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カテゴリー「特ソン・アニソン・劇伴のハナシ」の2件の記事

たこちゃんの趣味を強引に(笑)押しつけるネタばかりを。

2012年12月19日 (水)

なぜか、マイブームの”黛敏郎”さん

 今日もまた、北風がブーブーに吹き荒れて、体感的にも”超寒”な一日でした。なんだか、近頃「重度の心臓疾患」で倒れられたという話が身の回りにあまりに多い(本日も身の回りで二件)ので、寒暖差が烈しい気候の折は、皆さんも特にお気をつけください。ワタシ自身も充分に気を付けないとね、と思っております(が、コレがなかなか・・・:笑泣)。

 以前に一度「マセラティスパイダーザガートが出てくる出光のCM」の動画と云うのを、皆さんにリサーチしてみてねとお願いしたので、依頼主のワタシ自身もその後かなーり熱心に探してみたのですが、コレがいまだに見つからない。

 かつて出光興産が一社提供してた番組は、ワタシの知る限りでは「カーグラTV」と「題名の無い音楽会」の二番組。「題名の・・・」の方は、現在でも「アポロマークの出光興産の提供でお送りします」と日曜の朝に地上波でやってますよね。

 で、単にCMを集めまくった様な動画の検索よりも、「カーグラ」や「題名の・・・」の旧いのを丸ごとアップしてくれてるヤツがいないものかとそっち方面でリサーチ掛けてたら、”Mr.題名の無い音楽会”である、同番組の企画者で初代司会者でもあった、現代音楽の巨匠として知られる故黛敏郎さんの楽曲の数々にハマってしまい(だって、関連動画に色々と出て来るんだもん:笑)、本末転倒もいいところ。肝心のCMの方は惜しいところまで行くんだけれども、いまだに探し出せておりません。

 せっかくですので、今日は本末転倒の方、黛敏郎さん作曲の”もんのスゴク”聞き馴染みのある楽曲の数々をお楽しみください。

 まずは、コレ。知らない日本人は、ほとんどいないと思われる「スポーツ行進曲(いきなり、ものスゴ音出ますので、メチャクチャ注意!)」。・・・ダレだ?”馬場のテーマ”だって思ってたヒト(まぁ、ソレも正解なんですけど:笑)。”巨人戦”も髣髴とさせますね、当然の様に。しかしながら、フルコーラスを聞く機会は、皆さんも今までほとんど無かったコトと思いますヨ。この曲は、その誕生の出自から(テレビ局の依頼による)CMソングと同じような造りになっており、その時々で要求される”尺”に合わせて、どこででも切ったり貼ったり出来る様になってるところがスゴイんです。ですから、皆さんの耳に馴染んでいるのは、起承転結の起だけのヤツか、起と結の終結部分だけを強引に組み合わせたバージョンか、であるコトが多かったと思われます。短くっても物足りなく無いし、長くても冗漫さが無く、最後まで緊張感がある。天才の仕事であります。他局にもそれぞれのスポーツ番組用テーマ曲というのがありますが、ここにご紹介の「スポーツ行進曲」がもっとも知れ渡ってると思われますよね。

 続いては、コレ。「NNNニュースのテーマ(いきなり大音響に注意!)」・・・コレは若いヒトは知らないかもしれませんね。われわれ世代には、日テレ夜11時台の「きょうの出来事」などで、耳に馴染んでおります。寝る前に聞くと「オシッコにいけなくなるくらい」にコワいサウンドです。当時のニューステーマ用音楽は各局どこのモノも、「いかにコワくするか」を競っていたようで、この曲も例外では無く、主題部分の不協和音と、ヒトを不安にさせるコード進行がなんとも云えずに不気味、かつ落ち着かない気分にさせてくれます。最後は強引に長調に転調して”明るい未来”を想像させようとしてますが、最初のがコワすぎて・・・。中間部の”静穏”な部分はコレで初めて聞きました。貴重なフルサイズ音源ですね。

 今日の最後は”オマケ”黛さん在りし日のCM画像「マツダ・ルーチェ(レガート)」。確かこの型のルーチェには最初”レガート”のサブネームが付いていたのですが、商標権だか何かの問題で、スグに引っ込められたのだったと記憶しております。そもそも音楽用語の”レガート”に引っ掛けての起用だったのだろうと思います。

 あー、今日もアパートパソコン逝去のため(笑)、小ネタで失礼いたしました。

 それじゃー、また明日!

2011年7月 8日 (金)

偉大なり!大野雄二先生(天才劇伴作曲家列伝:①)

 昨日のコメント欄で、「テツヲタ」さんが、なぜか太田裕美から「大追跡のテーマ」にイッてしまわれたとのことで、それにちなんで(無理に因まんでも・・・)本日は作曲家の大野雄二先生作品の数々(はっきり云って、オレはこの手のハナシはうるさいぞお:笑)と、その曲が使われた番組についてのご説明をあっさりと・・・。

 まず、大野雄二先生と云えば、ル○ン三世セカンドシリーズの劇伴で有名ですが、これらはあまりにもベタなので、ここでは一切取り上げません(好きなんだけどね;笑)。

大追跡のテーマ→昨日、テツヲタさんが言及していたのがコレ。ル○ンテイストに近いですね。本編はたぶん刑事ものだと思いますが、観たことありません(笑泣)。とにかくカッチョいい曲です。http://www.youtube.com/watch?v=BgQmYMtBook

コブラ(スペースコブラ)前野曜子→ものすご有名な人気マンガ作品のテレビアニメ版の主題歌。ハリウッドで実写化のハナシもあるくらいの世界的人気作品ですが、ワタシはテレビ本編もマンガ原作も観たことありません(またまた笑泣)。ペドロアンドカプリシャスの初代ボーカル(桃色吐息の高橋真梨子さんは2代目)である前野曜子さん(故人)の歌唱は本当に素晴らしく、主題歌の完成度ではル○ンを凌ぐのではと思います、一時は着メロにしてたぐらい気にいっています。アニソンとだけ括られてしまうにはあまりにも惜しい、シブい名曲です。http://www.youtube.com/watch?v=kDShkXgg_SI

 ささっ、どさくさに紛れて「特ソン」イッてみよー(笑)。大野先生は意外と「特撮モノ」はやってなくて、一番知られていると思われるので、↓コレ。皆さん、きっとご存知ないのではと。


星雲仮面マシンマンオープニング
http://www.youtube.com/watch?v=xcauG32TdSA&feature=related

星雲仮面マシンマン主題歌(間奏部分にル○ンテイスト入ってるのが分かります:笑)http://www.youtube.com/watch?v=smIP-siJRyo&playnext=1&list=PL8570503B2AB588D7

 例によって、「石の森先生」原作なんですが、このヒーロー物のいいところは、なんといっても、悪人をアヤめないところ。決めワザは「カタルシスウエーブ」というもので、これを受けると悪人はすべて善の心を取り戻し、改心するという素晴らしい攻撃(笑)。子供に見せる特撮モノとしては理想的なものです。また、悪の組織といっても、「ご町内の子供をいぢめる程度」の悪業をなすダケなので、脱力系としてのお楽しみもあります。ワタシは全話観ましたが、結構イケます(何が?:笑)。

星雲仮面マシンマンエンディング→内容の脱力感とはうらはらに、アダルトタッチのバラード。夕暮時にスタスタ歩くマシンマンもシブくキメています。http://www.youtube.com/watch?v=ruytXY10L5E&feature=related

星雲仮面マシンマン本編の一部(12話)→さあ、観たくなったあなたはコチラ。変身するのにいちいちクルマ(マシン)と一体化し、うつ伏せ(大好きな匍匐前進:笑)の姿勢で走行&飛行します。疲れそう。
http://www.youtube.com/watch?v=pG74x4FdALE&feature=related

ユーアンドエクスプロージョンバンド:Route246→大野先生自らが率いるバンドによる演奏。ワタシが大学浪人してた1年間、真夜中に放送していたT○Sラジオの番組、「今夜もセレナーデ(70年代の邦楽を2時間かけまくるだけという、じみーな内容の番組なんだけど、パーソナリティのおねえさん方の美声が夜中に聞くとチョットよかったんですよ!)」のオープニング曲として使われていたのを聞いて、コレは一体ダレの曲なんだろうと、大学生になってから長らく調査したところ、大野先生のバンドの曲だと判明。「ルート246」といっても、山北とか足柄とか厚木ではなく(笑)、とうぜん青山をイメージしたものであることでしょう。雨のそぼ降る青山通りってところかな、ワタシの中のイメージでは。http://www.youtube.com/watch?v=7KfZViRM58Y「ざ・フュージョン」と云った感じのアンニュイな名曲です。

 あー、今日もなんとか書きあげた!コメントくださる皆さんも「根性(笑)」。書いてるワタシも「根性」!結構たいへんなのよ。