マイクロ・デポ株式会社”公式ウェブサイト”「マセラティに乗りませんか・・・」

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カテゴリー「日々の激闘ネタ」の71件の記事

マイクロ・デポの日常作業風景の描写。たいがい苦労バナシ。

2013年2月12日 (火)

アルファロメオスパイダーの下回りを見る

 いや、もう、今日もホントに寒かったですね。そのような中、午後には岐阜からお越しのO様が予定通りにクアトロポルテV6で到着。いつもの様にたくさんのお土産を頂戴いたしました(本当に有難うございました!)。ワタシも久しぶりにゆっくりと歓談したかったのですが、以下のミッションに従事するため、本日は車中からの会釈だけで大変失礼をばいたしました。

20130212012013021202 本日継続車検を受けるため、今朝早くの時間にお持ちになって頂いたのはアルファロメオスパイダーV6(所沢のNさま号)です。

 まぁ、いつもの”チッピングガード塗装”を分厚く施されたオールドマセラティたちの見慣れた下回りと比べますと、如何にも工業製品然としておりますね。まずは、各部を点検したり耐熱塗装したりしながら、後部から前へ前へと進んでまいりましょう。まずは左の写真にご注目。円筒状の金属の塊が目に入ります。ただひたすらにぶら下がってるだけ、ハーネスも来てなけりゃ、ロッドも付いてません。おそらく本当にただの”重し”なのだろうと思います。このあたり、何もかもシンメトリーに作りたがるのでお馴染みの(笑)マセラティとは好対照で、コストダウンを考えながらも真面目に操縦性を追及していったらこうするしか無かったのかも知れませんね。初期の空冷911ポルシェなんかは、マイナーチェンジのたびに”重し”を色々と各部に仕込んでいたのは”その筋で”有名なハナシです。

20130212032013021204 キャタライザー周辺もアッサリとしています。FF車ですから、プロペラシャフトなどの一切の駆動系統が床下にありませんね。

 御覧の様に排気系統はフロア底面よりもずっと奥まった位置に”逃げて”装着されておりますので、コレならハラを打つなどと云う余計な心配もなさそうです。キレイに整然と収まってていいよなぁ。ワタシたちが見慣れた、いわゆるカオスっぽさは微塵もありません。

20130212052013021206 下から覗いて、ナンか説明付けてやれ、とか思うのですが、コレといったモノがなんも見えませんね(笑泣)。

 横置きV6ユニットも下から覗いてオイルパンしか見えません。

 ミッションデフからは、左右に向かって不等長ドライブシャフトが伸びています。フロントサブフレームに点在するボルト類にも表面処理がキッチリと施してあって、元々車輌自体の素体が良いとは云え、いまだに美しい状態を保っております。

20130212072013021208 
 画像は左右のリア足回りに戻りました。

 やはり美しいアルミ鋳物のサブフレームが目を引きます。量産型とは云え、ここまで凝った足回りはなかなかの見ものです。

 ホイール外側からはチラっと見えるばかりのロッソキャリパーですが、こういったところもイタ車らしくて楽しい演出ですよね。コレだからこうして下回りまで仕上げていきたくなっちゃうんだよなぁ。魔性の女です。

20130212092013021210 ・・・下回りをチェックした限りでは、なーんも”問題無し”で車検に臨めるかなぁーと考えていたら、アルファロメオと云えどもそこはイタ車、やっぱアマかった(笑泣)。すべての電気周りをチェックすると後部ハイマウントストップランプが全球点灯いたしませんコトが判明。そもそもハイマウントランプなどと云うのは、無けりゃ無いでいい様な、云わば”添えモノ”的灯火なのですが、「付いてる以上は全部点け」という”社是(笑)”に忠実なのが、”車検場と云うところ”ですから、とにかく午後のラウンドに向けて速攻で全部点く様にしなきゃなりません。

20130212112013021212 色々開けて、とにかくランプユニットをはずしては分解してみましょう。まぁ、大体において、全部の電球がキレちゃってると云うコトはそもそも考え難い。電球をひとつひとつチェックしていきますが、どうも切れてはいない様子です。

 ワタシが何気なく、さっきハズしたボディ側カプラーの中に目を遣ると、「あー、コレだよ、溶けてるよ、右側の方。原因、たぶんコレ」と二秒後に叫んでました。相手方(ランプユニット)の端子も、高熱で変色しているのが分かりました。フェラーリなんかもそうなんですが、この時期のフィアット系イタ車によく使われている小さな2Pカプラーはホント、ダメ(笑泣)。ボーっとしてると、一見チャンとしてる様に見えてしまうところがミソなんです。このカプラーの使用はヤメて、新たな二本のコードとユニット基盤端子を直接的にハンダで直付けとし、シリコンで絶縁。伸ばした二本のコードはボディ内側において丸ギボシで結合出来る様に改造いたしました。

20130212132013021214 今日は、昨日午後にお預かりしたクアトロポルテエボV6(和光市のTさま号)と、このアルファロメオスパイダーの二台を同時に車検場に連れて行き、継続車検を受けて二台ともに無事合格。

 車検コースに並ぶ、アルファロメオもキチンとハイマウントランプが点灯しております。まずは、良かった良かった。マセラティとアルファロメオの一日車検が出来るなんて、夢の様なイタ車屋マイクロ・デポ(大笑)。二台ともに本日即納車いたしました。確かにこりゃまったく便利だわなぁー。

 それじゃー、また明日!

2013年2月11日 (月)

君よ聞け、麗しきエキゾーストノートを:マセラティキャラミの咆哮

 今日は、一般世間では三連休のファイナルデーだったんですね。大田区のMさま、和光市のTさま、お休みのところでの御来店、誠に有難うございました。例によって、当店は本日も営業しておりましたのヨ(ちなみに今日の屋外作業は体感的にホントーに寒かったデス、この冬で一・二を争うな:笑泣)。

 ところで、一昨日のマセラティキャラミについて、フロントバンパー交換後の写真を御覧になりたいとのリクエストがございましたので、なんと本日はソレを”動画”でお届けするコトにいたしました。ついで(と云いましょうか、多くのヒトにとってはこっちがメインとなりそうですが:笑)に、往年のマセラティV8サウンドを御堪能頂けます様に配慮いたしましたので、マイクロ・デポからの”連休プレゼント”として皆さんでお楽しみくださいませ。

マセラティキャラミ(BGM付き) (オシャレな環境映像として:笑)

マセラティキャラミ(BGM無し) (とにかくエキゾースト音を聞きたいヒト向き)

 特にBGM無しバージョンの方は、真冬の冷間始動要領が分かるように、キャブレターリンクの動作を御覧に入れております。もちろん”空ぶかし映像”は充分に暖気運転を行ってからのモノです。マセラティのキャブ車をお持ちの皆さん、エンジン掛けてすぐにこんなコトしないでくださいね(笑)。

20130211012013021102 マセラティキャラミのフロア底部もレア画像ですからとくと御覧あれ。とにかく、下から見上げてみますと、各部の造りはガッチリとして、手造り感の溢れるモノです。

 モノコックフレームや、すべてのフロアパネルには防錆塗装のチッピングガード処理が施されております。車齢30年は人間に換算するといったい何才と云うコトになりましょうか、お化粧も分厚く(笑)ファンデーションを塗って”女優ライト”も当てて撮影してあげないとね。でも、オイル漏れひとつ無いまでに仕上がりました。

20130211032013021104 ああー、いきなりマフラーの”吊りゴム”が切れちゃってます(泣)。このあたりに御歳が見えてしまいますが、またまた部品調達しなければなりませんね。

 ミッションマウントは”エボ系”ガンディーニクアトロポルテの理念に似ています。プロペラシャフトのサポートベアリングもビトルボ系風ですね。おそらくは、ホイールベースの異なるジウジアーロルックのクアトロポルテⅢと駆動系を使い回しするために、プロペラの前後を二分割にしているのでしょう。

20130211052013021106 マセラティキャラミの下回りで一番の見所は、凝りに凝ったリアアクスルと、美しくのたうつ”アンサ管”です。

 リアのブレーキはインボードディスクを採用しております。コレはホイール周りのバネ下重量を軽減するのが通常の目的です。まっ、大体御想像は付くかと思いますが、この形式のブレーキローターを交換するには、色んなところをバラすハメになりますので、最近のクルマで採用する例はほとんどありません。

20130211072013021108 なんか、タミヤのF1プラモを彷彿とさせるリアアクスルですね。左が左側、右が右側の写真です。

 サスペンションダンパーは左右に二本ずつ奢った”ダブルダンパー”。このあたりはジャガーの”パクちゃん”だと云われております。兄弟車たる”デ・トマソロンシャン”とはどこまで互換性があるのか、興味深いところではありますね。サスペンションアームが上下に激しく動くので、左右のエキゾーストパイプは相当上の方まで迂回して取り回されているのが分かります。

20130211092013021110 マセラティキャラミ、テールレンズの造形は、”シトロエンSM”と同じ様な気がするなぁ。使えそうなモノはなんでも流用すると云うのが、極少量生産車の世界ですからね。

 ソレにしても、前後のバンパーと云い、エキゾーストセットと云い、デッドストックとは申しましても、よくぞこの世に残ってくれていたモノです。マセラティのパーツ供給に関わる全世界の関係者各位には御礼を云いたいところですが、日本語で記述してあるこのブログが彼らに読めないコトは自明であります(泣笑)。ともあれマセラティキャラミ、世界的に見ても残存数が僅少なマシンである事は明白です。大事に大事に取り組んでまいります。・・・あとは内装組み立てだにゃー(頑張らなくっちゃ:笑)。

 それじゃー、また明日!

2013年2月 9日 (土)

マセラティキャラミのフロントバンパー交換

 ちょわー!昨日の本文では、”三寒四温”などと余裕ブッこいて(笑)ましたが、本当に今日は寒かったのなんの(泣笑)。春はいったい何処へ?

20130209012013020902 往々にして、マイクロ・デポの店舗正面に向かって右側のシャッターは閉じているコトが多いのですが、このマセラティキャラミの格納作業場所として、御来店の皆さんにはスッカリお馴染み(になってる場合ぢゃ無いダロと云うハナシもありますが、いつも大量の差し入れをくださる”Uさま”におかれましてはたいへんお待たせいたしております。ペコリ)であります。昨日の午後に段取り替えをいたしまして、キャラミのフロントバンパー交換を行いました。この作業を以って、外装に関わる一連の懸案作業がようやく一通り完了したコトになります。

20130209032013020904 そもそも当初の予定では、このフロントバンパー交換を”後回し項目”としておったのですが、現地にダメ元で聞いてみたら、なんと、あろうコトかデッドストックが存在してしまう(笑泣)と云うので、取り寄せてみました。取り寄せたデッドストック品はまさに”デッド”な(泣)モノで、新品とは申しましても30年落ちの風格漂う逸品でありましたので、キズと凹みとサビの三重苦を克服するべく、艤装品メッキをカーメーカースペックで行う事の出来る技術を保持した工場に於いてリビルド再メッキを施してもらったモノです。幾重にも養生された梱包状態で大事に運ばれてまいりました。

20130209052013020906 拡大して表面を見ますと申し分の無いクロームの艶が出ております。

 裏側のサビも美しく処理されて、スッキリときれいになりました。

 あとは、”現物合わせ”による各部の結合状態がどうなるかが、心配になるところです。こんなにキレイにされちゃー、アチコチこねくり回しながらの作業が出来ないよなー(笑泣)。

20130209072013020908 まずは、旧い方のバンパーをはずしてみましょう。途中の工程図解は、写真撮影不能だったため”省略”。

 ぶっちゃけたハナシ、指と腕が何本も欲しくなる作業なので、デジカメを持ってる余裕などはありません。まー、バンパー分解するのに細かいナットが実にたくさんあるんですから。新旧のバンパーを並べてみる。各部の形状に違いが無いか、ナンバーステーの取り付け穴の位置はどうするか等をアタマの中であらかじめ計算いたします。

2013020910201302091120130209122013020913 ボルトオンだけで、組み換えが出来ないところが、この時期のエキゾッチックカーらしいところ。

 バンパーモールは鉄芯の入ったゴム製ですが、四本のボルト&ナットとともに、左右両端はリベットで固定金具をキメてね、と云った設計。

 周囲にキズを付けぬ様、息を止めつつ穿孔作業を行います。穿孔位置はもちろん現物合わせの”目検討”です。

 マーキングを施し、ポンチを当て、ドリルを極低速で回しながら大体の雰囲気を出してまいります。ナンバーステーは日本国内用のあと付けタイプですから、これを取り付けるためのボルト穴も、取り外した旧品と寸分違わぬ位置に穿孔しなければなりません。ヒト作業終わるごとに、掃除機でキリコを吸い取りつつ、慎重に作業を行います。で、とりあえず、バンパーのメイン部がAssy状態になりました。

2013020914 続いてバンパーAssyを仮付けし、左右の樹脂モールを組み付けて整合性を取っていきます。取り付け部分があらぬ方向にブン曲がってたりするので、ビシっと見えるように調整するのはなかなかホネが折れます。

 ああ、肝心の完成写真が撮影したかったんだけど、壁との距離が狭すぎて撮れませんでした(笑泣)。もう、はっきり云ってメチャクチャカッチョいいのですけれど。

 本日午後にそのムカシ新車で買ったビトルボESを7年間7万キロ乗っていたと仰る「目黒のSさま」が初めて御来店になり、二階でいつものように散々おハナシした挙句、帰りがけにたまたまリフトに上がってたこのキャラミの仕立てをご覧になっては”口があんぐり(笑)”となっておられましたヨ。

 それでは、また来週!

2013年2月 8日 (金)

フェラーリモンディアルt、見上げてみると・・・あんれマァ!

 ここのところは、文字通り”三寒四温”と云う感じで、立春も過ぎた(先だっての日曜日には”節分”で豆も撒いたし、恵方巻も喰った:笑)コトですし、春の足音が聞えて来ている様な天候も数日の間は続きます。そうかと思うと本日の様に、いきなり真冬の寒さがぶり返したり(しかも、今日のデポ前は竜巻の様な”超突北風(笑泣)”が午後から吹き荒れていて、全閉状態のシャッターが凹んじゃったくらいなんです)、時に雪などの天候不順もありますが、お待たせしている納車準備作業の数々を次々と行っていると云った”怒涛の日々”をホットに送っております。

20130208032013020804 今日はリフトアップして、フェラーリモンディアルtカブリオレ(京都のFさま号→こちらもたいへんお待たせしております:ペコリ)のエンジン底部を見てみるコトにいたましょう。

 エンジンを降ろす前に(エンジンの掛かるうちに)エアコン不調の原因をシュートしておき、あらかじめ必要となる追加部品の手配をしなければならないからです。この情景は昨日の写真です。

 いつもの電気屋さんにも来てもらい、ともにエアコンが冷えなくなってる原因を探求してまいります。バリバリ効いてたハズのエアコンが、いまや”さっぱりぷー(笑)”になってます。

20130208012013020802 左の写真がエンジンを見上げた図像です。オイルパンや補器類が汚れて見えますが、コレは往年のフェラーリ車に独特の耐食塗装で、却ってその一部がウスくなっているモノです。

 ご覧の様に、エアコンコンプレッサーやオルタネーターなど、意外にもメンテナンスしやすい位置に装着されています。あー、エアコンのコンプレッサー軸からオイル漏れ(当然目に見えぬガスも)が発見されました。・・・御試乗時には無かったトラブルですので、こういった場合は全面的に当店持ちでの修理となります・・・大泣です(ウチの負け:笑)。逆に、エアコン関係の大きなところはこれですべて出尽くした感じ(商品化時にここまでやってるからな)となりますので、あとからは楽だと思います(喜)。

20130208052013020806 今日も、電気屋さん(63)に「ドーシテ、クルマのコンプレッサーってこんなにモタナイの?ウチの冷蔵庫なんて18年もモッタのに」と毒づいてみましたら、「あったりまえだよー、みんなエンジンがブン回ってるところにポーンっと繋いじゃうんだからー。だいたい、回ったり止まったりを勝手に繰り返すからね(オートエアコンは)。ましてフェラーリやマセラティなんか熱や振動考えて造って無いし。オレのクルマ(ト○タ)なんか、14万キロ走ってるけどぜーんぜん何でも無いよ。どだい、高速でぶっ飛ばす時なんかにゃ、エアコン切っちゃうもん」・・・だそうです。

 「ソレなら、そのように取説に書いておけばいいのに、そんなの見たこと無いけどなー」とワタシが申しますと「そんなの書けるワケないよー」と強い語調の電気屋さん。なんかハナシを聞いてて「ワザと壊れる様に使わせている」のではないか、と云う疑惑の”ニオイ”を嗅ぎ取り(笑)ました。思えば、特に国産車などではエアコン故障が縁の切れ目になる事が多いですもんね、この国では特に。修理をするにしても電装屋さんにとってはドル箱のシゴトですから、まぁ、色々と商売上の事情があるのでしょうけれど。ワタシたち旧車を扱う者といたしましては、ゴールへの道を阻害するこういったトラブルが連鎖的に出てくるのを未然に防がねばなりませんので、お客さんにも口酸っぱく使用法についてのお願いをする場合が、ままあります。あたかも”橋○壽賀子ドラマに出てくる小姑(笑)”の様に五月蝿いかも知れませんが、耳を傾けて頂けますと有難いです。

 右写真の様に、この時期のフェラーリの場合、オルタネーターはデンソー製、件のコンプレッサーはサンデン製、どちらも世界に冠たるジャパンブランド。皆さんもエンジンだけで無く、その補器類もいたわってあげてくださいね。丁寧に使えば存外に長持ちするのかも知れません。また、この種の補器類は”車輌の使わな過ぎ”もダメージの元となるモンなんです。しばらく乗らずにバッテリーが弱くなった状態でオルタネーターを回せば、その負担は一層大きいものにもなり得ます。

 回転軸、軸受、摺動部分などと、それらに接するように使われているオイルシールやOリングなどは、すべて”淡々と日々使う”のを前提として造られている物です。ウチの冷蔵庫は24時間通電しっぱなし・・・だから丁寧に使うと18年も生きながらえたのですね(只今次期冷蔵庫購入のため物色中:泣)。

 それじゃー、また明日!

2013年1月24日 (木)

だから、リセット整備は時々やろうネ

 今日は比較的過ごし易い気候であった、東京は練馬。気温は高めなんだけど、風が強く吹き荒れていました。そのような中で、クアトロポルテの修理をお待ちであったお客さんが御来店、無事にお納めいたしましたので、今日は久しぶりにソレをダシにした(笑)本ネタを仕込んでみました(なんか、実車クルマねたの方がコメント盛り上がらない様に思われるのはどーしてなのでしょう:笑泣)。

20130124012013012402 納車して8年を経過したクアトロポルテ。日々の足であるコトはもちろん、四国の御実家への里帰りなどにもたびたび活躍してまいりました。

 しかしながら、いかんせん寄る年並みには勝てず、そろそろガッチリとヤラないと先が無さそう(笑)だったので、ここ数年にまたぐ懸案項目を解決すべく、最小限のコストで最大効果を発揮するように頑張ってみましたヨ。まずは、豪快にフロント足回りをはずしていき、パワーステアリングラックのAssy交換です。コレはスタビライザーとラックAssyがちょうど降りたところの写真。

20130124032013012404 そして、左の写真が左前足のタイロッドとタイロッドエンド(インナー)。

 右の写真は、右前足のタイロッドと2つのエンドがはずれた状態です。もちろんラックAssyも前述の様にすでにここにはありません。走行中や操舵中に、今までと違うガタつきを感じるとの訴えがありましたので、まずは、ガタつきの大きい右足のエンドを交換するコトになりました。ところで、特に左の写真で、バラしていないタイロッドとエンドのねじ込まれ具合を一旦よく注視しておいてください。あとで、このハナシが出てまいりますから。

20130124052013012406 タイロッドエンドの交換が終わりましたら、新品のステアリングラックAssyを搭載いたしましょ。

 コレも”ポンづけ”と云うワケにはいかない、やっかいな工程が色々とあっての上の作業なのですが、ここでは「企業秘密(笑)」とさせて頂きます。最近、この手の技術的相談(だけの電話)がまたまた増えてきておりまして、少々マイっております。近頃、写真解説ネタをちょっと控えておりましたのは、そんなワタシの気持ちが反映しちゃってるのかも知れません(だって、懐かしネタの方が楽しいんだもーん:泣笑)。旧いビトルボマセラティについての技術論議は”分かっている者”同士でないと、現車も見ずにやりとりすることなどは到底出来ないんです。車輌にも部品にもひどく個体差がありますし、経年差や保管方法差でも同じ工程がぜんぜん違ったモノになったりいたします。ケチで云ってるのではありません。

20130124072013012408 タイロッドエンドをはずした状態がコレ。なんか、右のは砕けてますね。

 ここでさっきの結合状態写真を思い出してください。

 タイロッドには丸棒の両端深くそれぞれ正逆のオスネジ山が形成されております。

 この右側で砕けているヤツは、そのネジが焼き付いて、どーにもこーにもはずれなかったのです。こういった場合、とかく”バーナーで赤める”という手法が使われがちですが、足回りの操舵部分を結合する重要部材ですから、高熱による金属の組成変化を考慮いたしますと、マイクロ・デポ的にコレは出来ません。ウチの三男は、いったん高速カッターで”首チョンパ(ドリフ:笑)”した上で、タイロッドのオスネジ山を覆う”嚙み付き部位”を各種サンダーを用いて少しずつ肉を削ぎ取る手法で、タイロッド側のオス山をツブす事無く除去するコトに成功いたしました。たったコレだけのコトで半日以上掛かっております。右写真中央の”バネみたいに見える”物体が、噛み付いていた”メス”の方です。いかにギリギリまで繊細に削ったかがお分かり頂けると思います。

20130124092013012410 そして今日の主役、”ダメダメ”なタイロッドエンドの自在部。劣化したゴムブーツ部分を除去すると、内部のグリスはすっかりトンでおり、振るだけでカクカクと動いてしまうほどにガタが出ておりました。苦労してはずした甲斐もあろうかと云うところです。

 タイミングベルト・ウォーターポンプも納車して初めての交換。タイミングベルトはオートテンショナーが伸びきって、もうコレ以上張れない限界点でした。ウオポンも軸がガラガラで”ロック寸前モード”・・・あー、よかった、この時点で作業を決行して。

 お礼にとたくさんの”たい焼き”と、”萌え萌え絵パッケージ”の日本酒&梅酒を頂戴いたしました。ワタシは梅酒の方をゲット。今晩は早速コレで一杯ヤリますか(喜)。有難うございました!

 それじゃー、また明日。

2012年12月21日 (金)

今日は冬至・・・師走もたけなわの一日

 はい、こんばんは。今日は午後から雨になるかもとの予報が出ておりましたので、雨が降る前にどうにか年末の懸案の数々をコナそうと思いまして、朝から頑張ってまいりました。

20121221012012122102 今朝も早くから”デポの主”たるマセラティキャラミ(Uさん号:大変大変お待たせして申し訳ありません!)のエンジンに火を入れて、表に出しました。

 先日は、プラグコードがお逝きになり(笑泣)、永井の新品シリコンコードに換装し、スパークプラグもすべて交換しておきましたので、今日は真冬の寒冷時にも関わらず、一発始動でした。カレンダーを見ますと、今日は冬至なんですね。”ユズ風呂”をユメ見てもう一息頑張りましょうね。

20121221032012122104 キャラミ、屋外で見ると、本当に存在感がありますね。美しい内装も見せ場のひとつです。

 ところで、昨日の夕方に「テツヲタ」さんの御厚意に甘えさせて頂き、蛍光灯とグローランプを調達して頂きました(いつも本当に有難うございます。御風邪の方はコジらせない様、お大事に)。ここ数年来の懸案であった、デポ一階場内の蛍光灯交換作業が、コレでなんとか行えました。夕方になって外から場内を覗くと、見違える様に明るくなっております。キャラミもご機嫌の様子で皆さんに感謝、感謝!年末になると、いつも特にそう思うんですが、ホントにワタシたちは顧客の皆さん方に支えられて生かしてもらってるんだなぁーとの感慨もひとしおであります。

20121221052012122106 伝統のマセラティ90度V8、4カムDOHCサウンド(ソレはもう、”ザ・スーパーカー”な音です:笑)をしばし堪能したあとは、コレまた懸案の「商品車撮影」が待ち受けております。

 今にも降り出しそうな空模様ではありましたが、どうにか雨の方は食い止ってくれました。曇天が功を奏してか、いつも画像で表現するのが非常に困難である”グリジオヴァルカーノメタ”も、大変美しく再現出来たようです。「マセラティクアトロポルテ最初期型」をご紹介いたします。内装は重厚な黒革。エンジンも血統正しきV型90度、4カムシャフト。この”いぶし銀の魅力”は現車でご堪能頂きたく思っております。皆さんの御来店をお待ち申し上げておりますヨ。

 それじゃー、また明日!

2012年12月11日 (火)

匍匐前進は後退では無いと思う。

 皆さんからの暖かいコメントの数々で、今晩はちょっと「マイってる心」が慰められた様に思います。昨日のコメンテーター諸氏だけをとりましても、私の知る限りでも、北から、岩手・宮城・千葉・東京23区内・東京多摩地域・神奈川・静岡・愛知・大分と広範囲にお住まいの地域が分散しておりますね。日本全国に当店を支持してくださる「旧車ファナティック」の方々がこんなにもいらっしゃるなんて、心強い限りであります。

 今朝早くに一本の電話がありました。当店の”春日町時代”からのふるいお客さんが先月の終わりに突然倒れられ、二度にわたる大きな手術を手厚く施されたにも関わらず、その容態が深刻である旨を奥様がお知らせくださったのです。マセラティをこよなく愛してくださる内科のドクター。

 私如きに、この上も無くつらい現在の心情を切々と吐露され、「もっと、元気なうちにああしてあげればよかった、こうしておけばよかった・・・」と悔やむばかりのお言葉。こんな時にはどのような言葉を掛けて差し上げるべきかと逡巡しつつ、そして初めて当店を訪れた頃のご主人の健康的な笑顔、奥様とお子さんたちのお元気そうな姿ばかりが頭の中を駆け巡り、しばし驚きで二の句が継げない状態でただただ黙って相槌を打つばかりでありました。

 このブログをご覧の皆さん、生き急がないでください。ご家族のため、ご自身の理想のため、そして社会貢献のためにと、普段から自らを顧みる事も無く、とことんまでご自身を追い詰めつつ、我慢を重ねて社会生活をされている方々の一方では、日々、徒にブラブラしつつ、チョロく生きている人々もいるのが、この国の現実です。ソレを横目で見ながら働くと云うのもストレスが溜まります。

 ちょっとずつの前進でもいいじゃありませんか。今の日本、ともすれば、働く者は働き過ぎで、そうで無い人々の分まで過剰に結果を出す事を須らく要求されると云う、歪んだ社会になっていると思わざるを得ません。しかし、”働く者”には後退する事がもはや許されないとするならば、「匍匐」でゆっくりと半歩ずつでも先に進む。そして、けっして無理はしない。私自身もメールの返信や、このブログ内などで、皆さんに折に触れて「ご自愛ください」と書き添える事がありますが、これは社交儀礼などではなくて、いつも本心より申し上げております。

 一億総中流と云われた時代が、とにかく懐かしい。年功序列と終身雇用、そして年金や預金金利を人生設計の基盤と出来なくなって以来、現在40代・50代のほとんどの人々は職種を問わず、これからも人生の晩年までハードでストレスフルな日々を強いられる事でありましょう。まだまだ先は長いです。定年なんて、きっとありませんから。

 アレを食っちゃダメ、コレをしちゃダメ、何でも節約でガマンガマン・・・。せめても、と、自分への褒美として趣味の車を持った人にとって、それに乗れなくなると云うのは、あまりにもツラ過ぎます。

 本当に人生は一度きりで、いつその終焉を迎えるかは、まったく我々の意の外にあるのだと、このたびも深く考えさせられました。元気なうちに”一瞬に昇華する、圧倒的な感動”をどうすれば日々感じ取って頂く事が出来るか。一生懸命に働いている人々へのご褒美に相応しいクルマとは。その周辺をいよいよ深く追求してみようと決心いたしました。・・・浅学非才の私などに出来そうな幾許かの社会貢献は、結局それくらいしか無いのですから。本日は、申し訳ない思いでいっぱいの夜です。それでも前に進みましょう。皆さんの日々の暖かいコメントには本当に感謝し、そして励まされております。

 では、また明日。

2012年12月 8日 (土)

12月も、一週間が過ぎちゃったなぁー

 あーもー、本日は、午前中にはマセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ(和光市のTさん号)、夕方にはメルセデスベンツ560SEL(世田谷区のYさん号)と二台を無事にお納めするコトが出来ました。お二方とも、たいへんお待たせいたしました。また、お土産も有難うございました。

 ちょうど560を最終仕上げしている午後には、強風が吹き荒れて、笹目通りの舗道に植えられたイチョウの葉っぱがおしなべて千切れ飛び、どういうワケか器用に二回曲がって、デポ場内に吹きダマル始末。ゴミ袋が一杯になるくらいの量で散乱している葉っぱを掃除しつつ、「あぁ、大きな屋根のある作業場がほしいよなぁー」と自らのサダメ(笑)を恨めしく思うコトしきりでした。

 それでも、喜色満面で新しい我が愛車を眺めておられる姿を拝見いたしますと、いつもながら、斜陽産業ではありますものの「あぁ、この仕事にも、幾ばくかの価値はあるのだなぁー」と世の中における存在意義をちょっとだけ再認識したモノです。

 Yさんからは「納車の儀」はソコソコに、”爆笑トーク”で三時間も楽しませて頂き、元気を頂きました。”スーパーカークイズのハナシ”、”なかなか買って貰えなかったフラッシャー付き自転車の思い出”、”汲み取り○所とバキュームカーのハナシ”、”洗浄機付き便座のハナシ”、”東南アジア各国の○所事情”、と云った下々の(笑)ネタから、果ては、”放射能問題・原発バナシ”、”TPPの考察”、”社会保険や年金制度の将来”といったおカタい時事ネタまで、とめどなく談義は続き、時を忘れて語りあってしまいました(お疲れのところ、お引き留めして申しわけありませんでした)。

 ここのところ、ココのコメント欄でも、シャマルとヌォーバ・パンテーラのネタで大層盛り上がっている様です。周囲にクルマ好きな(しかも同年輩の)方々がなかなかいないというのが、こんな番外地ブログのコメント欄でも大いに盛り上がるという現象を生んでいるのだと解釈し、日々ニコニコと拝見しておりますヨ。

 さあ、師走もアッと云う間に一週間が経過してしまいました。夜になると大寒波と云う感じの北風も吹き荒れて、時々刻々とオニの様に寒くなっています。どちら様も暖かくして、おいしいお鍋とお酒で良い週末の夜をお過ごしくださいね。

 それじゃー、また来週!

2012年12月 4日 (火)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネで銀座にイッた(?)

 寒いッス(笑)。皆さんは如何お過ごしでありましょうか。昨日のコメント欄では、「沼津でのザガート大会」のハナシで盛り上がっておりましたね。コメンテーターさん方同志の交流も持たれている様で、毎日の拙文も、ここでの皆さんのお楽しみの一助たり得ているのだなと思えば、より一層無いアタマを巡らせては、日々頑張らなくちゃイケませんね。

 ワタシも”カッチョいいザガート”に乗って行ってみたかったなぁー(シンデレラは・・・グスン)。

20121204012012120402 で、こちとらシゴトでーぃ(笑)!今日は、なぜか首都高5号線を都心部に向けて走る”エボV6(和光市のTさま号)”であります。

 今日も朝からショボショボと雨の降る東京練馬ではありましたが、昼も近づいてまいりますと、ようやくしつこいアメも降るのにアキた様子で、いまだ曇天の空模様の中ではありましたが、ヒトっぱしりして来ようといった按配です。

20121204032012120404 往路は三男自らの操縦。オファーを受けて取り付けたナビも正常動作をしています。

 池袋のサンシャイン60を通り過ぎたあたりから、竹橋ジャンクションをアタマにするお約束の渋滞にハマってしまいました。仕方が無いので竹橋まで2キロばかり手前の飯田橋ランプで”した道”に降りたら、ナビの到着予定時刻がいきなり15分も短縮されました。とりあえずは降りてみてよかったけど、900円返せー(笑)な気持ち。

20121204052012120406 飯田橋から九段下、皇居を右手に見ながら「ふむふむ、ここが日本の中心なのだな、やっぱり」などと感心しながら日本橋、日比谷、そして銀座の目抜き通りに差し掛かりました。

 ワタシも三男も都会に慣れておりません(なんっつーても、練馬育ちのイナカもんですから:笑)ので、「へぇー、へぇー」といちいち有名スポットを見ながら指をさし指しの走行です。クアトロポルテの車窓から珍しそうに写真を撮影するワタシを通行人は「ヘンなおぢさん」と思ったコトでしょう。左はムカシの服部時計店デスね、今は和光つぅーの?。右は三愛ビルだよな、アタマに乗っかってる円筒形の部分、ムカシは”三菱スカイリング(音出ます、注意)”と云うのだったと思います。

20121204072012120408 銀座四丁目交差点を越えて、昭和通りも渡りますと、建て替え中の歌舞伎座を通り過ぎ、築地の街並み、勝鬨橋、そして晴海です。

 晴海の国際展示場跡地あたりでムカシはドン突きになってたハズなのですが、そのまんま真っすぐに道が(というより橋が)延びておりまして、ナビもそのまま行けと云う。ただただひたすら直進するコト数キロ、あとはチョチョット曲がるだけであっけなく目的地に到着いたしました。

20121204092012120410 ワタシも数年ぶりに訪れた「コーンズ東雲サービスセンター」さんです。

 綺羅星の如くのロールスロイスとベントレーに囲まれて、我がクアトロポルテも堂々と誇らしそうです(コーンズ担当氏にも「キレイですねー」とホメられちった!:笑)。ロールスロイスファンタムがちょうど出て行ったところに滑り込むように駐車。

 ここで、本日最初の写真を拡大してご覧ください。”赤い警告ランプ”が点灯していますね。エアバッグのランプなんです。微小な電圧低下を感知して誤点灯していたこのランプを消灯させるリセット作業をするダケ(泣)と云うのがここに来た目的。作業の間にどこか近所で昼食を、と思って、担当氏に「何か近所に無い?」って聞いたら、「あー、コレって云うところ無いんですよねー」・・・早足で10分歩いたら、ようやく”す○家”発見。この周辺地域、数軒のコンビニと弁当屋以外、その他にホントに驚くぐらいに何も無いので、ここはイジョーな混み方してました。久しぶりに牛丼食べたらすんごく味が落ちててマイったマイった(やっぱ、ヨシギューに限ると思うコトしきり:笑泣)。往路はワタシ自らが操縦してエボの切れ味を堪能しつつ帰ってまいりました。コレにて高速試運転もバッチリ。納車まであと一息だぁ。

 それじゃー、また明日。

2012年12月 1日 (土)

12月最初の土曜日は、”ピンポイント”イジョー気象(笑泣)

 いや、いや、いや・・・ホントに今日は「天気予報のバカたれ!!(泣笑)」といった感じでした。そもそも「晴れ時々曇り」というピンポイント予報だったので、朝からギッチリと作業段取りをツメツメにして、”迎撃戦闘態勢(笑)”を整えておったのですが、午前中の作業が佳境に入ってきたところでパラパラと無情の雨が。

 「どーせ、通り雨でしょ?」とみんなしてタカを括っておりましたが、二時間以上もショボショボ降り続き、挙句の果てには、一陣の強風とともに、あろうコトか”雨”が”アラレ”に変化してまいりまして、コレがホントの”雨アラレ”、ココに集いし作業者一同の目は点になりました(泣笑)。退避中に恨めしげに空を見上げますと雲が掛かっているのは、どうもこのあたりだけの様子。スグ隣には青空さえ広がっております。あらためてパソコン前に座り、ピンポイント予報をネットで確認→練馬は”晴れ時々曇り”とあって、コレは昨晩確認した時と同じ。ぢゃ、なんでここだけ降ってんの?

 ところで、午前中の早い時間から予定通りのジャスト・オン・タイムで当ブログのコメンテーターでもお馴染の「Ryo」さん、「いつかはシャマル」さんが次々と御来店。そこに「取手市のYさん」も書類を届けにお見えになって大賑わいでしたが、ワタシは作業の段取りでアチコチと走り回っていたために、皆さんとゆっくり懇談の時間が持てませんでしたのが残念でした。特にわざわざ仙台からお越しになっていた「Ryo」さんとは、久し振りに色々と細かく御相談させて頂こうと思っておりましたが、ワタシがまったく席に着けずに申し訳ありませんでした。また、御来店の皆さん方からは、それぞれにお土産・差し入れの数々も頂戴いたしました。いつも本当に有難うございます(ペコ、ペコリ)。

 またハナシは元に戻りますが、お昼過ぎになって「今度はアラレが降ってきたよー、どーなってんのよ、コレ」とワタシがワメきながら二階に上がってまいりますと、「あのー、社長。”東京アメッシュ”って入れて検索してみてください」とは階下での222SE作業完了を待つ”いつかはシャマル”さん。仰せのままにググッてみましたところ・・・ひと目見て爆笑。練馬区では最北、光が丘の西側根元にあたるこの旭町地域だけに現在の降水を示す色が付いています。「マジかよぉー(笑泣)」・・・ソレにしても、色々と便利なウェブサイトがあるモンですね。ともあれ、もはやこの上は”超ピンポイント予報”が必要だと思います、旭町限定の(笑)。

 そんな”雨アラレ”も、時間つぶしにお昼を食べ終わった頃にはボチボチとやみ方向に。ようやく、ミッション遂行が出来ました。「いつかはシャマル」さん、本日は本当にお待たせいたしました。

 続いてエボV6”さいたま市転じて和光市のTさん号”、今日は塗装工場から帰ってまいりまして、外装のデント(凹み取り)と内装の補修工程も夕刻には作業完了。ちなみにデント作業やるために、窓を下げたらウインドーレギュレーターが撃沈(大泣)。塗装工場に入れる直前のチェックでは何事も無く正常動作だったのですけどね。ドア内張りトリム全分解の上、ドアウインドーとレギュレーターを分離。ソレを降ろして全分解修復・・・日が暮れました(笑泣)。

 今週は寒い上に色々とあってハードな日々でした。明日は寝てるしか無いな。→そーいえば、免許の更新にも、どっかで行かないとなぁ・・・。

 それじゃー、また来週!

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