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2013年2月 5日 (火)

”思い込み”の罠

 えー、映像作家には程遠いたこちゃんでございます(エーン、エーン!:泣)。といったワケで今日はおとなしく地味ーぃな”本ネタ(しかも小ネタ)”でお送りしようと思っております。

20130205012013020502 コレは、本日継続車検を無事にパスしたマセラティギブリ(目黒区のMさま号)がリフトに載っかってる時に撮影した、リアブレーキキャリパーの写真です。それぞれ左は左、右は右、後ろから見たところです。

 ここで、何が云いたいのかと申しますと、実は中期以降のマセラティギブリⅡと、後期型(シリーズⅡ)前半までのガンディーニクアトロポルテに採用されているドイツAte製のブレーキキャリパーは、「定評ある他車(笑)」用の”流用品”であるといったコトです。マーキングは(マセラティの)オリジナル状態では耐熱パテ状のモノで埋め込まれて消されています。ソレが経年でハガれてしまいますと、ご覧の様に素性が明らかになるといった寸法です。

20130205032013020504 左の写真では”問題の部位”をそっと(笑)示しておきました。

 右の写真は、その「定評あるドイツ製高級スポーツクーペ(笑)」のモノ。あっ、やっぱ、おんなじマークだぁー。

 前々から自動車雑誌のヒトは、「M○」を手放しで絶賛するコトが非常に多いような気がいたしますが、ソレがビトルボマセラティともなりますと、手放しで非難(笑)されてきたモノで、そんなのを目にいたしますと隔靴搔痒な気分で一杯になったものです。一方で、同じ世界の方々の中にも極々少数の分かっているヒトは本質を見抜いて、絶賛していた向きもあるにはありましたけど。

 表面に美しいカラーの電着塗装が施され”maserati”ロゴが配された、後の”伊ブレンボ製キャリパー”に比べてイカにも地味な見た目ではありますが、ワタシ自身の見解では、必要にして充分以上の確実な制動力、耐フェード性、ローター磨耗時の音鳴きの少なさ、パッドやローターのリーズナブルな供給価格、故障のほとんど無いボッシュABSシステムとの程よいマッチング、比較的容易に分解リビルドが可能である事等々、いい事ばかりの”名ブレーキキャリパー”だと思います。コレが「そういう素性のモノ」だと知って乗ったら、全然その評価も違ったモノになっていたような気がいたします。まあ、路上インプレとは”インプレッション=印象”ですから、当事者の感じる官能的要素には、こういった事前情報や、ブランドイメージが色々と介入してくるのでしょうね。・・・と云うワケで、旧いマセラティ、ちゃんと止まります。だけど、頼むからポル○ェとは比べるなよ(笑)な。そもそも違うんだから、生き方が。

 それじゃー、また明日!

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コメント

昔、ビトルボマセラティのシャーシーはBMW M3のコピーだと書いてあった記事があったように思います。
でも、私は何とも思わなかった。
空気絶対に読まないような私ですから、ちっとも気になりませんでした。
それより、定評あるM3のコピーならいいじゃん、というくらいの気持ちです。
これも定評あるBMWの流用品でしょ、いいじゃない。

コピーだろうがなんだろうがかっこよけりゃいいんです。
いいじゃん、だってマセラティは文句なくかっこいい。
BMWは?
私にいわせりゃ色気がない。
かっこいいと思ったことがない。
まあ、2000CSだけはちょっといいけど…
あのゲルマン面がいい。

それに、日本の雑誌のヒトなんて太鼓持ちのカスみたいなもんだから気にすることはない。カスカスカスカスカスカ・・・・・
と、トップギアが大好きな私はそう思う。

たこちゃんは人生かけてるから許せないんだろうけど、ごめんなさい、こんな私で。
あっ、ポルシェのブレーキは確かに感動的に止まりました。
その前に乗ってたのがコスモスポーツだったけど…

おお、2000CSのデザインはマルチェロガンディーニだったとたった今知りました。
知らずに魅かれていましたが、ううう、そうだったのか…

車が止まらない理由は、タイヤ、パッド、フルードの管理から制動時の姿勢のつくり方等まで色々運転者に負うところもあって、しっかりしたブレーキを持っていても人によっては使いきれない、ということもあるかと思います。
それにしても刻印のこの中途半端な誤魔化し方が如何にもらしいというか…。ちゃんと会社同士合意の上でのことなのか不安になりますが。

シャシーが当時の3シリーズとおんなじの件、私も読んだ記憶があります。
でも当時のメーカーはこぞって真似していたそれが当時の正解というような記述もあったと思いますので、同じシャシーのクルマのなかでとりわけすごいのつくってるんだからいいじゃん、というくらいの気持ちです。私は。

昨日のホイール洗浄の動画、ヤバイです。クセになります。
「ちょ~気持ちいい!」

今日のブログのたこちゃんはまるで考古学者のようです。
今日のたこちゃんは初代ジョジョの主人公、ジョナサン・ジョースター。
誰かがブレーキキャリパーを顔に被って吸血鬼に変身したりして。
・・・あっ、ジョジョネタ解るヒト、このブログファンには少ないかな?
でも作者の荒木飛呂彦先生は仙台ゆかりの人物で、仙台に転勤して花京院とか霞の目と言う地名に遭遇した時、勝手に感心しちゃいました。

最初マークを見たとき「え、フィアット」と思ったワタシ。恥ずかしい。
これも”思い込み”の罠です。
”ワナぁにおぅちぃぃそぉうおおおっー”「キッスは目にして」のメロディーが浮かんできました(笑)。

ははは、これあっちの会社は知ってたのかな?。昔アルファスッドが悪評まみれだったのに、「実は足周りはポルシェがやっていた」と知ったとたん見る目が変わり、以後好意的な記事が増えたことがありました。

ブレーキも車種は違いますが、CGでカリフはベタ誉めされていました、当時ブレーキは4ポッド、固定キャリパーが一部の高性能車に装着され出した時代ですが、シングル、フローティングでもそれらにひけをとらないブレーキとの評価でした。

Ryoさん、超能力を視覚化するアイデアは秀逸でしたね(あっジョジョの話)、最近は美術手帳で特集されてました。

↑今晩も、皆さん有難うございます。まぁ、今となっては真相はヤミの中と云うコトですが、Ateが半ば内緒でイタリア人に売っちゃったんだろな、だって、この隠蔽工作(笑)は、このブレーキ装備のどのマセラティでもちゃんと施されていますので。
 リモコンミラースイッチはフォードのです。フォードプローブやランドローバーディスカバリーにも同じのが付いてるのをこの目で確認しております。スイッチの刺さるカプラーにはFord楕円マークの刻印がはっきりと見てとれます。
 ま、でも流用は、欧州車やアメ車ではぜんぜん普通のコトですから驚くに値いたしませんね。
 明日起きたら”雪”積ってるのかな・・・朝から雪かき決定か?

 朝起きると雪ですね。ビトルボシャーシの話は、CM269(若かりしたこちゃんがでている)で、沢村慎太朗氏が書いてます。AteのBMW M3用のブレーキが流用されていたとは凄い話です。経過を追っていくと色々判明するのですね。

たこちゃんの知らない話題で恐縮ですが、かつてワタシは週刊少年ジャンプ派。
中学生の頃までは、こち亀、コマンダー・ゼロ、マッド・ドッグ、北斗の拳
がお気に入り。
高校生からジョジョにハマりました。第3部から精神力を視覚化したスタンドという新機軸を盛り込んだのが画期的でした。しかし、第4部から難解に。久し振りに漫喫に入り浸ろうか。
・・・今回のコメント、たこちゃんとのシンクロ率ゼロ。申し訳無い。

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