いやいやいや、一昨日に”サムーイねた(笑)”をお送りいたしましたら、ソレに感化されたか・・・

あー、もう今日の東京練馬は夜半からの雨が早朝には雪に変更(笑)されまして、午前中いっぱいで一面の雪景色。デポ周辺では傘などまったく役にたたない”猛吹雪”状態となっております。
ウチの次男だけがマイカー用のスタッドレスセットを持っているので、当座のアシグルマとするためにと、さっそくタイヤ屋さんに持っていって装備いたしましたが、今日はよく考えたら「成人式」の日でもありますので、きっと晴れ着のイベント参加者方は皆さんがクルマでの移動を余儀なくされているのでしょう、練馬周辺各所にもノーマルタイヤでスタックしている「ア○」がいっぱい出没しているためにズドド渋滞を呈し、クルマはぜーんぜん進みません。とりあえずデポには”全員集合”いたしましたが、0.2秒で「ダメだ、こりゃ(”全員集合”は長さんダケに:笑)」という結論に達し、本日は開店休業状態になってしまいました(ワタシだけが電話番:泣)。
そのような中、「練馬のH」さんが善意でご来店になって頂けるとの御予定を延期させて頂きました(ホントにどーも、すみません。お風邪の方も如何ですか?)。また、「Ryo」さんからは、年始恒例の「とり味噌」を頂戴いたしました(”宅急便”は、かような雪の中でも予定通りでエライですね。「Ryo」さん有難うございました→ヨメも昨日”喜びの舞”を踊っておりました:笑)。

で、一昨日の土曜日。ワタシは”とある重要人物”に謁見するために、朝から新幹線に乗り込みました。
品川発7:37の博多行は定刻通りにホームにスベり込んでまいります。「ああ、またいつものN700系か・・・」いつも、シート座面の按配が良くないイメージのある車輌ですので、今から腰の具合が心配です。カッチョはいいケドな。

三連休の初日の朝便ですから、想像通りにシートはそれなりに埋まっておりました。
いつもですと、長距離旅行でも”出たとこ勝負”でチケットをブッツケでとるコトが多いワタシも、今回は往復ともに事前の予約をイレておきましたので、とりあえずは安心です。ふと車窓に目を遣れば、絵に描いた様な美しい富士山が裾野までキッチリと見えておりました。なんか、イイ事ありそうな予感(喜)。

いやいや、ハヤいな、新幹線!のぞみエラし。品川→小倉が4時間49分ですぜ(って、今どきこんなので感動してるのはオレだけか?)。
ワタシがコドモの頃には東京→新大阪が3時間10分で「ひかり、スゲー!」だったんですけどね。確か最初の頃の山陽新幹線でも東京→博多は6時間半くらいってコトになってた様な気がいたしますが、35年間の間にジリジリと速くなってるのですね。重厚長大技術の進歩はこのように匍匐ですが、真面目で確実です。感謝!

で、小倉の駅弁”かしわめし”を買い込み、続いて”特急ソニック”のホームへ。
JR九州の車輌お得意のフォトジェニックなグッドデザインが彼方からやってまいりました。コレもいつ見てもカッチョいいなー。・・・ま、しかし、混んでるコト。真冬で皆さんが厚着で荷物もフル装備の上、当日が結構暖かかったのもあって、脱いだコートを手に手に持っておりますので、発車のベルが鳴り響いていても、なかなか中へは入れません。

本革の高級シートがウリのソニックですが、この着座感がもう最低(泣)。
直立状態では狭すぎるし、かと云ってリクライニングすると座面の前方が低いので、前へ前へとお尻が逃げていってしまうのです。常に足をフンばって余計な力がカラダに掛かり、ものすご疲れました。今日はN700系のシートの方は以前のモノよりマシだっただけに余計点がカラくなっちゃいましたけどね。80分の間、アブラ汗を流しながら、どうにか到着したのは、このブログでお馴染みのココ。なんか雰囲気が違いますが・・・。

外に出てみると「おわー、立て替わってるわー。」駅前の再開発も絶賛進行中で、まさに「槌音が聞こえる」状態です。コレはいつもの出口と反対側の方らしいけど、メインエントランス側も現在大改築中らしい。
そんな、軽い驚きをおぼえながら、キョロキョロと改札から出てくるワタシをにこやかに出迎えてくださいましたのは・・・

「えっ?コノ人が”重要人物”ですかぁー」と、一部当ブログ読者からは怨嗟の声(笑)もあがってしまいそうな御方、はい、ファンの皆さんお待たせいたしました「りゅうにぃ(りゅたろう先生)」さんデスよー!
ミニクーパーに乗り込むと、「ねぇねぇ、ソレ取って」と助手席ドアポケットの缶を指差しては「あっ、ソレねー”ザ・ピース”って云うんよ。ヒト缶1000円もするんよ、だから一本50円。岡本さんも一本どう?」とさっそく「りゅたろう節」が全開です。お元気そうで何より、ウレシイな。

早速大分自動車道に入ります。料金所を抜けて本線へのランプウェイに入りますと、いきなりアクセル全開でのコーナーリングを開始いたします。
強い横Gに身をくねらせながら「あー、ヤメてー!ヤメてー!!ぜーんぜん懲りてないぢゃん」と叫ぶワタシ。りゅたろう先生はテキトーなステアリング捌きをしながら、「まだまだ、ポールフレールへの道は遠いな」と嘯きつつ、”ニコニコ”ゴキゲンです。

・・・待ち受けるのは、お馴染みの”りゅたろうシャマル”君。大晦日の雨の午後に「”おイタ”をしでかして(笑)」から、年始にコチラの工場に入場。現車を10日ぶりに目の当たりにした先生は、「あー、シャマルには、ホント可愛そうなコトをしたなぁー。」と急にシオらしい態度を見せて、今さらながらにワタシの同情を買おうとしております(笑)が、現地で先生と懇意にされているディーラー工場の工場長さんとワタシは二人して「はい、ここがダメー」と”指摘マン”役の冷たいセリフを吐くばかり。りゅたろう先生は「このオニぃー、アクマぁー」といつもの様に内心では罵倒していたコトでしょう(笑)。現地での車輌状態確認は工場長さんの絶大なる御協力の賜物で、工法の打ち合わせなども滞りなく行うコトが出来ました。本当に感謝、感謝です。

「夜の席まで、時間があるのでちょっとウチにお立ち寄り頂けませんか?」との先生のお言葉にアマえまして、大分市内の御自宅にお邪魔いたしました。
もう何度目かの訪問ですので、周囲の風景もワタシの目にスッカリ馴染んでおり、九州第二のふるさとの様です。いつもはシャマルがあるはずのカーポートには奥様のルノールーテシアが鎮座し、ダレのウチかもわからない表札はいつも通り(ああ、”Y下”の上にガムテープが貼ってあった:笑)です。昨夏の訪問時にフェリー乗り場までお見送りくださった御家族も皆さんお元気でいらっしゃいました(このへんのハナシはこちらで)。





ビジホへのチェックインを済ませますと、夜の8時からは、りゅたろう先生がおじい様の代より三代に亘って贔屓にしていると云う「ふぐ料理」のお店に、先ほどの工場長さんとともにお招き頂きました。
大分でしか味わえないという、初めて食する旨いふぐ料理の数々に舌鼓を打ちながら、工場長さんとも御趣味の海釣りバナシや、お若い頃の旧いオートバイでの武勇伝に花が咲き、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
ホントはこの宴の間に、シャッターを押したつもりが、間違えて”動画”撮影になっていたので、りゅたろう先生とウチの(たこちゃん)ヨメが携帯で会話している秘蔵映像が出来ちゃっていた(笑)のですが、ここでご披露する技術が無いので残念です。
心根の通うクルマ好き同士での宴は本当に楽しく愉快なモノですが、りゅたろう先生も「東京に住んでたら”ダメ男”にイキたいんだけどなぁー」としみじみおっしゃっておられました。

宿泊先と定めた「大分アリストンホテル」は、大分の繁華街を背景に建っておりますので、駅にも飲み食いにも近く便利な立地。以前もここに泊ったな、確か。
三連休初日のハイシーズン料金でも、和・洋・中のすべてが思いっきり楽しめる朝食バイキングが付いて¥6,000と破格のプライスで、ワタシの様なボンビー人には有難いホテルです。明朝の再会を約して、りゅたろう先生との宴はおひらきに。

・・・で、翌朝。「じゃ、7時半にロビーでね」との約束も空しく(笑)、8時にホテル前にあらわれたミニクーパー。
せっかくの朝食バイキングもそこそこに切り上げてオモテに出て待っていたのですが、電話をしてみると「今出ますから」だって(笑)。こんなコトならコーヒーでも啜ってりゃよかったとも思いましたが、今日は”コチラのミッション”にお付き合い頂く身ですから、文句は云えません。

失われた30分を取り返すべく、りゅたろう先生は爆走します。ワタシはコワいので、時々絶叫します。
さいわいなコトに渋滞も無く、周囲の絶景を楽しみつつワタシたちはミッション現地にほぼ予定通りに到着。
クルマの査定が終わると、博多まで送ってくださると云うお言葉にまたまたアマえまして、さらに爆走するコト小一時間。

電車の定刻を二時間も前倒しするコトに成功したので、先生に昼食をご馳走になり(も、ホントに毎度毎度有難うございます)つつの懇談。
最後には、わざわざ入場券を買ってまで、ホームにて発車までお見送り頂きました。なんとか、二日間で九州での二つの「”シャマル絡み”ミッション」を無事遂行するコトが出来ましたのも、すべてはりゅたろう先生のおかげ。「有難う!りゅたろう先生。世界の平和のために、今日も”闘え、何を?人生を!”」デス。ワタシは本当に上顧客に恵まれた果報者です。”りゅたろうファン”の皆様、本日のネタ、御堪能頂けましたか(笑)。
それじゃー、また明日!