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カテゴリー「人生最後のクルマ選び(試作版)」の10件の記事

人間の天寿は千差万別。お若い方もお付き合い願います。

2012年9月26日 (水)

しつこく、”自動車趣味”のハナシ(シメ:笑)

 あー、9月も過ぎ去っていこうとしております。すっかり過ごし易くなりましたね。長期予報では”暖冬”であるというハナシですが、それがホントなら嬉しいです。

 ところでここのところ、自らがここに書いた文面をまじまじと眺め、皆さんから頂戴したコメントの数々をもう一度じっくりと読み返してみました(まーだ、このカタいハナシやるのか・・・)。

 つまるところ”趣味”というコトバは、英語で云うところの「ホビー」と「テイスト」に「ファン」と「プレジャー(と”レジャー”も)」をくっ付けて、英語に表現しきれない部分には「もののあはれ」を振りかけてある様な概念を表現している上、個人戦も団体戦もあるよといった感じですね。もう、コレでいいよね?(笑)

 どうしてこんなにしつこくも”趣味”の定義をしたかったのかと申しますと、その対象を”自動車”と限定した時に、なぜかこの日本では「青臭い(子供じみている)」と捉えられている部分があって(実際にコメント欄にもそういった御指摘がありました)、その根源にはどういった”原因の巣”があるのかを、言葉尻から探って自分の中で再検証したいという想いからでありました。モータースポーツひとつとっても、国情や歴史の違いがあるとはいえ、自動車大国と云われて久しい割には、例えば「ゴルフが趣味」というのにひき較べて、どのように考えてもマイナーな存在に甘んじている様に思うのです。一方で「囲碁」とか「将棋」がホントに趣味ってヒト、同世代人に居る(一部、A○B48が趣味のヒトはいらっしゃるみたいですが:笑)?

 履歴書の趣味欄に「自動車と戯れる事(笑)」って書けるような世の中は、まだまだ遠い未来の話であるようです。ワタシなど、年に何冊の本(くだらないのばっかりだけど:笑)読んでるかわからないくらいに読むけど、決して「趣味:読書」なんて書きたくないモンなー。あっ、ちなみに「旅行」もワタシの場合は趣味ではありませんからね。ありゃー、あくまで「レジャー」であって、精神の解放を目指した行動なのです(ってコトも無いか→ぢゃ、”本能?”:笑)。

 先日、このブログでもとりあげた「カーマガ」の365台を、御来店されたある顧客の方がパラパラとめくりながら「ああ、この本買って家でも読んだんですけどね、なーんじゃ、コレ。まったく魂が入ってないと思いません?この365台の選び方」と仰いました。一台一台を指さしながら「コレは、あり得へんやろ」と。実はワタシもそのように嘆かわしく思っておりましたので、「なーんか、編集部員の知ってる(と誇れるようなマイナーどころも含めて)クルマをなんとなく書きだしてみましたって感じですよね、確かに」と御答えしました。

 ”自動車を趣味としている”と標榜してきた50手前のオトコ二人が談義して「こりゃ、ダメだ」と云われちゃうもんが”自動車趣味の雑誌”を標榜せねばならないところに現在の日本における”自動車趣味”の立ち位置が見えるようです。だから今、我々の声無き声を張り上げておかないと、どんどん隅っこに追いやられてしまうように思うのです。自動車メディアも頑張って欲しいなぁー。

 そうでなくても”趣味の自動車(実益を兼ねていたとしても)”を所有し維持するコトは「とてつもない額の納税」と表裏一体です。払うモンはきちんと(しかも旧いクルマには、”ペナルティ的な”重課まで課されて)払ってるんだから、納税者の権利を守る意味でも、一定の声を上げていくコトは必要です。自動車から、単に生活上のツールである以上の存在感を感じとりつつ日々の糧とし、それを愛玩しているヒトも多くいるはず。

 そう云えば、ずいぶんムカシのハナシになりますが、歌手の「マイク○木」さんが”モーター党”という政党を立ち上げて政治の世界に打って出ようとしたコトもありましたっけ。マスコミなどは、有名芸能人の道楽と簡単に片付けてしまい、あっと云う間に泡沫候補と断じていた様に記憶しています。その発想自体は自動車趣味人として賞讃されるべきものだと思います。自動車やオートバイをテーマに掲げただけで迫害を受けるというのは、自動車大国、オートバイ製造技術世界一である日本国の中ではあるまじきコトです。”スポーツ”や”サラリーマン”をテーマにしたところは、それなりに耳目を集めましたからね、当時は。それから25年が経ち、その間には、例えば「高速道路を二人乗りオートバイが走れる」ようになったり、「10年落ち以上の旧い乗用車の車検義務が毎年から二年ごとで良い」ことになったりと”モーター趣味人”にとって有益な法律改正が行なわれました。これを見ますと”モーター党”支持者の一定の民意が伝わった部分もあるワケです。社会において、これからジジイになりつつある年齢層の我々こそが、今もっとも中心的な存在(重きを置かれる存在)になっちゃってるワケですから、”自動車趣味”の明日を拓く責任も大きいと云えましょう。

 だいたいにおいて、”13年落ち以上の旧車に課せられる重課”などは、”その部分の年式”こそが、ようやく価格的に「天上界」から降りてきた名車群を、クルマ好きの一般庶民が楽しめるギリギリのライン(経年でさらに劣化していくという中古車の特性も踏まえて)であるだけに、庶民には「ゲタにでも乗ってろ」と云わんばかりの施策です。さらに追い打ちを掛ける消費税の増税。その替わりに自動車取得税を免税にされたとて、恩恵をこうむるのは新車か超高年式車を購入するヒトだけ。低年式中古車購買層方面には何の”見返り”もありません。

 電車や飛行機、船舶などと違い、自動車はすでに日本では庶民にとっても身近な存在です。それは”自動車趣味”のフィルターを通すことにより、さらに眺めて嬉しく、乗って楽しいモノになる。自ら手を入れてイジる喜びも当然あります。その150年の歴史を紐とき、色々と過去に遡りつつ考察を深める行為は知的好奇心をくすぐります。ヒストリックカーは人類の積み上げてきた文化遺産、工業遺産です。コレを愛でるのも癒しになりましょう。

 そろそろジジイになってまいりました皆さん、ここはぜひ「誇りを持って」ともに”自動車趣味”を楽しみ、力強く広めてまいりましょ。そのガイド役はお任せくださいね(笑)。

 それじゃー、また明日!

2012年9月25日 (火)

”趣味そのもの”と”趣味性”のハザマ(その3)

 確実に季節の移ろいを感じます。今日の東京練馬は長袖を着ないと肌寒く感じる程、ひんやりと清冽な気候でした。急な寒暖差で体調を崩しがちです。皆様、御自愛ください。

 と、いったところで、昨日の続きを・・・もう一度、「自動車趣味」と、”趣味”のアタマに”自動車”を付けた方に戻して考え直してみましょう。

 ”自動車趣味”という言葉の意味合いも、時系列的に色々と変化してきているのでは無かろうかと、その一例を挙げてみましょう。例えば、「戦前の自動車マニア」さんたちにとっては、街道筋をランダムに走ってくる「円タク(当時の市街地タクシー)」を拾う時、その車種選定にあれこれとコダわって乗車するコトが、すでに「ホビー」であったらしいです。五十嵐平達先生や小林彰太郎先生など、戦前に少年時代を送られた”重鎮自動車趣味人”の昔話には必ずこういったエピソードが出てまいります。今現在でも同じコトをやっているヒトはひょっとするといらっしゃるかもしれません。しかしながら、コレを現在やってたら「タクシーおたく(笑)」と、より細分化されて呼ばれるコトはあるかも知れませんが、「自動車が趣味でして・・・」とは、いくらなんでも云えません。

 今度は時系列は現在のままに固定して、趣味の対象を自動車から「鉄道」にいたします。”鉄道の世界”で車種を選んで乗車するような事を意識して恒常的にやっているようなヒトは間違いなく「鉄男」か「鉄子」であり、自身も「鉄道を趣味とする人間」であると自負しているコトと思いますし、傍から見てワタシもそう思います。

 このあたり、自分で”趣味の対象物”を所有、若しくは操縦(運転)するコトに対する”リアリティの差”と申しましょうか、日常生活に於ける”対象物”全般に対する距離感の差と申しましょうか、表現力が不足しているので説明するのが難しいのですが、分かってもらえませんでしょうか(泣笑)?

 さらに対象を「履歴書にも書ける(笑)」”スポーツ”に変えて考えてみましょう。”スポーツ趣味”は、現に競技(あるいはその練習やそのための鍛錬)に参加するあり方と、観戦(実戦や練習試合に限らず)を主にするあり方があり、もちろんそのどちらにも属する方々がいらっしゃいます。また、同じようにテレビ観戦をする方の中でも、たまたま帰宅してひとっ風呂浴び、ビールの栓をあけてテレビを見たら、たまたま巨人戦をやってるので日々それを見ているだけというヒトと、CS放送なども駆使してペナントレースの全試合を録画した上で、自分なりに検証を加えて”採点表”と付けていってるようなマニアの方では、おそらくは意識がぜんぜん違うと思うワケです。また、テレビ観戦オンリーのヒトがいる一方で、基本が野球場(競技場・スタジアム・プール・コート)現地観戦という人々(毎日ドンチャン騒ぎをするのが楽しみな私設応援団員の方々なども含め)もいらっしゃいます。

 ・・・ああっ、また脱線してる(笑)。自動車趣味のハナシに戻します。

 またもや、時間経過によって意味付けが変化するハナシ。例えば、今すぐ何も”趣味的な要素”を考えずに、「ト○タ ア○ア」でも買うとします。ものすごくたくさんある選択肢の中から選びぬいた方もいらっしゃれば、”なんとなく”のヒトもいることでしょう。ここでは購入動機は特に問わなくてもいいんです。

 で、そのまま30年後。購入する時に、ものすごくたくさんある選択肢の中から結構コダわって「○クア」を選んだヒトはとっくに他車(しかも未来のあたりさわりのない新車)に乗り換えているかもしれません。まっ、だいたいがそうなるでしょう。その一方で、さしてコダワリも無く買ってたヒトが淡々と継続車検をこなし、さして買い換える理由も無いからとそのまま”動態保存車”になってる「アク○」に乗り続けている、という未来も可能性としてはある(し、実際そのようなクルマが時に”奇跡のコンディション”とか云って中古車市場に出てくる:笑)。

 この「ア○アに乗って30年」という未来の例え話は、スタティックに焦点を絞っても、時間の経過に従っていくだけで”趣味性”がいやおうなく湧いてきてしまうといったところがキモでしたが、今度はグッとハナシを拡げて、ダイナミックな社会全般のうねりとともに経過してきた近過去の時間軸の中で、全体的に変容を遂げてきた”自動車趣味”という言葉の「記号性」にも、しかるべき検証が必要です。

 戦前の日本においては、ただ乗用車を所有しているだけで、「大金持ち(しかも天上界)の自動車趣味人」と自他ともに認めたことでしょう。もっとも、一般の庶民には”自動車趣味”という概念そのものがほとんど無かったに違いありません。

 戦後も自家用車を庶民が手にするまでには、30年という歳月が必要でした。西暦で云うと1975年くらいでしょうかね、昭和50年あたり。ですから、ここまでの期間においては、自宅に乗用車(いや軽トラックでも)を持っているだけでもたいしたものであったというコトでしょうね。この期間の外国車は、外国車であると云うだけで日本国内ではまだまだ「天上界」ですから、”ワーゲンかぶと虫”でも”BMCミニ”でも”シトロエン2CV”でもみな天上界の乗り物で、それに乗る人々は天上界の自動車趣味人であったと申せましょう。ロールス、マセラティ、ジャガー、フェラーリ、ポルシェ、アルファロメオ、ベンツ、BMW・・・このあたりは”宇宙船”(笑)。乗ってるヒトはアストロノーツ。

 ちょっとハナシを戻して戦後風俗史的に申しますと、昭和30年代中盤から後半に掛けてレジャーブームというのがまずはありまして、最終的には”バカンス”という当時の流行り言葉に象徴されるように余暇を単なる”ヒマつぶし”と捉えるのではなく、積極的に楽しもうという機運が庶民のあいだにも浸透してまいります。そこまでの期間は、”趣味性云々”などという高尚な次元には、いまだ到達していなかったのがフツーの状態であったということです。

 やがて、衣食住が足りて、余暇に”娯楽”や”趣味”を楽しめる程度には国民生活が向上しつつあった頃、昭和40年代前半に「ホンダN360」あたりが登場して、軽とは云え、ようやく安価で本格的な乗用車を若者が手にするチャンスが生まれました。割賦販売(現在のカークレジット)方式の普及も、もちろんこれに一役買っております。

 このあたりの時代に「不幸にして(笑)」欧州車の自動車趣味道を”あえて”指向してしまった者は、「竪川町の解体屋」に日参して、日夜パーツを工面するハメになりましたが、ソレも”趣味”の一環として楽しかったコトでしょう。やってるコトは、油とサビにまみれた解体屋廻りなワケですが、根源的な気分の中に「オレはヒトとは違う(キリッ!:笑)」という些かならぬスノビッシュな想いもありますから、「解体屋のオヤヂと丁々発止のやりとりが出来る自分」なんていうのにも酔いしれるコトが充分に可能であったコトでしょう。この時代にあっては、例えば本格的オープンスポーツカーを望めば、国産車でも新車や高年式中古車で、ホンダのSシリーズやヨタ8、フェアレディSP/SRなど、よりどりあったワケですが、そこで「10年落ちのMGA」とか「オースチンヒーレー」にイッてしまいたくなるヒトというのは、現代風に翻訳すれば、「現行ハチロク」を買わずに「マセラティ3200GT」にイッてしまうヒトのコトですから、皆さんで胸に手を当ててよーく考えてみましょう(爆笑)。

 とはいえ、こういった”自動車趣味人のあり方”というのは今も昔も大差無いもので、感覚的(相対的)には、趣味人口が減った様にも見えますが、分母も分子もケタはずれに大きくなってるので、トシをとりすぎて引退したヒト(笑)の数を差し引いてもこの手の”自動車趣味のあり方”を指向する人々の絶対人口は、実はあまり大きく変って(減って)はいないのかも。

 日本における“自動車趣味の世界”というのは、案外こんなコトの積み重ねなのかも知れません。然して、戦後の時間経過の中で日本国全体が間違い無く裕福になってきたコトは疑いなく、それは中古車市場にメルセデスベンツやBMW、アルファロメオなど溢れる様に存在するのを日々見ているだけでも分かります(上記のハナシで云えば分母が”ドでかい”)。それらは現在の日本において、当面は普遍的な存在になり果てておりますので、その中で”さらなる差別化”というのも必要(少ない”分子様”にお選び頂けます様:笑)になってくる。うー、アタマがイタい(笑)。

 ところで、一昨日のコメント欄に「練馬のH」さんがお寄せくださった、とある(当店ではない:笑)”マセラティの専門店のシャチョーさんは、「マセラティとか外車乗る人は見栄だからね」って言ってました”という話を拝見して、ワタシなどは「?」と思うワケです。寅さんじゃ無いけど、「ソレを云っちゃぁー、オシマイよっ(笑)」って。

 現在の日本において、「外車=高級」とか「外車乗り=金持ち」という図式は、ここ20年続いた低成長時代の中で、実質的には完全に崩壊しております。この感覚は、せいぜいバブル景気に突入する直前、1980年代後半までの時代相の中でのみ通用したハナシです。

 但しこれはあくまで主体である購入者側での感覚であり、周囲(であるとかマスコミの論調など)では、「外車=高級」とか「外車乗り=金持ち」という「時代遅れの風評」が相も変わらず垂れ流され続けているので、現実の近くにいない人々(周囲に”中古外車乗り”がいない人々)にとっては「またまた、無理して見栄張っちゃって・・・」的なやっかみはあろうかと思いますし、現実にそういった側面はいまだ存在すると思います。ワタシ自身がそういった「周囲の必ずしも良からぬ雰囲気」というモノと闘いつつ今日までまいりましたので、それもあってか、”見栄”でクルマを買おうとするお客さんは当店にはいらっしゃいません。世の中の動きを逆手にとって、実用足り得る”趣味”の車(趣味性の高いクルマ)を様々な分野から御紹介しつつ、適正・妥当な価格とサービスで楽しんで頂こうと頑張ってるワケです。

 マイクロ・デポでは、ムカシから、三兄弟がそろってこんな風にお話ししています。「この日本に於いて、ト○タの新車以外を買うという行為は、とりあえず本人がどのように弁解(笑)しようとも、”趣味”である!」と。国産の実用車を選ぶ場合でも、やはり多くのヒトはスタイルとか、装備とか、性能とか色々なファクターを勘案して買うワケですが、リセールバリューやサービス体制などの諸々を考えれば、実用車において、通常ト○タ以外の選択肢はあり得ないとワタシは思うのです。スタイルがちょっと・・・、エンジンのフィールがね・・・などといった”雑念(笑)”がチラリとでも脳裏をカスめたら、それはもう”趣味”の始まりなのです。

 で、やはりおそらくは”趣味の世界”というモノは、個人の内面へと向かっていく極私的な事象だと思うので、同じ趣味なら極限まで研ぎ澄ませていきたいというのが究極的な指向となってしまうのではないでしょうか。ある意味でキリが無い。それで、先日皆さんに「ジジイになって選ぶ趣味のクルマ」と振ると、(現段階での情勢のみで評価した場合ですが)結構現実味のウスい車名も失礼ながらたくさん登場してくるというワケでした。やはり心の深いところでは”理想形”を指向しているんですよね。いや、もちろん皆さんを中傷しているのでは、決してありません。”自動車趣味人”たるもの、これからもこのままでいてください。さっきのシャチョーさんも、マイクロ・デポのシャチョーさんも、いまやすっかり”クルマ屋”になり果ててしまい、”自動車趣味人”としての目が塞がれてしまった様です。コレはコレで悲しむべきコトでしょうね。

 ところで、四六時中楽しめる”趣味のクルマ”を嗜む”自動車趣味”というのが、かつてのワタシの場合には大切でした。ですから”趣味用”、”実用”とあえて分けて考えてはいませんでした。で、クルマをたくさん所有するハメになりました(そして只今もビンボーです:泣笑)。サーキットにも行きませんし、イベントにも参加しませんでした。もちろんクラブ的なお集まりにも入会したことはありません。持っているクルマがホメられたことはありませんが珍しがられたことは数多くあります。”自動車趣味人”にとっては、ホメられるよりも珍しがられる事の方が、よほど”勲章”なのです。で、「コレで良し!」と。

 現在の社会情勢下においては、そのあたり(”趣味用”、”実用”)が”自由自在”のサジ加減で調整出来ます。この10年でイタリア車もずいぶんと信頼性を向上させました。一方で国産車にもデザインの魅力や”趣味性”で勝負出来る車種がずいぶんと増えてまいりました。用途に応じて複数台を組み合わせるも良し、万能の一台を造り上げるも良しなのです。

 日本における”自動車趣味”の世界は、今ようやくスタートラインにたったばかりなのかも知れません。虚栄心を排して、自己の感覚を磨いていく(昨日の”U2”:「それを観賞しうる能力」というヤツを発現させるのです:笑)のも楽しい「ホビー」足り得ますヨ。ムカシから趣味や道楽に突っ込んで行くと「病膏肓に入る」って云うじゃないですか、やっぱコレ、ビョーキなんだよ、びょーき(笑)。

 続きは、また明日。

2012年9月24日 (月)

”趣味そのもの”と”趣味性”のハザマ(その2)

 昨日曜日は涼しくはありましたが、結局のところ、一日中”雨”となってしまいました。"連休"をとることが出来た方々には絶好のドライブ日和となるところでしたが、ちょっと残念な天気でしたね。

 今日も、一昨日の続き、”趣味”とは、また”趣味のクルマ”とか”自動車趣味”とは何ぞや、という難しいハナシをこねくり回してみようと考えております。

 コメント欄を拝見していて、些かならずショックを受けたのは、「松戸のS」さん級(というより、ワタシなどの目から見れば”有段者”なのに)の方でも”自動車が趣味”であると自ら発する事に憚りを感じてらっしゃるということ。そして、他の皆さんの文面を拝察しても、何となく「世をハカなんでいらっしゃる」様子。・・・そうすると、多彩な”自動車趣味の世界”を如何に楽しみ、深めていくかを追求してきた”自負”のあるワタシは、さながら「ドンキホーテ(ディスカウントショップの方ぢゃ無いよ:笑)」みたいなモンですね(泣笑)。

 今さらながらに”趣味”ってコトバ、事典や辞書にどう載ってるかを確認してみました。

 ウィキペディアでは・・・

 趣味(しゅみ)は、以下の二つの意味を持つ。

1:人間が自由時間(生理的必要時間と労働時間を除いた時間、余暇)に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。道楽ないしホビー(英:hobby)。

2:物の持つ味わい・おもむき(情趣)を指し、それを観賞しうる能力(美しいものや面白いものについての好みや嗜好)のこと(英: taste)。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。

 Yahoo!辞書(出典:大辞泉)では・・・

 しゅ‐み【趣味】

1:仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。「―は読書です」「―と実益を兼ねる」「多―」

2:どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。「―の悪い飾り付け」「少女―」

3:物事のもっている味わい。おもむき。情趣。

 ・・・、あー、なんとなくワタシの抱いていた”モドカシサ”の原因が見えてきたように思えてきました。もう、単に”(自動車と付かない)趣味”という言葉の段階で、玉虫色の概念であるわけですね。しかもそれらが、”感覚的領域”までも抱合してしまっております。

 ですから「自動車趣味」というのと「趣味の自動車」というのが、ただひっくり返しただけなのに、なんつーかこう、言葉から受けるイメージが違っている様な気がするワケですね。

 以下説明のために、上記の「ウィキペディア」の1と2を、それぞれ”U1”、”U2”とし、同様に「大辞泉」の1・2・3を、おのおの”D1”、”D2”、”D3”といたします。

 思いますに、U1とD1は、云いまわしこそ違いますが、ほぼ同義を指しているモノと思われます。ただしU1では、単に仕事(職業)に従事する時間以外の時間について、ソレは”余暇”であるとの定義付けも行なわれているようですね。また、D1の方には”個人”と出てまいりますが、U1では主語が”人間”となっており、必ずしも”趣味”がパーソナルな世界のモノに留まらないことまでもを示唆している様子です。U1の”好んで”はD1の”楽しみとして”に相対する、英語で云うところの”fun(ファン)”くらいの感覚を表しているように思います。さらに穿った思考を巡らせますと”好んで”という言葉の云いまわしには、アタマに”悪”の字を付けた場合(悪趣味という言葉もありますから)まで想定した語感であると感じました。

 U2はD2とD3を併合して記述されているように思いますが、”味わい”、”おもむき”、”情趣”というキーワードが共通しています。特筆されるのは、U2において”観賞しうる能力”という言葉とともに”美意識”、”審美眼”といった、今様の言葉で云う「上から目線」的ワードが登場してくることです。裏をかえせば「まあ、わからんヒトにはわからないだろうけどね」という”スノビッシュ”な感覚が”趣味”という言葉の概念に入っているというコトです。一方でD2においては”その人の感覚のあり方”という表現に留め、良しあしや高低、といった概念まで踏み込んではいないことも感じられました。

 ワタシなりに加えた”難しい分析”はアタマがゴンゴンし始めましたので、ここらでヤメておこうと思いますが、皆さんにはどのように感じられた事でありましょうか。

 今度は分析ではなくて、感想を述べますと、ウィキペディアに記載されている”趣味”の概念は、より新しい感覚や雰囲気までも網羅し、大辞泉の方からは昭和初期くらいの時代感覚に基づき記載された”旧さ”(ナウくない:笑)が感じられました。

 こうなってくると、他の様々な辞書もあたってみたくなりますが、ココは文学部の論文コーナーではありませんので、突っ込むのはやめましょうね。付きあってくださる方々も「いい加減にカタいハナシはヤメよーよー」と云いたいところをグッとガマンして読んでくださっておりますのを日々感じてはおりますんで・・・。

 今回の表題に掲げました「”趣味そのもの”と”趣味性”のハザマ」の”ハザマ”としか表現するしかなかった”モドカシサの根源部分”こそが、この時代変遷により変化し、深まっていった”趣味”という言葉の意味付けの相違を表す部分であったのです。

 「あー、ちょっとスッキリした!(オレだけか?:笑)」

 そうして考えますと、同じ余暇(空き時間)の過ごし方の中でも、”趣味”という言葉の持つ概念は単なる”ヒマつぶし”とは違い、より一層”小難しい付加概念”をプラスしたモノと云えましょう。

 そこで、よく「履歴書」の趣味記載欄に登場してくる、”読書・映画鑑賞”とか”スポーツ全般”、”海外旅行”なんて云うのは、この現代の「新しい(ウィキペディア流)概念の”趣味”」足るには、果してどれくらいの深度を追求していれば許される(ダレから?:笑)のか、というところも興味が湧きますが、「履歴書」の趣味欄には昭和初期感覚のままで当たり障りなく書いておいた方がいい(いわゆる”オトナの対応”としては)のかもしれませんね。

 あー、ちょっと難しいコト考え過ぎて、今日もアタマがツカれたわぁー。

 肝心の”自動車趣味”には、結論出ぬまま(笑)、この続きは、また明日と云うコトで。

2012年9月22日 (土)

”趣味そのもの”と”趣味性”のハザマ(その1)

 はい、こんばんは。今日一日も練馬は朝から雨が降ったりやんだりのハッキリしない天候でした。何といってもトピックスは、ワタシが今日から「長ジーンズ」といういでたちになったコト(笑)。やはり気が付くと”セミさん”の声はスッカリ聞こえなくなり、夜中に耳を澄ませると「コロコロ・ちんちろりーん」系の合唱に変っております。こうして季節は移ろい、またまたトシをとる(最近コレばっか:笑)。

 ところで、昨日の当ブログ、”シメ”を「高級イメージのブランドネームを纏った”小さな限定車”たち」のハナシとしてしまったため、皆さんのコメントも結構そちら方面の話になっているようですね。色々な車名が登場いたしました。

 やはりイタ車屋のブログにやってくるお客さん方ですから、「現行フィアット500」由来の限定車の名前がアレコレと出てまいりました。だけど、ホントにかつて「アバルト500」を所有されていた「一松」さんからのコメントにもありましたように、「500」の派生車種、限定車は極めて広範にあり、ワタシの様に”オツムの弱い中古車屋泣かせ”の存在であります。

 例えばこんなのもあったりします・・・

 アバルト695 トリブート フェラーリ トリブート アル ジャポーネ

 ・・・「はいはい、わかりました(笑)」”限定車の中の限定車”というワケです。

 実はワタシ、同じイタ車でも、ホントは「アバルト野郎(笑)」になる予定だったのですが、突如日本に襲来した”バブル景気”のせいで、ソレになり損ねた過去を背負っております。ですから「アバルト」という、かつてはコンペティションカーの製造メーカーであったブランドネームにはひとかたならぬ”想い”があります。

 何と申しましても、ブランドネームの版権(?)を持つ親会社様の意向ですから、今となっては致し方無いのかも知れませんが、アバルトというブランドに対する”リスペクト”がまったく感じられないところがイケませんね。もちろん、跳ね馬にも三叉鉾にも失礼です。想うに、造って売ってるヒトたちにも若干の良心の呵責があるうえに、本物のフェラーリやマセラティ乗りの方々からの”お叱りの声”が掛かる可能性も十二分に考えられるから、「サソリ+跳ね馬」とか「サソリ+三叉鉾」のエンブレムは付かないという寸法です。だいたい”フェラーリのホイールをヒントにデザインした専用17インチ アロイホイール”って、そんなの有難くもありません。マセラティの扱いにいたっては、”内装の雰囲気だけ”に見えます・・・プンプン(怒笑)。

 ワタシの独断的私見ですが、現在のフィアットグループが総力を結集して制作すべき「アバルトの最上位バージョン」とは、外形は「現行500」のままなんだけど、エンジンは後ろに持っていき、フェラーリの4200エンジンを強引に括りつけて「フタが閉まらなくなってる(様に見える:笑)」ようなモノであるべきです。で、フルタイム四駆でF1マチック付。→コレでレースに出たい場合は、現行レギュレーションなどの問題は”モノすごく”あろうかと思いますけれど。

 ハナシはソレますが、二代目「ルノーサンクアルピーヌ」の派生型には、「ターボ」と「ターボ2」というのがありましたね。カタチは”5”の雰囲気なんだけどエンジンはミッドシップ、もちろん後輪駆動。やはり、アバルトとフェラーリのエッセンスをともに守ろうとするなら、フラッグシップモデル足るモノ、こうでなくては。

 同じ「695」でも、あくまで”雰囲気勝負”でイクのなら、こういったセンスでいい。

 ヒトによって、「趣味」という言葉の重さが違うのは仕方が無い事だとは思います。また、向かっていく”方向性”も実に様々です。もちろん”のめり込み方の度合い”も一様ではありませんね。

 ”変り者”であると自他ともに認める(笑)ワタシの場合には、小学校に通う頃から「大人になったら”趣味”に生きよう!」と内心深ーく思っておりました。で、たまたま”一番の趣味”と思っていた「プラモ作り」に、中学生時点で”大ハマリ”した「スーパーカー」が加わり、途中自転車や、オートバイにも並行して凝りつつ、この年になって結局残ったのが原点の「プラモ作り」だけとなり、結局「スーパーカー(クルマ趣味諸々)」の方は、”メシのたね”になってしまいました。

 で、あらためて”趣味”ってなんだろね。コレは結構深淵なる問題です。

 特に「クルマ趣味」というコトになりますと、書店に並ぶ「自動車関連雑誌」の数だけ細分化されるとワタシは見ております。例えば「ゲン○ク」と「ロッ○」は根っこの出自が同じらしいので、ほとんど同工異曲の内容に見えてしまいますが、おそらく毎号読み比べていくと、”些細な力点の違い”が見えてくると思われます。で、その些細な違いこそがお互いに気になるし、またソレが微妙にイヤなので、それぞれにファン(購入して読んでくれる読者)が付くのだろうと思うワケです。どちらも買ってるヒトもいらっしゃると思いますが、その方は”微妙な違いを”違和感を感じずに飲み込めるココロの広いヒトでしょう。

 女性の皆さん、仮にこれから「お見合い」をするとして、相手方のプロフィール欄に「自動車が趣味」と書かれていた場合には相当な注意(笑)が必要です。

 シャコタンの180SXで大垂水峠や六甲を毎週日曜日の早朝に”攻め”に行ってるヒトは間違い無く「自動車が趣味」と書くコトでしょう。

 現在ですと「痛車マニア」も当然自動車趣味の範疇に入りますし、キャンピングカーで旅行をするヒトも、もちろんそう。

 普段は日常車に乗っているヒトも、サンデーレーサーとしてサーキットで活躍しているかもしれない。これも職業でなければ、やはり趣味でしょう。

 4WD車で林道攻めのヒトも、旧車に凝ってるヒトも、エアウェイヴにクルマより高価なオーディオセットを組み込んでいるヒトも・・・キリが無いのでこのあたりでヤメておきますが、何しろ広義の”自動車趣味人”とは斯くも広範な人種を表してしまう、極めてぼんやりとした概念であるコトが分かります。

 その一方で、近親憎悪という言葉がありますが、自分と趣味嗜好があまりにも近いのに、ディテールに突っ込んでいけばいくほど、その”感性領域”に属するビミョーな違いとか”歴史認識”の差を感じるコトこそが、自称他称のクルマ趣味人たちをとてもイラつかせるものです。ですから、「特定の車種限定の御集り」には段々と人々が寄り付かなくなっていってしまう。さも無ければ、何となく集まってメシでも喰おうという会になっていってしまうのです。そりゃーそうですよね、”趣味の世界”で集まってるのにハラを割ってクサシあったり、ホメあったりを本心から出来ないなんて、そもそもが間違っちゃってるしストレスの元。シゴトの息抜きなんですからね、あくまでも”趣味”は。

 ネットで”みんから”や”2ちゃんねる”などのクルマねたサイトを見ますと、そのあたりが本当に良く出てしまっています。で、段々と”ディープにやって行きたい”ヒトの居場所が狭まってきてしまう。

 そこに、昨日の様な「メーカー側がクルマ好きのジジイにムリヤリすり寄ってきた」ような、いわば”媚びた”クルマたちを次々と見せられますと、ワタシなどはかえっておヘソを曲げてしまうのです。

 いや、媚びること自体は、本来まったく悪いコトではありませんよ。商売なのですから、少しでも魅力を感じられるように誂えるコトには何の不満もありません。

 但し、少なくとも”趣味人”を自覚する(しかも長年その世界にドップリのジジイたちなどの)人々に訴える「何か」とは何か(笑)、コレくらいは押さえつつ商品開発をして欲しいというコトです。

 とは申せ、こういった「”趣味性”だけはたっぷり封入された」破格の”超高級限定小型車”をあっと云う間に完売させてしまうんですから、世界の富裕層って、とっても余裕があるんでしょうね。

 ツカれたので続きはまた来週と云うコトに(笑)。

2012年9月21日 (金)

ジジイのワタシ、気になる”チビども”

 はい、こんばんは!連日たくさんのコメント(しかも皆さん、結構長文:笑)を有難うございます。なんだかんだと申しましても、結構この”ジジイのクルマ選び”ネタには皆さんが”一家言”を持っているものだと、あらためて認識いたしました。

 そこで本日は、ワタシも「屁理屈(笑)」こねてみようと思いたちました。

 ここからお話するのは、あくまでも一般論ではなくて、現在”ちょっと老化の進んだ(笑泣)”、初老男のワタシが考えている極めてパーソナルなものですから、きっと皆さんの参考にはなりません(笑)。

 この数年のワタシ・・・

 ①:明らかに”目が弱ってる(老眼の進行もさるコトながら、自信のあった動体視力が低下)”

 ②:明らかに”足腰(特に左側全般)が弱ってるし、シビレてるし、イタい”

 ③:明らかに”疲れやすく、回復も遅い”

 ④:明らかに”咄嗟の判断力が鈍くなってる”

 ⑤:(コレは若い頃からだけど)”自動車屋なのに、車輛感覚が無い(致命的:笑)”

 ・・・前にワタシの車遍歴をズルズルと書いたコトがありましたが、「軽自動車からスーパーカー、Sクラスベンツまで」というモノであったのを、ヘビー閲覧者(笑)の方々であれば御記憶かと思います。

 中学生の頃から慢性の腰痛持ちで、体力(そしてオツムも:笑泣)の弱かったワタシは、免許を取得して初めてのクルマを手にした段階から、少なくとも、上記②~⑤の問題を考慮しつつの愛車選びを”自動的に”してきたモノなのだと、コレ書いてて想い至りました。

 ワタシのオートマ車デビューは、考えてみたら「マセラティカムシン(あほ:笑)」なんですよね。ですから20代前半の段階で、もう”ヒヨって”いるわけです。しかも、このカムシンというマセラティはエキゾチックスーパースポーツを標榜するワリに、全然”男らしく”ないというか、極めて安楽なクルマなのでした。パワーセンタリングステアリング、パワーブレーキ、自在に高さを調節出来るパワーシート、ワイドレシオの3速オートマに全域トルクフルなV8・5リッターユニットの組み合わせ。おまけに、バックパネルに嵌めこまれたプレクシグラスは、バックモニターなどをまったく必要としないで”ビタ停め”を達成出来るスグレ物。

 SクラスはW126でしたが(2台乗った)、ボディサイズは大きくとも”驚異の操舵角”という武器があるので、路地でもまったく安心。切り始めの舵角を浅目に間違えても、途中から切り込んでイケば大概なんとかなるのには驚いた。左ハンドルだから、”路地でのすれ違い”をヤラねばならなくなった時には”左ベタ”だけやって停止していれば、前方からやってくるクルマが勝手に”おそるおそる”ヨケつつスリ抜けていってくれたものです。当時はまだ”ベンツグリル”の御威光もあったのかな(笑)。

 だいたい、ビトルボマセラティに惹かれて、あろうことか商売にしてしまうほどであったのも・・・サイズのコンパクトさ+例の内装+当時類を見ないメカニズム+結構速い(圧倒的な瞬発力→ハッと気が付いてからアクションに入っても間に合う)+結構ちゃんと曲がる+結構ちゃんと止まる(予期せぬ時にも”トマる”ので、コレにはマイる:笑)・・・こういった、要素の数々が”ダメなワタシ”の低次元な要求を高レベルで達成してくれるので、そこがよろしいのでは無かろうかと思ったワケです。だから”マイる”ところだけなんとかすればいいと、シンプルに直球で考えた(ソレが人外魔境への旅になろうとは:トホホ)。

 ではありますが、現在20代、30代の方々が、初老を迎える15年後、25年後といった時代には”くらしっくかぁー”になっちゃうんですよ(それでもマイクロ・デポは、”まだ売ってる”と思うけど:笑)。

 「アバルト695 エディツィオーネ マセラティ」っつーのが出たそうですね。画像見たけど「クライスラーTCマセラティ(もはや、その存在が:笑)」よりも”くる”モンが無いよな。コレよりはウチで中古のビトルボマセラティ買って、余ったお金は住宅ローンの頭金にでも回してもらった方がいいような気がする。だいたいトライデントがどこにも付いてないマセラティなどはアリえん!あたかも”はんどりんぐ・ばい・ろー○す”の様だ。”カルロ・アバルト”も”マセラティ兄弟”も草葉の陰で泣いていようと云うモノ。

 同工異曲ではありますが・・・

 「アストンマーチン シグネット」は、そこ行くと全然いいと思います。数年前にこのクルマのデビューがアナウンスされた時、当店では「ト○タレンタリース」にわざわざ行って、「ト○タiQ」を丸一日借りてみました。将来”アストンマーチン版”の方を扱ってみたいと思ったからです。後席に人が乗れると云うテレビでの大宣伝(当時ワイドショー番組などで盛んにやってました)はまったくのウソっぱちに過ぎず、コレにはかなりガッカリいたしましたが、2シーターと割り切れば「驚異の縦横比と操舵角」により、異次元の走行性を持つ”素晴らしい”クルマであると分かりました。本家の3倍付けの新車価格(コレ買うなら”DB7のバリモン中古”買って、余ったお金は・・・以下同文:笑”)には賛否あろうかと思いますけど、中古になったら欲しいクルマの一台かも知れませんね。でも、こういった信頼性の高い”超限定”モデルって、意外とプレミア付いちゃったりするんだよなぁー。数年後には”DB9”より、かえって高かったりして(あながち冗談では済まない様な:笑)。

 で、最近気になるのが・・・

 「ルノーウインド ゴルディーニ」って云うのなんですけど、これまで”トゥインゴの屋根がとれるだけのヤツ”であると勝手に認識していたワタシはバカでした。実際に、「ルノースポールチューン」は行なわれていないので、”RS”の文字が付きませんが、「レトロおやぢ」的にはかえってこの名称でいてくれたことにまず感謝。あー、マニュアルミッション設定しか無いのかぁー。ウルトラモダーンとレトロ調の融合が絶妙なバランスで行なわれているように思えます。リアクォーター部分の造形なんかは、我が愛しの「ロータスヨーロッパ風(コレは初代ヨーロッパ:シリーズ1・2の搭載エンジンが”ルノー16”用エンジンをゴルディーニチューンしたものであったコトへの”隠喩”とか”オマージュ”なのか→考え過ぎ?)」でもありますし。設定色は一色のみでルノー8ゴルディーニを髣髴とさせるストライプも良いセンス。「BMWミニ」より、断然カッチョいいぞ!コレを選んだだけで”おたく、分かってるねぇー”という感じがいたします。「現行ミニ」にヒヨって物足りなさを感じる”オヤジ方”の中から、こういったクルマに乗り換えるヒトがどれだけ出てくるか、しばらく様子を見るコトにいたしましょうね。

 それじゃー、また明日!

2012年9月20日 (木)

ジジイが選ぶ”趣味の車”、とりあえずアンサー篇

 えー、昨日の”ジジイが選ぶべき趣味の車”と云うネタは、ワタシの予想を遙かに上回る反響で嬉しいばかりであります。帰ってきてコメント欄見て驚いた。

 たくさんのコメントを折角頂戴いたしましたので、今日はソレにひとつひとつワタシなりの”突っこみ(笑)”を入れさせて頂きつつ、色々と考えてまいりたいと思っております。

 昨日コメント欄に登場順です。まずはお馴染”カリフ乗り”である「一松」さん・・・

えーと「あすとん」なんて言ってみたりして。

年取ると、太いトルクが全域で発生するクルマはシフトが何処に入っているのか分からなくなるのでは?(乗り易いとは思いますが)。脳内活性の為には小排気量のクルマがいいのかなー。
ところでビトルボからターボを取ったら、どんな感じでしょうかね?。

 続いて、当ブログコメント欄の主(笑)、”変態グルマ”を複数所有する「Wさま」さん・・・

「ガリガリ君梨味」を食べているなんて、まだまだ若い証拠です(笑)。

クルマはそこそこの程度であれば「乗りっぱなし」で乗れちゃうので、
一般の方は”リセット作業”の意義を知らずに乗っている方が大半かと思います。
きちんと(立場含め)理解されている「マイクロ・デポ」社は、ワタシみたいな
メカオンチでもマセラティ車を所有することが出来る、全国でも貴重な存在だと思います。

「あすとん」と云えば、高○純次氏が所有の「DB9」はガンメタ色の色合い含めて
カッコいいと思ってました。
今でも所有しているのかな?

 お次はクアトロポルテ乗りだと仰る「長崎のひろちゃん」さんです・・・

私はサーブラウなんかに乗ってみたいですね(もちろん、わがクアトロポルテを一番愛してますよ)。エンジンはもとより、内外装のデザインが格好いい。
ただし、きちんと整備できるクルマやさんを見つけないと・・・
ガリガリ君梨味、長崎では見たことない・・・居酒屋で焼酎に浸かったガリガリ君はたまに食べ(飲み)ますけどね~

 続いて、当店ユーザーの最若手、現役大学生の”プジョー乗り”、「kkmustang」さん・・・

ぼくは今の205の維持ですかね♪ほぼ同い年ですし、やっぱり一生乗りたいと思います。

もう一つは言うまでもなく68年型マスタング!
マックイーンみたいにシブく格好よく歳をとって、いつかは乗ってみたいです。でも乗り方のイメージは、高回転よりにチューンした大排気量V8をブン回し、LSDをバキバキいわして走るという、シブいおやぢには相応しくないものですが(爆)

 お次は、グランスポルトで「キップ切られた(泣)」ばかり、傷心の「練馬のH」さん・・・

ジジイっていくつくらいなのかなって?? 
 既にジジイなので、なおも選んだ趣味車は、ロッソシャマルですしね。
 60歳過ぎてとかなのでしょうか?そうすると、もっとお気軽な、オートマ車のネオクラシックな車かな??。1960年代、70年代あたりでも良いけど、エアコンなくて、重いクラッチとハンドルだから、すでに運転できないかな。秋冬用で、英車のライトウェイトスポーツのAUSTIN HEALEY SPRITE Mk1、Mk4、TRIUMPH TR4A、ASTON MARTIN DB4(高嶺の花)とかいいかな。伊車だと、結構お値段しますしね、アバルトなんかでも、ギブリⅠもね。
 堺●章さんのように、マセラティ200SIとかA6GCSなんて(価格が●億ですが(泣))、とてもうらやましいですね。ミッレミリアなんて出られたら!
 自動車評論家の吉田 匠さんは、ポルシェ356ですからね。スピードは程ほどでも、機械を動かしている!!って感じられる車が欲しくなるのでしょうかね。

 続いて、岩手で”ラテン車”にコダワリ続ける孤高の男、「木ノ下@」さん・・・

昭和時代のイタリア車ですかねえ…。

アウトビアンキのリセット物なんかそそられますし、デトマソミニやリトモ、Y10やウーノターボ(平成最初期に入ってますが)なんてのも良いですね。
アルファスパイダーは一回袖を通さないと、イタリア車フリークは名乗れない宿題ですかな…。

あとはシトロエンワールド全開のハイドロ車とか??(笑)

 こちらも、ある意味このブログコメント欄の”顔”、「りゅたろう」先生・・・

旧いアストンはいいなあ。DB6が好きよ。
EtypeSr.Ⅰの4シータークーペもいいなあ。家族でイヴェントに行ける。
でも、旧いフェラーリで愛人とイヴェントに行くのもいいなあ。
アルファSZⅠ、丸いお尻がそそります。無論、コンレロチューン。
いっそモーガンの3ホイラーはどうだろう。死期を早めるだけだろうか。
でもいいや。臨死体験した患者さんによると、ものすごく気持ちいいところらしいから。
チシタリアやジャンセンCV8でとことこ行くのもいいなあ。
ああ、ランチャB20GTSr.Ⅰもいい!
耳が遠くなったらデトマソヴァレルンガもいいかも。真後ろにエンジンむき出しでもうるさくない。
ならアルピーヌのレーシングカーもいいなあ。膝が痛まなければクラッチを踏める。
ブリットのムスタングも憧れの一台です。でもジャクリーンビセットはいないけど…
ああ、煩悩と妄想の夜は更けゆく。

 もはや”往年の”当ブログコメント大魔王(笑)、「松戸のS」さん、お久しぶりぃー・・・

えー、生きてます。
最近考えますが、良くても自動車ローンなんてあと2回位しか組めない。
エコカーなんて間違っても買ってる暇はないのです。
慎重かつ大胆な車選びが要求されます。
2000年以降の車には殆ど心を動かされることはありません。
跳ね馬の456,550あたりをジジイらしく乗りたいです。
ただXKはかなりお勧めです。デポの裏メニューにしたらいいと思えます。(笑)
最期の車選びはデポに委ねたいと思っております。

 続きましては「Theマニュアルミッション男」、”ギブリGT乗り”でお馴染の「おぐ」さん・・・

ああこの手のお題は眠れなくなります。
車椅子が必要なじじいになったらリンクスイベンター(手で動かせるよう改造済み)の荷台に車椅子乗っけて、と思いますが、順調に年を取ったら…。
とりあえず12気筒には一度乗ってみたい、と思うと(コスト度外視なら、以下同じ)330GTSスパイダーとか。ミッドシップに乗ってみたいと思うと(定番ですけど)ランチアストラトス、楽して速くということであればブレラのマットブラック塗装のやつにイギリスあたりのチューン屋さんが出しているターボキット組んで、とか、遅くて良ければランチアアッピアでとことこいくとか、福井で見かけたパナールの水平対向2気筒もあやしげでよかった。あでもやっぱりカムシンよいですし…、…。
でもまあ、しっかり走れる限りは、あれが、ギブリがいいですよ。

 お次は、仙台在住の”キャブビトルボ乗り”、お馴染の「Ryo」さん・・・

本当に老け込んでしまったら運転手付きのロールスロイス。でも、これは理想では無いな。運転は自分でしたいもの。運転手が付いた時点で自分のクルマとしての興味は薄れるし、自分で運転するためのロールスは欲しくない。やっぱりトシをとってもビトルボを操る老人になりたいものです。皆さんの意見も最後のクルマと言うよりは老け込む手前のやんちゃ車で楽しいではないですか。
どんなにトシをとってもそんなクルマに乗っていると言う事は若くて元気な証拠です。
でも、フィアットあたりが現実的かな?

 アルピーヌV6ターボやタルボマトラムレーナなど、”変態車遍歴”の末、222SRに辿りついてしまった「Hでございます」さん・・・

戻って参りました。
と同時に、相変わらずここのディープなネタにしびれております(笑)

ジジイになって乗る車ですか・・・。

ジジイになったら、車で遠距離を行くという行為は俄然
キツくなってくるでしょうね。
基本、近所(せいぜい都内)をコロコロと走る程度でしょうか。

となると、ここは性能等は度外視して、可愛くオシャレに決めたいものです。

街中を可愛くオシャレに乗るなら、理想はイセッタ(笑)
しかもスピードの出せない、3輪の方。
これに決まりです。

ウチは子供いませんので、2人乗りというのも、ちょうど良いし、
あんなのに2人並んで乗ってたら、仲良さそうでしょ(笑)?

でも現実は「あんな、エアコンもオーディオもない車ダメ!」で
終わりなんだろうなぁ・・・。

上がりの車、カローラの前に、是非乗ってみたい車であります。

P.S
Uボート、見れました(笑)

 時にスルドイ突っこみコメントを入れてくださる「まおぴー」さん、こんばんは・・・

ジジイになって乗る趣味車ですか、うーん・・・。

やっぱりもう一回ランチアに戻りたいですね。しかも今度はフィアット傘下に入る前のモデルがいいな。そうするとフルビアあたりでしょうか。部品供給がイマイチ不安ですけど・・・。

まぁ、長年お世話になってる工場はスバル360からフェラーリまでなんでも有りだし、
その工場のシャチョーの友達は戦前のブガッティのオーバーホールまでやっちゃう職人さんだから、それ相応のお金を払えば田舎でもなんとかなるんですけどねぇ。その「お金」が問題なんですよねぇ・・・(笑)

 ホントに皆さん、有難うございました。「妄想系」「現実系」「現実逃避系(笑)」と色々出てまいりましたね。ワタシ的には、ジジイ(とその予備軍)にとって不可避である”体力の衰え”を今回のテーマのひとつとしてみたつもりだったのですが、皆さん意外にも「意気軒昂(笑)」と申しましょうか、お元気なんですね。もっとも、健康はなによりの宝であるコトは云うまでもありません。身体が自由自在に動くうちに「好きなクルマ」を選んで存分に楽しんでまいりましょう!

 ともあれ、これからもこのシリーズ、切り口を様々に変えながら、時々やっていきたいと思っております。今後ともよろしくお願い申しあげます。

 それじゃー、また明日!

2012年9月19日 (水)

ジジイになって、なおも選ぶ”趣味の車”とは如何。

 ここのところ、ひと雨降るごとに秋の足音が感じられるようになってまいりましたね。コレが更に深まってまいりますと枯れ葉舞い散る季節ともなり、ワタシなどは「ああ、もうオレなんか、すっかり”地面に貼り付いた、濡れ落ち葉”だよなぁー」と、自身の衰えをまたまた実感したりして(泣笑)。・・・いやいや、泣いても笑っても、月日は廻り、確実に”老化”は進むワケですから、ソコは受け入れなければいけないのでしょうね。

 そんな時に思うのは、ある程度トシとって体力の衰えを感じ始めた時、なおも選ぶ”趣味の車”って何だろう、そしてソレらとどのように付き合っていったらよいか、といった「題目」です。

 あコレ、一方の答えは、マセラティに決まっています(そんなコト云ってるのは、このサイトだけだと思うけど:笑)。ビトルボ系はビトルボ系なりに”マイクロ・デポで根底から造りかえたもの”であれば全くストレス無く乗るコトが出来ますし、フェラーリエンジンの最近のモノであっても、「カンビオコルサ」の美点だけをむしろ積極的に評価して、キモを押さえれば万全だし。

 ですが、ソレぢゃとっとと終ってしまいますので、他の選択肢も考えてみたいワケです。メルセデスならW107”SL”とか、W126”Sクラス”。ジャガーだったら”XKシリーズ”なんてコレ以上下がりようのないくらいに相場感が安いので結構お奨め。シャレで乗る、ロールスやベントレーというのも全くありだと思いますし、ポルシェ928S4なんてのもある。

 とにかく、”一般的な尺度”によって決まっていく「相場感」とか「価値観」に、ひとつひとつ風穴を開けていくと、その穴の向こうに何かが見えてくるような気がしませんか。

 但し、ここに大きな「落とし穴」があったりするのですが、「こうとキメたら」キチンと最初にコスト負担をして乗り始めようという心持ちがなければ、この”年寄り用趣味グルマ選び”は、のっけから惨敗を喫します。

 まずはあなたの周囲に信頼できる”プロ”のアドバイザーを持つべきです。地方在住の方は特にそうです。そして初めにキッチリと”リセット作業”をいたしますので、ソレを着実にこなしてくれる店を選ぶ必要があります。付き合うお店を選ぶにあたっては、ショールームの豪華さや、何年やってるかなんて、実はあんまり関係無かったりいたします。浅く広く高年式車ばかりを何十年取り扱っていても一向にスキルアップは望めないからです。また大型店ではえてして人材の出入りも多く、ノウハウの蓄積や継承が満足に行われない可能性も否定出来ません。さらに、”人柄”も良いに越したことはありませんが、それと作業スキルは必ずしもリンクしていない場合が往々にしてあるものです。

 ワタシ自身は、それこそ「半生を掛けて」授業料を払いつつ、「本物」と「まがい物」を見極める術をだいたい身に付けました。しかしソレですら、いまだ発展途上であると云えます。偉そうに云ってますが、マイクロ・デポ自体も、まだまだ未完成であると思っています。

 だけど、もうワタシたち「アラフィフ世代(スーパーカーブーマー)」 に迫りくる(笑)”老い”の問題は、ホントに喫緊の課題ですから、大げさに云えば”待ったなし”の状態なのです。20代、30代の方々も「いずれは我が身」と思って、「老いたる時点での”クルマ趣味”の在り方」について、ちょっと立ち止まって考えてみては如何でしょう。どしどしコメントをどうぞ(一言、一行で結構です。普段ご覧になっているダケの全国のお客さん方、躊躇わずにどうぞ御意見を!)。

 それじゃー、また明日!

2012年9月 7日 (金)

"car magazine"412号、出た!

 以前に軽く「前フリ」だけしておりましたが、ワタシも取材を受けた記事が掲載されているという「カーマガジン412号(ネコ・パブリッシング刊)」がすでに発売されております(お知らせするのをスッカリ忘れてた次第:笑)。

2012090701201209070220120907032012090704 何と云っても、書店にて目を引くのは”Bow”御大(お元気でいらっしゃいますか?)描くところのオレンジ色のランボルギーニミウラP400(と、ACコブラですかね)であるコトでしょう。あたりまえだけど、素晴らしい画力にまずは感服いたしました。コレ一発で、カーマガしばらく御無沙汰していた方も、久しぶりに手にとって眺めてみたくはありませんでしたか?

 マイクロ・デポの関与している「ビトルボ関連記事」は”P58・P59”のカラー見開き2ページに掲載してもらえています。ワタシが2時間半に亘って、あっちに行ったり、こっちに来たり、「べらべらと(笑)」取り留めも無くお話した諸々が、簡潔に体裁よくまとめられています。さすがは、澤村編集長とこちらも感服。

 ・・・で、本日のお題はソレ(当店掲載記事)ではありませんで、カーマガジン412号の巻頭第一特集記事である、「憧れだけでは終わらせない 一生に一度は乗りたい365台」についての考察をと思っておりますヨ。

 副題として、「1962-2012 50years Collection ENTHUSIASTIC CAR HOT365」と英文で書いてあります。ここ50年間に出現したクルマたちの中から、編集部員さん方の独断と偏見で365台をセレクトしてくれたという有難い御本(笑)です。

 それぞれのクルマの特性を「春夏秋冬」に準えて、セグメントされております。どういうわけか、「夏のクルマたち」のコーナーに多くの「エキゾチックスーパースポーツかー」が分類されており、見た瞬間に「おいおい、ソレは乗れんだろ、夏には」的、現実的視点からくる問題点もあるにはある(笑)のですが、ソコはソレ、あくまで”イメージ”を喚起するというコトで。まー、真夏の太陽に”パッション”を感じるというコトなのかな。

 そのような中で、われらが愛しい「マセラティ関係車」がどれだけ食い込んでいるか、ワタシも一生懸命抽出作業をしてみましたので、その研究成果をご覧ください。

まず「春のクルマたち」には、0台。

次に「夏のクルマたち」には、マセラティボーラ、リジェJS2(エンジンがマセラティ製)、マセラティメラク、マセラティ3200GT、マセラティMC12,アルファロメオ8Cコンペツィオーネ(エンジンのベースがマセラティ由来)の6台がエントリー。

はい「秋のクルマたち」には、マセラティミストラル、マセラティクアトロポルテ(初代”フルア”ボディ)、マセラティセブリング(3500GTIS)、マセラティギブリ(初代”ギア”ボディ)、マセラティクアトロポルテ(五代目現行型”ピニンファリナ”ボディ)の5台がエントリー。・・・で、そのシメのページにウチへの取材記事がありますから、「マセラティ全ビトルボシリーズ(3200GTを除く)」は、やっぱ「秋のクルマ」なんですかね(笑泣)。ホントは”十把一絡げ”にして欲しくないんだけどな。それぞれが「スペシャリテ」の逸品ですからね。

・・・で、「冬のクルマたち」には、シトロエンSM(エンジンがマセラティ製)のただ一台。

 皆さんは、どのような感想をお持ちになるでしょうかしらね?ワタシとしては、まあ、「マセラティ」、健闘している方かなと思います。

 蛇足ながら、この365台の中で「ワタシ(たこちゃん)」が所有してたコトのあるクルマを抜き出してみました。

「春」:ミニ、ビートル、ルノー5(初代アルピーヌ)

「夏」:無し!!

「秋」:X1/9、914(914-6じゃないけど)、コペン、ビトルボスパイダー、4台のスパイダーザガート、222E・・・

「冬」:フロンテクーペ

・・・コレを見て想うに、ワタシは「秋のオトコ」であるコトが判明。パッション無ぇーのかなぁ(笑)。

 全体を眺めて見ての感想は、率直に云って「ふっ、まだまだだな(早瀬○近@サーキットの娘の雰囲気で)」という感じ。いやー、乗らねばならんクルマは、もっと身近にもあるのではないかと思うのであります。

 それじゃー、また明日!

2011年12月15日 (木)

皆さんの「上がり」のクルマってなんだろね?(その2)

 昨日もたくさんのコメントを(歳末でお忙しく、皆さんお疲れであるにも関わらず)有難うございました!実のところは、ワタシも結構「ボロボロ(笑泣)」になってますが、本日も「拳を挙げつつ」なんとか頑張って書き進めてまいろうと思います。今日は昨日の皆さんからのコメントにワタシからのアンサーという形式でイッてみようと思います。では、まいる!

 「テツヲタ」さん:スパイダーザガートにtowbar(ヒッチメンバー)つけてcaravan(キャンピングトレーラー)の牽引→マセラティ430用があるのなら、スパイダーザガートにも取り付けは可能な気がいたしますが、坂道で「ばっびーーーーーん」とキックダウンした瞬間に幌が締まらないカラダになる(泣笑)様な気もするけど、まっいっかー!あくまでも自己責任でお願いいたします(笑)。

 「Wさま」さん:ガンディーニ・クアトロポルテ(222や430が良くなるかもしれない)→マセラティ屋としては、大変有難い指向性ですね。ここまで惚れ込んで頂いて有難うございます。ところで、「宝くじ系(笑)理想の一台」の方も、もし差し支えなければ教えてください。

 「湯河原のタレ目」さん:ロータスヨーロッパSPのJPSピンストライプ(足が短くて長年あきらめていた・・・が、最後はなんとかズルでもして)とか、チッチャな非力FRで琴線に触れるような車→いえ、ワタシも乗れたからヨーロッパ、大丈夫だと思います。大体、ヨーロッパのシートはほとんど工具も必要とせずにスポスポとはずせてしまえるようなシロモノで、そのあたり、マセラティとはぜーんぜん違いますから、その時期が到来いたしましたら安心してワタシまで御相談頂ければなんとかいたします。ワタシ自身もコレを「最後の前」にもってきたい(って、もってコレるのか?・・・無理なような気がする:笑)と熱望しています。どうして「最後の前」かというと、オニのように踏まないと効いてこないノンサーボのブレーキには強靭なつま先とアキレス腱が必要だし、入りにくい上に異常に高い位置にあるシフトレバーやクイック過ぎてチョロるステアリングと付き合うには2つの腕(かいな)が震えずにシッカリと制御できるコトが肝要で、よく云えば「人車一体」悪く云えば「クソ狭い」インテリアに乗りこむには、しなやかなカラダが不可欠です。上記項目に付き、ワタシ、今でも「ダメダメ(笑)」ですから、60過ぎたらきっと完全に無理(笑)。ホントは3台持てるなら、スパイダーザガートとロータスヨーロッパスペシャルと2サイクルのジムニーが理想形なんだけどなー・・・。それと、フィアットX1/9はワタシ4速前期型をムカシ持ってましたが、超絶の名車であるコトを保障いたします。程度の良いモノがほとんど残存していないのが、難点です。バリもんあったら、ワタシも今すぐ欲しいマシンなのですが・・・。

 「Ryo」さん:ランチア・ストラトス(ビトルボを生涯所有し続けるカモ)→ムカシは400万円くらいで買えたストラトスHFも、現在の店頭販売価格は3000万を超える(!)モノが出始めました。全世界的な傾向です。ビトルボ系各車も今はほとんどのクルマ好きからナメられていますので、相変わらずその専門店マイクロ・デポも貧乏極まりないですが、そのうち全世界的人気旧車にならんものかと思っています。きっと、ストラトスのようにはならないと思うけど(笑)。

「松戸のS」さん:MASERATI228か430後期ABSなし(取る)で、いずれもダークアクアマリンで内装は通の黒 フェラーリ612スカリエッティのエビ茶メタリックで内装タン革 フェラーリ412のネロでタン内装か456GTAの濃紺で黒内装→いや、どれをとっても現実味を帯びていると思うが(笑)・・・今はまだまだ高い612もそのうち「ウッソー!」という価格帯に降りてくる予感がしませんか?外装白で内装ブルーの612スカリエッティは爽やかでカッチョよかったなぁ。

 「Hでございます」さん:上がりはカローラ→「正解!」ある意味ホントはこれだと思います。カローラというクルマは本当に良く出来た実用車です。意外なことに走りもイイですよ。この期に及んでミニバンやハイブリッドなんか買ってる場合ぢゃありません。「コレが最後」という言葉を「上がり車」の前の有終の美を飾る車を買う時に使っております。→どこまでそーやって「トボけて」イケるかが、我々世代のヨメさんとの闘いに於ける要諦ではあります。

 「りゅたろう」さん:①マセラティギブリSS  ジャガーEタイプシリーズⅠ4.2クーペ  モーガンスリーホイラー 
②チシタリア202クーペ  フェラーリ275GTB ロングノーズ  
③デトマソバレルンガ  マセラティミストラルクーペ  アルファロメオSZ(コンレロチューン)→①も②も③も、普通はぜーんぶ②「理想的にはコレ」に該当すると思われますが・・・(笑)。宝くじ、当たらないかなぁ。

 「りゅたろうチルドレン」さん:①現実的にはコレ:現在所有のW124('91年式260E)とスマートKです。あと実家にスバルサンバーもありますので何処にでも行けますし何だって運べます(笑)
②理想的にはコレ:新車のW124(笑) エンジン・ボディタイプよりも本国仕様スポーツラインをフルオーダーに拘りたいです。
③中とってコレ:現在の260Eをレストアして乗り続ける事ですかね~ 今や貴重な33ナンバーですし。→いや、だから、もっと色々乗りましょうよ(笑)。124ベンツは「確かに」上がりグルマではありますが・・・「ヘボいクルマの良さ(って、言葉自体がすでに矛盾しているような気もするが:笑)」もぜひ知って頂きたい!と、そう願うのです。「りゅたろう」さんを見てたから守りに入っちゃったのかなぁ・・・(笑泣)。

余談ですが、友人が個人売買でRACINGを手に入れたんですけど、駆動系のメンテでパーツ確保に四苦八苦→「餅は餅屋で買いましょう(笑)」とお伝えください(冗談ですからね!:笑)。

 「一松」さん:ルノー5ターボ(1でも2でも、どっちでも色不問)、同21ターボ(ディーラーで入れなかった赤、でも数台入ったらしい)同19(16sの4ドア、これも赤がいい)、なんとルノー3連発、おいおい。→ワタシ、スポールスピダーは、かなり乗ってみたいクルマの一台です。完全屋根付きガレージを必要とするところがハードル高いんですよねー。ムカシJAXが入れてた時代のルノーはサンク、バンテアン、ヴァンサンク、サンクターボ、いずれも現段階ですら部品がキツいんです。主要パーツをかき集めるのは相当な苦労をするコトになりそうです。マボロシっぽい「5ターボ」は「Ⅱ」なら時々市場に出てきますヨ。

現実的(?)にはロッソのカリフ(カリフはネロが多いですね)、シャマル(できればネロ)、近頃スパイダーザガート最後期(ダークアクアマリンなら尚良し)もいいなと。
ビトルボ系を「現実的には」と言ってしまうところが、もうフツーの方から見たらアレですが、これもマイクロデポがあればこそ、です。→いやー、ホントに有難いお言葉ではありますが、テレちゃうなー(笑)。でもホント、フツーの方から見れば「アレ」です(笑)。その節は是非ともお願いしたいモノではあります。

リトモアバルト125TC(130は不可)、テーマ832もいいな。→125TCはホント見ないですねー。130でないところがナントモはや・・・(笑)。8.32は「最後の前のクルマ」にしといた方が良さそうですが・・・現段階でも部品、「ほぼ、終わってマス」けどイイですか(笑)。

 「まおぴー」さん:①現実的にはコレ:このままだと今乗ってる「丸目インテグラSi-VTEC」になるんじゃないか、と最近考えていました。もう23万キロ以上一緒ですが、私が手放したら解体されちゃいそうで、かわいそうで手放せません。勢いあまってセミレストアしちゃったし・・・。まぁ、現実的には足になってもらわないと困るので、いつか買い換えるんでしょうけど。

②理想的にはコレ:ASA1000GTです。今年、某イベントで実車を初めて見ましたが、あの小ささがたまりません。かっこよかったなー。あとはほぼ同率でランチアラリー037とマセラティミストラルでしょうか。

③中とってコレ:ランチアフルビアかアルファロメオジュリアクーペでしょうか。適当な足さえ用意すれば何とかなると思ってますが、あまいかな(笑)。→「ベータークーペ」で懲りちゃってるんでしょうけれども、イタ車に戻ってきませんか(もちろん、デポで:笑)?「中とって」のジュリアクーペはエアコンとパワステさえガマンすれば、全然足になり得ます。部品も今のところなんとかなるし・・・。

 「おぐ」さん:①現実、フィアットクーボ(ディーゼル)、アウディA2(古いの)、シトロエンDS
②理想、ランチアストラトス、フェラーリ288GTO、デトマソヴァレルンガ
③中とって、ランチアアウレリアB20、マセラティカムシン→「中とって」ソレかよ(笑)。カムシン、ヘンなクルマですが、乗りこむたびに「ムズムズ・ワクワク」するよなクルマです。素通しのリアバックパネルのおかげで、リバースはすこぶる簡単快適で、ジジイにも安心(笑)。でもね、3速オートマ仕様車を「上がりグルマ」としてはお奨めしたいところなんですけど・・・きっと、その期に及んでもマニュアルぢゃなきゃダメなんですよね(笑)。買いに来てくれたらこの上ない喜びです(その光景を夢想するだに、楽しい)。「りゅたろう」先生もさっき書いてましたが、「ヴァレルンガ」意外にも人気あるんだなぁー。何がいいのか伺いたい。同じデ・トマソでもワタシはマングスタ(まあ、無理だけど)か、パンテーラの素うどんみたいなヤツを持ってみたいと思っています。あぁ、「最後の前の前」くらいにパンテーラ、いいなぁ、と只今しみじみと想いました(笑)。

 「ボロネーゼ」さん:①フェラーリ308GTB メルセデス280SL
②フェラーリディノ
③マセラティグランツーリズモ(10年落ち位になれば…)→①の280SLは1960年代の「パゴタルーフ型(タテ目で屋根が凹んでるヤツ)」のモノですよね?上がりグルマにはヒジョーに適当だと思います。まったくジジイが乗れるクルマです。オニのように重いデタッチャブルメタルルーフを一人で降ろそうとしてギックリ腰にならぬよう、お願い申しあげます(笑)。②のディーノは普通の246GT(かGTS)ですよね?コレは、ワタシも持ってみたいが、理想としても現実味が無くなっちゃって(ナンのことやら:笑)ますよね。③のグランツーリズモ、その時期が到来いたしましたら、是非オーダーをお願い申しあげます、お待ちしてますよ!

・・・あー、さすがにチトしんどいですが、皆さんのおハナシに耳を傾けつつ書き進めるのは楽しいひと時でした。また、明日もよろしくお願いしまーす!

2011年12月14日 (水)

皆さんの「上がり」のクルマってなんだろね?(その1)

 一昨日までの「国産車」ねた、大いにコメント欄が盛り上がり、ホントは「みーんな、国産車が好きなのではないか」という疑惑も浮上する今日この頃ですが、このブログは、あくまでも、どこまでも「マセラティでイッてみよう:2」ですからね(と、いつものように定期的に書いておく:笑)。

 そこで、本日より「皆さんの人生を締めくくるクルマ」の想定についてお尋ねしたいと思います。いわゆる「最期の晩餐」ねたというヤツですが、コレ、クルマが好きな方々には相当「酷」なものかもしれませんね。それぞれのお歳や稼ぎ(笑)、御家族構成や人生観によって、現実に即して考えると意外や「守りに入った」選択になってしまいそうですので、①:現実的には、コレ。②:理想的には、コレ。③:中とって、コレ。と三段階に分けるコトにいたしましょう(って、既に逃げが入ってるところがミソ:笑)。

 ところで、云いだしっぺのワタシ・・・さあ、どうしましょうね(いきなり悩み:笑泣)。で、①:マセラティスパイダーザガート(ワタシのビトルボ道において原点にして究極だから・・・でも、ワタシが今まで乗ったコトの無い、スワンホワイト/タン革がいいなあ。前期後期はこの際どちらでもいいや)。②:初代マセラティギブリ(SSで無くても可、3速オートマでデレデレと乗れるヤツ・・・外装濃紺で内装は黒革か赤革がいいなあ)。③:マセラティスパイダー(ジアッラかメディタリアンブルーがいいな。内装色はこの際なんでもいいや!ホントは出来ればマニュアルミッションで「カイーン」とフェラーリサウンド轟かせながらというのが一番ですが、実際、腰もマズいコトになってるワケですし、「どっこらしょ」とクラッチペダルを踏むのもナンですから、ここはひとつ、カンビオコルサでイキますか:笑)。・・・うー、我ながら「マセラティ漬け(笑泣)」で「オープンカー男(お)」ではあるなあ。でも、初代ギブリだけはクーペがいいや、なんかスパイダーの方は、さしものワタシも気がヒケる。・・・ああ、コレが「夢」に終わるかどうかは、これからの頑張りに掛かってマスねー。 

 でもね、厳しい時代を生き抜いていくための「モチベーション」は、少なからず人生において重要な要素ではないか、と思うのです。若者がクルマ離れをしている上、空前の値下がり感と低金利の今こそがチャンス!世の中が良くないからこそ、思い切って「逆張り」すべきです。土台、「80歳」まで元気に生きていける保証なんて、もはやどこにもありません。現在「45歳」を過ぎてる「クルマ好き」の方は、とりあえず前向きに「上がりのクルマ」について考察されてみては如何でしょうか。コレ考えてると、逆に楽しくなってきますよ、きっと。奥様にも「コレが最後」だから・・・って、一生云い続ければいいんですよ(紳士服の青○とかAO○Iがヤッてる、年に何度も行う「閉店セール」を見習おう:笑)。コメント、お待ちしてまーす!