旧車とカップメンの休日(その1)
はい、こんばんは!今日は午前中の「テツヲタ」さん来襲(笑)から始まり、一日中来客がありまして、途中でこちらの商談が佳境に入っていたために御一方お相手が出来なかったお客さんがいらっしゃいましたのが、非常に心残りなのですが、もしこの記事を御覧になっていらっしゃったら、本当にゴメンなさい(ペコリ)。少人数運営に付き、事前の御予約を頂いておりませんと、このように満足に御対応が出来ない場合がございますので、大変申し訳ありませんがよろしくお願い申し上げます。
せっかくの日曜日だと云うのに、”招待券”貰っちゃっていたので、やっぱりイカなきゃならんのだろな、と半ば義務感でAM6:30に目覚めたワタシ。
「うー、今日はもう、カラダの節々がイタくて限界だわ、やっぱヤメとこうかなー。オモテはなんだか寒そうだし。」と逡巡するコト一時間。「そんなにツラいなら、ヤメとけばぁ。」とツレないヨメ。
このままマケるのもシャクなので、なにか、どうしてもイキたくなるモチベーションの源泉を探して、今さらながらに”公式サイト”を確認してみるコトに。・・・「あっ、やっぱイカなきゃ。(ウレしいような、カナしいような:笑泣)」
AM8:00ジャストに土支田のアパートを出発。土支田一丁目バス停から、石神井公園始発の”石02”系統バスで東京メトロ地下鉄成増駅へ。
・・・便利な副都心線は、あっと云う間にたこちゃんズを渋谷へと運んでくれました。大体、成増なんかから、そのまま渋谷に直通でイケると云うコト自体、”驚異の世界(笑)”。真新しい副都心線の渋谷駅から、東急東横線の階上ホームへ向かいます。改札を抜けると、やけにカメラを構えて写真を撮っている人々が多いなと思い、「なんかあったの?」とヨメに尋ねますと、「3月16日から、副都心線がさらに東横線に直接乗り入れになるから、このホームもうじき無くなっちゃうのよ」と申します。「ふーん、ぢゃ、さっそく撮っておかなきゃ」とホームのあちらこちらを撮影するワタシ。ちょうど”特急”と表示されているのがもうじき発車とのこと。コレ乗って、どのくらいで到着するのかなぁ。
東京の北のさいはて練馬区土支田旭町界隈から、ジャスト90分で、みなとみらい駅の階上に出るコトが出来ました。横浜方面の皆さーん!と云うワケで、3月16日以降は、マイクロ・デポへの電車でのアクセスがもっともっと便利になりますヨ。その場合は特急がいい。”横○駅”や自○が丘駅”や”中○黒駅”はこの際「素通り」して、どうかそのまま成増までどうぞ(ウチ、城南地区以西のお客さんがホント悲しいくらいに少ないモンで:笑泣)。
みなとみらいの駅からオモテに出ますと、目の前にはコスモクロック21が建っております。翳している”くまちゃん”は、日常的にワタシが愛用しているキーホルダーなんですが、ヨメが云うには、結婚する前だか、した直後だかに当所を訪れた時、「ココで買ったのよぅー、忘れたの?」とのコトで、とりあえず記念にパチリ。5分も歩くと、そこいら中を”変態なクルマたち”が走り回っているエリアとなりました。
下を覗くと、駐車場の入り口なのですが、ここがもう、”変態さんいらっしゃーい!”状態です。
ここに10分いただけで、”SR311”とか、”カウンタッククアトロヴァルヴォーレ”だとかが普通に行き来してました。まぁ、来ちゃったイベントが昨年同様の「コレ(右写真)」ですから、いたし方ないのかも知れません。こんなところに電車でキテる”旧車屋のオヤヂ”はある意味ホントーに可愛そうな存在でありますヨ(泣)。
別に気合をイレて朝一番乗りを果たそうなんて思ってなかったのですが、存外にハヤく到着してしまったために、”開門前渋滞”に並ぶハメとなりました。
入場口には御覧の様にヒトの波が行列をなしております。はるか向こうの”行列最後尾”にまずは並ぶコトにいたしました。なんだか、昨年も思ったケド、年齢層が高いよな、ココ。皆”ムクツケキ”オヤぢばかり。ワタシもそうなので、コレもいたし方ありませんが(泣笑)。
さっそくお出迎えの”名車群”ですが、ワタシにとってはいずれも目新しさは無いので「はいはい、わかりました(笑)」と云うお馴染みの布陣。
一応、記事にならないとイケないので、なんか書いておきますと、左がトヨタ1600GTで、右がケンメリGT-R(本物)です。皆さんも、よーく御存知だと思いますので、詳しい解説は割愛とさせて頂きます(笑)。
ひとつだけ感銘を受けたのは、ホイールがオリジナルのドテチン”鉄ホイール”で、ホイールキャップもチャンとしてるところ。とは云え、70年代テイストが横溢するクルマたちではあります。その又隣にはミゼットMP型が見えてますが、もう、いいや。次イッてみよー、次どーぞー(いかりやの声で:笑)!
会場内をランダムにブラブラ歩いておりますと、発見いたしましたヨ。本日の「モチベーション①」がこのクルマ。
「ニッサンR-381」であります。まっ、まずはコレ目当てでここまで来たと云っても過言ではありません。目に入った途端に、カラダの疲れもぶっ飛びました(笑)。
1968年の日本グランプリ優勝車(ちなみに、この年のニッサンは1・3・4・5・6フィニッシュ。ちなみに2位は生沢徹さんのポルシェカレラ910:ゼッケン28:タキレーシングチーム車)は、子供の頃からタミヤ1/18チャレンジャーシリーズで何個も作ったと云うハナシを、従来もこのブログの端々で開陳してまいりましたが、ようやくここで、その現物との邂逅が実現したワケでございます。
まあ、御興味の無いムキには、まったくもってどーでもいいクルマなのではないかと思いますけれど(笑泣)。ニッサンのくせに、エンジンが自社製で無いと云うところも、国産旧車マニアにはユルせないところかも知れません。シボレー大排気量V8を強引にミッドに積んだ「必勝マシン」であります。
一大特徴は、リアサスペンションの上下動に従って、後部ウイングの角度が変化する”エアロスタビライザー”機構。
左の写真が、その肝要な部分を接写したモノですが・・・うー、あんまり良く見えてませんね(泣)。続いて右の写真は、ハッキリと浮き出し文字が読めました、英国ヒューランド製トランスミッションを搭載してあるコトが分かります。なんか、外車好きには、なかなかオツなセレクトでしょ。
それでも、ノーズに輝くニッサンのエンブレム。ダレがなんと云おうと、日本製のマシンなのだと主張している様です。
会場では、当時ニッサンチームのワークスドライバーであった北野元さん(このマシンで優勝を飾った御本人)と、かの星野一義さんのトークショーと云うのも行われておりました。あまりにも黒山のヒトだかりであったので、詳しい内容は良く聞えませんでしたが、動画の方にはどうにか撮る事が出来た数葉を一瞬混ぜてあります。向かって左側の方が北野さんです。では、どうぞ。
(マイクロ・デポのマセラティチャンネル:音出ますご注意を!)
実は、まだまだ先は長いんです、今日のこのネタ(ウレしい様な、カナしい様な・・・)。
それじゃー、また明日!
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
ニッサンR-381は意外にコンパクトなのですね。
リアのアミグリル(でいいのかな?)がいかにもレーシーです。
ペプシステッカーも雰囲気出てます。
あと、個人的には「のるるん」に1票(笑)。
投稿: Wさま | 2013年2月25日 (月) 22時14分
↑「Wさま」さん、今日もお疲れのところ、有難うございます!
実は、ニッサンR-381は結構大柄なんです。下の動画も御覧ください。他車に比べて如何に大きいかが御理解頂けるとおもいます。
http://www.youtube.com/watch?v=puD3n2JIMew
http://www.youtube.com/watch?v=oVSG86w972U
実際の1968年日本グランプリを記録した動画です。
投稿: たこちゃん | 2013年2月25日 (月) 22時52分
↑なるほど!ベンキョーになりました。
ありがとうございます。
投稿: Wさま | 2013年2月25日 (月) 23時34分
奇しくも(ではなくて意図的に、ですか)写真が並んでおりますが、のるるんのモチーフが5000系って…、ずいぶんと目つきとか違うように思いますが。
R381、すみません、リアルタイムでまったく記憶がございません。
投稿: おぐ | 2013年2月26日 (火) 00時41分
R-381、興味深い。勝利の為になりふり構わずシボレーのエンジン積んで実際に勝った事がエラい!
三菱の零戦もライバル中島飛行機製の「栄」発動機を積んだもんなあ・・・あ、国産どうしだからいいのか。
エアスタビライザーは紫電改の自動空戦フラップみたいなものでしょうか。
・・・スミマセン、随分脱線しました。
投稿: Ryo | 2013年2月26日 (火) 00時52分
日曜日にはそんなイベントが横浜であったんですね。しらなんだった。
その日は、朝7時半くらいに、Y様とドパピューーーンと都内から大黒PAに行っておりました。久々のマセラティ2台らんでぶーでした。
大黒PAでは、CGに出たあのギブリ様が、じろじろポルシェなヒトたちに写真撮られたり、下回り見られていました(Y様困惑)。その後一旦帰宅して、仕事場に戻り、夜遅くまでトホホッな仕事をしていました(てか泊った)。
しかし、このノスタルジックな車たちは、ほんとに一部しか分かりませんね。R381も知りませんでした。すいません。。。
業務連絡(ってなんの業務?)。りゅたろうさま、お心遣い誠に有難うございました(ペコリ)。
投稿: 練馬のH | 2013年2月26日 (火) 08時43分
私もコメントを…
いや、ちょっと疲れてただけです、仕事に。
忙しいような、忙しくないような、中途半端で逆に疲れた。
咳やくしゃみで地獄の苦しみは変わらないけど、ずれた骨を戻すのがうまくなりました。
R-381は明らかに反則な車ですね。
いすゞやマツダならいいとしても、エンジン屋でもある日産が…で、当時小学生だった私はこれを許せませんでした。
当時の雑誌もそんな論調であったと思いますが。
R-380はデザインも僕好みだったけどねえ。
投稿: りゅたろう(いつかは…) | 2013年2月28日 (木) 23時26分