に出くわしたコトはありません。トヨタ博物館と日本自動車博物館の展示車輌でお目に掛かりました。そういった博物館モノなら、ダイハツBee とかフライングフェザーってのもあります。どちらも国産車であると云うことが俄かに信じがたい”アヴァンギャルド”なフォルムと成り立ち。現在の保守的な日本車からは想像出来ない斬新なテイストに満ちています。まさに、戦後の動乱期から間もない”カオスな時代”が生み出した気色悪さが出色です。ものすごく高邁な思想を”真面目な出たとこ勝負のやっつけシゴト(笑)”で具現化しようとしているところに時代の空気感がジュルジュルとにじみ出ています。量産?なんスか、それ?みたいな。

 でも、博物館物件ばかりぢゃ、なんかズルい感じもしますね。・・・なんか無かったっけなぁー。く○った様なボディデザインと工作、○るった様なエンジン、イカサマくさい成り立ち、目標地点はどこ?無駄な高性能・・・キーワードをアタマの中に羅列しつつ、ワタシの中に湧きあがってきたのは、

 ホンダ1300クーペ9イソ・グリフォ(特にボンネットが二階建てになってる”7リトリ”)の2台。奇しくも前者が後者をマネたと思しきフロントマスクを持っているところも暗示的です。「いや、まさか日本人にイソ知ってるヤツは5人くらいしか居なかろう」といったナメた姿勢も称賛に値します(笑)。あ、ワタシ、クルマもバイクもホンダが体に合いません。今までホンダ車に乗ってコレいいなぁーと思ったのは、初代シティだけかも知れません。自分の車歴見ても「ビート」ただ一台、ソレもたった3カ月で放出だし。昨日のネタにも、そう云えば一台も出てないやー(笑)。世の中的には「S500・600・800」などのスポーツカー、NS-X、初代シビック等々、エポックメーキングなクルマとされているモノも多いのにね。初めて買ったホンダMB-5(原付っス)から、ダックスホンダ70とかホンダXL-125、同250など、思い起こせば結構二輪の方は持ってたんだけどなぁー。でも、もう一度欲しいと思わせてくれるモデルが一台も無いと云うところがニクイ銘柄です。

 あー、スチュードベーカーアヴァンティっつーのもあったな、前にここでネタにした事があるよなーコレも。もひとつ、ダレがなんと云おうとも”立ち位置が不明”なクルマ、ジェンセンインターセプター 。現在で云えば・・・あっ、フェラーリFFっつーコトかぁ、登場が40年ハヤ過ぎたのね。シューティングブレークって響きにはタマらないものを感じるのではありますが。

 それじゃー、また明日!今日は白菜&豚バラ鍋喰って寝ます。

2012年12月13日 (木)

新旧日本車における良いデザインだと思えるベストテン!

 あー、こんばんは。おそらく世界で一番マセラティシャマルを遅ぉーく走らせるコトが”特技”のたこちゃんでございます。今日も(おそらくは)全国的に寒かったですね。柄にも無く、出社前にはN○Kの政見放送なんか見ちゃったりして、ソレ見て、この国の先を想うとより一層「ゾーっと」したりして・・・とにかく寒い(カラダも、ココロも、おまけにフトコロも:笑泣)!!

 はい。今日は先日こしらえた”ネタ帳Part2”より、「新旧日本車における良いデザインだと思えるベストテン!(byみっちさん)」をお送りしてみようと思っておりますが・・・アタマ回ってねいなぁー(笑)。まっ、いっか。何とか書きあげましょ。

 まずは「総合的によいクルマ」では無くて「良いデザイン」と云うところにこのお題のキモがあると見抜きました。ワタシの言葉に翻訳すれば「たこちゃんが新旧日本車の中から選ぶ、カッチョいいデザインベストテン!」ってなコトになりましょう。

 で、ここで正直なワタシの見解を述べますと、「なぁあーんだ、たこちゃんって、マセラティ屋なんかやってカッコつけてるくせに、結構フツーぢゃん」と思われる向きもあろうかと”シャチョー的な体面”を考慮いたしますと・・・出てこないモンだなー。結局”美的感覚”ダケが問われてしまうのだな。ばいやー(ヤバイ)、ばいやー。

 ・・・で、”正直なところを”とりあえずズラズラと書いてみた。

トヨタ2000GT(前期型限定←コレにはそーとーなコダワリあり。)

トヨタスポーツ800(色はシルバーがいいな。)

ニッサンフェアレディZ初代(の前期型、バックランプがテールランプに入っているモノ。)

ニッサンチェリーX1クーペ(ハッチバック、とりわけX1-Rの白がいい。)

トヨタセリカ初代(ダルマの初期型1600版限定:ターコイズブルーかクリームイエローのGTがいい。)

マツダコスモスポーツ(コレはお口のデカイ後期型がいい。)

スズキフロンテクーペ(コンチネンタルマルーンかパーシモンオレンジ:どっちも持ってたヤツだぁー:笑。)

いすゞ117クーペ(丸目限定。必ずしもハンドメンドでは無くていいの。)

いすゞピアッツァ(超初期型の角目限定。色はシルバーかレッド。)

日野コンテッサ1300クーペ(ミケロッティだし。4ドアセダンもいい)

 ・・・ここまでが十傑。中でも一位はマツダコスモスポーツ、二位はフェアレディZ、三位がトヨタスポーツ800。あとは序列付けるの勘弁して・・・(笑)。

 以下次点の様なモノ・・・

アルシオーネ初代(の初期型で四気筒:白限定。)

アルシオーネSVX(うー、このクルマへの思い入れはほぼ無いんですけどね、ジウジアーロだけど。)

いすゞジェミニ初代(でも、コレはオペルカデットだよなぁー。)

トヨタスターレット初代(ジウジアーロっぽいと云われているクルマ。)

プリンススカイラインスポーツ(ジョヴァンニ・ミケロッティーだし・・・。)

オートザム(マツダ)AZ-1[スズキキャラ](出来れば、ソリッド濃紺のヤツがいい。)

 ・・・とムリヤリ捻りだしてみたものの、ちょっとムリがあるかなぁー。ああ、ココ20年のヤツはまったく入って無いですね、と申しますか”アウト・オブ・がんちゅー”なもんで(笑泣)。

 まぁ、スバル360、同R-2、ff-1。ダイハツコンパーノシリーズ、同シャレード。マツダR360クーペ、同初代ルーチェ(ベルトーネ)等々ももちろんアタマの中にはありましたが、デザインのみに焦点をシボった場合には、インパクトがヨワかったのでハズしました。

 あとは、皆さんのチカラ頼り。コメント欄の方でなんとかしてちょ(笑)。

 それじゃー、また明日。

2012年12月12日 (水)

マセラティシャマルの下周りを見てみよう!真打登場。

 はい、こんばんは。先週あたりからは、東京練馬でも吐く息が白く見えます。朝早くには霜も降りて、いよいよ本格的な冬の到来を感じますね。今日は、2012年12月12日。ワタシの通信簿の様に”1”と”2”が仲良く並んでおります。正月休みまであと二週間といった感じまで、暮れも押し迫ってまいりました。色々と冬ならではの流行病もあるようです。うがい、手洗い、除菌・消毒と手を尽くして、これからも元気にバリバリと働きたいものです。

20121212012012121202 ・・・で、本日はついに皆さんお待ち兼ねの真打登場。マセラティシャマルの下周りを現在リフトアップ作業中の「新宿区のAさん号(たいへんお待たせして申し訳ありません)」で解説してまいろうと思います。Aさん、あとちょっとですからね、色々と抱えた懸案事項をひとつずつ突破して、すでに”峠”は越えましたから。

 リアバンパーから順を追って前へ前へと進みます。このあたり、バンパーの形状以外は、他の見慣れたデ・トマソ期ビトルボシリーズ各車と大きくは変わりありませんね。

20121212032012121204 デファレンシャルギアボックス周辺に、顔を近づけていきますと、普段は見えにくいところが順次見えてくるようになります。

 ビトルボ系マセラティでは、スピードメーターケーブルが、メータークラスター内→ダッシュボード内→センターコンソール右側内→右リアシート座面下部と長大な経路で取り回され、最終的には、このようにフロアを貫通して床下に出てまいります。

20121212052012121206 さらに前方に進みます。シャマルはシャマル専用のエキゾースト&キャタライザーシステムを持っています。

 後のクアトロポルテV8やエボV8ともまったく異なるモノです。こうしてリフトアップしてフロア中央にキチンと収まっているのを見ますと、コレがどーしてハラを摺るのだろうと思いますが、車輌本体を接地させますと、「あっ、ダメだこりゃ(笑)」な低さであるコトがわかります。100円パーキングの踏み板や段差の乗り越えなどには充分な注意が必要です。

20121212072012121208 続いて、ゲトラーク6速マニュアルミッションと3.2リッターV8ツインターボエンジンを下から見上げます。

 シャマル特有の装備としては、頑健極まる”極太フロントスタビライザー”と云うのがあります。ギブリやクアトロポルテと比べても倍以上の線径では無かろうかと思います。太いおかげで下にも出っ張るので、このスタビライザーの固定金具部分はちょっとしたバンプでもすぐに摺れます。この件に関しては「りゅたろう」先生から”イヤミな”コメントが寄せられるであろうコトが、すでに国会で決議されております(笑)。

 一方、右の写真では、なかなか写真に写ってくれない”S字型スレイブアーム”を捉えましたので、このメカニカアッティバ独特の配置をご覧になってください。同じメカニカアッティバでも、このシャマルをはじめとするデ・トマソ期モデルと、ギブリ以降のフィアット期モデルでは、設計に違いがあるコトを過去記事と比較して”おべんきょー(笑)”願います。

20121212102012121209 フロントバンパー側面底部はこのようになっております。このあたりは、ギブリやクアトロポルテ一族とよく似ておりますね。

 ラジエターファンの下部には、ギブリやクアトロポルテでお馴染みのエンジンオイルクーラーが見当たりません。このようにシャマルは意外と全体的に、余計な”コワれどころ”が少なく、スッキリしていて簡素なのです。

20121212112012121212 左右のフロント足周りを、ちょっと後方から見たところ。美しいアルミのロワアーム、サブフレーム側の取り付け部にはトライデントが鋳込まれています。

 いつもの様にタイロッドエンドは左右合計4個。左右のステアリングラックエンドを合わせて6個のエンドを持つ、ステアリングの”センター出し”や、アライメント調整にはいつもアタマを悩ませる設計です。

20121212132012121214 本日のしんがりは、左右リアの足周りです。ギブリ以降のフィアット期ビトルボ中、いわゆるフェラーリデフを持つものに特徴的なデフを取り囲む頑丈な鋼管フレームがありません。

 原則的に222などと同様のサブフレームに、サスペンションアームのみプレス鋼板製から鋼管アームに変更した設計のものを取り入れています。これは、ごく初期のギブリ(非フェラーリデフ・非ABS)と同様の構成となっており、エンジンはともかくとして、下から見上げた状態からは、初登場当時の原初のギブリこそが、シャマルの兄弟車と云うのに相応しいと思われます。フロアプラットフォームの設計自体、ショートホイールベースであるコトと、先ほどの”ブッとい”フロントスタビライザー以外には違いが無い様に見えてまいります。現在、中古車市場で冷遇されている”初期ギブリ”の方にも、それはそれでスパルタンな良さがありますよ、ってなコトが本篇ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」のギブリ解説コーナーの方にも書いてありますが、なんとなく、コジツケ的に云ってるダケでは無いというコトをご理解頂ければ有難いです。

 それじゃー、また明日!暖かくしてお休みください。

2012年12月11日 (火)

匍匐前進は後退では無いと思う。

 皆さんからの暖かいコメントの数々で、今晩はちょっと「マイってる心」が慰められた様に思います。昨日のコメンテーター諸氏だけをとりましても、私の知る限りでも、北から、岩手・宮城・千葉・東京23区内・東京多摩地域・神奈川・静岡・愛知・大分と広範囲にお住まいの地域が分散しておりますね。日本全国に当店を支持してくださる「旧車ファナティック」の方々がこんなにもいらっしゃるなんて、心強い限りであります。

 今朝早くに一本の電話がありました。当店の”春日町時代”からのふるいお客さんが先月の終わりに突然倒れられ、二度にわたる大きな手術を手厚く施されたにも関わらず、その容態が深刻である旨を奥様がお知らせくださったのです。マセラティをこよなく愛してくださる内科のドクター。

 私如きに、この上も無くつらい現在の心情を切々と吐露され、「もっと、元気なうちにああしてあげればよかった、こうしておけばよかった・・・」と悔やむばかりのお言葉。こんな時にはどのような言葉を掛けて差し上げるべきかと逡巡しつつ、そして初めて当店を訪れた頃のご主人の健康的な笑顔、奥様とお子さんたちのお元気そうな姿ばかりが頭の中を駆け巡り、しばし驚きで二の句が継げない状態でただただ黙って相槌を打つばかりでありました。

 このブログをご覧の皆さん、生き急がないでください。ご家族のため、ご自身の理想のため、そして社会貢献のためにと、普段から自らを顧みる事も無く、とことんまでご自身を追い詰めつつ、我慢を重ねて社会生活をされている方々の一方では、日々、徒にブラブラしつつ、チョロく生きている人々もいるのが、この国の現実です。ソレを横目で見ながら働くと云うのもストレスが溜まります。

 ちょっとずつの前進でもいいじゃありませんか。今の日本、ともすれば、働く者は働き過ぎで、そうで無い人々の分まで過剰に結果を出す事を須らく要求されると云う、歪んだ社会になっていると思わざるを得ません。しかし、”働く者”には後退する事がもはや許されないとするならば、「匍匐」でゆっくりと半歩ずつでも先に進む。そして、けっして無理はしない。私自身もメールの返信や、このブログ内などで、皆さんに折に触れて「ご自愛ください」と書き添える事がありますが、これは社交儀礼などではなくて、いつも本心より申し上げております。

 一億総中流と云われた時代が、とにかく懐かしい。年功序列と終身雇用、そして年金や預金金利を人生設計の基盤と出来なくなって以来、現在40代・50代のほとんどの人々は職種を問わず、これからも人生の晩年までハードでストレスフルな日々を強いられる事でありましょう。まだまだ先は長いです。定年なんて、きっとありませんから。

 アレを食っちゃダメ、コレをしちゃダメ、何でも節約でガマンガマン・・・。せめても、と、自分への褒美として趣味の車を持った人にとって、それに乗れなくなると云うのは、あまりにもツラ過ぎます。

 本当に人生は一度きりで、いつその終焉を迎えるかは、まったく我々の意の外にあるのだと、このたびも深く考えさせられました。元気なうちに”一瞬に昇華する、圧倒的な感動”をどうすれば日々感じ取って頂く事が出来るか。一生懸命に働いている人々へのご褒美に相応しいクルマとは。その周辺をいよいよ深く追求してみようと決心いたしました。・・・浅学非才の私などに出来そうな幾許かの社会貢献は、結局それくらいしか無いのですから。本日は、申し訳ない思いでいっぱいの夜です。それでも前に進みましょう。皆さんの日々の暖かいコメントには本当に感謝し、そして励まされております。

 では、また明日。

2012年12月10日 (月)

気が付けば、50万ヒット!

 ←まずは、左側の上の方にある”アクセスカウンター”をご覧ください。「ごじゅうまん、超えてるヨ、ごじゅーまん(笑)」。ほそーく、せまーい、クルマねた(笑)中心の”番外地ブログ”としては、よくぞここまでになったモノだと、毎日、毎日工夫を凝らしたコメントを寄せてくださる”常連コメンテーター諸氏”とともに、その喜びを分かち合いたいと思っております。有難うございました。

 で、最近、日々「カロッツェリアザガート研究会」とか「アレッサンドロ=デ・トマソを偲ぶ会」とか「マルチェロガンディーニ友の会」と化しているコメント欄をご覧になって「いよいよヒイている」と思われる”当ブログの初心ウォッチャー”の方々に一言ワタシ(たこちゃん)から申し上げておきますと、「ここは、そういうところです(キッパリ)」。←救いになってない(笑)。

 一応久しぶりに書いておきますと、ここは「マセラティでイッてみよう:2」と云うブログでして、本来、商用サイトたる当店ホームページのおまけ。中途半端に(笑)旧いマセラティやフェラーリをはじめとするクルマたちの話題を中心に、どんどん本筋からハズれて行くのが一大特徴であります。おそらく6割以上はクルマと関係無かったりもいたします(これまたキッパリ)。ハッキリ申し上げて、本文よりコメント欄の方が面白いですから、日々チェックされている方々は、コメントも熟読されますと、より一層美味しく頂けます(笑)。

 皆さんが、色々とマセラティ車とその周辺事情を”おべんきょー”されて、いよいよ「ディープにディープに」なっていらっしゃるのを拝見しておりますと、ワタシといたしましても、ヒジョーに頼もしく感じるモノであります。この際、りゅたろう先生には、一日分受け持ってもらおうかな(”私とヌォーバ・パンテーラ”とか云うお題で←いや、自由律の方が書きやすいかなぁー:笑)。

 ワタシは「歌○さん」ですから、色々なハナシを振らなければなりません。コレを週に6題考えなきゃならんと云うのも、なかなか大変なのですが、脳みその老化防止効果を信じるコトといたしまして、いよいよ「面白くって、タメにならない(笑)」クルマブログの金字塔を打ち立ててまいる所存でございます。

 昨日の”初心ウォッチャーさん”も今日の”ヘビー常連コメンテーター諸氏”となり得ます。「オレは文章が苦手だから・・・」と尻込みせずに、日々食いついてきて頂き、一行のコメントでも入れてくださいますと、ワタシ自身もモチベーションをアップさせて行くコトが出来ますので、よろしくお願い申し上げます。

 コノ手の”クルマ屋ブログ”において、コメント欄でも遊べる(しかも、月~土の毎日確実に更新されている)と云うところは、国内においておそらく稀有な存在であろうとワタシ自身も思っております。もっともっと、皆さんが楽しめる場としてご活用頂けますと有難いコトです。

 今日も、東京練馬は午後から北風が吹きすさび、とても体感的寒さを感じる一日でした。マセラティキャラミやビトルボと戯れつつ、北風に頬を撫でられていると云うのも、考えてみれば「スーパーカー小僧」にとっては、これ以上のシアワセはありませんね。

 帰って、シャワー浴びて・・・今日はおでん(喜)!お先にすみません。

 それじゃー、また明日!

2012年12月 8日 (土)

12月も、一週間が過ぎちゃったなぁー

 あーもー、本日は、午前中にはマセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ(和光市のTさん号)、夕方にはメルセデスベンツ560SEL(世田谷区のYさん号)と二台を無事にお納めするコトが出来ました。お二方とも、たいへんお待たせいたしました。また、お土産も有難うございました。

 ちょうど560を最終仕上げしている午後には、強風が吹き荒れて、笹目通りの舗道に植えられたイチョウの葉っぱがおしなべて千切れ飛び、どういうワケか器用に二回曲がって、デポ場内に吹きダマル始末。ゴミ袋が一杯になるくらいの量で散乱している葉っぱを掃除しつつ、「あぁ、大きな屋根のある作業場がほしいよなぁー」と自らのサダメ(笑)を恨めしく思うコトしきりでした。

 それでも、喜色満面で新しい我が愛車を眺めておられる姿を拝見いたしますと、いつもながら、斜陽産業ではありますものの「あぁ、この仕事にも、幾ばくかの価値はあるのだなぁー」と世の中における存在意義をちょっとだけ再認識したモノです。

 Yさんからは「納車の儀」はソコソコに、”爆笑トーク”で三時間も楽しませて頂き、元気を頂きました。”スーパーカークイズのハナシ”、”なかなか買って貰えなかったフラッシャー付き自転車の思い出”、”汲み取り○所とバキュームカーのハナシ”、”洗浄機付き便座のハナシ”、”東南アジア各国の○所事情”、と云った下々の(笑)ネタから、果ては、”放射能問題・原発バナシ”、”TPPの考察”、”社会保険や年金制度の将来”といったおカタい時事ネタまで、とめどなく談義は続き、時を忘れて語りあってしまいました(お疲れのところ、お引き留めして申しわけありませんでした)。

 ここのところ、ココのコメント欄でも、シャマルとヌォーバ・パンテーラのネタで大層盛り上がっている様です。周囲にクルマ好きな(しかも同年輩の)方々がなかなかいないというのが、こんな番外地ブログのコメント欄でも大いに盛り上がるという現象を生んでいるのだと解釈し、日々ニコニコと拝見しておりますヨ。

 さあ、師走もアッと云う間に一週間が経過してしまいました。夜になると大寒波と云う感じの北風も吹き荒れて、時々刻々とオニの様に寒くなっています。どちら様も暖かくして、おいしいお鍋とお酒で良い週末の夜をお過ごしくださいね。

 それじゃー、また来週!

2012年12月 7日 (金)

たこちゃんは、普段、どのような文章を読んでいるのか。

 いや、いや、いや、いや、いや・・・(苦笑)、この二日間と云うもの「りゅたろう先生(一名:りゅうにぃ:笑)」の毒気にアテられて、ワタシが常日頃、”結構お上品”であると信じていた常連コメンテーターの皆さんも・・・。「もーウチの子に、ヘンなコト教えないでくださいっ(笑)!ざーます」といった気分です。しかしながら、シャマルに限らずマセラティを手に入れようか、どうしようかと日々逡巡しているあなた、「まずは、パンツ脱ぎましょう(もう、いいって:笑)」。

 ところで、本日は「福岡のTさま」がギブリの最終打ち合わせのためにわざわざお越しくださいました。「毎回、どのクルマもこんなふうにバラしてるんですか?」と、ご自身のギブリの”内装全パガシ状態”をご覧になりつつお尋ねになるので、「はい、そうですよ!(だからボンビーなの、ニコニコ)」と元気よくお答えしておきました。御来店、誠に有難うございました。今日の夕方には広範囲に”大きな地震”がありましたので、夕刻以降の新幹線のダイヤが乱れてないかとちょっと心配です。

 さてさて、せっかく皆さんより”ネタ”の数々を頂戴いたしましたので、元気百倍で本日から頑張ってまいりましょう。昨日の”ネタ帳◎”の中から、”画像不要なネタ”と云う条件にフィットしている、「Ryo」さんから頂いた「たこちゃんは、普段、どのような文章を読んでいるのか。」をお届けしようと思っておりますが、ところで仙台では地震とか津波は大丈夫だったのでありましょうかとちょっとコチラの方も心配しております。

 えー、ワタシは”結構、読書家”と云うコトになっちゃってますが、実はもう最近では”老眼”がかなーり進行してまして、薄暗い我が家の明かりの下では小さな活字を追うのが相当困難になってしまっております。その上、仮住まいとしているアパートではパソコンのモニターから2メートル程度(マウスやキーボードのコードを目いっぱいに引っ張った状態)離れて、且つ、モニター画面を220%にまで拡大しての”ネット徘徊”が寝る前のルーティンとなっており、時々は活字読書にチャレンジするものの、すぐにヨダレ流して寝てしまいます(笑)。

 原則的に、洋邦を問わず”文学書”、”歴史書”、”小説”、”コミック”等々は、コドモの頃からほとんど読みません。要は”フィクション”に余り興味が湧かない(ワタシはほとんどの歴史書にはフィクション入っていると思っています)タイプの人間なのでしょう。活字自体は結構好きで、前にも書きましたが、”エジソン”とか、”野口英世”とか”ヘレン・ケラー”とか”キュリー夫人”等々のいわゆる偉人伝系が好きでしたね。同じ偉人伝でも、戦国武将系の”豊臣秀吉”とか”徳川家康”みたいなのは読んだけど、あんまりシンパシーを感じなかった様に思います。

 小学生の頃から、”広告関係の書物”には目がありませんで、ソレはいまだに続いておりますね。ブレーン別冊”キャッチフレーズ3000選”なんてマニアックな本は、現在でも多くの広告関連書籍でその”参考原典”とされているモノですが、中学生の頃からアコガレの書物でした。大人になって、千葉の古本屋においてコレを探しあてた時には天にも昇るココロ持ちになったモノです(それは、現在でもワタシの千葉の本宅では枕元に常備してあるくらいです。今でも入手困難な様ですね)。ああ、”CM25年史”って本も中学生のワタシにはとても高価で、当然買えなくて、図書館で借りてきてはずーっと借りっぱなしにしてましたね。コレもオトナになってから古本屋でゲット。

 あとは、”カーグラ”と”カーマガ”をはじめとする古今の自動車雑誌、そして旧いクルマのカタログに関しては、神田の古本屋(おもに”文華堂書店”→ここには洋書も含めた自動車雑誌などが嘗てはたくさんありました。”カーグラ”や”オートスポーツ”なんかは常に創刊号からほとんど全巻揃いだったし。今はどーなってるのかなぁー。あぁ、昨日コメント欄で話題になってた、マイクロ・デポ二階にある”ビトルボ系洋書<New Maserati’sなど>”はすべて古本をムカシのワタシ自身がこの店で購入したモノです。いわゆる自動車洋書専門店より大概かなり安かったですヨ、当時は。)廻りと、嘗ては大手町にあった自動車図書館現在は芝大門に移転したらしい・・・こちらには行ったコトありませんけど)に通い詰めるコトにより、どの雑誌編集者や評論家さんにもヒケをとらぬと自負できるくらいに何度も読み込みましたよ、高校生の頃。ソレで大学受験にみごと失敗し、一年後にリベンジを図るも、せっかく入った学校はほとんど素通りで、神田神保町や大手町ビルヂングにまたも入り浸っていたと云う次第・・・いやはや。

 あー、現在アパートの常駐メンバーにはクルマ関係書籍は一切ありません。主に「Hでございます」さん(ご無沙汰ですよー:笑)からお借りしている”オトナのプラモ本(キャラクター・エイジとか)”と図書館から”借りっぱなしモード”になってる広告関連書籍の数々。以前にもおハナシしたかも知れませんが、中でもお気に入りは「文化としてのテレビコマーシャル」と「テレビ・コマーシャルの考古学 ― 昭和30年代のメディアと文化」と云うモノで、ともに世界思想社なんて、少々おカタい出版社から出ています。従来の広告関連書では、その黎明期を知る方々の視点からの考察で、名キャンペーンとか、名プランナー、名コピーライター、名キャッチフレーズといったところばかりに焦点があたっており、いわば名作主義のキライがあったのですが、最近の研究者たちによる”思い出バイアスの掛かっていない”クールな評論と分析には目からウロコが落ちる思いです(って云っても、ダレも分かっちゃくれんだろうけど:泣笑)。真剣に読めば読むほど眠くなる、そういう本です(なんつっても学術書の類ですからね:笑)。”ナイトキャップ”には欠かせませんね。

 さぁ、明日はエボV6と560メルセデスを納めますよー!今日もコレ読んでとっとと寝なきゃ(笑)。

 それじゃー、また明日!

2012年12月 6日 (木)

ついにブログ炎上(笑)&ネタ帳:Part2

 はい、こんばんは。えー、早速ですが、昨日皆さんより頂戴したコメントの数々が出揃った様ですので、一旦ワタシが忘れぬように、ここに書いておきましょうね。いつも面倒をお掛けしてすみません(コレだから、手の掛かるブログ主はホントにコマる:笑)。

 ・・・と今朝ココまで書いておいて、夕方まで放っておいたら、コメント欄が勝手に炎上してるぞ(自分で蒔いたタネとは云え、どーすりゃいいんだ、コリャ:笑)。皆さんが文章化してお寄せくださった内容を、以下箇条書き風に取りまとめてみました。”◎”印はそのうち実現の可能性が大であると思われるネタ、”○”印は可能性を探ろうと思うネタです。残念ながら、無印のヤツはハナシの広げようが無いか、資料をあたったり、統計を採ったりと、普段アパート住まいのワタシが放課後にヤルには荷が重そうであると判断させて頂いたモノです。だけど、過去記事とダブらない様にして、毎日一定分量のテキストがあるブログを続けるのって、ホントに大変ですね。皆さんのご協力に感謝、感謝です!有難うございました。

「りゅたろう」先生より・・・

◎下周り解説シリーズをシャマルでやれ。
・グェリーノ・ベルトッキ先生のように走るには、どうしたら良いかを書け。→気合と根性でよそ見をしつつ陽気にダベりながらフルスロットルで走る、コーナーではギリギリまでブレーキを踏まない、以上(笑)!!
○いっそのこと、誰かにリレー方式で書いてもらう(たこちゃんが送ってきたブログに勝手に茶々を入れてかき回す)。

「テツヲタ」さんより・・・

・「たこちゃんのおひるごはん」のお題でなんか書け(笑)。→斜向かいの中華屋の場合、チャーハン7:タンメン2:その他1。バス通りの蕎麦屋の場合、たぬきうどん大盛7:カツ丼2:その他1の割合であります。・・・コレで、その先どのようにハナシを広げろと・・・(笑)。

「Ryo」さんより・・・

◎たこちゃんは、普段、どのような文章を読んでいるのか。

「Wさま」さんより・・・

○毎日、その日に見かけた車について一言解説
◎今までに出会った、カオス車(笑)
◎諸費用込み100/200/300万円未満のたこちゃんお勧め車
◎たこちゃんの、ココロに残る人物・番組・CM・歌・食べ物の紹介(1日1ジャンル)
○ここ1年の動向について(年末ですし)

「HYN」さんより・・・

・たこちゃんの愛車はなぜダイハツなのか?→ボンビーだからです(真面目なハナシ:笑)。特にダイハツと云うメーカーにも思い入れはありません。強いて云えば、かつてマセラティとは縁遠からずのデ・トマソグループとダイハツは提携関係にあったので、深層心理では、ソコが呼んでいるのかも知れませんね。

「松戸のS」さんより・・・

○デポ的今年の重大ニュース

「たくお」さんより・・・

◎シャマルのネタ、買いか否か、維持費とか色々。所有者の声も。→”所有者の声”は昨日のコメント欄に在るようです(あっ、アレは気にしないでください:笑)が。・・・直接御来店頂くか、ワタシ(マイクロ・デポ)に直接メールをお送りくださるとメチャクチャ詳しく”真実”ダケをお話させて頂けますヨ。

「練馬のH」さんより・・・

○このブログタイトル「マセラティでイッてみよう!」自体を初心に戻り正攻法で書いてみる。
◎たこちゃん幼少時の記憶に頼った”懐かしネタ”で。
◎下周り解説シリーズをシャマルで(りゅたろう先生と重複)。

「おぐ」さんより・・・

○たこちゃん若かりし頃のキャノンボールランなどの昔話を、微に入り細に入り。
・たこちゃん過去の旅行記の補遺こぼれ話。 →毎回、完全燃焼記述しております(だから、メチャクチャ長い)ので、なんもコボレてないのです(笑)。
○(おまけ)岡本次男、三男のネタ。作文が難しければ談話聞き書きでも。

「Ryo」さんより・・・(アゲイン:笑)

・デポ的流行語大賞→当然の様に「トシあるね(笑)」
・デポ的カーオブザイヤー。
・今年のノーベル・ビトルボ学賞
○2012年度コメンテーターMVP・・・ワタシ、あんまり序列を付けると云うのが得意では無いもので・・・。でも、コメンテーターさんのMVPは”アノ人(笑)”に決まってるよなぁー。他にも各賞を設定しないとイケませんね、こりゃ。

「一松」さんより・・・

◎「今日の怪獣」(笑)?。
○スポーツ、映画、書籍、食べ物、飲み物、健康、建築、芸術・・・ってオレは”クイズグランプリ”か(「ノンセクションの50!」:わかるヒト、やっぱ「トシあるね」:笑)。
◎たこちゃんの知りたいことを皆様に問いかけ。
○たこちゃんオリジナルのウッドパネル他、インテリア関係。
○たこちゃんはカレー派、ハヤシ派、どちら?。
○マイクロ・デポ二階にイロイロとあるカタログやら洋書の紹介。

「いつかはシャマル」さんより・・・

・アメリカのオーナーズクラブの雑誌にあった5000GT乗り比べ特集とか.
「New Maserati's」って本(カリフの後ろ半身が表紙になってるやつ)のレビュー。→英語が(イタ語も)読めん(笑)から無理。
○マイクロ・デポ二階にさりげなく増殖してるビトルボのミニカーについて、一台ずつ眺めながら、たこちゃんが思いつくままハードボイルドな感じで独白する。
・あかないトランクを開けるテクニックを公開→セキュリティ上の観点から自粛。
◎ビトルボマセラティご法度(べからず集)→コレはそのうち”決定版”を書きますが、いつになるコトやら・・・。

「練馬のH」さんより・・・(アゲイン:笑)

・マイクロ・デポ、2012年売れ筋ビトルボベスト5→もはや、”売れ筋”無し(泣)。
○マイクロ・デポ、2012年ビトルボトラブルシュート ベスト10」→ベスト5くらいなら可能。
◎たこちゃんが”歌丸さん”になって(笑)ブログで「お題」をふる大喜利(翌日はたこちゃんの総評付きでもう一本)

 

「みっち」さんより・・・

◎新旧日本車における良いデザインだと思えるベストテン!
○ここに集う皆さんに伺う、マセラティの取り扱いの流儀とは?

 ・・・はぁはぁ、ホントにスゴイ量だな、今日は。明日から、また皆さんのお知恵に沿って頑張りまーす。

 それじゃー、また明日!

2012年12月 5日 (水)

嗚呼、ついに当ブログも危急存亡の危機:Part2(笑泣)

 あー、年に一度の「どスランプ」がやってきてしまいました。今日はもう、ホントーに”ネタ”が思い浮かびません(どキッパリ:笑泣)!やっぱ、朝から晩まで寒風に吹かれつつ、ひたすらドアのインナーパネルに貼り付けられている糊(強力な上に完全硬化しない”超ネタネタ”両面テープ)落とし作業をするといった事ダケで終わる”不毛(に感じられる)の一日”を過ごしますと、さすがのワタシもアタマん中が”真っ白”になって帰ってまいりました。ここまでまいりますと、ある意味”無我の境地(笑)”とも云えますけれど。明日も、そのマセラティギブリのドア内部を洗浄する作業が待ち受けております。・・・ギブリのドア内部ねたは、以前にかなーり詳しくやっちゃったしなぁー。

 で、確か「ブログ読者の皆さんにネタをご提供頂く様にお願いするネタ」というのを以前にやったのを思いだし、”マセラティ ネタ帳”と入れてググッたら、一発でそのページがトップに出て笑いました。スゴイな、グーグルの”SEO”的には(笑)。ちなみに、単独で”マセラティ”と入れますと、今日は2ページ目の上の方に、ウチのホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」が出る(昨日までは1ページ目の最下段だったんだけど:泣)みたいです。「マセラティ専門店」で入れますと、あろうコトか、まさかのオーバーオールウィン(1ページ目の最上段→広告スペースは除く:嬉)!

 というワケで、とりあえず、まずはその”ネタ帳”を見たんだけれども、本日即座にご用意しにくいものが多いなぁ。昨年の11月の終わりあたりだったんですね、コレ。どーも、この時期は”ネタ切れ”を誘発しやすいらしいコトが分かりました(コレがその前日の”ネタお願いページ”の方です。)。

 ・・・たいへん申し上げにくいのではありますが、出来ましたら、可能な限り”画像の準備が必要ないネタ”で、いかにもワタシの記憶だけを頼りに書けそうな”ライトなヤツ”、且つ、ハナシを幾らでも広げやすい様な塩梅のモノでお願い申し上げます。皆さん、”15発くらい”ヨロシクね!!ソレで年内はシノギますので(笑)。

 それじゃー、また明日!

2012年12月 4日 (火)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネで銀座にイッた(?)

 寒いッス(笑)。皆さんは如何お過ごしでありましょうか。昨日のコメント欄では、「沼津でのザガート大会」のハナシで盛り上がっておりましたね。コメンテーターさん方同志の交流も持たれている様で、毎日の拙文も、ここでの皆さんのお楽しみの一助たり得ているのだなと思えば、より一層無いアタマを巡らせては、日々頑張らなくちゃイケませんね。

 ワタシも”カッチョいいザガート”に乗って行ってみたかったなぁー(シンデレラは・・・グスン)。

20121204012012120402 で、こちとらシゴトでーぃ(笑)!今日は、なぜか首都高5号線を都心部に向けて走る”エボV6(和光市のTさま号)”であります。

 今日も朝からショボショボと雨の降る東京練馬ではありましたが、昼も近づいてまいりますと、ようやくしつこいアメも降るのにアキた様子で、いまだ曇天の空模様の中ではありましたが、ヒトっぱしりして来ようといった按配です。

20121204032012120404 往路は三男自らの操縦。オファーを受けて取り付けたナビも正常動作をしています。

 池袋のサンシャイン60を通り過ぎたあたりから、竹橋ジャンクションをアタマにするお約束の渋滞にハマってしまいました。仕方が無いので竹橋まで2キロばかり手前の飯田橋ランプで”した道”に降りたら、ナビの到着予定時刻がいきなり15分も短縮されました。とりあえずは降りてみてよかったけど、900円返せー(笑)な気持ち。

20121204052012120406 飯田橋から九段下、皇居を右手に見ながら「ふむふむ、ここが日本の中心なのだな、やっぱり」などと感心しながら日本橋、日比谷、そして銀座の目抜き通りに差し掛かりました。

 ワタシも三男も都会に慣れておりません(なんっつーても、練馬育ちのイナカもんですから:笑)ので、「へぇー、へぇー」といちいち有名スポットを見ながら指をさし指しの走行です。クアトロポルテの車窓から珍しそうに写真を撮影するワタシを通行人は「ヘンなおぢさん」と思ったコトでしょう。左はムカシの服部時計店デスね、今は和光つぅーの?。右は三愛ビルだよな、アタマに乗っかってる円筒形の部分、ムカシは”三菱スカイリング(音出ます、注意)”と云うのだったと思います。

20121204072012120408 銀座四丁目交差点を越えて、昭和通りも渡りますと、建て替え中の歌舞伎座を通り過ぎ、築地の街並み、勝鬨橋、そして晴海です。

 晴海の国際展示場跡地あたりでムカシはドン突きになってたハズなのですが、そのまんま真っすぐに道が(というより橋が)延びておりまして、ナビもそのまま行けと云う。ただただひたすら直進するコト数キロ、あとはチョチョット曲がるだけであっけなく目的地に到着いたしました。

20121204092012120410 ワタシも数年ぶりに訪れた「コーンズ東雲サービスセンター」さんです。

 綺羅星の如くのロールスロイスとベントレーに囲まれて、我がクアトロポルテも堂々と誇らしそうです(コーンズ担当氏にも「キレイですねー」とホメられちった!:笑)。ロールスロイスファンタムがちょうど出て行ったところに滑り込むように駐車。

 ここで、本日最初の写真を拡大してご覧ください。”赤い警告ランプ”が点灯していますね。エアバッグのランプなんです。微小な電圧低下を感知して誤点灯していたこのランプを消灯させるリセット作業をするダケ(泣)と云うのがここに来た目的。作業の間にどこか近所で昼食を、と思って、担当氏に「何か近所に無い?」って聞いたら、「あー、コレって云うところ無いんですよねー」・・・早足で10分歩いたら、ようやく”す○家”発見。この周辺地域、数軒のコンビニと弁当屋以外、その他にホントに驚くぐらいに何も無いので、ここはイジョーな混み方してました。久しぶりに牛丼食べたらすんごく味が落ちててマイったマイった(やっぱ、ヨシギューに限ると思うコトしきり:笑泣)。往路はワタシ自らが操縦してエボの切れ味を堪能しつつ帰ってまいりました。コレにて高速試運転もバッチリ。納車まであと一息だぁ。

 それじゃー、また明日。

2012年12月 3日 (月)

マセラティ(オリジナル)ビトルボの下周りも、やっぱ見てみる?

 はいよー!きょおはもう、サブイサブイ一日ではありました。しまいにゃ雨もショボショボと降ってくる始末。「川崎のKさん」のマセラティクアトロポルテV8も、予定通りの時間におみえになった(ちなみに”おみえになる”と云うのは、ワタシよくつかうケド名古屋弁らしいぞ:笑)ので、その場で”効かないヒーター”をシュート&修理完遂。速攻で日が暮れました。今日のワタシ、かなーりカラダがバラバラ(泣)になってるので、本日はマセラティビトルボE(仙台のMさん号)の下周りの解説でお茶をニゴさせて(失礼)頂きます。少々”小ネタ”。

20121203012012120302 まず、当ブログに出てくるクルマ達は大概タイコが左右振り分けになってる”4本出し”エキゾーストになってる上、全体的に、ドコもカシコもシンメトリカルな配置になってますので、片側タイコのデュアルと云うところから、ある意味で新鮮さを感じさせてくれます。ビトルボ時期に採用されていたデフは、メーカーが”センシトルク”と呼んでいたモノです。外からの見た目は、後の”マセラティレンジャーデフ”とあまり変わりがありません。内部ギアの形状が異なります(平歯から捩り歯に変更されたのです)。

20121203032012120304 リアサブフレームの周囲もスカッとシンプルな美しさを湛えております。

 エキゾーストの取り回しが、なんとも回りクドくて(笑)いい感じですね。

 新車時より下周りには入念なチッピングガード処理が行われてきておりますので、25年の時の経過をまったく感じさせない清潔さを保っております。

20121203052012120306 フロアの縦方向中央部にはいつもの様にキャタライザーがありますが、随分と小型のものです。

 キャブビトルボ時代のものは、そもそもオートマ設定自体すらも存在しなかったため、すべてがパーパスビルド的にに設計(共用のための妥協が無い)されており、”なんで、こう云うコトになっちゃってるの?”的なカオスはありません。逆に触媒周りなどは、その後のモデルに比べると遮熱板なども小さくて、こんなんでいいのか?と新たな不安を呼びますが(でも、大丈夫ですからね:笑)。

20121203072012120308 で、ステアリングもノンパワー。だから、パワステオイル漏れの心配は絶無(あたりまえだのクラッカー<音出ます注意>1:30あたりで、このギャグが出てきます→超絶旧っ!→しかも3:00からの物語冒頭では”ハヤシもあるでよ”さんの若かりし頃の雄姿まで拝めます→その上4:08から出てくるのは”マチャ○キさん”のお父様です。スゴすぎる動画:笑)。

 右の写真の様に、ノンパワーステアリングラックは左右両側の位置決めと締結がバンド状のステーに拠ります。よって、ステーが挟んでいるゴムの緩衝材部分がズッコケますと、ステアリングがガクガクと動いてしまう様になります。この締結法は、この直後に出た極初期の”パワステ付き車”にもそのまま継承されてしまったので、”ビトルボ425”や”ビトルボスパイダー”などでは、操舵中にラックが左右にズレてしまうと云う問題の出るクルマがありました。コレはさすがに”リ○ールもん”なので、222時期になってからは、(左ハンドル車の場合)左側の締結部位が予めラック本体のアルミ部材に鋳込まれる設計に変更され、同時にフロントサブフレームにもコレに合わせた改良を加えるコトにより、この問題については根源的な解決をみています。

2012120309 2012120310

 本日の最後は、やはりマイクロ・デポでは、メッタに目にする事の無い「普通の取り回しを持ったフロント足周り」の画像です。

 ”S字型のスレイブアーム”も、”合計で6個ものエンド”も、そして”コネクティングロッド”もありません。切れ角は確かに猛烈に少ないと云うところが欠点と捉えれば欠点ですが、ネバリ気を廃した爽やかな旋回性能は、空気のタップリ入った低扁平率タイヤも相まって、現代のクルマにおいては絶えて久しい”しなやかさ”を感じさせてくれます(でも、スパっと正確に向く)ので、ワタシはこの乗り味が大好きです。

 それじゃー、また明日!

2012年12月 1日 (土)

12月最初の土曜日は、”ピンポイント”イジョー気象(笑泣)

 いや、いや、いや・・・ホントに今日は「天気予報のバカたれ!!(泣笑)」といった感じでした。そもそも「晴れ時々曇り」というピンポイント予報だったので、朝からギッチリと作業段取りをツメツメにして、”迎撃戦闘態勢(笑)”を整えておったのですが、午前中の作業が佳境に入ってきたところでパラパラと無情の雨が。

 「どーせ、通り雨でしょ?」とみんなしてタカを括っておりましたが、二時間以上もショボショボ降り続き、挙句の果てには、一陣の強風とともに、あろうコトか”雨”が”アラレ”に変化してまいりまして、コレがホントの”雨アラレ”、ココに集いし作業者一同の目は点になりました(泣笑)。退避中に恨めしげに空を見上げますと雲が掛かっているのは、どうもこのあたりだけの様子。スグ隣には青空さえ広がっております。あらためてパソコン前に座り、ピンポイント予報をネットで確認→練馬は”晴れ時々曇り”とあって、コレは昨晩確認した時と同じ。ぢゃ、なんでここだけ降ってんの?

 ところで、午前中の早い時間から予定通りのジャスト・オン・タイムで当ブログのコメンテーターでもお馴染の「Ryo」さん、「いつかはシャマル」さんが次々と御来店。そこに「取手市のYさん」も書類を届けにお見えになって大賑わいでしたが、ワタシは作業の段取りでアチコチと走り回っていたために、皆さんとゆっくり懇談の時間が持てませんでしたのが残念でした。特にわざわざ仙台からお越しになっていた「Ryo」さんとは、久し振りに色々と細かく御相談させて頂こうと思っておりましたが、ワタシがまったく席に着けずに申し訳ありませんでした。また、御来店の皆さん方からは、それぞれにお土産・差し入れの数々も頂戴いたしました。いつも本当に有難うございます(ペコ、ペコリ)。

 またハナシは元に戻りますが、お昼過ぎになって「今度はアラレが降ってきたよー、どーなってんのよ、コレ」とワタシがワメきながら二階に上がってまいりますと、「あのー、社長。”東京アメッシュ”って入れて検索してみてください」とは階下での222SE作業完了を待つ”いつかはシャマル”さん。仰せのままにググッてみましたところ・・・ひと目見て爆笑。練馬区では最北、光が丘の西側根元にあたるこの旭町地域だけに現在の降水を示す色が付いています。「マジかよぉー(笑泣)」・・・ソレにしても、色々と便利なウェブサイトがあるモンですね。ともあれ、もはやこの上は”超ピンポイント予報”が必要だと思います、旭町限定の(笑)。

 そんな”雨アラレ”も、時間つぶしにお昼を食べ終わった頃にはボチボチとやみ方向に。ようやく、ミッション遂行が出来ました。「いつかはシャマル」さん、本日は本当にお待たせいたしました。

 続いてエボV6”さいたま市転じて和光市のTさん号”、今日は塗装工場から帰ってまいりまして、外装のデント(凹み取り)と内装の補修工程も夕刻には作業完了。ちなみにデント作業やるために、窓を下げたらウインドーレギュレーターが撃沈(大泣)。塗装工場に入れる直前のチェックでは何事も無く正常動作だったのですけどね。ドア内張りトリム全分解の上、ドアウインドーとレギュレーターを分離。ソレを降ろして全分解修復・・・日が暮れました(笑泣)。

 今週は寒い上に色々とあってハードな日々でした。明日は寝てるしか無いな。→そーいえば、免許の更新にも、どっかで行かないとなぁ・・・。

 それじゃー、また来週!

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