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2013年2月 6日 (水)

ある意味”奇跡”の、マセラティギブリカップ

 もう、本日は一日”雪”が舞う東京は練馬。千葉の家に昨日から帰っていたヨメによりますと、アチラでは大雨で結構気温も高く暖かいと云う。正月の”ダメ男の集い”の時には正常に動作していた我が家の冷蔵庫、今朝開けてみたら、まったく冷気が出ていないとのコトでブッこわれちゃった(大泣)んですね。中の氷とか”アイスまんじゅう(知ってる?)”などが、全部ヨレヨレにトケていたので捨てたそうです。ほんの100キロほど東方にズレただけで、天候は大きく違うモノですね。18年半活躍した冷蔵庫・・・ああ、買い替えなきゃならんのね。

 次男が税理士さんとの打ち合わせのため不在だった昨日の午後、三男がマセラティギブリの継続車検を受けに陸事に行ってる間、ワタシがひとり店番をしていると、階下で”ギブリ音(笑)”がしているのが聞えましたので、「三男が帰ってきたのかな?ソレにしてはハヤ過ぎるので、忘れ物でも取りに戻ったのか?」と思いつつ下に降りていきますと、店頭においてあったマセラティシャマルの後ろに”水色のアナタ”がいらっしゃるではありませんか。

 見れば関西の”33”ナンバーが付いている。「修理の相談事かな」と近づいて行きますと、「このクルマの査定をお願いします」との御依頼でした。

 1997年登録のマセラティギブリカップ。外装:ブルーフランス、内装:黒革。

 現状での内外装のコンディションは、過去にマイクロ・デポで販売した、同色のカップ「Yさま号」「Oさま号」(どちらも超低走行距離車)とほとんど遜色ないレベル。運転席背面の左脇に乗降時に付くスレが若干ありますが、一般的な感覚ではせいぜい3万キロ台といったムードを漂わせていました。カーペット、ドア内張りアルカンタラ、そして、ドアのラッチ金具周囲にあるステンレスガーニッシュ表面にまで、新車時からの養生ビニールシートがそのまま残されているといった驚異的な状態です。

 で、現実のオドメーターは・・・130,000Km超!スゴイ!スゴ過ぎる。ここまで美しさを保った過走行マセラティには、初めてお目に掛かりました。しかもワンオーナー車で完全ディーラー記録簿付。

 よほど神経質に扱わなければ、通常この距離でこのレベルはあり得ません。エンジンルームを開くと・・・ああ、やはり130,000Kmっぽさの片鱗を多少感じられます。しかしながら、このレベルでも「天然の美」があります。通常の感覚ですと、淡々と普通のディーラー整備をコナしてきた5万キロくらいのマセラティのエンジンルームくらいの見た目です。

 ところで、このギブリカップ、昨日はとりあえずお持ちかえり頂きました。

 現在のところ破損や故障は一切ありませんが、ワタシが車輌本体と整備記録を拝見した限りでは、全体的に消耗品(クラッチ・ブレーキローター・タイミングベルト・ウォーターポンプ)の交換時期は来ているものと考えられます。また長く乗りたい向きには、予防整備的な諸々の作業もお奨めしたいところです。ただ、とりあえずマセラティギブリカップをガレージのオブジェとしたいと云う方には、現状でも最上の一台であると断言出来ます。

 それじゃー、また明日! 

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コメント

果たしていかほど?業務連絡乞う。(笑)

ワンオーナーで15年13万キロ…ずっと乗り続けてこられてこの綺麗さ…、ただただ感嘆するのみです。
ああうちのもきれいに乗ってやらなくては…。

ビトルボフェスタではあまりに多くのギブリが集結した事に驚きました。
赤ギブリ黄ギブリ青ギブリ(言いにくい)…と言った感じで。こんな色もあるのかと感心。
奇しくもYさまのギブリがCGに取り上げられたら直後の来訪とは。
デポに問い合わせが殺到してますか。そんな事は無いか。
我々マイノリティなもので。
でも、このギブリ、なかなか良さげではありませんか。

きれいだ。
デトマソブルーの色が艶やか。
シャマルの前にいっとくべきだったろうか?
そんなこと言っちゃあうちのシャマルがへそ曲げるかもしれないんで、今の話、取り消し。
よくまあ乗ったね、13万キロ。
何もかもをコスモスポーツ一台でやってた頃を思い出します。
雨の日も風の日も台風でも雪でもコスモ一台で。
このギブリカップは幸せ者だ。

本日のブログを読む前に動画を拝見したのですが、「HAKKO(八光)」
ディーラーステッカーを見てすぐ関西出身車と気づきました。
とてもいい状態。かえって130,000kmが誇らしいです。
ちょっと気持ちが傾きかけました。

昼間は携帯電話でチョイ見し、只今帰宅してパソコンで動画を拝見させていただきました。
このギブリ、なかなかいいですね~。
エンジンルームの汚れなどたいした事ありません。
以前、たこちゃんが乗っていたスパイダーザガートのエンジンルームは医者の不養生、紺屋の白袴と言えるほどに真っ黒(笑)でしたもの。
内外装ともに美しい。
唯一、いただけないのはオンダッシュナビと室内の配線コードですが、こんなの取り払っちゃえば凄く素敵です。
BGMもいいですね。ワタシに動画のBGMを選ばせると、かなり固くて疲れるものを選んじゃうので、この選曲には癒されます。

 凄いですね。戦後何十年も経って、密林から出てきた旧日本軍軍人のような、背筋がキリっとするものがあります。オーナーさんがとても大事に扱っているのがわかります。デポなら、次のオーナーさんにも車を丁重に扱ってもらえるのではないか、また超絶デポ仕上げでリフレッシュできるのではと査定にいらっしゃったんではないでしょうか。
 私が前に乗っていたト○タも14万キロ越えでしたが、青空駐車だったので、ルーフの塗装はハゲハゲでした。内外装ともヨレヨレで、ちとかわいそうでした。

13万というと驚くのですが、本来の登録年式からしたら妥当だといえるのでしょう。昔は10万超なんていうとリセールは利かなかったでしょうが、見渡してもそそられるモノが少ない今、こんな魅力的なモデルならまだまだいけそうですね。

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