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カテゴリー「雑文垂れ流し」の252件の記事

たこちゃんが日々感じた事の他、分類不能バナシのまとめ。

2013年2月22日 (金)

東海地方の皆さん、こんばんは(笑)

 今日の午後は、ちょっと小春日和。ここんところで一番過ごし易かった様に思います。こんな作業に絶好の天候はメッタにありません。さぁ、元気よくイクぞ!・・・で、マセラティギブリの天井貼り(劣化ウレタンと接着剤はがし&ウレタン新製)作業をやってましたら、こっこっコシがぁ(御唱和ください。さん、ハイ!”トシあるね!”:笑泣)。それでも予定の作業は完了し、ヨタヨタと這う様にアパートへと帰ってまいりました。”トシあるね関係者”の皆さんは、時節柄くれぐれも御自愛頂きます様、お願い申し上げます。

 せっかくのマセラティ天井貼り作業なんですが、このネタは以前にやってしまったので、今日のお題にし難い・・・コマったなぁ。

 ・・・と云うワケで、今日は本格的な”小ネタ”(なぁんじゃ、そりゃ:笑)をお送りするしかないな、と思いつつ、アレコレと考えながら家路についたのではありますけれど・・・

20130222012013022202_2 アパートに着いて、ドアを開けますと、たこちゃんヨメが出てきて「今日はねぇー、またまたイイことがあったのよぅー」と申します。

 そして、”イイこと”の中身がコレ。

 オリエンタルさんは、どーにもこーにも、この東京練馬で仕事をし、千葉に家を構えると云う東海圏とは無縁のこのワタシ(と申しますよりも”たこちゃんヨメ”の方かな)と”縁”を結びたいらしく、1月26日に送られてきたマツケンカレーセットのパッケージの応募券をいぢこく貼り付けて、しつこくもまたまた応募した「オリエンタルがっちりプレゼント」がさらに当選してしまったらしいのです(喜)。「24K(メッキだけど)のフォーク」、同じ仕様のスプーンは特賞扱いで申込用紙にアナウンスされてはいたのですが、ちょっと変化球な賞品であるところが(こっちの方がスプーンよりレア感があるよな)、これまたオツであります。

 そもそも、昨年末のお歳暮に名古屋在住「みっち」さんより頂戴したオリエンタルカレーセットに端を発し、ワタシども夫婦は一度もオリエンタルカレーを自ら購入する事なく、ここまで連鎖的に賞品を賜っております。オリエンタル様には、本当に申し訳なく、なんとしても、貴社のカレーを購入し、このフォークを使ってカツカレーとかコロッケカレーを喰ってみたりいたします所存ですから、何卒今度はスプーンの方もよろしくね(笑)。

 昨日の夕方には、「愛知県半田市」にお住まいの「Hさま」から、「シャマルが欲しいよぅー(笑)」との熱き御電話も賜りました(メールも有難うございました。頑張りまっす!)。昨年正月にお届けしたたこちゃん夫婦の半田旅の記事(ミツカン酢とかのハナシのヤツね:”その1”から”その5”までが半田ネタ)を御覧になって、とても親近感を持って頂けたそうです。

 あー、なにか東海地方の方々とは、ここのところ色々と”えにし”を感じるなぁー。今度はオリエンタル工場探訪記を何とかしなくちゃね(笑)。

 ああ、今日はホントーに小ネタだわ(失礼)。それじゃー、また明日!

2013年2月21日 (木)

ワタシは運転がへたくそであります。

 あいかわらず、今日も一日大ハマりしつつ頑張っております(あ、ちょとナミダが:笑)。昨日までのコメント欄を拝見いたしますと、皆さんもそれぞれ大変な激務に晒されている御様子。とりわけ、「松戸のS」さんと、「練馬のH」さん(と、一昨日の主役”Rたろう”様:笑)には「おーい、生きてるかぁ(笑)!!」と呼びかけておきたくなるほどです。毎日が寒いわ、遅いわ、そしてまた(翌日は)ハヤいわなので、心身ともにさぞやお疲れのコトでしょう。とにかく、ストレスをためない様にして「Fight!ふぁいと!!」でイキましょう、リポビタンD(トシあるね:笑)。

 さて、本日は「衝撃の告白」。ワタシが如何に”運転へたくそ”な人生であったかを羅列。

①:まずは、免許を取る段階で、技能二時間オーバー。仮免は学科で一回落ちた(馬鹿!)。

②:免許が取れたら若葉マーク付けて初めてのドライブ。親父のY30グロリア借りてったら、出先でいきなりリアセンターガーニッシュを工事中のバリケード(パイプ)にめり込ませた(夜だったしぃー、雨だったしぃー、だいたいどーしてあんな路地にバリケードなんか・・・ああ、オレはなんて運が無かっ・・・、馬鹿!)。おまけに、帰ってきてみたら、ずーっと、パーキングブレーキをリリースしてなかったコトも発覚(アレで横浜行って帰ってイカれなかったので、曙ブレーキ工業にはスゴすぎてマイった:笑泣)。

③:親父のクラウンで真夜中に走行中、練馬区は豊玉の「富○病院」先のエ○ソスタンドうらの交差点(桜台駅を背にして環7の手前ね)で普通に走ってたのに、横から「赤ムシ」で突っ走ってきたレジェンドのひとつ下の・・・何だっけアレ?うう、車名がなにか思い出せない・・・とにかくホンダ!の中途半端なヤツに思いっきりブツけられ、咄嗟に左に切ったこちらはガードレールにメリ込んでほぼ全損。あちら(ホ○ダベ○ノ谷原勤務)は助手席の女が”突き指”したとかしないとかで、こちらが”人身扱い”にされ、明らかなもらい事故なのに、一発免停でヒドい目に(アキれて怒らなかった親父はある意味太っ腹:笑泣)。

④:初めて自動車屋に勤めて、2日目。陸事近くのテスター屋を出て、路地からバス通りに出ようとキョロキョロしながら、右から来た宅○便のクルマに気をとられつつ左折。突如全開にしていた左ドア窓が”ドスバリーーーン”と大音響で割れ、「何か爆発したのか」と思いきや、自分のクルマの左ドアが大凹み(爆泣)。コレで、一発でクビかと思えば、先輩達が助けてくれたので大感謝(何しろ納車直前の560SECだったモンで)。今でも業界の中心に居るその方々には今現在でもアタマがあがりません。

⑤:マセラティカムシンで通勤中、光ヶ丘公園の周回路に顔を出した途端、歩道を爆走してきた高校生がフロントフェンダーに激突してすっとんだ。もちろん「大丈夫か?」とクルマを降りて声を掛けたが、クルマのあまりの威容にビビって却って逃げられた。こちとら、フェンダーのペイントにクラックが入って大泣。

⑥:VWビートルで、西八王子(京王線めじろ台あたり)の裏路地の坂道を降りてたら、前方からクルマが来てちょっとブレーキを踏んだらそのまま相手がフロントフェンダーにメリ込んでた。はい、大雪が積雪してやした(笑泣)。ノーマルタイヤにチェーンはツケてたんですけどね。

⑦:雪と云えば、ジムニーが四駆のくせに「ツィーっと」スベって、畑の柵にメリこんだコトもあったな、練馬区早宮のバス通りで。こちらは、ノーマルタイヤなので、いた仕方あるまい。

⑧:スズキフロンテクーペで、オトコ○人載せて(時効:笑)首都高環状線を全開コーナーリングして四輪ドリフトしてたら、真横向きながらカウンター切るハメに・・・コレには本当に今でも冷や汗が出る。

 その他、以前にも書きましたが、コドモの頃には”轢かれたコト”一回(自転車全損&無数の擦過傷を負う)、”ハネられたコト”二回(そのうち一度は、ハネられてキレイにボンネット→フロントウインドー→ルーフ→リアウインドー→トランクと車輌上面を転げたので軽傷で済んだ)・・・しかーも、こういうの全部”ひき逃げ”されてますから(その上、家に帰ると親には怒られる:大泣)。

 オートバイになると、雨の国道246を二人乗りで爆走し、山北あたりの山中でコーナーリングに失敗し、転倒。○●キロは出てたけど、ワタシは無傷。後部にのってた新井薬師のカタログ屋さん(T橋君のコト→昨日は資料の御提供有難う!)が足に裂傷を負う(ホント、ごめん!)。この経験が、今でも”雨の日には極度に注意する”運転スタイルに生きているとは思う。バイクねたは今日の本題から離れるけど、まぁ、他にも諸々色んなコトがありました。

・・・実は、今日のお題、そんなにネタがあったかなぁーと思いながら書き始めたのですが、色々我が過ぎし人生を回想いたしますと、まぁ、ご覧の様に「出るわ出るわ」です。

 自らの経験を通じて得たコトは、昨日のおハナシに尽きておりますが、とにかく、歩いていても、自転車に乗っても、電車やバスなどの公共機関であっても油断はしない。もちろん、クルマの運転も慎重に行っております。特にワタシが実践しているのは・・・

a:大音量で車内の音楽を掛けない(ワタシ、そもそも耳があまり良くありません)。

b:一般道でも車間距離を十二分にとる(ワタシには、特にスリーシーズンにおいて、運転中に急に目がイタくなり、涙がジャージャーになると云う身体的弱点があります)。

c:路地では決してトバさない(ワタシは、特に右ハンで大きな車の車輌感覚がゼロ:笑)。

d:(特に高速道路上で)フラフラとしているトラック、砂利砕石を搭載したトラック、ホイールがトレ掛り”レロレロ”しているトラック、全長が17メートルもあるフルトレーラー、屋根に雪や氷を載せた様なヤツ、ヤケに遅いヤツ、ヤケにハヤいヤツ・・・このようなクルマたちからは出来るだけ自らを遠避ける様にいたします。多くの場合は間合いを見て一気に遣り過ごすと云うコトになりますね。だからワタシ、飛び石くらったコトほとんど無いモン(というワケで、一気に中間加速できるターボ車を好んでいるのかも知れません。あまり意識したコトは無いけれど・・・)。

e:リアウインドーに濃いスモークを貼ったクルマは決して運転しない(若い頃からトリ目気味のワタシ、夜の後退がツラいので・・・上記②から得た教訓なんです)。

 自動車保険の等級設定って、実に加入者の行いを反映していたりするものなのです。ヤル人は何度でも懲りずに(代理店の立場で見ると、そう見える)やる。貰うヒトも数人の決まったヒトがなぜか何度でも貰うのです。いっけん運不運に見えますが、自ら気が付いていない原因がひょっとしたらあるのかも?とタマには思い返してみては如何でしょうか。

 自分の弱点を認め(ワタシ自身も最近は動体視力の明らかな衰えを感じています)て、ソレを補う様に行動していこうと思っております。ワタシは運転がへたくそであります。だから、無理は出来ないのです。

 それじゃー、また明日!

2013年2月20日 (水)

人生は紙一重だったり、綱渡りだったりする

 さすがに昨日のお題はショッキングな画像に大変なインパクトがありましたので、皆さんのコメントからも驚かれたり、衝撃を受けたりといった雰囲気が存分に伝わってまいりました。なんにいたしましても”命あっての物種”と申します。今日一日すらも、たまたま”僥倖”で生き長らえた命なのかも知れなかったものと、様々に感謝しつつ、(ワタシも含めた)皆さんも、本日これより一層気を引き締めて、さらに生き長らえてまいりましょう。しかも元気にね(笑)。

 何しろ、昨今ニュースになるハナシは、海外でのテロや、観光地で無差別に襲ってくる者の犠牲になったと云うような理不尽極まりないものばかりで、皆さんの心が痛んでいる真っ只中でもありましたから。ワタシ自身も”命”の不思議さや、”運”などというコトも色々と考えさせられてしまうのであります。

 但し、運やツキをこちらに味方させる生き様と云うモノは、確率論的にはやはりあると思うのです。危険や停滞を招きそうな事柄はなるべく遠くにおいておきたいモノです。蛮勇を奮い起こして(若しくは一時的な快楽を求めて?:笑)、無理や無茶はしちゃイケませんね。だけども、「分かっちゃいるけどやめられない」のが人間と云う不条理な存在なのでしょうけれど(ワタシもこの口でしょう、きっと:笑)。

 我々は事故や事件に”巻き込まれる”という言い方をしばしばいたしますが、従来、諸外国と比べて治安が優れていると云われてきた国に住む日本人は、やはり全般的に危機意識そのものが低く、危険を察知する能力(第六感と云う、ある種オカルト的なモノも含め)も極めて低下している様に思えてなりません。国内に限定しても、巻き込まれているのではなく、被害者自らが巻き込まれにイッてる様にしか思えない凶悪犯罪事件の事例は、幾らでも日々伝えられるニュースの中に見出すコトが出来ます(”出会い系”で知り合った見ず知らずのオトコに会いに行ったりとかね)。

 たまたま軽装で行ったハイキングでの遭難、天候をアマく読み誤ったために起こる山中での事故、こういったモノも「こんなハズじゃ無かった」と本人は云うでしょうけれど、危機管理意識のアマさの所産でありましょう。

 自転車を走らせる高校生たちや若いサラリーマン、目は携帯の画面に釘付けです。練馬では、雨の日にも傘を差して自転車を走らせる習慣があり、そのような場合でも、器用に傘の柄と携帯を片手で握って走ります。もちろん雪が降っても同様です。

 たしかに高校生の頃、「長靴なんてだせーよな」と、革靴や陸上競技用のスニーカー、そしてバッシュなどで雪の日の自転車登校をしていた者が大半でした。ワタシはゴム長靴でした。そりゃもーカッチョ悪いのですが、我が命と健康には代えられません。

 大昔のハナシになりますが、ファッション界において、日本におけるアイビールックの生みの親、ヴァンヂャケットの創業者として、主に1960年代において時代の寵児であった石津謙介さんは、「TPO(Time・Place・Occasion)」という造語を提唱し、その言葉は一般名詞化するほど広く伝播いたしました。恥ずかしながら、ワタシなどかなり長じる迄の間、純然たる英語だと思ってたくらいです。「アイビー」の響きは懐かしいですね。ワタシが大学生になる頃には「第二次アイビーブーム」真っ盛りで、その弟分の「プレッピー」なんてのも流行りました。メンズクラブやチェックメイト、ポパイにホットドッグプレス・・・当時は読み倒しましたモン。そして「ねばならない」「・・・べからず」を学びました。約束事(ある特定のルールと云うか、シバり)の範疇で如何に洒脱に着こなすか、というのがアイビーファッションの基本だったんです。オシャレさのかけらも無い現在のワタシからは想像出来ない(でしょうねぇー:泣)かも知れませんが、サラリーマンやってた20代の頃は三つボタン段返りの三つ揃え着て仕事してた様なヤツだったんですから。

 TPO・・・今風に翻訳すれば、「何事も時と場所にあわせて、その空気を読め」と云う感じでしょうかね。本来は、戦後10年経過したあたりで、ただ単に「着てりゃいいんダロ」的な男性ファッションのあまりにもヒドい有様を見て、「決まり(must)のある着こなし」を提唱するのですが、その根本原理として編み出されたのがこのTPOと云うヤツでした。その後、この直裁的で分かりやすい概念はファッションの世界に留まらず、広く便利に使われる様になったというワケです。時と場所と場合、それぞれの組み合わせの相違に応じて、着ていく服(身なり)はキチンと正しく変えて行こうと云うのが本来のモノでした。そのうち「ちみぃー、てぃー・ぴぃー・おぉーを考えて行動せんか、TPOを!」みたいな使われ方に変化して、今では須らく「空気に合わせていこう」といった語感になりました。すっかり死語ですけど。

 公道には、公道に合わせた走り方を。速いクルマもいつも全開走行ではぶっ壊れます。なぜなら、彼らはストラダーレ、あくまで公道で順法に走るコトを前提に作られたクルマだから。出せば出ますよきっと、200でも250でも。で、実際に出せるんだけどもソレを見せびらかす様に走るこたぁない。その上、日本の道路規格はヒドいので、市井でぶっ飛ばしているヒトを見かけると「自らが巻き込まれにイッてる様にしか思えない」ヒトにしか見えません。

 斯く云うワタシ自身、本当はアンダーパワーを目いっぱい使って走る様な小さいクルマが好きでした。で、トシを重ねるごとに「もうちょっと余裕が欲しい」気持ちになり、日本の狭い道路事情を勘案いたしますと、ビトルボマセラティがベストであると結論付けたのです。コンパクトなボディに充分すぎるほどのハイパワー。太いトルクで余裕の高速走行。そしてなによりオシャレで冠婚葬祭、TPOに合わせてどのようにでも着こなせる。

 ワタシも久しぶりに思い出したTPO・・・Time・Place・Occasionと唱えつつ、その時その時の空気を読んで適切な行動が出来ます様、これから頑張ってみたいと思っております。「紙一重」の違いが天地雲泥の結果差となる物事は多いけど、朝起きてから夜寝るまでの間に(無意識下であっても)選択と決断をしながら行動しているのが、ヒトの生活と云うものなのかも知れませんね。綱渡り・・・願わくば渡る綱は出来るだけ太くした方がいいヨ(笑)。

 それじゃー、また明日!

2013年2月19日 (火)

あわや・・・ベルトッキはマネんでいい。

 本日も雪がちらちら舞い降りる天候の東京練馬。それでも小降りなので朝から露天での作業は継続中。途中、一陣の風とともに一気に吹雪と化してきたので、這う這うの体で一旦作業を撤収。

 事務所にあがり、パソコンの前で「今日のブログねた」でも仕込んでおこうと云うコトに。とりあえず昼メシ前にはアタマの中に”ネタのカケラ”でも搾り出しておこうとウンウン唸っておりましたところにワタシの携帯が鳴りました。「こんな時間にダレだろう?」と出てみますと”アノひと”でした。

20130219012013021902 ”今年も私は燃えています!!(御本人が写真に付けてきたキャプション)”

 ・・・「ミニがね、燃えました。」「えっ?」「だからね、ミニが燃えたのよ。」「(超困惑)どーいうコトですか?」「もーね、クルクルと(横転)何回(四回)も回ったの。あんなに回ったコトは人生中無いな。屋根がひしゃげて窓が全部ハズれてね、窓からソトに出られたのよ。」「ああ、エアバッグは無いんでしたね」「そーよ、モトリタにしてあったから」「それも却って良かったかも知れませんね。ところで(些かムッとして)ドコでやっちゃったの?」「(大分自動車道)米良インターの出口のところで。」「(半ばアキレつつ)やっぱ、ランプウェイですね?」「前のとき(昨年大晦日のシャマル)とおんなじ。雨で路面が濡れてたの。まーね、よく燃えてたよミニは。携帯で撮っといたから写メ送ろうか?」「(とりあえず元気そうなのでホッとして)じゃ、お願いします。もうこうなったら今日のブログねたにしちゃいますよ、ちょーどコマってたところなんで」「ホントに書くの?・・・いーよ、もうどうにでもして!」「この際、皆さんから”馬鹿!(笑)”って云って貰いましょ。」

20130219032013021904 ”燃え尽きてしまわないように気をつけます。(御本人が写真に付けたキャプション)”

 ・・・「クルマはともかくとして、カラダの方は如何ですか?」「ああ、耳の後ろをちょっと切っただけ(三センチの裂傷)よ。さっき(痛み止めの)座薬イレて、今は点滴中よ。明日はきっと全身激痛だと思うケド。」「自分で自分を診断して、どっか折れてないの?」「たぶん大丈夫だと思うケド、アバラにヒビくらいはあるかも知れんね、イタいモン。」「全身打撲?」「まぁ、クルクル回ってる間にずいぶんあちこち打ち付けられたからね。とりあえず手足が折れてなくて良かった、色々面倒だからね。」「奥さんには連絡したの?」「そりゃ、一番に電話したよ。”ミニが燃えました。ごめんなさい”って。”もう、クルマにゃ乗るな!免許は返せ!!シャマルも売れ!!!”だって。」「・・・馬鹿(苦笑)!!」

 ・・・とりあえず電話口では元気そうにされておりましたが、時々笑おうとすると「ワッハッハゥ・・・いっ、痛っつ・・・」と呻かれますので、やっぱ相当イタいらしい。その後、夕方に御電話頂いた時にはいよいよ痛み止めの効力が薄れてカラダ中がイタいと仰ってました。

20130219052013021906 ・・・と云うワケで、今日の午後は”休診”にして、お家に帰ったそうです。

 「燃えてるの見てたらね。タバコが吸いたくなって・・・ライター持って逃げるの忘れたのに気がついた。目の前の炎で点けてやれと思ったけど、それはちょっと”人として”どーか、と思ったからヤメといた(この御仁は、やっぱ、ぜーんぜん懲りてない:笑)」・・・お願いだから、当ブログを御覧になっていらっしゃる”良い子の皆さん”は、①:とりあえず高速道路の進入路でアクセルを”ガバチョ”しない。②:やっぱ、磨り減ったタイヤのまま、攻めない。③:大体、普通雨の日はもうちょっと気を付けないか?”人として”(笑)。以上三点を御考慮の上で、ドライブをお楽しみください。

 当の御本人様に「どうして、そんなに懲りないの?」とお尋ねいたしましたら、「そーりゃ、馬鹿だからに決まってるでしょ。あたりまえダヨ、ボクは馬鹿なの!ばーか!!・・・アヒ、痛っっ。闘え、何を?人生を!」ともはや居直っております(笑)。

 家に帰って、奥さんに「オカモトさんが、(ミニの代わりに)クアトロポルテ買えって云ってたよ」と云ってみたところ、「おぉーかぁーもぉーとぉー」と仁王の様だったそうです(ホントは美人の奥様、スミマセン:笑→また、オレ、ひょっとして悪者?:笑泣)。

 ともあれ、お体の一日も早い御回復は西の空に祈るばかりです。・・・生きててよかったぁ。

 本日は皆さんから、御本人の期待通りに(笑)「叱咤」ばかりのコメントが寄せられるコトでありましょう。ミニもブログも炎上だぁ!おあとがよろしい様で。

 それじゃー、また明日!

2013年2月15日 (金)

雨ニモ負ケズ、雪ニモ負ケズ・・・

 今さら云うまでもなく、宮沢賢治先生の有名な一節(のパクリ:笑泣)ですが、今年の冬は雨や雪が降りながらも結構寒いので、ワタシを含めた”ジジイども(笑)”には、相当キツイものになってると思います。実際、東京練馬も本日午後には雨・ミゾレ・雪と色んなモノがチラチラしております。

 有難いコトにワタシ自身は、日々カラダ中の色んなところがイタいだけで、コレと云った患いも無く、淡々と毎日を過ごさせて頂いておりますので、より過酷な環境や境遇の中で生きていらっしゃる方々にはむしろ申し訳ないくらいです。

 昨年末に、「練馬のH」さんや「世田谷のY」さんにもちょっと御相談したハナシなんですが、当店と長くお付き合いのあるお客様が、一昨日に御電話をくださいまして、集中治療室から脱して、現在リハビリ中との事でした。

 一時はそれこそ生命も危ぶまれる状態であると伺っていたものですから、受話器から御本人の肉声が聞えて来た時には、まず我が耳を疑い、ついで思わず涙が溢れそうになりました。奥様ともお話し、その経過を縷々伺うと、いよいよ御家族も御本人も、そして万事を尽くして立ち向かってくださったドクター諸氏にも「よくぞ頑張られたもの」だと労いたい気持ちで一杯です。

 生命の危険は脱したものの、四肢には不自由な部分がかなり残ってしまっているとの事なので、「快気祝い」と云ったところまでの気分にはどうしてもなれませんし、御家族の生活面での闘いはむしろこれからとなりましょう。月並みな表現ですが、まずは命の不思議さと尊さに向き合い、生かされた意味を出来るだけ咀嚼し感謝しながら、御家族が手を携えて力強く生き抜いて欲しいと、ただただ願うばかりです。

 そこで、もう一度冒頭の”宮沢賢治”に戻るのですが、彼が記した”農民芸術概論”と云う小論(と云うよりも、ほとんど”詩”とか”檄文”の類なのですが)が、最近私の心を掴んでおります。

「芸術としての人生は老年期中に完成する」

「世界に対する大なる希願をまづ起せ 強く正しく生活せよ 苦難を避けず直進せよ」

「個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をなせ」

 若い人々に向けた檄文ですから、現代の社会を動かしている実際の”オトナ”の目から見ますと、些かならず青臭いほどに気宇壮大に映る文言の数々です。しかしながら、こういった純粋無垢な”青臭さ”の欠如が、現在、子供から老年層にいたるまで”生活モチベーション”の低下を招いている原因のひとつとは云えないでしょうか。

 仮に五体が満足に動かないとしても、呂律が回らないとしても、その肉声を聞けると云うことがどれほど周囲に喜びと安心を与えるか。生きていると云う事はそれだけで素晴らしい。周囲の御家族方や、治療にあたられたドクター諸氏が、それぞれ「個性の優れる方面に於て」、「止むなき表現」を発揮した、その帰結が、先の”奇跡的回復”と云う芸術的な(そして医療に門外漢の私にとっては神秘的ですらある)成果を生み出したのだろうと思います。くどいようですが、もはや聞く事が叶わないだろうと思っていた声を聞けた時の驚きと喜び、それに伴う感動と云うのは、ボストン交響楽団のシンフォニーをも凌駕する、芸術的に心を揺さぶられる境地でした。

 そこに五体満足な体(多少ガタはキテいるが)と健康があるならば、「強く正しく」「個性の優れる方面に於て各々止むなき表現をな」したいと思うのみです。

 ・・・ワタシの場合、”旧いイタ車をなんとかする”っつーのと、”雑文を面白可笑しく開陳する”くらいしか今のところ出来ません。それらにしたって「んもーコレが限界だぁ!」と海に向かって叫びたくなるコトは、今もってしばしば。まだまだ、雑巾を絞り上げる様にチカラを出していかないといけませんね。なにしろ宮沢師の言に拠れば「芸術としての人生は老年期中に完成する」らしいのですから。

 それじゃー、また明日!

2013年2月 6日 (水)

ある意味”奇跡”の、マセラティギブリカップ

 もう、本日は一日”雪”が舞う東京は練馬。千葉の家に昨日から帰っていたヨメによりますと、アチラでは大雨で結構気温も高く暖かいと云う。正月の”ダメ男の集い”の時には正常に動作していた我が家の冷蔵庫、今朝開けてみたら、まったく冷気が出ていないとのコトでブッこわれちゃった(大泣)んですね。中の氷とか”アイスまんじゅう(知ってる?)”などが、全部ヨレヨレにトケていたので捨てたそうです。ほんの100キロほど東方にズレただけで、天候は大きく違うモノですね。18年半活躍した冷蔵庫・・・ああ、買い替えなきゃならんのね。

 次男が税理士さんとの打ち合わせのため不在だった昨日の午後、三男がマセラティギブリの継続車検を受けに陸事に行ってる間、ワタシがひとり店番をしていると、階下で”ギブリ音(笑)”がしているのが聞えましたので、「三男が帰ってきたのかな?ソレにしてはハヤ過ぎるので、忘れ物でも取りに戻ったのか?」と思いつつ下に降りていきますと、店頭においてあったマセラティシャマルの後ろに”水色のアナタ”がいらっしゃるではありませんか。

 見れば関西の”33”ナンバーが付いている。「修理の相談事かな」と近づいて行きますと、「このクルマの査定をお願いします」との御依頼でした。

 1997年登録のマセラティギブリカップ。外装:ブルーフランス、内装:黒革。

 現状での内外装のコンディションは、過去にマイクロ・デポで販売した、同色のカップ「Yさま号」「Oさま号」(どちらも超低走行距離車)とほとんど遜色ないレベル。運転席背面の左脇に乗降時に付くスレが若干ありますが、一般的な感覚ではせいぜい3万キロ台といったムードを漂わせていました。カーペット、ドア内張りアルカンタラ、そして、ドアのラッチ金具周囲にあるステンレスガーニッシュ表面にまで、新車時からの養生ビニールシートがそのまま残されているといった驚異的な状態です。

 で、現実のオドメーターは・・・130,000Km超!スゴイ!スゴ過ぎる。ここまで美しさを保った過走行マセラティには、初めてお目に掛かりました。しかもワンオーナー車で完全ディーラー記録簿付。

 よほど神経質に扱わなければ、通常この距離でこのレベルはあり得ません。エンジンルームを開くと・・・ああ、やはり130,000Kmっぽさの片鱗を多少感じられます。しかしながら、このレベルでも「天然の美」があります。通常の感覚ですと、淡々と普通のディーラー整備をコナしてきた5万キロくらいのマセラティのエンジンルームくらいの見た目です。

 ところで、このギブリカップ、昨日はとりあえずお持ちかえり頂きました。

 現在のところ破損や故障は一切ありませんが、ワタシが車輌本体と整備記録を拝見した限りでは、全体的に消耗品(クラッチ・ブレーキローター・タイミングベルト・ウォーターポンプ)の交換時期は来ているものと考えられます。また長く乗りたい向きには、予防整備的な諸々の作業もお奨めしたいところです。ただ、とりあえずマセラティギブリカップをガレージのオブジェとしたいと云う方には、現状でも最上の一台であると断言出来ます。

 それじゃー、また明日! 

2013年2月 2日 (土)

ご覧になりましたか、カーグラ通巻624号

 まぁー、ホントに今日は実り多い一日でした。「松戸のA」さま、「松戸のS(本物:笑)」さま、「愛知県のH」さま、皆さん有難うございました。

2013020201_2 ところで、当ブログのコメント欄にて盛り上がっております「カーグラにYさんのデポ製ギブリカップが掲載される」と云う件、内容を確認するためにワタシも昨日発売されたばかりの同誌を本日朝一番、ヨメに頼んで本屋で購入してきてもらいました。

 プロのカメラマンが撮影したマセラティ達はどれも生き生きとした魅力を振りまいております。ここらあたりはさすが、”グラフィック”と誌名に謳う同誌だけのコトはありますね。

 だいたい、マセラティの通史を記述してくれた同誌特集記事は、クアトロポルテⅢが表紙の「マセラーティV8特集」の号以来の出来事では無かろうかと思います。ほとんど30年振りといった感じなのではないでしょうか(と、ワタシが勝手に思っているだけなので、その後にソレっぽいのがありましたら向学のために教えてください)。

 まだ、全体的に特集記事を読み進めておりませんので、ワタシが気がついた、ギブリカップ部分(P78~P81)についてのハナシだけをここで開陳しておきたいと思います。

①:P80ページ上段の後ろからのカット、スモールランプがキレている(ウチの三男が0.2秒で指摘しました、ある意味サスガだけど→Yさま、ゴメンなさーい!:泣)

②:ガンディーニ型ギブリの年式ごとの形態を六段階に分ける分類法とともに、初期型、中期型などの呼称は、ワタシ(マイクロ・デポ株式会社)のオリジナルなので、そこんところよろしく!(コレは後世になってウチのホームページがこの同誌記事から全面的に引用したのだと誤解されるのを防ぐ意味で、当ブログと本篇ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・(問題のページはココ→コレと同誌記事を読み比べて頂ければ、ワタシの”海に向かって叫びたい(笑)”気持ちがお分かりになって頂けると思います)」の読者の方々全員に”証人”になって欲しいのです。コレに付きましては同誌編集部からマイクロ・デポ株式会社宛に何かひとこと(電話の一本でも)あってもよろしかったのではなかったかと:笑泣)その各型ごとのどうでもいいような相違点(エアコンタッチパネルスイッチの造形変遷とか)や、ブレーキキャリパーの選定に関する事柄など、ここまで詳細に同じ流れに沿って解説してしまうような人間はあまり居ない様な気がいたします。また、皆さんはお気づきになっていないかもしれませんが、ウチのホームページにはこんなページもあるのです。”サイトポリシー

③:”エンジンスペック”・”加速感”などの乗り味インプレがともに、本国仕様2リッター本物カップ(日本でオープンカップと呼ばれていたモノ)と、日本向け輸出仕様2.8リッターカップとの間であきらかに混同していると見受けられる記述になっている。

④:”曲がらない”と云う操縦性への表現も、ワタシにとっては理解不能。まったく同じエンジン、同じ足回りである”通常ギブリGT”と”日本向けカップ”が違うかの様に表現されているのもちょっと。モモの革巻きステアリングとスピードラインの2ピースアルミだけの違いで繊細な操舵をしていると”曲がる”様に感じられるのか?また、ここまで操縦性についてのアラを細かく書きながら、中期型以降フェラーリデフ装備車で、リアサブフレームとサスペンションアームがまったく改変され、劇的に乗り味が変わっているコトを大きく取り上げてないのは、ヘン。ザックリ云えば、フェラーリデフ搭載以降は3200GT寄りのより近代的な設計、初期のレンジャーデフ装備車は222  4vとまったく同じです。どちらもそれぞれにキチンと走れますし面白いですヨ。

 せっかく、珍しいマセラティ特集の中で、”ビトルボ代表選手”として取り上げて頂いたのですから、(紙媒体はずーっと残るゆえに)後世への一里塚として歴史的な記事となり得るチャンスだったんですけどね、ワタシにとっては色々な意味でちょっと残念な感じでした。

 あっ、そうそう。マイクロ・デポの送り出したクルマが、(間接的にではあっても)CG本誌に掲載されたのは、実に初めて(UCGやムック本にはありましたが)なんです。コドモのころから”日本随一最高のクルマ雑誌”と慕い続けたカーグラフィック。コレに載るのは実にワタシにとって40年あまりの悲願でもあったのです。Yさまのギブリカップを掲載車として選んで頂き、美しくフレームに収めてくださった関係者各位には、心より御礼申しあげます。

 ともあれ、”マセラティ特集記事”全般的に読み応えがありそうなので、本日これから持ってかえって、明日の日曜日に熟読してみようと考えております。まだ手に入れてない皆さんも、ぜひ本屋さんで手にとってみてはいかがでしょう。

 それじゃー、また来週!

2013年2月 1日 (金)

シャマルがデポにやってきた。

 ・・・って、コレかい!(笑)

20130201102013020108 先日、「練馬のH」さんがお越しになった時に、「こんなのがあるんですよ、コレはあげませんけど(笑)」と仰りながらカバンの中から出してきたのが1/43モデルになったマセラティシャマル。

 ロッソマセラティ独特の得も云われぬパーシモンレッドの雰囲気がよく掴めている好モデルですね。ここまで小さくしてしまうと、表現の限界を越えちゃっているので、全体的にコロっと丸っこい感じになって、モノホンより可愛らしさを振りまいております。

20130201072013020106 「練馬のHさん」御本人としては、フロントバンパーに内蔵されたドライビングランプの表現が今いちであると思っていらっしゃる御様子でした。

 このアングルで撮影すると、ヘッドライトベゼルをもうちょっと前に出し、グリル枠のメッキモールをふた周り細く、ボンネット上の”アミ”を一回りデカクしたらよかったかなと思います。実車を見ても目線の高低や、車輌への近づき具合の違いでまったく違ったフォルムに見えてしまうマシンですから、モデル化するのはさぞ難しかったコトと思います。

2013020101201302010220130201032013020104 ・・・と云ったところを踏まえて、より細かく細部に近づいてまいりましょう。

 ボンネット上のエンブレム、そして”アミ”、リアフェンダーの造形、ルーフ後端の丸っこさ・・・ふむふむ、目を近づけて見るとたいへん良い出来です。

 あれ?いくらなんでもナンかヘンですね(わざとらしい?:笑)。

 はい、こちらは原寸大のマセラティシャマルです。なかなか良く出来ております(笑)。1/1モデルの場合でも”超アップ”に耐える様に一生懸命造り込む「おバカな」ワタシたち。コレが本当に走れてしまうと云うところが、素晴らしいの一語に尽きるワケです。1/1モデルの方も、皆さんよろしくお願い申しあげます。

20130201092013020105 だけどね、縮尺が43倍違いますと、表面積は43倍ではありません(笑)ので、全体的にオーラ感を得るには、ツルッと磨いてハイ終わり!と云うワケにはまいりません。

 このツルピカの新車(笑)1/43モデルに負けない様、ウチの1/1の方も頑張りませんとね。ソレにしても、ミニチュアカーの世界では、長らくビトルボマセラティのちゃんとしたヤツが無かったので、こういったちっちゃいのを拝見すると、長生きはするものだと、あたかも”ばーちゃんの様に”思うワケです。

 それじゃー、また明日!

2013年1月30日 (水)

前人未到の境地にして、なお・・・

 今日は、「練馬のH」さんの緊急御来店(シャマルのホイールが来ましたよー”Rたろう様”:笑)で景気よくはじまり、月末で人の出入りが激しい中、名古屋から「Hさん」がクアトロエボ8に乗って御子息とともに御来店。ついでに(笑)ギブリの御試乗もして頂きました。夜には文京区の「Dさん」が日常車アルファロメオのスモールランプユニットAssy交換で御来店、即時完遂。こうして毎日次々とお客さんに御来店頂けますのは、有難さの極みであります。

 ところで今朝、N○Kニュースを見ていましたら、スポーツのコーナーで、日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手についての話題を取り上げておりました。先だって、前人未到の3500勝に到達したそうです。現在までのJRAでの獲得賞金は708億円以上(!)、そのうち5%程度が騎手の取り分らしいのですが、いずれにしてもモノすごい数字ですね。

 ワタシ、ここ20年くらいはスッカリ競馬方面に目が行っていなかったので、武さん、とっくに引退し、若くして講演活動でもしながら悠々自適の生活をしているものと勝手に思い込んでおりました。自らの不明を恥じ入るばかり。

 若い頃には、なぜかワタシの実家のリビングに、当時出始めだったNTTのキャプテンシステムという双方向データ通信機器の実験的モニター機が設置してあり、家に居ながらにして馬券が買えてしまうという、ステキかつコワい(笑)環境にありましたので、日曜午後の「スーパー競馬」を見ながら、”メジロマックイーン”なんかを応援していたワケです。

 もっとも、若くしてアイドルの佐野量子ちゃん(キャワいい:笑)を嫁にしたので、「うぅー、ズルい!!」と思って、ソコからは東銀座や後楽園の”場外”で、意識的に「武ハズして(笑)」買ってましたけどね、だからいよいよ当たらない(泣笑)と。

 武騎手へのインタビューで、一番感銘を受けたのが、”3500勝してるけど12000敗してる”という厳粛な事実。史上最強レベルの騎手にして、なお勝率は2割というコトで、如何にハードルの高い厳しい世界であるかを窺い知る事が出来ました。野球でも一流選手はムカシから三割打者であるかどうかというのがひとつの目安でありますから。

 単勝のオッズがいつもG1レースで「1.1倍」と云うイメージのある「ド鉄板」なコトでは定評のあった往年の名騎手、岡部幸雄さんですら2943勝で当時までの最多勝記録だったのですが、いつの間にか”あのオカベ”をも遠く越える存在になっていたのですね。

 デビュー仕立ての頃の17才時の映像が出ました。童顔な上に小柄なこともあり、もうほとんど見た目は小学生みたいに可愛らしい。そこから現在インタビューを受ける武騎手の映像に変わりますと、もう、なんと云うかドシっとしている。現在43才と云うことでしたが、やはり圧倒的に風格のある顔立ちになっているのでした。コレには「重厚な年の重ね方をしているなあ」と感銘を受けました。もっともいまや実際に重鎮中の重鎮ですから、当たり前かも知れません。

 最後に額に書かれた文字を掲げながら、座右の銘を示されておりました。”八風不動”という造語で、高名な御僧侶から賜った言葉なのだそうです。「風には追い風もあれば向かい風もある。人生と一緒。四方八方から吹く様々な風に動じずに生きろ、という意味だと教えてもらいました」

 ここ数年は落馬事故による怪我により、必ずしも順調では無かった様子。それでも現役に拘り、従来の名声に甘んじるコトも無く、なお金字塔を打ちたて続けようとする気概。爽やかで柔和な笑顔とともに、ゆっくりと噛み締めるようにお話される様子には、朝から心洗われる気持ちでした。

 それじゃー、また明日!

2013年1月29日 (火)

地を這う様に、歩け!歩け!!

 ダレも指摘してくんないので(笑)ワタシ自身もスッカリ忘れてましたケド、去る1月24日をもちまして、当ブログ「マセラティでイッてみよう:2」の平日連続更新記録が満2年になっておりました(さっき、気が付いた)。ちなみに、その第一日目の記事がコレ

2013012901 そのページの界隈を先ほど久しぶりに見直してみましたが、進歩無いねぇーウチの店(泣笑)。丸二年前とやってるコトがおんなじで我ながらアッパレではあるな。

 ちなみに左の写真が、本日の帰りがけに撮影したデポ場内の図。・・・ねっ?いつもの様に、「マセラティ様」だらけ(笑)。

 何とか全国に遍く散らばる「高品質素体」を発掘しようと、ソレを続けて16年。厳選に厳選を重ねた個体をさらにシバキ倒して(笑)造り上げ、日常使用すら出来る”超絶ビトルボ”の世界。そしてソレを実現する原動力たる「マイクロ・デポ顧客コミュニティー」の心温まる素晴らしいネットワーク。そんな魅力の数々とともにワタシたちの気持ちも伝わるといいなぁーと一生懸命にお話しているのですが、必ずしも新しいお客さんには伝わりきらない様で、新規の御来店者方が多い昨今、毎日の様に”ワタシの表現力の拙さ”には一抹以上の歯がゆさを感じております。一番楽にマセラティを楽しんで頂ける方法論を包み隠さずお話しているだけなんですけどね。さっき「りゅたろう先生」から御電話を頂きましたので、とりあえずは愚痴っときましたけど(笑)。スゴイお声で「どうしちゃったんですか?」と伺ったら、「ゲホゲホ、もう一週間(風邪ひいちゃって)ダメよ」と仰っておりました。皆さんで”りゅうにい”に励ましのコメントをどうぞ。こんなところも、いいトコロなんだと思いますヨ。かと云って決して排他的なモノでも無いし。

 全国の同好の士がリアルタイムで語りあえる環境、なんと素晴らしいコトでしょう。コレを維持出来ているのもまた、得難い事だとつくづく感じ入るモノであります。皆さん、今後とも御贔屓に。ワタシたちは、まだまだこれからも”今まで通りのやり方で”愚直に匍匐前進を続けます。

 それじゃー、また明日!

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